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Franck Fresson Metz

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さて、お待たせしました。
Franck FressonのMetz店です。

こちらもごくごくシンプルな外観。
遠くからだとパティスリーだと気づきにくいかもしれません。

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それでも、店内に入るとやっぱりすごいの一言。
美しく華やかなケーキがズラッと並びます。

フランス特有の平台のショーケース。
日本のように、ショーケースでぐるっと覆われていなくて、上面は空いているので、日本よりもよりお菓子が近くにそして臨場感を味わうことができるのです。それが多分「食べたい!」という欲求につながるのでしょうね。

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ロレーヌ地方はアルザスのお隣りということもあって、しばしばクグロフを見かけることがあります。
他のお店でロレーヌのクグロフを食べましたが、アルザスのものとほぼ同じのようでした。
フレッソンのも今思えば、食べたかったな~。

手前にはスリムなケークが並んでいます。
寺井さんの型で作ったものですね。これが数種類あってショコラやフランボワーズやオレンジなどなど。
フレッシュフルーツを飾ったものもありました。


クリアーケースに入っているので、お土産に良さそうです。

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そして、今回の旅で初めて知ったのですが、ロレーヌ地方のスペシャリテのお惣菜があります。
Tourte LorraineとPâté Lorrainです。

どちらもフィユタージュにお肉などのお料理系が入ったミートパイのようなもの。
いろんなパティスリーで見かけました。

これは一度食べておかなくては!

この後2階のサロン(結構広いです)で皆でランチを兼ねてケーキタイム。

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2階に上がり、皆で席に着くとなんとマカロンの差し入れが!
その時は美味しく頂いたのですがやや興奮していたので、あまり味の記憶がないのがもったいない…。

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ロレーヌ最初で最後のTourte Lorraine。
丸いミートパイです。

温めて提供してくれたので、お肉のジューシー感とフィユタージュのハラっと軽やかな感じが美味しい。


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こちらは向かいに座ったKさんのお野菜と鶏肉のテリーヌ。
とてもさっぱりしていて、夏にぴったりの味。


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欲張りな私はケーキも2つ(皆大体1つだったんだけど。)選びました。
柑橘系のタルトといちじくのタルト。
どちらもフルーツ系のタルトで、私の好みがバレバレですね…。

柑橘のタルトはオレンジとグレープフルーツの果実に、柚子のクレームダマンド、甘夏のジュレを使っていて、日本を意識したものでした。とてもさっぱりジューシーな味わい。

いちじくタルトはフレッシュのいちじくにマスカルポーネのクリーム(メープル風味)。
ほどよく濃厚で食べ応えがあります。

みんなのケーキもまわしながら一口ずつ頂いたり、とわいわい楽しく頂きました。

大勢で行ったのにも関わらず、快く接客していただいたスタッフの皆さんにも感謝です。
本当にいいお店なのでまた是非行きたいな!と思っています。

パリからTGVで数時間だな~。
でも行く価値が大いにある素敵なパティスリーでした。

フレッソンさん、日本語も結構勉強しているのか、デモが終わって別れ際に「また来年~」と挨拶してくれました。
次回はサロン・デュ・ショコラでお会いできるかな。


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