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2011年2月

2月最後の日はレトルダムールとトシ・ヨロイヅカ

しばらく暖かい日が続きましたが、一転今日は極寒でしたね…。
冷たい雨が降るなか、お世話になっているライターさんと白金台と六本木へ。

お菓子の写真は後日改めてアップしますね。

まずは力強い焼き菓子が人気のアコテパティスリーへ。
八芳園の前を通り抜けて冷たい雨の中歩き進むも、なんとお休み!
あぁ。残念…。
また次回リベンジです。


その後プラチナ通り沿いのパティスリーレトルダムールへ。
こちらは昨年のプレス試食会の際、倉嶌シェフに初めてお会いして以来いろいろとお菓子やフランスお話を伺う様になりました。今回は、ホワイトデーや母の日、春に出す新作ケーキのお話などを伺いました。
やっぱり春になると酸味のきいたフルーツのムースなどが多くなりますね。
酸っぱいもの好きな私には嬉しい季節です。(とはいえ、冬はキャラメルやショコラが美味しいのでそれはそれで好きなのですが)


今日はサロンでいろいろと生菓子を頂いた後、テイクアウトでポムキャラメル(タルトタタン)を購入しました。こちらは契約農家のふじを使っているのですが、りんごの爽やかさとキャラメルの苦味のバランスがとてもよくて美味しかったです。今あるりんごが終了し次第今季はお休みということなので、気になる方はお早めに。


そして、その後は久々に六本木のトシ・ヨロイヅカへ。
自宅の近くにアトリエ・ヨロイヅカがあるためなかなか六本木まで行く機会がなかったのです。

今日は二人で3皿のデセールをいただきました。
愛媛の高橋農園のレインボーキウイを使った一皿、それからショコラとバナナのスフレ、苺のミルフィーユ(ピスタチオアイス添え)。やっぱり鎧塚さんのピスタチオ使い好きです!

こちらは、また後日写真を添えて詳しくご紹介しますね。


今日は鎧塚さんにもいろいろとお話を伺うことができました。
ちょうど今朝テレビに出演されていたそうで(私は見逃したのですが…)、相変わらずご多忙な様子ですが、常に新たな挑戦をし続けるシェフの意気込みを感じた一時でした。


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明日は箱根遠征予定ですがお天気が心配ですね。
都内は大丈夫でも箱根だと雪がふることも多いようですので、そうなると交通機関にいろいろと問題が・・・。

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ビストロ トロワ・キャール

今日は2月28日。もう2月も終わりですね。

昨日はお菓子教室Paris-Alsaceも最終回で無事終了しました。
フォレ・ノワール好きが高じて、思いついたお菓子ですが個人的に大好きなお菓子になりました。
またブラッシュアップして来年あたりにも再登場させたいと思います。

大好きなお菓子フォレ・ノワールを今後も他のお菓子でアレンジしてみたいですね。
今までにはビュッシュ・ド・ノエル、クグロフ、ケークで作ってきました。今度はサブレ系やグラス、タルトなどで応用してみたいですね。

今月の教室が終わったかと思うと、もう来月はすぐそこ。
来月は一足お先に4月のお菓子「ポワソン・ダブリル」を作ります!

後半ではピスタチオのタルト。
こちらも試作をスタートしています。
爽やかな風味を感じさせるよう仕上げる予定です。


お菓子教室を通じて日々作ることの難しさと楽しさを感じています。
それからやっぱり参加してくださる皆さんからもいろんなことを勉強させていただいてとても有り難い限りです。

そして、自分のお菓子だけではなくいろんな食を知りたい、食べたいという好奇心も相変わらずです。

最近はつい先日友人と松陰神社前のビストロ「トロワ・キャール 3/4」に行ってきました。
実はツイッターを通じてシェフの木下さんとお知り合いになり、いつか行きたいなと思っていたのです。
偶然にも友人も行ってみたかったお店とのことで、ディナーに行ってきました。

木下シェフそしてマダム(マダムも料理人!)、サーヴィスの上野さんの3人があたたかく迎えてくださいました。
シェフの目の前カウンター席で、お料理を作るのを見ながらいろんな食材や料理、そして仕事の話などしながら3時間くらいかけて食事をしました。

