ブルターニュ-パリツアー

カンプリニスイーツフェア/ブルターニュレポート/オリンパスのスイーツイベント

いよいよ明日はバレンタインですね!
今日は急に買い物が必要になって新宿に出かけたのですが、やっぱりチョコを求める女性客でわんさか。
チョコを買う人もいれば、材料を買う人もいて。
材料を買う人達は、一体何をつくるのかな~っと気になるのは職業病ですね。

さて、チョコもよいですが、バレンタインは素敵なデセールコースを楽しむのもお薦め。
高級なチョコを1箱かうのと同じくらいのお値段で、こんなに素敵なデセールを味わえるのは、かなりお得だと思います!


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新宿のホテル「ハイアットリージェンシー東京」で開催されているカンプリニスイーツフェアのご紹介です。
南仏のM.O.Fショコラティエクリスチャン・カンプリニ氏プロデュースのスイーツを味わえます。

ニフティスイーツ部でその詳細をレポートしましたので、よかったらご覧ください。
3月末までのフェアなので、明日行けなくても大丈夫です。ちなみに3月はグランデセールのメニューが変わるので、こちらも気になるところ!
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そして、パナデリアさんで連載中のブルターニュ地方のお菓子紀行では、レンヌのM.O.Fダニエルさんのお店とデモンストレーションの様子をレポートしました。

ブルターニュらしくキャラメルや塩、バターを使ったリッチなお菓子を教えてもらいました。
とにかく、仕事が早くて丁寧できれいなダニエルさん!厨房もピカピカで素晴らしかったです。

http://www.panaderia.co.jp/fr-sweets/bret04/index.html

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それから現在開催中のイベントのお知らせです。
オリンパスプラザ東京にて、モデルのAikuさんが撮影した7人のパティシエとスイーツの展示会が開催されています。なんとスイーツの販売もあるということで!この7人のスイーツが一同に揃うことはあまりないので貴重な機会だと思います。

日曜日にはパティシエがそろってのトークショーも開催されます。
私も伺いたいと思っていますので楽しみです。
http://olympus-imaging.jp/event_campaign/event/photo_exhibition/150212_aiku/


たださすがに日曜日は混みあうと思うので、スイーツの購入はちょっと倍率高いかと思います!
ちなみに日曜は基本的に休館で、トークショーの時間のみの開館ということなのでお気を付けてください。

では皆さんステキなバレンタインと週末をお迎えください!

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ブルターニュの郷土食 ガレット・クレープ

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ブルターニュの代表的な食事とお菓子といえば、やはりガレットとクレープ!

ガレットはそば粉を原料とし、クレープは小麦粉を原料としたもの。
平たく薄く焼いて、好みの食材とあわせて食べられるところが嬉しいですよね。

今回ブルターニュ滞在中にも見たり、食べたりしてきました。
その様子をニフティスイーツ部でレポートしています。


最近都内でもガレットとクレープを食べられるところが増えてきましたよね。
知っている範囲でいくつか紹介してみたいと思います。

ル・ブルターニュ(神楽坂・表参道)

ブレッツカフェクレープリー(新宿・銀座・その他にも店舗あり)

オ・タン・ジャディス(渋谷)

ガレットリア(渋谷・松濤)

クレープリー ティ・ロランド(渋谷・松濤)

・ポポット(学芸大学)

ル・モンサンミシェル(目白)

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個人的に特に好きなのは学芸大のポポット。
やっぱり生地がおいしい!

そば粉の香ばしさともっちりした食べ応えのある生地です。

お菓子好きなら近くのメゾン・ロミユニとはしごで行くといいですよ。
あと、老舗洋菓子店「マッターホーン」も懐かしさを感じられておすすめです(バームクーヘンが一押しです。切り売りしたものもあります。)

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キブロンのメゾン・リギデル その2

先日紹介したブルターニュ地方キブロンのお菓子屋さんメゾン・リギデルの続きです。
昔ながらの素朴なお店で、目の前には海が広がり、ちょっとしたバカンス気分も味わえました!

