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3月のレッスンは春らしく。

2月も、あっという間に後半戦ですね。
バレンタインが遠い昔のように感じられます。
まだまだ寒い日が続くのですが、確実に季節は春に近づいていますね。

3月レッスンはそんな春を感じるフルーツを活かしたお菓子を作って行きたいと思います。

1
ウィークエンド・シトロン

まずはウィークエンド・シトロン。
名前の通り週末にみんなで囲んで食べたいお菓子。

ふんわり優しいソフトなケーク生地に、自家製のアプリコットジャム、そしてキュンと酸っぱい(ココが重要!)レモンのグラスをかけて仕上げます。

しゃりっとしたはかないグラスの食感とソフトでしっとりのケーク生地との食感、そしてレモンの酸味を楽しめる焼き菓子です。

シンプルですが大好きなお菓子のひとつです。

4


グレープフルーツとピスタチオのタルト
そして、久々にタルトの登場!
これも個人的に大好きなタルトです。

サクサクの香ばしいシュクレ生地に、濃厚なピスタチオのクレーム・ダマンド。そしてたっぷりのグレープフルーツを焼きこんだフレッシュ感あふれるタルトです。
ピスタチオとグレープフルーツの組み合わせ、珍しいとよく言われますが、とっても合うんです

仕上げにアプリコットジャムを塗るので、ほんのり苦いグレープフルーツに優しい甘みがプラスされます。

ピスタチオはメーカーによって味や色が様々ですが、私はイタリアのものを使用。
ナッティで香ばしい風味が魅力です!


3

フレジェ
そして春のフランス菓子といえばやっぱりフレジェ!
店先に苺が並び始めると、「フレジェの時期だな」といつも思います。
毎年食べたいお菓子のひとつですね。

アーモンドのコクを感じるビスキュイ、キルシュの香りが華やかでなめらかな食感のクレーム・ムースリーヌ、そしてたっぷりの苺。

そして表面はフランボワーズのジュレで仕上げです。

フレジェはなんといっても、側面にズラッと並ぶ苺が可愛いのです。
横顔美人なお菓子だなぁといつも思いながら作っています。

見た目にも華やかで、味は酸味と甘みと香りがきいていて、フランス菓子の要素がギュッと詰まった生菓子です。

そして最後は新作のフォンダンオランジュ
フォンダン・オランジュ

以前フランスバスク地方を訪れた際、バイヨンヌにあるルレ・デセールのパティスリー「リオネル・ロー」で教わった焼き菓子です。アーモンドベースの生地にオレンジの香りをきかせたしっとり濃厚な焼き菓子です。
パンドジェーヌとすこし似ている生地です。

焼きたてよりも、数日置くことでアーモンドの旨みがじわっとまわってくるそんなしみじみ系のお菓子です。


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お教室のお問い合わせ、参加希望のご連絡はこちらまでよろしくお願いします。
masa@sweet-cafe.jp(下園)


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