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毎日焼いているという自家製パンとアミューズ。
パンは3種類ほど焼いていて北海道産の粉を使った優しい風味のものでどんな食事にもあうタイプ。

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写真は前菜盛り合わせ。パテやハム、サーモンなどちょっとずついただけるのが嬉しい。
これだけでもワインが進みます。写真以上のボリューム感があってどれも美味しい。特に霧島豚のハムが好き。蝦夷鹿入のパテもいいー。

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メインは牛頬肉の赤ワイン煮。
クラシカルなフランス料理ですが、ほろほろと崩れてゆくとっても柔らかい食感。
あ、これがお箸で食べられる柔らかさってやつよね。と頭の中で思っちゃいました。

定番のお料理ですがとっても美味しいのでお薦めのメイン料理です。

(でも他にもたべてみたいものもたーくさんあるのです。次回は豚系か鴨のコンフィかな。)


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デセールはマダム担当。
この日は金柑のスフレ(シェフのご実家の金柑)。
ラムレーズンのアイスと金柑のコンフィチュールを添えて。


やはり何より料理人の顔をみながら食べるお料理はとても美味しいものですね。
もちろんそれはシェフのお人柄もあってのことですが。

お店では今後パテなどのシャルキュトリーやマダムの焼き菓子なども販売したいとのことですので、そちらも今後楽しみです。

またゆっくりとお食事しに行きたいお店が近所に(近所といっても少し離れていますが。。)1つ増えとっても嬉しい限りです。

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明日はスイーツDAY
アコテパティスリー、レトルダムール、トシヨロイヅカに行ってきます。
それぞれ個性的なパティスリーですね。
きっとお菓子も少しずつ春を感じさせるものが増えてきているのでしょうね。

3月は一時帰省するので、少し慌ただしくなりそうですがあまりサボりすぎないよう(←ツイッターとかfacebookやってるとすぐに時間が経って仕事が進まない…)頑張りたいと思います!

アルザス・ロレーヌツアーのお問い合わせや資料請求のご連絡も引き続きお待ちしていますね。
また一緒にお菓子を語り合える新たな出会いを本当に楽しみにしています。

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パナデリア ショコラパーティー2011

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昨日パナデリアさん主催のショコラパーティーに参加してきました。

ショコラそのもの(タブレット)からボンボンショコラ。そしてショコラを使った発酵菓子、生菓子、ガナッシュ、料理(ソース、ドレッシング)など様々なお菓子が一挙に45種類も登場しました!

メインはフランスから直送してもらったというパリ、ディジョン、リヨンなどからのショコラ類。
アイテムがとても多いので、ブランド名のみ紹介していくと…。

<フランス>

シュクレ・カカオ
カール・マルレッティ
ジャック・ジュナン
ジャン=シャルル・ロシュー
ピエール・エルメ・パリ
Dijon STRERT
ファブリス・ジロット
ボナー
ベルナシオン
プラリュ
フランク・ケストナー
Pacari

<日本>
メサージュ・ド・ローズ
ラ・スプランドゥール
ラトリエ・ドゥ・プレジール
オリジンーヌ・カカオ
ピエール・エルメ・パリ
パナデリア特製(カカオジュースやガナッシュやソースなど)

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こちらはジャック・ジュナンのボンボンアソート。
こんなに大きなアソートはやっぱりパーティーの時には喜ばれますよね。
昨年末お店を訪れたときにも、このサイズには圧倒されました。

ジャック・ジュナンは人気のキャラメル各種も登場。
(これはものすごく大好き!特にナチュールとパッションがおススメ)
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こちらは手前がリヨンのショコラティエ「ベルナシオン」のタブレット3種。面白いのが「Jour et nuit」(昼と夜)。ミルクとノワールのショコラが2層になった欲張りなタブレット。ネーミングもなんだかロマンチック!