こちらではブルターニュの地方菓子を食べてきました。

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こちらはクイニー・アマン。
クイニー・アマンは日本でもいろんなところで売られていますが、本場ブルターニュのものは日本のものとはやはり違います。
サクッと言うよりは層の一枚一枚が厚くてしっとりしています。そして塩味が結構はっきりしています。
バターはたっぷりでじゅわっとにじみ出てくるような感じ。

そしてサイズが大きいのが特徴!
お店によっては小さいものもありますが、直径18cm位の大きなものが多く見られました。
大きく焼くと生地の中身を多く味わえるので、よりおいしく感じました。

※リギデルは大きなサイズだけですが、1/4とか1/2など好きなサイズにカットしてもらうことも可能です。

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そしてファー・ブルトン。
今回のブルターニュツアーの中ではここのが一番好みでした。
ふわっと軽い食感と味わいで、とても優しい味でした。

あまりもっちり感が強すぎるファーブルトンは苦手なので、この軽やかさは好みでした。
乳脂肪も少ないので、大きくてもくどくない!

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そして、ガレット・リギデル。
ガレット・ブルトンヌと同じような生地を四角にのして大きく焼いています。
クラシカルな包装紙でくるんで、何枚も重ねられていたので、きっと人気のお菓子なのでしょうね。

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中身はこんな感じです。
おいしそうな色していますよね。

ザクッとしているのかな?と思いましたが想像以上にしっとりしていました。
ソフトクッキーに近いでしょうか。とても優しい味です。

そしてわずかに花の香りがします。これは何だろう…?ちょっとよくわからないのですが、その香りがとても印象的でした。

ここのお店は店員さんも親切で、お菓子も優しい味わい。
そしてブルターニュのお菓子を大切に作り続けているのが素晴らしいですね。
また行きたいお店です!


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明日は軽井沢に行ってきます。
ホテルブレストンコートの夏恒例のイベント「軽井沢スイーツ博」の取材です。
去年は杏のおいしさに感動して、日本にもこんなにおいしい杏があるんだな~っとビックリしたものです。

今年もその杏が食べられるかなぁ?と期待しています。

またその様子は後日紹介しますね!


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キブロンのメゾン・リギデル 

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今回のブルターニュツアーで楽しみにしたお菓子屋さんがこちら「メゾン・リギデル」。
ブルターニュの南部海沿いのキブロンというところにあります。

キブロンといえばルルーさんのお店ですよね。
残念ながらこの日はルルーさんのお店は定休日だったので前を通り過ぎただけでしたが、ルルーさんのお店とリギデルはとても近いので、ぜひはしごすることをお勧めします!

メゾン・リギデルは、以前ブルターニュにいった友人がお勧めしてくれたり、小林かなえさんの本にも紹介されていたりということで気になっていたお店です。

私たちが訪れたのは夜7時くらいかな。
閉店時間間近だったので、小走りでお店に向かいました。

それにしても7時でこんなに空が青いなんてー。
まだまだ気分は3時くらいでした。

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お店の外からはガラス越しにお菓子が並んでいるのが見えます!
わ~っと一気に気分が盛り上がりますね。

これはカトル・カール。
カトル・カールといえば、フランス全土のお菓子かなと思っているのですが、なぜかブルターニュのお菓子の本など見ると結構登場しているのです。ブルターニュだと有塩バターを使っているのでしょうか。
そこ確認しておけばよかった!!

リギデルではプレーンとプルーン入りの2種類がありました。

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お店にはいろうと思い、ふと足元を見るとこんな素敵なタイル。
おもわず写真に撮ってしまいました。

ブルターニュそして海沿いということで青を基調とした素朴なタイル。
1893年創業ですのでかなりの老舗ですね。

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閉店間際でしたが、焼き菓子は一通りそろっていました。
クイニー・アマン、ファーブルトン、カトル・カール、ガレット・リギデルなど。
ブルターニュらしい焼き菓子ばかり!

