ミラベルのタルト/ケーク・ブルトン
ここ最近のテーマ「Tarte aux mirabelles(ミラベルのタルト)」。
以前フェルベールさんに教わった、プラリネ入りの香ばしいシュクレ生地に、クレームダマンドとミラベルを並べて焼いています。
ミラベルはロレーヌ地方特産の小さな黄色いフルーツです。
梅とかすもものような甘酸っぱい香り。
日本では冷凍と缶詰とが手にはいります。(最近ピューレも入りましたね。)
一番ミラベルらしさを感じるのは冷凍のもの。
焼きこむことで、水分が蒸発してミラベルの味が凝縮されます。
今回はアプリコットジャムとアーモンドスライスで仕上げました。
こういうフルーツを焼きこんだタルトは、シンプルながらいつまでも愛される美味しさがありますね。
只今目下試作中なのがケーク・ブルトン。
ブルターニュをイメージしたパウンドケーキです。
ブルターニュといえばりんご、塩、バターを思い出します。
今回はブルターニュの田舎っぽさを表現したかったので、きび砂糖やクランブルを使っています。
生地には軽くソテーしたりんご、ラムレーズンを入れて、その上にキャラメリゼしたりんご、表面にシナモン風にのシュトロイゼルをのせています。
その他にガレット・ブルトンヌやキャラメル・ブール・サレ(塩バターキャラメル)、ファーブルトンを作る予定です。
もはやブルターニュ祭りですね。
それぞれのお菓子の写真はまた後日。
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