奥の小さなアメはブルゴーニュ地方ディジョンの「ファブリス・ジロット」のもの。とっても小さなサイズで、ディジョンならではのカシスやはちみつなどの味。

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甘いものだけではなくちょっとした軽食があるのもすごく嬉しい!
急に甘いものを連続して食べると血糖値があがりすぎるので、私はまずこちらの軽食から。

単なる軽食ではなく、サラダのドレッシングにはショコラのドレッシング、ローストビーフにショコラのソースをあわせて。どちらもパナデリアの三宅さん特製のドレッシングとソース。

ショコラの風味をいかしつつきちんと料理に合わせた配合でとっても美味しい!
これ販売していたら買っちゃいます。

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そして、こちらは初体験のカカオジュース。
カカオの実のパルプ部分をジュースにしたものです。すこしとろみがあって濃厚。
チョコレートの風味からは遠く離れたとてもフルーティーな味わいで、私はライチに似ているなと感じました。
カカオはフルーツなんだと感じさせる一品。これは初めて味わいましたがとても貴重な体験でした。


参加していた皆さん、ショコラの数々に幸せそうな表情。
やっぱり美味しい物は人を幸せにしますね。

特にショコラの世界は歴史や地理、作り手の哲学が密接に関係しているので、食べるだけじゃない面白さが詰まっています。そんなところが多くの人を魅了しているのでしょうね。

企画してくださったパナデリアさん、そして協力していただいたメザージュ・ド・ローズさん(お店で三宅さんがローズのパート・ド・フリュイのデモを行ったり、お土産にローズのパート・ド・フリュイをプレゼントしてくだったり!)、ご一緒してくださった皆さん、そして作り手の皆さんどうもありがとうございました。

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Le beurre Bordier ブルターニュ ボルディエさんのバター

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先日のお菓子教室で食通な方からの差し入れを頂きました。
ブルターニュのボルディエさんのバターとブルゴーニュのチーズのセット。

ボルディエさんのバターは、新宿伊勢丹のフランス展でも何度か登場しているので食べたことがある人も多いかもしれませんね。
伝統的な製法で作るバターにブルターニュのゲランド塩を加えた、塩気の強い旨みのあるバターです。
今回はセル・フュメタイプをいただきました。

ボルディエさんのバターは無塩、有塩、エスプレット(バスクの唐辛子)、柚子、海藻がありますが、こちらのセル・フュメは燻塩を使用したタイプ。

つまりは塩を燻製してるってことでしょうか?
中々面白いですね!

このタイプは初めて食べたのですが、旨みのある塩と鼻を抜けるスモーク臭がすごい!
バターなんだけどチーズのような錯覚に陥ります。

バゲットに塗るというよりは、薄くスライスしたバターをのせて食べるとおいしい。
バターだけでも食べられる美味しさにびっくりしました。


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ボルディエさんの本店はブルターニュ地方の北部サン・マロにあります。
昨年夏ブルターニュ旅行の際もちろん訪れたのですが、なんとお休み!
定休日は調べていたのですが、変更したのかバカンスだったのかこの日は閉まっていました…。

ブルーの外壁が海沿いのサン・マロのイメージにぴったりです。

La Maison du Beurre Jean-Yves Bordier
9 rue de l’orme 35400 St-Malo
http://www.lebeurrebordier.com/


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お店には昔ながらのバターを作る器具や木型のディスプレイがありました。
ああサンマロまできて、ボルディエさんのお店に入れないとは…

その後、添乗員の藤本さんがボルディエさんのバターを扱っているショップを急遽探してくれてそちらに向かうことにしました。

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そのお店に入ると、バターの塊がど~んと鎮座!
これは日本ではありえない光景ですよね。そもそも常温にバターをおいていると日本のバターはどんどんあぶらが滲みだれてくるんです。

でもフランスの場合、常温でもしっかりとした保型成や伸展性があるんですよね。
パティスリーでもバターの塊を常温にだしておくという話を聞いたことがあります。

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その塊のバターから注文を受けた分量だけ木製のヘラで叩きながら成形して包装してくれます。
きっとこの作業でバターがなめらかな状態になるんでしょうね。

ボルディエさんのバターはレンヌの屋内市場のチーズ屋さんでも扱っていました。
それからパリのボン・マルシェでも購入することができます。

今年の伊勢丹フランス展にもやってくるのかな?次回フランス展のテーマも気になるところです。(前回はロレーヌ地方でしたね。)


昨年のブルターニュツアーの写真を見ていると、やっぱりブルターニュも良かったなぁと感じます。
アルザス、アルザスと言っている私ですが、フランスの地方はそれぞれ異なった魅力があるので、きっとどこの地方に行っても新しい発見や魅力を感じるのでしょうね。

