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2014年12月

Merry Christmas!

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今年のクリスマスももう終わろうとしていますね。
あっという間のクリスマスで、もう一気に新年に向けての空気が漂っていますが、その前にクリスマスで作ったお菓子や食べたお菓子たちを。

まずは新作レッスンで作ったガトーノエル。
パンデピスのビスキュイ、プルーンといちじくの赤ワインジャム、キャラメルのムースリーヌ、りんごのキャラメリゼ、キャラメルのナパージュを重ねた、ノエルらしい生菓子。
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クリスマスの香り、パンデピスとヴァン・ショーにりんごとキャラメルを組み合わせました。
ちょっと複雑で大人な味です。

このお菓子、一見地味ですが使うパーツが多く準備に相当時間を費やしてしまいました。。
そのため、ブログもしばらく更新できず、その上レッスンの日に寝坊してしまうというスリリング&寝不足な日々が続きましたが、ようやく落ち着いてきました。

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ブログではまだ写真を紹介していなかったベラヴェッカ(写真手前)は、アルザス地方のノエルのお菓子です。
洋梨、プルーン、いちぢく、アプリコット、レーズン、ドレンチェリー、アーモンド、くるみ、ピスタチオをアルザスのキルシュと数種類のスパイスで漬け込み、少量の生地でつないで作るお菓子です。

シンプルが故に素材の美味しさがストレートに伝わるお菓子です。
私は、フレッシュ感を出したかったので、セミドライを使ってジューシーな感じに仕上げました。
意外に簡単で美味しいのでこれはお菓子初心者の方にもおすすめ!


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そして、そんなクリスマスレッスンでバタバタしていた私に、生徒さんがなんとお誕生日ケーキを手配してくれました。
私の誕生日は12/23で、仕事柄誕生日は忙しくしていることが多いのでゆっくりごはんを食べることも中々無いのですが、お誕生日に気づいた生徒さんがアクオリーナの素敵なケーキを取り寄せてくれたのです。

パネトーネのアイスに、苺とピスタチオが入った見た目にも可愛いアイスケーキ。
香りもよくってとても美味しかったです。もう感激です!

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そして、今年も友人たちとクリスマスケーキ会をしました。
10人で7種類をシェア。
毎年お店を参加者のリクエストによって決めていますが、今年はイデミ・スギノ、アコテパティスリー、アカシエ、パリセヴェイユ、キュイソン、セシルエリュアール。

それぞれのお店の個性的なケーキをいただきました。
皆で少しずつ食べられるのはほんと楽しいですね!

今度はお菓子教室のメンバーともやりたいなぁと思っています。(来年ね。)

この他にも生徒さんからたくさんのお菓子を差し入れていただきました。
シンチェリータの栗粉のシュトーレン、スドウのシュトーレン、パリセヴェイユのシュトーレン、fumufumuのシュトーレン、アカシエのルージュ(クリスマスケーキ)、メゾンボングーのボンボンショコラ(お誕生日プレゼント)、リベルターブルのムラング、可愛いフルーツ盛り合わせやお手製のシュトーレン(ショコラ)やスープなど、本当にたくさんの数えきれないほどの美味しいものをいただきました。

美味しいものは周りを笑顔にするし、幸せな気持ちにさせてくれますね。

私のお菓子もそうありたいと思います。

今年も残すところあとわずか。

改めて、気持ちを込めてお菓子を作りたいと思います。


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ホテルのクリスマスケーキ

最近、レッスン以外のことをブログで紹介できなかったのですが、12月に入りもうそろそろクリスマスケーキの事も考えだす方も増えていると思いますので、今日はクリスマス系のお仕事関連の紹介をしていきたいと思います。

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ニフティスイーツ部で、パレスホテル東京のクリスマスケーキをご紹介しています。
http://sweets.nifty.com/cs/catalog/sweets_report/catalog_141014918755_1.htm
素敵なリース状のケーキやサンタ帽に覆われた可愛いケーキ、そして迫力のあるモンブランなど、上品で美味しいケーキが揃っています。それぞれ個性的でどれを選んでも喜ばれそうです。

そして、ケーキに加えて、クリスマスの焼き菓子も豊富。

特にシュトーレンは3種類あり、そのうちの1種は以前NHKのカルチャーセンターの手土産講座でも好評だった「ボーネンシュトーレン」。栗と黒豆を使った和風なシュトーレンです。
実はあまり和風シュトーレンって今まで興味がなかったのですが、このシュトーレンは違和感なく和素材がマッチしていてとても美味しくておすすめです!

