新宿伊勢丹6階催事場で開催中のイタリア展に行ってきました。
イタリアといえば、ワイン、チーズ、オリーブ、ハムなど美味しい食材が盛りだくさんです。
いろんなお店で試食もさせてもらえるので、とっても楽しく、そして新たな食材に出会える面白さもありました。
そんな中でも気になっていたのがジェラート。
イタリアトスカーナのジェラート職人、パルミーロ・ブルスキ氏と、日本のジェラート職人茂垣さんのコラボジェラートが登場。
イタリアの食材の美味しさをストレートに出したジェラートが多く、ちょっと日本では珍しいものもあってどれもちょっとずつ食べてみたいと思わせる品ぞろえ。
好きなものを3種盛ったカップはピスタチオと柑橘ミックスとクルミとリコッタチーズ。
3種類ともそれぞれの素材の持ち味をしっかりと出していて、粒子が細かく口どけがとてもよかったです。
中でも柑橘ミックスが好み(グレープフルーツやブラッドオレンジなど)。
それでもやっぱりこの3種はリピートしたい美味しさ。
イートインスペースで提供されているのがトスカーナをイメージした5種のジェラート盛り合わせ。
少しずついろんな種類で。というスタイル。
手前右から
ヴィンサントのザバイオーネ、トスカーナの皮イン(ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ)、ピノラータ(松の実)
奥右から
生クリーム(つけ合わせとして)、オリーブオイル、クレモラータ(ハチミツ、ワイン、乳など)
どれも、個性的な味で楽しめました。
特にオリーブオイルは味も香りもフレッシュなオリーブの香りが強く、これはサラダなどの料理に添えても美味しそう。
ジェラート職人の茂垣さんはアクオリーナというオンラインショップでジェラートの販売をしていますが来年春には都内にお店をオープン予定だそうで、こちらもとっても楽しみです。
そして地下1階マ・パティスリーでは、百貨店初登場の飯田橋のパティスリー「カー・ヴァンソン」が話題をよんでいますね。ちょうどマ・パティスリー売り場がシェフが修業されたエヴァンの店舗の前ということでなんだかスイーツファンにとっては感慨深いものがありますね。
さて、そのカー・ヴァンソンの売り場、平日なのに朝から行列を作っていました。
私は11時頃行ったのですが10人くらい並んでいて、びっくり。
生菓子の種類はそれほど多くなかったのですが、秋らしくモンブラン(とっても大きくて迫力がある!)、タルトタタンなどがあります。ただ11時の時点でタタンは売り切れていました。1個1000円と高いのですが売り切れるとはびっくりです。。希少なりんごブラムリーを使ったタタンということで、関心を集めているのかもしれませんね。もしくはタタンの生産量がとても少ないのか。
焼き菓子はアーモンドを自家製でペーストにしてつくるというパン・ドゥ・ジェンヌを購入。
大小サイズがありましたが、こういうお菓子は大きい方が美味しいので大サイズ(とはいっても結構小さい)を購入。ほのかにオレンジの香りがするきめ細かい生地です。
生菓子は秋らしくタルト・オ・ノワとバルケット・オ・マロンを購入。
これでもかというくらいくるみとキャラメルを盛りこんだタルト・オ・ノワは圧巻です。
香ばしいクルミとほどよい柔らかさのキャラメルが濃厚な一品。
バルケットマロンは、栗とカシスを組み合わせた少し大人っぽい味。
同じくマ・パティスリーに出店しているのは滋賀のパティスリー「ドゥブルベ・ボレロ」。
イチオシなのはショコラのマカロン3種。
生地にもショコラを使ったマカロンは、ガナッシュがたっぷりで濃厚。
ガナッシュがゆっくりと口の中で溶けながらショコラの美味しさと力強い風味が広がります。
じっくりとショコラの美味しさを満喫できるマカロン。
これが1個210円とは。安いなぁと思います。
ショコラつながりで写真はありませんが、細長いサブレにショコラをコーティングしたお菓子(名前失念)の詰め合わせもとてもおいしかった!
期間限定で販売されるマロンパイも登場しています。
香ばしく焼かれたパイの中にイタリア産の栗と、マロンペーストを練り込んだフランジパーヌ入り。
栗の強い主張を感じるマロンパイです。
そして生菓子はハーフサイズで3種類+アイアシェッケ(定番人気のチーズケーキ)が登場。
その中から初めて食べるシトロニエを選択。
出店前日にボレロの渡辺シェフがお勧めされていたので、迷わず選びました。
ショコラとレモンを合わせた濃厚ながら爽やかな香りを楽しめる生菓子。
ショコラはかなり高カカオに感じましたが、攻めのショコラといった印象でとても好きです。
誰もが好きという穏やかさはなく、とがった感じがなんともいえなず渡辺シェフらしいなと。
そんないろんな美味しさを味わった一日でした。
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