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サン・ベルナール  イル・プルー講習会

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先日イル・プルー・シュル・ラ・セーヌの講習会に参加してきました。
受講したのは「サン・ベルナール」という焼き菓子。


以前から他のお店で何度か食べたことがあるのですが、イル・プルー・シュル・ラ・セーヌで食べるのは初めて。
まだ詳しくは知らないのですが、ドゥ二さん(ジャン・ミエの)オリジナルのお菓子だとか。

アーモンドとオレンジを使ったお菓子です。
もうこれは素材の美味しさがものをいうお菓子だなぁとつくづく感じました。

発酵バターに、マルコナのアーモンドパウダー、そしてスペイン産のオレンジピールにルゴル社のオレンジキュラソー。旨みと香りのある素材ばかりで作った焼き菓子が美味しくないわけがないわけで。

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仕上げにはアプリコットジャム(これも自家製)とグラスがけ。
甘ずっぱいジャムとしゃりっとしたグラスの食感が美味しい。


イル・プルーの焼き菓子は色々と食べてきたほうだと思いますが、このサンベルナール感動的な美味しさ。
こういうお菓子こそ年月を経ても色褪せない魅力を持つんだなとしみじみと感じました。

ふと思いましたが、生菓子には時代の流行が大きく反映されますが、焼き菓子は比較的昔から変わらない部分が多いですね。素材も配合も時代による大きな変化が少ないということは、変わらない美味しさがそこにあるのかも。
そういう所に自分は魅力を感じているのかもしれません。

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来月のお菓子教室ですが、ピスタチオのタルト大人気でびっくりしました。
あまり普段使う素材でないからか?あっという間に満席になってお断りした方も多く…。(ほんと申し訳ないです。。)
また春~夏にかけて再登場させたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。

前半レッスンポワソン・ダブリルは比較的余裕があります。
サクサクのフィユタージュにキルシュが香るクレーム・パティシエールとベリーを使って仕上げた春らしいお菓子です。

こちらはまた写真を添えて改めてご案内いたしますね!

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地方菓子を巡る旅 ~アルザス・ロレーヌ地方~

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今年の夏もフランス地方菓子ツアーを企画します。
一昨年はアルザス、昨年はブルターニュ。
次に考えていたのがお菓子が豊富なロレーヌ地方でした。

ロレーヌ地方はアルザスのすぐお隣りです。
ロレーヌ地方を重点的にまわることも考えたのですが、やっぱりアルザスの菓子文化に魅力を感じ、皆にもアルザスを知ってもらいたいという気持ちも強く、今年はアルザスとロレーヌどちらも巡る旅を企画しました。


旅の詳細は近日中にHPで公開予定ですが、今年も「地方菓子」をテーマに巡ります。
アルザス、ロレーヌ地方のパティスリー巡り、そして菓子のデモンストレーションが大きな柱です。

今年のデモンストレーションは、まずはアルザスのフェルベールさんでフルーツのタルトとコンフィチュール。
どちらも旬のフルーツを使って教えてもらいます。

そして、ロレーヌ地方は先月サロン・デュ・ショコラでも上京されていたメッスのフランク・フレッソン。
こちらでは、フレッソン氏のおじいさんの代から続く古典的な地方菓子、そしてケークを教えてもらいます。

今の時代らしい華やかな生菓子もたくさんお店に並ぶのでしょうが、やはりその土地のお菓子を教えてもらえることは本当にうれしいことです。

お菓子を作る仕事をしている人は直接的な勉強になりますし、作らない方でも現地の素材やシェフの菓子作りに対する姿勢を感じられるいい機会です。


お菓子がメインですが、アルザスでは朝市やワイン街道沿いの小さな村めぐり、歴史の重さを感じる大聖堂を訪問するなど、その土地ならではの空気を感じられる内容です。

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日程は7/4(月)~7/11(月)の6泊8日です。
最後の1泊はパリに滞在しますので、一日かけてパリのパティスリーやブーランジェリーを巡ります。

お菓子好き、そして地方好きにはもちろん、お菓子に関わる仕事に携わっている方にも大きな刺激を受ける充実した内容になっています。私はこれでアルザス3度目の旅ですが、また行けるうれしさとともに、新たな発見を楽しみにしているところです!

