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2016年10月

11月のお菓子教室

もうじき11月ですね。
秋が深まりながらも冬の厳しい寒さを予感させる時期ですが、私はこのくらいの寒さが一番好きです。
冬生まれだからか、冬の冷たく透明感のある空気が好きでそれにプラスしてクリスマス前のわくわく感も手伝って、一年で一番好きな時期です。

さて、ちょうどパリではサロン・デュショコラ(チョコレートの祭典)がはじまるころ。
日本人の知り合いやパティシエさんたちもパリに行っているのをSNSで拝見して、いいなぁと思いつつ、昨日レッスンにいらした方は今度ドイツとアルザスのクリスマスマーケットに行かれると聞いて、ますますフランス熱が上がる今日この頃です。今度はフランスのどの地方に行こうかな、と想いを馳せています。

何度行っても楽しいアルザスもよいですが、未踏の地南仏あたりもよいですね。
この間フランス人の菓子講習会に行きましたが、カンヌにお店を持つジェローム・ド・オリヴェイラさんや日本でもおなじみのクリスチャン・カンプリニ氏のお店も気になりますよね。あと本場サントロペのガレット・トロペジェンヌとか。

さて、フランスの話をするとキリがないですが、10月末から11月レッスンをご案内します。
秋冬を意識したいお菓子をご紹介します。

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栗とカシスの組み合わせを楽しめるタルトです。
シュクレ生地は、ノワゼットプラリネとシナモン入りの香ばしくややスパイシーな味。中にはマロンペースト入りのクレームダマンドと和栗の渋皮煮をいれて。
焼成後、ラム風味のシャンティーマロンを絞り、中にはカシスの果実感を残したコンフィチュールを忍ばせています。
※終了しました。

【 栗とほうじ茶のガトー】
栗のパウンドとほうじ茶のダックワーズを重ねて焼いた2トーンの焼き菓子です。
栗の香りと渋皮煮のホックりした食感、そしてほうじ茶の香ばしさが和を感じます。大粒の渋皮煮を入れて見た目にも味にも満足できる一品です。

■日程 ★11月23日午後でご希望の方がいらっしゃします。ご希望の方はご連絡ください。
※平日ご希望の方はご相談ください

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フランスの伝統的なお菓子パンドジェーヌを栗を使ってアレンジした焼き菓子です。
ドイツリューベッカ社のローマジパンと、フランスアンベール社のマロンペーストを生地に練りこみ香りとコクを出した焼き菓子です。中にはマロングラッセを入れてラムの香りもプラス。

アプリコットジャムとアーモンドの糖衣掛けで仕上げをしてクラシカルな装いにします。
今年はおまけでちいさな栗のタルトをご紹介したいと思います。(デモンストレーション)


【リクエストレッスン 栗のパンドジェーヌ&小さな栗のタルト】

※満席です。
※平日ご希望の方はご相談ください
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久しぶりの再登場です。秋を感じるキッシュです。チーズとアーモンドの香りとコクがいっぱいのサクサクの生地に、4種類のきのこ、ベーコン、グリュイエールチーズ、フランス産蒸し栗を入れ、アパレイユを流して焼きます。
旨味のある食材ばかりなので、本当に難しいことなしにただただ美味しいと感じるキッシュです。
栗をいれてほのかな甘みをプラスしていることが気に入っています。
※写真はアパレイユを流す前です。

【栗とキノコのキッシュ】
■日程 11月18日(金)9:00~13:00、11月24日(木)13:15~17:00
※11月23日、11月28日(月)の午前か午後で追加検討中です。ご希望の方はご連絡ください。
※平日ご希望の方はご相談ください

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素朴なフランス地方菓子のご紹介。
ペイ・ド・ロワール地方のナントは、かつてのブルターニュの都でした。

そのナントの郷土菓子「ガトー・ナンテ」はアーモンドたっぷりのしっとりした食感の焼き菓子。表面にグラスを塗り、シンプルに仕上げたお菓子です。

生地にもグラスにもラム酒を使うので、ほのかに香るラムの香りとアーモンドの旨味が合わさって素朴だけど
リッチさを感じる味わいです。同地の郷土菓子サブレ・ナンテもご紹介します。

【新作 ガトー・ナンテ&サブレ・ナンテ】
■日程 11月19日(土)9:00~13:00、11月21日(月)9:00~13:00、11月26日(土)13:15~17:00
12月1日(木)9:00~13:00
※平日ご希望の方は11月21日(月)以降で日程候補をご連絡ください。


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ちょこっと早いですが、もう11月ということでクリスマスを意識した焼き菓子を作ります。
紅玉、レーズン、スパイス、クルミなどを合わせたパウンドケーキです。型は何を使用するか思案中ですが、クリスマスのプレゼントになるような雰囲気にしたいと思っています。
お土産にスパイス風味のサブレをお付けします
お菓子の写真は完成次第掲載予定です。

【新作 ケーク・ノエル&スパイスサブレ】
■日程 11月19日(土)13:15~17:00、11月21日(月)13:15~17:00、11月26日(土)9:00~13:00、11月27日(日)13:15~17:00、12月1日(木)13:15~17:00
※11月28日(月)の午前か午後で追加検討中です。ご希望の方はご連絡ください。
※平日ご希望の方は11月21日(月)以降で日程候補をご連絡ください

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【お菓子教室の問い合わせ・お申込みについて】
masa@sweet-cafe.jp(下園)
※場所は東京都です。詳細は個別にご連絡します。

【お菓子教室の案内について】
毎月のレッスン案内はまぐまぐのメールマガジンで配信しています。
登録はこちらから

もしくは、メールで直接送ることも可能ですので、ご希望の方はその旨ご連絡ください。
masa@sweet-cafe,jp(下園まで)


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クリスマスケーキ 2016

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冬の到来を感じる寒さがやってきて、もうクリスマスの気配を感じる今日この頃ですね。

今年も7月末あたりから、クリスマスケーキの発表会に参加し続けています。
発表会のすべてのお菓子を紹介したいところですが、今回はパナデリアで紹介したレポートをこちらでまとめて行きたいと思います。(今後も増える予定ですので、随時このページに追加していきます。)

今年のクリスマスケーキ選びの参考にしてくださるとうれしいです!