ファー・ブルトンは型にいれたまま陳列されているのもなかなかいいです。
このくらい欲しい。と量り売りのようにリクエストできますよ。

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私はガレット・リギデルを購入。
珍しく四角いガレットです。

お店オリジナルのクラシカルな包装紙で丁寧に包まれています。
とても素敵な包装紙なので、ブルターニュのアルバムに保存しています!

長くなりましたので、お菓子の紹介は次回へ・・・

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しばらくブルターニュレポートばかりですが、もう後半戦なので、もうしばらくお付き合いください!
やっぱり気持ちが熱いうちに書かなくては、あっという間に忘れてしまいますのでね。

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アンリ・ルルー ラボ見学

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日本でも大人気のルルーさん。キャラメリエ、ショコラティエの第一人者です。
優しく知的な雰囲気の中にも、少年の様な瞳の輝きが印象的な方ですよね。

ルルーさんはブルターニュのブルターニュの西、つまりフランスで最も西の地域フィニステール県のご出身。実家がパティスリーを営んでいたそうです。ルルーさんはお菓子の道に入り、その当時チョコレートの最新の技術をスイスで学びフランスで本格的なショコラティエとして活躍した第1世代ともいえるのだとか。

帰国後は、父のパティスリーを継ぎますが、その後キブロンに移り1977年お店を構えます。
(キブロンはロレーヌ夫人の出身地です。)

今回訪れたのは2007年にできたばかりという新しいラボです。
ルルーさんのキブロンのお店から少し北上したランテヴァンというところにあります。

そのラボを見学し、キャラメルのデモンストレーションを受けました。

(現在ルルーさんは引退しましたので、今回はベテラン職のスタッフにキャラメルを教えてもらいました。)

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ルルーのキャラメルは定番のCBS(塩バターキャラメル)をはじめ、数種類ありますが、今回は季節に合わせた夏らしいキャラメル「ピナコラーダ」教えてもらいました。

ピナコラーダとはカリブ海生まれのカクテル。
パイナップル、ココナツ、ラムを組み合わせた甘くてフルーティー、そして夏らしい味です。
以前ルルーさんがヴァカンス中にこのカクテルに出会ったことで、誕生したキャラメルです。

そういえば、2年前もルルーさん来日のイベントでピナコラーダのボンボンショコラをいただきました。
それもとてもおいしくて好みの味でした!
※その時のレポートはこちら

日本でも夏限定で販売されているので、興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。
そして、日本で売っているキャラメルも、こうやってランテヴァンのラボで職人さんが少量ずつ仕込んでいるのです。今回デモで作った量は通常の仕込みの量と同じなんだそうです。

材量を鍋に入れて、焦げないようにひたすら混ぜ続けます。
お砂糖やココナツミルク、パイナップルピューレ、生クリームなどが入ります。

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最初はシャバシャバの液体が、だんだんと粘度が出てきてもったりとしてきます。
だんだん重くなるので混ぜるのに力がいるのと、熱でキャラメル生地が飛び跳ねるので、体力気力が必要です。
この混ぜ続ける作業は45分間もかかるので、スタッフの方の額には汗がにじんでいました。

こんな大きなラボでも、こうやって少量ずつ手間をかけて作っているということに驚きました。

キャラメルが煮詰まってきたらレモン汁とラム酒で香りをつけます。甘酸っぱい香りが広がります!