資料が完成しましたので送付ご希望の方はmasa@sweet-cafe.jp(下園)まで、ツアー資料送付希望の旨とお名前、ご連絡先(住所)を添えてご連絡下さいませ。

よく「一人での参加でも大丈夫ですか?」とか「お菓子は全然作らなくて食べる専門だけどいいですか?」というご質問がありますが、全く問題ありませんー。

どちらかというとこういうテーマ性が強いツアーは一人で参加される方、そして食べるのが好きという方が多いです。初対面のメンバーばかりでも、テーマに特化したツアーであるがゆえ同じものが好き同士で集まって旅行していると自然と打ち解けていくものなのですよね。

それでは、ご連絡お待ちしています!

※現在添乗員さんが海外出張のため、資料が届くのが今月末近くになると思いますのでその旨ご了承くださいませ。


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Picon ピコン

昨日、スイーツ部のメンバーと部長とでジョンティに行ってきました。
フェーブ会議という名目のもと、アルザスワインとアルザス料理をまたもや堪能してきたわけですが。

案内された席につきふと斜め前方のテーブルを見ると「Picon」の瓶が!

これは、オレンジのリキュールなのですがちょうど今年のサロン・デュ・ショコラで浅見さんがこのリキュールを使ったボンボンショコラを新作で出したので注目していたものです。

アルザスのスーパーで見かけたこのPiconの瓶。結構重いので買うのは諦めていたのですが、ああここに(ジョンティに)あったんだ。気付かなかったです…。

ピコンはビールで割って飲むのが定番なので、いつもはビールはあまり飲まない私ですがピコンに興味津々なのでもちろんピコンビアをオーダー。

うん。フルーティーでオレンジのビターな風味とビールのコクがよくあっていました!
そんなに甘くないし、飲みやすいですよ。また飲みたいです。是非ジョンティに行ったらピコンビアお試しください。


昨日はカメラを持っていったのに、肝心なSDカードが入っていないという失態をおかし、今日は写真無しです…。スイマセン。(私の携帯は画質がよくないので写真を撮影するには使わないのです…。)

昨夜はタルト・フランベ(きのこ)、パンデピス&鶏のレバーペースト、シュークルート(肉&魚両方。)、そして初食のフランシュナック?(正確な名前を忘れちゃいました…)という渦巻状の面白いお料理をいただきました。

最近よく感じるのですがアルザス料理はフランスの他の地方に比べかなり脂肪が少なくヘルシーかも。じゃがいもやお肉たっぷりなのでボリュームが有るのですが、バターやオイルなどの脂肪を使ったものがそんなにないような。

そんな料理に合わせるかのようにアルザスワインはライトな飲み口。
その土地の料理とワインってやっぱり合うようにできているのですね。


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そうそう、ジョンティのシェフの榎さんは奄美大島出身ということを最近知りびっくり!
私も小学生の頃奄美に住んでいたので、懐かしいなぁ~。
久々に同郷の方にあえ嬉しかったです。

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J'ai mangé tout le chocolat

今年のバレンタインは雪が降るとてもロマンチックな日になりましたね。
ロマンチックとはいえ、雪だと交通機関とか明日の仕事だとかいろいろと大変だと思いますが、個人的には雪が降る景色をみるのはとても大好きです。

バレンタインということで、自主的にいろいろとチョコレートを食べています。
私たちスイーツファンにとってバレンタインというのはもはやチョコレートシーズンの中の単なる一日と化しているので、結局年末から2月末にかけていろいろとチョコレートを食べる機会が続いている気がします(笑)
そんなわけで最近食べたショコラの紹介です。

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まずは伊勢丹のサロン・デュ・ショコラで購入した南仏のChristian Camprini クリスチャン・カンプリニのボンボンショコラ。

彼のショコラは、南仏やその周辺の食材を使い、その味や香りを意識したものが多いです。
例えば、シチリアのピスタチオやイタリアピエモンテのヘーゼルナッツ(氏のルーツはイタリアなのだとか。)など。
自分のルーツや地元の食材を使うことが、ショコラづくりへのアイデンティティーにもなっているんですね。

