ラブリコチエ ルリジューズ会
丸く焼いたシュー生地を2つ重ねた雪だるまのようなお菓子ルリジューズ。
修道女の意味を持つフランスの古典的なお菓子です。
フランスのパティスリーには、たいていエクレアとルリジューズが並んでいます。
定番のショコラやキャフェ、最近ではいろんなフルーツのものがありますね。
そういえばカールマルレッティでは4種類ほどのルリジューズがあったなぁ
そのルリジューズですが、プティガトーのものは日本でも都内を中心に見かけるようになりましたが、なかなかアントルメを見る機会、食べる機会がありません。
前々から一度アントルメを見てみたいと思っていた(もちろんその上、食べたい。)のですが、高円寺のラブリコチエさんでは予約制でルリジューズのアントルメをつくってくださることを知り、今回やっと念願かなっていただけることになりました。
しかも、ただつくってもらうだけでは勿体無いので、作る工程も見学させていただきました。
(もちろんいきなりではなく数ヶ月前からお願いして)
アントルメのルリジューズ、どんな風にして組み立てられるのかはとても興味深いものです。
ピンクとグリーンで彩られたシュー。
これは、今の季節にぴったりのグリオットとピスターシュ!
味も見た目も相性抜群の組み合わせです。
これから、丸いシュー、エクレア、リングシューが組み立てられていきます。
センターには2つの重なったシュー生地。
その周りにエクレアを立てかけます。
接着の役割も果たすクリームは、グリオットのクレーム・オ・ブール。
さすがに手際よくあっという間に形になっていきます。
エクレアの上にはリングシュー、そして一番上には丸いシューを重ね、クレーム・オ・ブールでデコレーション。
そして完成したのがこちら!
とっても可憐な姿のルリジューズが出来ました。
修道女を意味するお菓子ですが、まるでドレスをまとったお嬢さんのような可愛らしさですね。
パーティーやバースデイなどにもぴったりです。
実際バースデーケーキとして注文される方もいらっしゃるよう。
この後、サロンで頂きましたが、シュー生地がサクっと香ばしくとても骨太で美味しい!
グリオットのクリームは、自家製グリオットペーストを練りこんだ酸味のあるもの。
ピューレだけだとあまり味がはっきりでないので、自家製でペーストを作っているときいてビックリ。
シェフは何気なくおっしゃいますが、こういうところは私自身お菓子づくりのヒントになります。
ピスターシュはローストしたペーストを使用しているので、香ばしくコクのある風味。
あれ、懐かしい味。と思ったらやっぱりそうでした。3~4月のレッスンで私も使用していたBABBIのペーストを使ってました。これ美味しいんですよね。
クレーム・オ・ブールはコクがありながらも酸味もあって、美味しい。これダックワーズの生地にサンドしても美味しいだろうな~と思いながら頂きました。
解体するのは非常にもったいない気もしたのですが、とても美味しく頂きました。
今回の機会をつくっていただいた佐藤シェフ、マダム、そしてスタッフの皆さんどうもありがとうございました!
本当に毎回暖かい雰囲気で迎えてくれるラブリコチエさんに感謝です。
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お店には新作ケーキもあり、テール・ヴェールやトロピックなどが美味しそう。
父の日までの限定サレもの(オニオンのクッキー)も美味しそうでした!
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