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練りあがったら木枠に流します。
金属だと熱によって形状が変化するので、木の方がいいのだそうです。
きっと余分な蒸気なども逃してくれるのでしょうね。この辺りは和菓子にも通ずるような気がします。

この後は冷ましてカット~包装です。
さすがにこの作業は機械を使っていました。

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そして包装したのがこちらの写真。
黄色い方がピナコラーダのキャラメルです。(茶色いのはそば粉のキャラメル。)

パイナップルのフルーティな風味とココナツの甘い南国の香り、そこにラムの風味があいまって、口の中に南国味が広がります!キャラメルのこういう表現方法もあるんだなぁと感心。


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このピナコラーダの組み合わせとても気に入りました。
以前箱根取材でもあるシェフが「カクテルからヒントを得ることが結構多い」とおっしゃっていましたが、なるほどカクテルにはスイーツの組み合わせのヒントになるものが多いですね。
(確か安食シェフはモヒートからインスピレーションを得てお菓子に仕立てていたし。)


今回、私はこのピナコラーダのおいしさを焼き菓子にできないかな…?とブルターニュ旅行中にずっと考えていました。そこで、来月のお菓子教室のテーマは「ピナコラーダ」がキーワード!

アナナス(パイナップル)、ココナツ、ラムを使った夏らしい焼き菓子を作ります。
案内が遅くなり皆さんにはお待たせしてしまっていますが、この週末には案内メルマガを送りたいと思います。
写真も完成形ではないのですが、明日大体のイメージをブログで紹介しますね。


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ゲランド塩田

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ブルターニュと言えばやはり「塩」が有名ですが、その塩をつくっているのがブルターニュの南部海岸沿いのゲランド。
フランス料理やフランス菓子によくつかわれ、甘みがあり素材の旨みを引き出してくれることで人気が高い塩です。私自身もお菓子教室ではたいていゲランド塩をつかっています。

そんなこともあり、今回塩田を訪れることは旅の楽しみにしていました。

塩田を訪れると、すでに空気が塩っぽい!
海辺の近くに行くと感じるような塩っぽさをもう少し濃くしたような感じです。

塩田はいくつかの区画に分かれており、その日の朝に集めたという塩が小さな山となっていました。

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ガイドの方にどんな風に塩を集めるのか?をデモでやってもらいました。
トンボの様な道具で手前ではなく向こう側に海水の表面に結晶化した塩を押し出すようにして集めます。

塩田で塩づくりをするのは6月から9月という短い期間。
ちょうど太陽が力強い光と熱を放つ時期ですね。

塩田に引き込んだ海水を太陽や風で濃度を濃くしていきます。
最初の段階では水1リットル中に30グラムの塩が含まれます。
それがいくつかの段階を経て、1リットル中300グラムまでに増えるのだとか。

通常の塩は朝方にとり、日中の強い日差しの中塩田の周囲に結晶化した塩(フルールドセル)は夕方に集めるのだそう。

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こちらは、かなり大きな山状の塩!
集められた塩はこうやって外気にあてて2~3か月ほどおいて乾燥させるのだそう。
これ、日本の夏だったら逆にものすごい湿気そうですよね。
フランスの乾燥した気候だからできることだなと思いました。

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その山の塩を味見させてもらいました。
少しグレーがかっていて、けっこう大粒です!
塩だけ食べたので、すこししょっぱがらい感じがしましたが野菜やフルーツにちょっとふって食べるといいですよね。

余談ですが、この塩田のふちにはいくつか植物が生えていて、その中の一つに同行者のKさんが興味を示していました。そうするとガイドさんがおもむろに草をプチっとちぎって、食べられるんですよ。と紹介してくれました。

そこで、みんなで恐る恐る食べてみると、ぷちっとした食感とゲランドの塩の味がしっかりついてる!!
これは、モンサンミッシェルで塩味の羊がいるように、ゲランド塩田には塩味の草があるんですね~。
ちょっとした発見で、興味深い出来事でした。

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来週自宅を引っ越しします。
そのために、荷造りがんばっているのですが、暑くて暑くて汗だくになりながらの荷造りです…。
一番多いのは本でしょうか。かさばらないので荷造りはしやすいですが重いですね~。

今回フランスでもいくつか本を買ってきました。
ブルターニュのお菓子の本(これは結構簡単なもの)
クレープ&ガレットの本を2冊
エルメのルセット(結構重い!!けどルセットの種類はとても多い)

帰りの飛行機ではエルメの本をずっと見てました。
ちょっとした素材の使い方など参考になりそうです。
もうその本も段ボールに入れてしまいましたが、また引っ越し後ゆっくりと読みたいと思います。