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同じくニフティスイーツ部でリッツカールトン東京のクリスマスケーキをご紹介
http://sweets.nifty.com/cs/catalog/sweets_report/catalog_141031918833_1.htm

シェフの徳永さんは、来年フランスで開催される製菓の国際大会「クープ・デュ・モンド」の日本代表選手の1人として今注目されているパティシエです。

こちらも、NHKのカルチャーセンターの手土産講座でお出しした期間限定のかぼちゃのシフォンがとっても人気でした。米粉を使っているのでもっちりしっとり。ほのかなシナモン風味もgoodなのでした。もう今季は終了しましたが、また来年頂きたいところ。

リッツカールトン東京のクリスマスケーキの一押しは写真の「トライアングルクリスマス」。
ショコラとフランボワーズのマリアージュを楽しめる大人っぽいケーキです。
グラサージュの美しさにもうっとりのケーキですね。

この他にもショートケーキやモンブラン、そして長さ30cmのビッグサイズのビュッシュ・ド・ノエルもあり、大人数でのパーティーで人気を呼びそうです。今年はこういった大きなサイズのケーキも多いのが特徴ですね。


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そして、日経新聞WEB刊の3つ星スイーツでも、ホテルのクリスマスケーキを取り上げています。
ホテルというと敷居が高いようなイメージですが5000円以内で買えるクリスマスケーキを紹介しています。
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO80002060R21C14A1000000/

スイーツ部同様に、パレスホテル東京、リッツカールトン東京のケーキをご紹介していますが、その他にハイアットリージェンシー東京、パークハイアット東京のケーキをそれぞれ紹介しています。

今回の撮影に同席させていただきましたが、ケーキが崩れないよう冷房の中での撮影はぶるぶるものでしたが、ちょっとした小物の使い方で、写真の雰囲気がグッと出てくることや、どこを切り取って撮影するのか、などということが参考になりました。

ちなみに私はカット係としてうかがって、各ケーキもカットしましたが結局断面写真は使われなかったのですね・・これはちょっと残念~。でも、一番はケーキが美しく美味しそうに見えることが大切なので、結果的にはそれで良かったのでしょうね。


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12月のお菓子教室

今日でひとまず11月のレッスンは終わり。
栗の渋皮煮、クリスマスやバレンタインのプレス会にも追われたこの11月。
毎日があっという間に過ぎ去って、この間まで秋だったはずなのに気付けばもう冬本番ですね。

たくさんのスイーツを作ったり、食べたり、見てきたりしているのですが、なかなかブログにまとめる時間もなくちょっともったいない~っと思いながらもときどきFBで紹介していますので、FBやってる方は是非見ていただけると嬉しいです。

さて、12月のお菓子教室のテーマもやっと決まりました。
少し空きがありますので、ご興味のある方はご連絡ください。詳細をご案内いたします。
masa@sweet-cafe.jp(下園)
クリスマス気分で楽しく美味しいお菓子を作っていきたいと思います。

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■シュトーレン
■日程 12/11(木)13:00~17:00

クリスマスを迎えるまでの4週間のアドヴェントにいただくドイツ発祥のお菓子シュトーレン。
11月のレッスンでしたが、リクエストにより12月も1回だけですが開催します。
私のシュトーレンは、自家製スパイスとバニラときび砂糖の甘い香りがふわっと漂うやさしい味のシュトーレンです。1週間程度ねかせて食べると、程よく馴染んできて美味しくなります。
嬉しいことに生徒さんの「作りました!」率の高いお菓子の1つです。


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■ガトー・ピスターシュ
■日程12/14(日)9:00~13:00、12/17(水)9:00~13:00

クリスマスカラーの緑と赤を意識した焼き菓子です。
アーモンド風味豊かな生地とピスタチオをあわせ、中にグリオットのコンポートを並べて焼きます。
ピスタチオ独特のナッティな風味にグリオットのフルーティな酸味がアクセントになっています。

