パリセヴェイユ 2011年4月のお菓子教室
とっても暖かな、というか暑いくらいの一日でしたが、本日は1ヶ月ぶりのパリセヴェイユのお菓子教室。
自由が丘駅前のロータリーも完成していて、美しくなりましたね。
前回の教室の時にはちょうど水道水中の放射性物質が基準値を超えたということで、各地のお店から水が消えたというまだちょっと落ち着かない時期でした。。でも1ヶ月たった今はほぼ普通の暮らしができていて、街を歩く人たちの気持ちも穏やかになりつつあるようなきがしました。
さて、本日はマカロン3種とチーズを使ったサレ系焼きものパヴェ・フロマージュを教えてもらいました。
マカロンは、コーヒーと塩、グリオットとシナモン風味のガナッシュ、杏とキャラメルという、どれもちょっと大人っぽい味の組み合わせ。
マカロンというと、多分「つくってみたいけど、なかなかうまくいかない、とかハードルが高いお菓子」の代表的なものだと思います。いろいろと問題があって、表面が乾かないとかひび割れるとかピエが出ないとか・・・美味しいだけではなく美しく作るのがマカロン・パリジャンの難しいところですね。
ただ、その難しさは技術はもちろんですが結構配合にもよるところが大きいようで、今回教えてもらったマカロンはなんとなく家庭でもうまくいきそうな予感のする作り方でした。
写真はメレンゲにアーモンドパウダーと粉糖をあわせ、これから気泡をつぶしていく「マカロナージュ」にとりかかるところです。この気泡のつぶし具合(一般的に菓子業界では、「殺し具合」といいますが・・)が、慣れない者にとってはよく分からないんですよね。
何度か連続して実際に作ってみないとその感覚は自分ではつかめないかと思いました。
もう少し落ち着いたらマカロン作ってみたいと思います。
ガルニチュールも今回3種とも教えてもらい、どれもそれぞれ個性的で美味しい。
特にグリオットとショコラのものが好みです。なんとなくフォレ・ノワールっぽくて。
そして、こちらはシャンパンが欲しくなるサレ系のパヴェ・フロマージュ。
サクサク軽い生地に2種類のチーズをたっぷりのせて焼いたものです。
こちらはチーズさえ用意すればあとは気軽に作れるタイプのお菓子。
これからの季節ビールにあわせてもいいですね。
マカロンとパヴェ・フロマージュはお土産で、試食タイムは素敵なお菓子が!
シェフお得意の「リンツァーシリーズ」の夏バージョン!
ほろっと崩れるリンツァー生地の中にキャラメリゼしたパインとバナナそして、その下にはココナツの生地が。
フルーツの凝縮したジューシー感は、やっぱり金子シェフらしいなと感じました。
とってもトロピカルでほんとに美味しい!
ココナツリキュールを加えたクレームシャンティーを添えていただきました。
ほんとこのリンツァーシリーズは大好きで、過去いちじく、桃、栗など頂きましたが、このトロピカルバージョンもとっても美味しい。また食べたいくらいです。
参加者のみんなで笑顔を浮かべながら、本当に美味しく頂きました。
..........
シェフは近々被災地にお菓子を届けに行ってくるそうです。
きっと、金子シェフのお菓子皆さんに喜んでもらえることでしょうね!
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