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グラン・ド・ヴァニーユ カンカルにて

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サンマロからほど近いカンカルへ移動し向かったのは「グラン・ド・ヴァニーユ」というお菓子屋さん。
以前日本のテレビ番組ウルルン滞在記でかとうかずこさんが塩スイーツを作るということで紹介されました。

私は、偶然その番組を見ていたのですが、かとうさんとパティシエのヤニックさんの奥さんが妙に意気投合していたのが印象深いですね~。

その時はまさか自分がブルターニュに行くとも思っていなかったわけですが…。それでもこうやってグラン・ド・ヴァニーユにいけたことに縁を感じます。

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こちらのお店は焼き菓子がメイン!ショーケースの中には素朴かつ香ばしそうなお菓子が行儀よく並んでいます。
私の大好きな焼き菓子がずらっと並びます。マカロン、フィナンシェ、ヴィエノワズリーなどもあります。

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フランス定番のお菓子パンデピスは大きな型で焼いて量り売り。
ナチュールとピスターシュシトロン、ジャンジャンブルオランジェの3種類。1KGあたり15~18ユーロ。

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お店と厨房はつながっていて、オープンキッチンの様な造り。
私たちが訪問した時は、お店の看板商品ガレット・カンカルを箱詰めしている最中でした。
シェフのヤニックさんとお手伝いの若い男の子が二人で作業をしているところをのぞいていると、男の子が試食を出してくれました(merci!)
この男の子は日本に来たことがあるようで、日本語でも挨拶してくれてビックリ!

ガレット・カンカルはものすごく繊細な食感。つながりがあまりなくほろほろっと崩れていきます。
グルテンがほとんどないというかんじ。今まで食べたガレット・ブルトンヌとはまた異なるお菓子でした。

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ケーク類は、ふっくら中央が膨らんだ愛嬌ある形。とってもおいしそうだったので、この中からジャンジャンブルカネル(ショウガとシナモン)を1本買いました。(その他フルーツケーキやナチュールがありました。)

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帰国後早速食べてみると、とてもフランス的な味で買って正解!
すこしぽそっとするような粉の力強さがあり、ショウガとシナモンの風味がふわっと広がります。


こちらでは、ガレットカンカルとこのケークの2つを購入。
ここに来る前にオリヴィエ・ロランジェさんのレストラン「シャトー・リシュー」でたっぷりランチとデセールを食べた後だったのでおなかいっぱになったこともあり、あまり買わなかったんですよね。。

今思えば、ここのお菓子もっともっと食べたかったなぁ~。
そんなのばっかりですが(笑)

とにかくブルターニュツアーでとても気に入ったお店の一つです!

Grain de vanille(グラン・ド・ヴァニーユ)
12, place de la Victoire, 35260 Cancale

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レンヌのパティスリー ル・ダニエル

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レンヌのパティスリーと言えばル・ダニエル。
M.O.F.のパティシエダニエルさんのお店です。

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お店はシックで高級感のあるつくり。
種類豊富で丁寧な作りのプティガトーがずらっと並んでいます。
(本来はは撮影禁止です。今回どうにかお願いして2枚だけ撮影させてもらいました。)

この日は午後にレンヌから離れたところにあるアトリエでダニエルさんのデモ講習を受ける予定だったので、生菓子はその時食べればいいか~とおもっていました。
実際は講習会後には時間が夕方で、お店はクローズして生菓子はしまっていたので結局食べられなかった!

