4月のお菓子教室案内
今日から4月ですね!
暖かい光が春らしくて今日はいいお天気だなぁとしみじみ。
3月は、「骨折」という大イベント!?があったので、バタバタなうちに終わってしまいましたが、ようやく松葉杖にもなれて、筋肉痛にもならなくなってきました。
それから、あと1週間でギプスが取れる予定で、思ったより早く取れそうで嬉しいです!
ただ、その後取り外し可能なギプスに変わるだけかもしれませんが…。とりあえずは、多分外れるだろうという希望的観測でいます。
約1ヶ月左足を使っていないのでどのくらい筋肉が弱っているのか若干心配ではありますが、少しずつ鍛えていきたいと思います。
骨折して2週間くらいお休みさせてもらっていたお菓子教室も先日から再開し、皆さんに助けてもらいながら楽しくやっています。
ご案内が遅くなりましたが4月もいつものようにお菓子教室を開いていきますので、またよろしくお願いします!
4月は春らしい甘酸っぱいフルーツを使った3テーマで開催します。
■フォンダン・オランジュ
フランスバスク地方のパティスリー「リオネル・ロー」のデモンストレーション研修で教わった焼き菓子をベースにしたアーモンドとオレンジの焼き菓子です。
アーモンドのコクと発酵バターのリッチ感。そこにオレンジの爽やかな風味をプラスしたお菓子です。
バスクに行ったのが確か2007年。
大森先生のフランスツアーで訪れました。
その際に、デモでガトーバスクショコラとこのフォンダンオランジュ、そしてグリオットとピスタチオのアントルメをおそわりました。
ただ、教わってそのままだったので、いつか自分のお菓子としてアレンジし、紹介したいなとずっと思っていたのですがそれが6年ごしでやっと登場したわけです。
仕上げにアプリコットジャムとオレンジとレモンのグラスをかけているので、甘酸っぱい酸味とシャリッとした食感を楽しめます。
作り方はいたってシンプルなので、気軽に家庭でも作れるお菓子だと思います。
そして、春がくると食べたくなるのがこのタルト。
■アルザス風ルバーブのタルト
アルザスではフルーツが豊富にとれるので、それをつかったタルトがいろんなパティスリーで色鮮やかに並んでいます。そんなタルトのひとつですが、ルバーブを使ったタルトというのがいかにもフランス的ですよね。
また、アルザス風のタルトは、クレーム・ダマンドではなく、プリンのような液体状の生地を合わせることがおおいです。そのため、オーブンで焼くのですが生菓子の様なフレッシュ感があるのが特徴です。
そして、フルーツの美味しさを活かすために、土台の生地はブリゼ生地を使います。
甘くなくて、サクサクッと軽快な食感のブリゼ生地は、フルーツそのものの美味しさを活かしたいときにピッタリです。
今回はルバーブとフランボワーズ(ラズベリー)を使って酸味とフルーティーな要素を入れていきます。
そして仕上げはふわふわのイタリアンメレンゲ。
甘そうに見えますが、土台が甘くないことと酸味が強いので、このくらいメレンゲを絞ったほうが全体のバランスがとれて美味しいのです。
絞りの練習にもなるのがいいですね。
メレンゲだけだと卵白特有の臭いが気になるので、バニラビーンズとレモンの皮で香りをプラスします。
このお菓子を食べると初夏のアルザスに飛んで行きたくなる、そんなお菓子です。
................
そして、新作レッスンは初めて使うフルーツです。
■ペッシュ・ド・ヴィーニュのタルト
ペッシュ・ド・ヴィーニュは日本だと「赤桃」と呼びますが、その名のとおり赤みがかった桃です。
日本の桃よりも小ぶりでやや実が固く、酸味があります。
直訳すると「ぶどう畑の桃」。
昔はぶどう畑に植えられていたそうです。
ぶどうよりも病気に敏感なため、ぶどうの病気にいち早く気づくために、この桃を植えられていたのだとか。
そんな訳でヴィーニュ(ぶどう畑)という言葉が入っているそうです。面白いエピソードですよね。
この赤桃を使って、焼き込み系のタルトを作りたいと思います!
ちょっと大人っぽい味にしようかと思っているので、赤ワインとかシナモンなどを組み合わせるかも?しれません。
(まだ試作段階なので未定ですが。赤ワイン使うにしてもアルコールは飛ばしますね!)
4/20(土)、4/21(日)13-17時に空きがあります。
4/21(日)は午前9-13時も開催予定です。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント