« トロワキャールのビストロレッスン 食事編 | トップページ | 豪徳寺の新しいパン屋さんuneclef(ユヌクレ) »

栗の渋皮煮

1
すっかり涼しくなって、すっかり秋らしさをかんじる今日このごろですが、世間(スイーツの世間ね。。)は栗の季節ですね!

今年も栗の渋皮煮を作るべく格闘しています(笑)

3年前から自分で渋皮煮を作るようになりました。
それまでは、全く作ったことがなく、初めてトライしたときには鬼皮をむく時点で結構へこんでいましたが、ようやく最近は要領を得てスムーズに作れるようになってきました。

とはいえやはり鬼皮をむく工程はなかなか大変です。
力が必要なだけではなく、渋皮を傷つけないようにする力加減が難しいのです。

今年は、まず近所のスーパーで茨城産と、熊本の利平栗をそれぞれ1Kgずつ渋皮煮にしました。

そしてつい先日長野の小布施にある平松農園から銀寄が2Kg届きました!
こちらの銀寄せは渋皮煮用という枠があって、収穫してすぐ届けてくれるのです。
そのため、到着指定はできないですが新鮮な状態で届くのが有り難い。

新鮮であるほど鬼皮が水分を含んで柔らかく皮をむきやすいです。

2

こちらは鬼皮をむいた状態。
乾燥しないよう水につけてあります。

今年気づいたのは、新鮮な栗は(それとも品種による?)渋皮の色が淡くて薄くて綺麗。

この前に仕込んだスーパーで買った栗はもう少し渋皮の色が濃くて厚いものでした。


3

栗の渋皮煮、人それぞれ自分の作り方があるのですが私は比較的時間をかけて作っています。
お砂糖を一気に加えず、3~4回に分けて加えます。フルーツのコンフィを作る時と同じように少しずつ糖度をあげ
てつくっていきます。

お砂糖の量も人により様々ですが、私は保存性も考慮し栗の重量の8割のグラニュー糖を加えています。

最後、煮沸消毒した容器に入れて脱気し加熱殺菌します。
この時期皆渋皮煮を作っているのか?今日瓶を買いに行ったらこの大きなサイズは品切れでした…。
(使っている瓶は去年買ったもの)


とりあえず1Kgを作り終えました。あと3Kg…。
長い道のりですが頑張りたいと思います。

来月はこの渋皮煮を使ってcake aux marrons(栗のパウンドケーキ)を作る予定です。
美味しい秋のパウンドケーキを作れるよう、頑張りたいと思います。


|

« トロワキャールのビストロレッスン 食事編 | トップページ | 豪徳寺の新しいパン屋さんuneclef(ユヌクレ) »

コメント

楽しみに拝見しています。
綺麗な渋皮煮ですね。びっくりです。
先日作ろうとトライしましたが渋皮を傷漬けないのは至難の業…やはり鮮度と力加減が問題だったんだな~とちょっと反省。
次は綺麗にできるよう頑張りますね。

投稿: ホットママ | 2011年10月14日 (金) 06時37分

ホットママさん>
平松農園では、渋皮煮用の銀寄があって、それは本当に鬼皮がむきやすいんです!

やっぱり新鮮な方が鬼皮に水分が多くあまり力を必要としないんですよね。

とはいえ、やっぱりこの作業はなかなか一苦労…。その分完成した時の達成感と愛着はひとしおですね。

ホットママさんも頑張ってくださいね!

投稿: masa | 2011年10月14日 (金) 18時01分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 栗の渋皮煮:

« トロワキャールのビストロレッスン 食事編 | トップページ | 豪徳寺の新しいパン屋さんuneclef(ユヌクレ) »