やはりこういう旅のときには食べたい!と思ったときに食べるべし。ですね~。
(アルザスのときもそうだったのに。油断してました。)

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そんなわけで、レンヌの店舗で買ったのは見事に焼き菓子系ばかり!
皆周りの方も焼き菓子が好きということもあって、茶色いお菓子だらけですね。
ガレット・ブルトンヌ、マンディアン、マドレーヌ、パルルモンタンなどなど

お店の前にオープンテラスがあるので、ここでイートインできます。
皆でわいわい囲みながら写真を撮っては一口ずついただくいつものスタイル(笑)


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右はパルルモンタンという焼き菓子。レンヌのお菓子を作ろうということでダニエルさんが考案した焼き菓子。
アーモンドとりんご、シードルを使った濃厚な味わいのお菓子です。
パリセヴェイユではバールドールという名前で出ていますよね。(金子シェフはダニエルさんとこで働いていた経験があるので。)

そして何気ない存在のマドレーヌ。これが一番好みでした!
すこしざくっとした粗めの生地であま~い香りがふわっとします。ブールノワゼット(焦がしバター)を使っているのかな?普通のマドレーヌよりも主張が強いです。

お店に行ったときにはまだ包装されていなく、レジの奥にあったのですが、「おいしそう勘」が働いて「あれください!」って頼んだのは間違えじゃなかった~。

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この後、ダニエルさんのラボではクール・ド・ブルターニュというチョコとキャラメルのアントルメ、ガレット・ブルトンヌ2種、キャラメルのタルティネを教えてもらいました。

仕事が早くて美しいダニエルさん。ラボもとても清潔で整理整頓されていました。さすが仕事ができる方は違います。私も部屋の掃除をしなくては…。

デモの様子は今後HPで紹介予定です。


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レンヌのガレット

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ブルターニュの郷土食の代表格ガレット。
土地の痩せたブルターニュで栽培されたそば粉を使った料理です。

レンヌにきて一日目のランチはガレットをたべようということで、あるお店を目指しましたがそちらはお休みでした…。ですが、レンヌにはいろいろとガレット屋さんはあるので、むかったのがこちら。たくさんのお客さんで賑わっていました。

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メニューはかなり豊富。
なんといっても、そば粉の生地に、いろんな具をあわせていくので組み合わせは無限大ですからね。
日本でいうとお好み焼きのような感覚かな。

私が選んだのはこちら。「ペイザンヌ」というメニュー名。
中にはエメンタールチーズ、ジャガイモ、鶏肉。

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こちらは、同行者の方がえらんだもの。こちらの方がおいしく見えてしまう。。
ニソワーズというメニュー名で、エメンタールチーズ、ラタトゥユ、チョリソーの組み合わせ。

サラダが一緒に盛られていますが、葉っぱ一玉使っているんじゃないか?というくらいのボリュームで食べても食べても減りません(笑)
野菜不足になりがちなフランス旅行なので、こういうサラダ系は体が欲するもののあまりのボリュームにビックリ!

ガレットは、蕎麦の香りが思ったよりマイルドでとてもおいしい。
香ばしさとすこしもっちりした食感が後をひきます。
そして薄い割に結構おなかいっぱいになります!

甘いクレープも食べたかったけど、おなかいっぱいでこの時はお食事のみで我慢。

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合わせたドリンクはもちろんシードル。
リンゴを原料としたお酒です。
ビールと同じくらいのアルコール度数なので、ガレットの様な軽い食事にぴったりです。

ここで飲んだシードルは地ビールの様な力強い風味と後味でした。
もちろん陶器のシードルカップで乾杯です!


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またガレットが食べたくなってきました。
学芸大のポポットに行こうかな~。

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レンヌの朝市


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フランスでの大きな楽しみの一つが朝市!
特に地方の朝市には、その土地の特産物に出会えるのが魅力的です。

今回はレンヌの朝市に出かけました。
やはり目が行くのはフルーツ。
サクランボや杏、桃、ブルーベリーなど初夏のフルーツが並びます。

あれもこれも食べたい…。と誘惑にまけそうです。
もしキッチン付きのホテルに泊まるなら、このフルーツをジャムにして持って帰りたいですね。

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こちらはブルターニュの北部で栽培が盛んなアーティチョーク。
日本では見慣れないので、この大きさと迫力に圧倒されます。