こういう作り手はとても好きです!
アルザスのフルーツをふんだんに使うフェルベールさんのコンフィチュールや有塩バターを使うブルターニュのパティスリーなども同じことで、地元の素材(新鮮で美味しい)を使ったお菓子を作るというのは理にかなったことです。


カンプリニさんのショコラではヘーゼルナッツのプラリネに粒の粗い塩がはいったボンボンが特に美味しかったです。ナッティな中にたまにしょっぱいアクセントがやって来ました。

現在はお店を構えずホテルなどに卸しているそうですが、予約すればアトリエでショコラを購入することもできるそうで、いつかこちらも伺いたいです。


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こちらは、今年一番見た目にインパクトが大きかったFabrice Gillotteファブリス・ジロットの「アンスピラシオン・ジャポン」。アンスピラシオンは英語だとインスピレーションかな・・?

見た目も素材もおもいっきりJapon!なこのボンボンショコラ。転写シートは日の丸をイメージした赤い丸と素材の名称が漢字で。

漢字というのは、フランスの方にとってはどんなイメージなのでしょうか?少し不思議でかっこいい雰囲気なのかな。私はこの転写シートはちょっと戸惑いましたが。。でもジロットさんのショコラは好きなので今年も購入。

4種のうち抹茶と柚子はジロットさん特有のガナッシュのセンターに薄いジュレをサンドした製法です。
柚子は最近いろんなフランス人シェフが使っていますが、柚子独特な香りがありますが他の柑橘類と大きく違うところはないので、彼らにとっても扱いやすそうですね(今まで失敗な柚子スイーツにあたったことがない)

予想以上に美味しかったのが胡麻。プラリネに胡麻を合わせていてその香ばしさやコクがショコラと違和感なくあっていました。


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こちらは高円寺のパティスリーラブリコチエのボンボンショコラ。
ボンボンチェリーは自家製のチェリー(キルシュ漬け)を使っています。食べると中からキルシュが出てくるので一口で食べないと!キルシュはまろやかになっているのでそれほどアルコールは強くないですよ。

その他ヘーゼルナッツやコーヒー、苺を使ったボンボンショコラなどいろんな種類があります。

写真はありませんが、恐竜の卵を表現したショコラもあってこちらがおすすめ!
卵の中にミニ恐竜のチョコとアマンドショコラが入っていて、とっても可愛らしいくておすすめです。

そして先日ブログで紹介した雑誌女性自身のコラボショコラ、ラブリコチエさんも参加しています。こちらも今度食べる予定で楽しみ。ラブリコチエさんのボンボンショコラはクレームブリュレをイメージしています。優しい味が佐藤シェフらしいですね。


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こちらはイデミスギノのパケスペシャル。
生チョコとボンボンショコラが各5個入り。
生チョコはオレンジ、キャラメル、チェリー、蓮の紅茶、フランボワーズの5種。かなりアルコールがきいています。(口の中が辛くなるくらい!)ねっとりタイプの生チョコではなく(乳化させすぎていない?)、わりと歯切れのいい食感。

ボンボンは、ピスタチオペースト、コーヒー、レモンペースト(これ珍しいですね)、ジャンドゥーじゃノワゼット、プリュンヌ。
やっぱり一番好きなのはプルーンを使ったプリュンヌ。プルーンの中にコニャックのガナッシュが入っています。こちらもお酒ききめで大人の味。確か4~5年前に初めて食べてとても好きになったショコラです。


その他先日のヨロイヅカのトシヒポくん(ついに食べちゃいましたが、どちらも美味しく特に苺味の方が好み!)や知人に頂いたアコテパティスリーのボンボンショコラなど、いろいろと食べていますが今度のパナデリアさんのショコラのイベントでも何種類も登場するのでもう少しショコラシーズン続きます。楽しみ!


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先日お教室の生徒さんからとーーっても可愛い消しゴムハンコをいただきました。
そのモチーフがアルザシエンヌ(アルザスの女の子)だったりクグロフだったり。
他にレモンとかマドレーヌとか、なんとルリジューズとか!!

もう大好きなモチーフばかりで興奮してしまいました。
どうもありがとうございます。

人の手が創りだしたものというのは、やっぱりあたたかみがあってとても素敵です。

これから大切に使わせていただきますね!

