Citron(シトロン)
毎回お菓子教室の際にその時のメインのお菓子の他に小さな焼き菓子をお土産につけています。
大体ケークやサブレなどちょっとしたお菓子が多いのですが、その時の季節にあったものだったり、自分がつくってみたいものだったりと様々です。
今回はテーマをCitron(レモン)にして2種類の小さなお菓子を準備しました。
(こちらは前半ポワソン・ダブリルレッスンのお土産です)
ケークは、レモンとポピーシードのケーク。
レモンのマーマレードとポピーシードをいれた少しアメリカンなケークです。
通常はレモンの果皮を入れると思いますが今回は、国産無農薬のレモンで作ったマーマレードを細かく刻んでいれています。
生地にはレモン果汁やサワークリームを入れていますが、やや水分が多いからか結構焼き時間がかかって色が香ばしくなりました。もう少し配合を変えなくてはなぁというところですが、爽やかだけどコクのあるタイプに仕上がっています。
ポピーシードはもう少し多く入れてもいいですね。
あまり使い慣れないので、このくらいかな?とおそるおそるいれてみましたがもっとたくさんいれたほうが食感が楽しめそうです。
サブレは以前レッスンでも紹介したサブレ・オ・シトロンのミニサイズ版。
小さく焼いても可愛いですね。
このサブレはグラスをかけた当日が一番美味しい!
レモンの酸味とサブレのバター感がしっかりと感じられてとっても香り高く食感もいいのです。
これはいろんな方に食べてもらいたいのですが、なにせタイミングが難しいお菓子ですね。
翌日でも美味しいのですが、やっぱり作った当日が一番好きです。
その2つのお菓子をかわいいスタンプを押した袋に入れてみました。
Uさんお手製のCitronをモチーフにしたスタンプを白い袋にぺたっと押してます。
Uさんはお菓子教室の生徒さんなのですが、消しゴムハンコがお得意でオリジナルで作ったものをプレゼントしてもらったのです。独特の雰囲気があってとても味があるスタンプはどれも可愛くて。
既製品ではなく、「その人にしか作れない」、とか「その人らしさ」が出ているモノって本当にPricelessだなと思います。
私も「自分らしいお菓子」を作れているのかな。
例えば、杉野さんや弓田さんのお菓子は、店名を伏せていてもお菓子を見ただけですぐに作り手がわかりますよね。
そんなふうに、どこかにありそうなお菓子ではなく、自分らしさが表れているお菓子を作れるということはとても素晴らしい事だと思います。
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