■ジャン=ポール・エヴァン
夢のあるデコレーションが素敵なレーヴや華やかなビュッシュカンカンが印象的!

■パレスホテル東京
毎年演出が素敵なパレスホテル東京のクリスマスケーキ発表会!上の写真もパレスホテル東京のものです。
サプライズ感たっぷりのケーキが魅力的!そして新作パネトーネが一押しです!

■京王プラザホテル

今年のテーマは白雪姫。女の子の憧れがケーキになったそんな夢のあるケーキたちに注目です。

■ルコント
ルコントらしい洋酒使いがバシッと決まっています。
オーソドックスに見える苺のタルトにもフランス菓子の美味しさが凝縮されています。

■ウェスティンホテル 東京
迫力あるMARUTAにビックリ!
ショートケーキの美味しさには定評があります!鈴木シェフ独自の生クリームの立て方に秘密があるそう。


■ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ

德永シェフ就任後初のクリスマス!なんといってもコンテストで磨かれた世界トップレベルの技術が駆使された「切り株」の完成度が素晴らしいです。今注目のタイベリーを使ったケーキやシンプルなショートケーキもおすすめ!

ラデュレ 
見た目も味もエレガントなラデュレ。1人用サイズもあるのがうれしいところ。
期間限定マカロンボックスもプレゼントに喜ばれること間違いなしの美しさ。

■グラッシェル
アントルメグラッセ専門店のアイスでできたクリスマスケーキ。
見た目のかわいらしさと美味しさが魅力です。おなかいっぱいのディナーの後でもアイスなら軽くすっと口に入るのも嬉しいところですね。

■パークハイアット東京 
フォレノワールならぬ、フォレブランシュ!白い森というアイデアが素敵なケーキなど。今回は紹介していませんがパンデピス(ノネットの)もおすすめです!

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10月のお菓子教室 リクエストレッスンで開催します

昨日あたりから急に気温が下がり、あわてて上着をだすような寒さになってきましたね。
3連休はあまりお天気には恵まれなかったですが、皆さんいかがお過ごしだったでしょうか?

私はたまりにたまったクリスマス原稿を地道に書きながら、娘とケーキやさんにお出かけ(ラカンドゥールとユウササゲにいきました。)して、ケーキだけはしっかりと食べました。

さて、10月は本の仕事の関係もあり(こちらはまた改めてお知らせしますね)、スケジュール的に新作レッスンができないのですが9月に開催したお菓子と、一昨年作ってとても好評だった栗のお菓子のレッスンを開催します。
今回まだ日程が確定していない箇所もありますが、とりあえずお問合せ下さいませ~。
早めにお問合せ下さった方が色々と調整がききますので!

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まずはアプフェルシュトロイゼルクーヘン。
ドイツでは旬のフルーツを焼きこんだタルにシュトロイゼルをのせて焼いたお菓子が定番です。
爽やかな酸味のりんごとザクザクと香ばしいシュトロイゼルの 相性を楽しめる素朴なお菓子です。
今回は四角に焼きますが、丸く焼いてもかわいいですね。
シュトロイゼルにカルダモンを使うのが私なりのポイントです。

まだ日程確定していないのですが、こちらで調整中です。
ご希望の方はご連絡くださいませ。
■日程
11月4日(金)9時~
※上記以外でもご希望の日程がありましたらご相談ください。

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9月新作レッスンで作ったお菓子です。
シュクレ生地は、ノワゼットプラリネとシナモン入りの香ばしくややスパイシーな味。中にはマロンペースト入りのクレームダマンドと和栗の渋皮煮をいれて。
焼成後、ラム風味のシャンティーマロンを絞り、中にはカシスの果実感を残したコンフィチュールを忍ばせています。
周囲にノワゼットの糖衣掛けを飾り、上にはカシスの実とマロングラッセ、ピスタチオを飾ってしあげます。
小さいながら存在感の大きなお菓子に仕上がったと思います。

秋のシックな色合いも楽しめるこのお菓子。先月よりぐっと気温の下がった今、よりおいしく感じられるのでは?と思っています(やはり気温や湿度って、その時のおいしさの感じ方に大きく影響します。)

■日程
10月27日(木)13:15~
10月31日(月)13:15~
10月29日午前か午後で開催確定しました!ご希望の方はご連絡くださいませ。

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一昨年レッスンで登場した栗のお菓子「栗とほうじ茶のガトー」です。
毎年栗のお菓子、とっても悩むのですがこちらはとても満足いく仕上がりの焼き菓子です。

下がマロンのケークで、上がほうじ茶のダックワーズです。
ほうじ茶自体は味というより香りを生かしたかったので、上に来るようにして香ばしさを出しています。

マロンのケーキは、フランス産のマロンペーストを練り込んで、中には和栗の渋皮煮をごろんと。
上にはほうじ茶をひいたパウダー入りのダックワーズ。
焼く前には少し粗めに刻んだほうじ茶を散らして、粉糖をかけて焼きました。
■日程

10月31日(月)9-13時
11月6日または11月23日でも調整中です。ご希望の方はご連絡ください

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