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トシヒポ(TOSHIHIPPO) トシ・ヨロイヅカ

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今日はかわいいショコラの紹介です。
こちらはトシ・ヨロイヅカの2011年新作ショコラ「トシヒポ」です。
鎧塚シェフが好きなカバ(ヒポポタマス)をモチーフにキャラクターにしていてコクコートを着た、カバのパティシエくんですね。

スイートとミルクの2種類があり、単品での販売、セットでの販売もあります。
セットは、専用のギフトボックスもあり贈り物にぴったり。

今回は自分用なので単品で購入しました。

ノワール(黒いほう)にはプラリネとキャラメル入り。
ミルクは苺風味です。

まだ食べていないのですが、食べるのがちょっとかわいそうなのでもう少し飾っておきたいところ。
こういう動物の形をしたお菓子って可愛いのですが(アニョーパスカルやポワソンダブリルもそう。)、食べるのがちょっともったいないですよね。(でも食べちゃうけど。)

鎧塚さんのHP内で、トシヒポくんの紹介、鎧塚さんのコメント(動画)が紹介されていますので気になる方はご覧下さいね。

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先日銀座のビストロマルカッサンで一人ランチしてきました。
以前「女子力」特集の料理通信で紹介されていて気になっていたお店です。

細長い小さなお店ですが、お料理は素材を活かしたシンプルなものが中心で美味しかったです。
デザートのプリンはコーヒーカップにスプーンですくって盛ったシンプルなものですが、フレッシュでコクがありつつ口溶けがよくとっても美味しかった!

ランチは本日のスープ+本日の魚OR肉+コーヒー+矢部養鶏場の卵のなめらかプリンで1575円です。

次回は、是非ディナーに行ってみたいです。
ジビエがお得意ということなので、今月~来月上旬に再度行きたいなぁ。。

最近食べる機会が多いので、それをどう調整すればいいか悩みどころです。
私の周囲はすごく食べても皆体調や体型をキープしていますが(なぜだろう!?)、私は食べた分だけ脂肪として蓄積される普通の体質なので、ある程度コントロールしなくてはいけないので食べたい気持ちと自分の健康とのバランスの取り具合が難しいですっ。

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パナデリア イベント 「ショコラパーティ」のお知らせ

先月末からすっかりスイーツファンの間ではショコラモードですが、来週はいよいよバレンタイン。
今週末あたりから本格的にチョコが動き出す頃ですね。

ところで最近インフルエンザや風邪、そしてノロウイルスが流行っているということでせっかくのショコライベントに全く行けなかったとか、結局何を買えばいいのか分からない~。という方も多かったと思います。

そんな方にも、そうじゃないショコラファンの方にもとっても素敵なイベントの紹介です。

パナデリアさん主宰のショコラパーティーが2/22(火)に開催されます。パナデリア厳選のとっておきのショコラやスイーツが登場します。

ショコラは、パリやディジョンなどフランスから直輸入したもの(中には日本未発売のものもあります)が中心。例えばこんなものが。

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パリのジャック・ジュナンのボンボンショコラ。
私もパリに行くと必ずよるお店です。この間はジャック・ジュナンのショコラスイーツのルセット本も購入して、大事に読んでいます!

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サロン・デュ・ショコラでも人気のディジョンのファブリス・ジロットのキャラメル~。
これは私も食べたことがないので楽しみ!ショコラティエが作るキャラメルは美味しいんですよね。


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リヨンのショコラティエ「ベルナシオン」のタブレット各種。
サロン・デュ・ショコラTokyoでは大人気だったので、その姿を見る機会が少なかった貴重な品です。

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こちらもサロン・デュ・ショコラで大人気ですぐに売り切れていたジャンシャルルロシューのカルーセル。ナッティな風味とショコラのコクを楽しめます。これ食べてみたいけど1つ買うのは…とためらって買わなかった方には、こういうイベントで一口食べられるのが嬉しいですよね。

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そして国内のお店の焼き菓子や生菓子も登場するということで、こちらはプレジールのクグロフ・ショコラ。
中はどうなっているのかしら。こちらも楽しみ!