リースを連想させる丸い型(プティング型)を使って焼きますので、クリスマスの差し入れにもおすすめです。
表面を淡いグリーンのピスタチオのグラスと小さな森の小人で飾り、シンプルに可愛く仕上げていきます。

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■パン・ド・ジェーヌ・オ・マロン
■日程 12/10(水)9:00~13:00、12/26(金):13:15~17:00

フランスの定番の焼き菓子「パン・ド・ジェーヌ」。アーモンドをたっぷり使ったリッチな焼き菓子です。そのパン・ド・ジェーヌをマロンバージョンにアレンジしたお菓子をクリスマス仕様で仕上げます。

フランスのマロンペーストを練り込んだアーモンドの香り豊かな生地にマロンの刻みを散りばめて、ラムとバニラで香りづけした焼き上げます。焼いた当日より翌日以降の方がじんわり味が馴染んできて美味しい焼き菓子です。

フラワー型というお花の立体的な型で焼くので、見た目にも可愛らしく、高さがあるので生地のしっとり感を楽しめます。クリスマス仕様ということで、小人やリースなどで楽しく賑やかに飾りつけしていきましょう。

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■フォレノワール
■日程 12/14(日)13:15~17:00

フランスとドイツの間にある黒い森をイメージしたお菓子です。チョコは黒い森、そしてそこでとれるさくらんぼを組み合わせるていきます。

スポンジは、ココア風味のスポンジ(ビスキュイ・ザマンド)香りとコクを出すためにアーモンドパウダーを多くいれています。そしてほんのりシナモンの香りを付けました。
クリームには、アルザス産のキルシュをたっぷり。

さくらんぼは、酸味の強いグリオットと酸味穏やかなグリオットと2種類をあわせて使用。フランボワーズピューレやシナモン、レモン果汁などでマリネします。

小さいながらもさくらんぼの酸味や赤い色がしっかりアクセントになります。
レッスンではクリスマス仕様に仕上げます!


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■栗とほうじ茶のガトー
■日程 満席になりました。

11月の新作レッスンでしたが、リクエストがあったのと栗がかろうじて余裕があったので(ただ、サイズが通常より結構大きく3Lサイズになりそう)開催します。

下がマロンの濃厚なケーク生地。中に自家製の栗の渋皮煮をごろごろっと贅沢に入れます。上に重ねるのはほうじ茶のダックワーズです。茎ほうじ茶をパウダーにして加えた香ばしくほっこりした味です。

ほうじ茶自体は味というより香りを生かしたかったので、上に来るようにして香ばしさを出しています。
断面が茶色いトーンで焼き菓子好きにはたまらない色調です。

ほうじ茶と栗のほっこり優しい味は年末年始のお持たせにもぴったりです。

■ベラヴェッカ(写真は試作が進んだらアップしますね)
■日程 12/13(土)、13:00~17:00 12/20(土)9:00~13:00

アルザスレッスン、新作の「ベラヴェッカ」です。
フランスアルザス地方でノエルの時期に食べられるリッチなお菓子。
たっぷりのドライフルーツやナッツをキルシュやスパイスでマリネして、少量の発酵生地でつないだ日持ちするお菓子です。洋梨のドライフルーツを入れるのが特徴です。

見た目は何!?というくらいとっても地味ですが、とても贅沢なお菓子です。フルーツが少ない冬でもドライフルーツにしてこうやってフルーツを食べるという先人の知恵なのかもしれまえんね。
薄くスライスして温かい紅茶やワインといただくのがおすすめのお菓子です。

■ガトー・ノエル(写真は試作が進んだらアップしますね)
■日程 12/24(水)9:00~13:00 12/26(金)9:00~13:00、12/28(日)13:00~17:00

まだ詳細は確定してませんが、今のイメージでは「スパイス×キャラメル×りんご」の組み合わせを考えています。具体的にはパンデピス風味のビスキュイザマンドにクリームとキャラメリゼしたりんごをあわせる予定です。
(これにプラスいちぢくやくるみもいいなと思っているところです。)

試作しながら、若干使う素材に変更があるかもしれませんが、全体的にはノエル(クリスマス)の香りを感じる
ケーキにしたいと思います。(クリスマス仕様のデコレーションにします。クリスマス明けのレッスンを開催する場合は飾り付けは変更します。)

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