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ブルターニュ特有なのは、新鮮な魚介類が豊富なこと。
フランスと言えば肉。ですがブルターニュは海に囲まれているので、市場でも魚介類が豊富に並んでいます。
魚、カニ、えび、カキなどなど。

同じく魚介が豊富な南仏にくらべ、ブルターニュ周辺は海水温が低いため身がひきしまっているそう。

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こちらはガレット&クレープ屋さん。
やはりブルターニュらしく、ガレットとクレープは欠かせません。
4~5軒ほど出店していました。

この後ランチでガレットを食べる予定だったので、ここではいただきませんでしたがとってもおいしそうでした。甘いクレープは1ユーロ、お食事系のガレットは3~4ユーロとお値段も安かったです。


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お菓子系はすくなかったのですが、こちらは屋内の市場でみつけたコンフィチュール屋さん。
かなりの種類のコンフィチュールが並んでいました。それからガトー・ブルトンやクイニーアマンなどのお菓子、そして蜂蜜。
今回もその土地の蜂蜜を、ということでブルターニュの蜂蜜を買ってきました。これをどうやって使おうかな~。と楽しみです。

やっぱりどこに行っても朝市は楽しい。
ブルターニュ初日でやや時差ボケしてましたが、いっきにテンションが上がりました。

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今月のお菓子教室はお休みしていますが、すでに来月のお菓子を試作しなくては!と本日取り掛かりました。
ブルターニュツアー中に出会ったお菓子にヒントを得たものを、と考えていましたが、どうにか形になりそうです。

ブルターニュのトラディショナルなお菓子達、いわゆるガレット・ブルトンヌやガトー・ブルトンなどはバターたっぷりで夏には食べるのも作るのも不向き。こちらは秋に回したいと思います。

ブルターニュのお菓子ではありませんが、今回ルルーさんのアトリエでのデモンストレーションでピナコラーダをイメージしたトロピカルなキャラメルを教えてもらいました。

以前ルルーさんがヴァカンス中にカクテルのピナコラーダに感銘を受けて作ったキャラメルです。
ピナコラーダはカリブ海うまれのフルーティな南国のカクテル。

それをイメージしたキャラメルはパイナップル、ココナツ、レモン、ラム酒を使ったとてもフルーティーでトロピカルな味わいがとても夏らしくておいしい!(日本でも売られているので、気になる方はたべてみてくださいね。)

ブルターニュのお菓子そのものではありませんが、ブルターニュでルルーさんが考案したお菓子を教わった経験を生かしたお菓子を作ります。

私が作るのは、ピナコラーダをイメージした焼き菓子。
ココナツ風味のしっとりしたパウンドケーキにキルシュとレモン果汁でマリネしたジューシーなアナナス(パイナップル)をたっぷり加え仕上げにはラム酒をアンビベ。濃厚な中にもトロピカルな爽やかさが広がる焼き菓子を作りたいと思います。

ココナツが苦手という方でも、パイナップルの甘くてジューシーな風味と合わせると新たなおいしさを感じてもらえると思います。実は私自身ココナツ自体は苦手分野。でもパイナップルやマンゴー、パッションなどのトロピカルフルーツと合わせるととてもおいしさを感じるのです。
やはり産地が同じ素材と言うのは相性がよく、お互いのおいしさを引き立てますね。

普通のパウンド型ではちょっとさみしいので、プティング型という立体的なリング状の型で焼きあげる予定です。形になったら写真も紹介したいと思います。

お土産にはダニエルさんに教わったガレット・ブルトンヌ(私作)もしくはブルターニュで買ってきたそば粉を使ったガレットを予定しています!

次回お教室の予定でお問い合わせもいくつかいただいておりますが、お知らせは7月の最終週の予定ですのでもう少々おまちくださいませ。
※教室日程としては第2~4の土日と第3、4水曜を予定してます。

教室の案内をご希望される方はこちらからメールマガジンのご登録をお願いします。また登録できないという方は個別にメールを送りますので、masa@sweet-cafeまでご連絡ください。

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