こちらに紹介しただけでもたくさんありますが、この他にもいろんな種類が登場するということです。
ショコラはなんといっても高価なので、たくさんは買えませんがこういうイベントだといろんな種類を少しずついただけるのですごくいいですよね。

それに加えパナデリア主宰 三宅さんによる、ショコラのデモンストレーションも開催されるということで美味しく楽しいイベントになりそうです!


■イベントについての詳細はパナデリアさんのHPをご覧ください。※イベントページの下の方に申し込み方法が書いてあります。

ショコラ通な方はもちろん、ブランド名なんか全く分からないけど興味がある!という方も気軽に参加できるイベントです。これをきっかけに自分の好みがわかるといいですよね。

こちらのイベント私も参加予定ですので、是非見かけたら声をかけてくださいね!

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寒い日にぴったりのオニオングラタンスープ シェ・アズマ

先日知人に誘っていただいて、渋谷のビストロ「シェ・アズマ」に行ってきました。

以前から行きたいと思っていたものの、なかなか機会がなく今回偶然誘っていただきありがたくおじゃまさせていただくことに。渋谷の駅から埼京線のホームを横目にてくてく歩いて10分くらいかな。

シェ・アズマといえば前回の料理通信でも作り方が紹介されていた「オニオングラタンスープ」。
これはやっぱり一度は食べたい!

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そんなわけで、前菜(サラダ、フォアグラ)の後に頂きました。
あっつあつの陶器に玉ねぎの旨みを凝縮したスープとパンとあふれんばかりのチーズ。
写真を見返すだけで食欲が湧いてきます。

熱いけどやっぱり熱いうちに食べたいので口をはふはふしながら食べるのですが、この間皆さん無言(笑)
そう、皆食べるのに集中して、カニを食べる時と同じような静かなひととき。

最近寒さが戻ってきたので、こういう時期にぜひ頂きたいですね。

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メインはこの時期ならではということでジビエ。
蝦夷鹿です!
「富良野産 エゾ鹿のロースト、赤すぐりのソース」。

見るからに美しいですね。
しっとり柔らかいお肉に赤スグリのソース、そして脇に添えてあるチョコレートのソースをつけて頂きました。

鮮やかなお野菜のピューレは、左からビーツ、人参、ブロッコリー。
この何気なく添えているピューレがとても美味しい!

この後カスレ(豆と肉の煮込み料理)をいただき、お腹いっぱいでしたがお決まりのデザートも注文。。


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3種盛りにしてもらい、柚子のシャーベット、ピスタチオのアイス、特製チーズケーキ。
チーズケーキはなめらか濃厚でNYタイプ。

最後エスプレッソでしめ、本当にお腹いっぱい!
体もほかほかでした。

場所も覚えたことだし、次回は一人でふらっとランチに伺いたいと思います。

.....................

2/20(日)13~17時のお菓子教室「パリ・アルザス」に1名空きが出ました。
ココアのシュー生地に、ショコラのカスタード、グリオット、シャンティー(キルシュ風味)を合わせたフォレ・ノワール風のパリ・ブレストです。

ご興味がある方はmasa@sweet-cafe.jpまでご連絡下さいませ。
先着順になりますのでご了承ください。

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雑誌「女性自身」コラボ ボンボンショコラアソート2/8発売 

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週刊誌「女性自身」企画で4店舗のパティスリーのコラボレーションチョコBOXが2/8から発売されました。
百貨店催事でのコラボはよくありますが、こういう雑誌企画でのコラボ限定商品はなかなか珍しいですよね。

今回登場したパティスリーとシェフはこちらのとおり。

・パティスリー雪乃下 宇治田シェフ
(トリュフ エスプレッソ)左下

・パティスリープレジール 捧シェフ
(ショコラ マール ド シャンパーニュ)右上

・パティスリーラブリコチエ 佐藤シェフ
(ショコラ クレーム ブリュレ)右下

・パティスリーカルヴァ 田中シェフ
(ショコラ フロマージュ クリュ)左上

それぞれのシェフが自由に発想したボンボンショコラを1粒ずつ入れたアソートです。
価格は1450円。

各店舗で販売中ですが限定数ですので(各店舗45箱)です。
箱は共通ですが、ラッピングは各店舗で異なるということでそちらも楽しみですね!
(写真はプレジールのラッピング)

私もどうしても食べたくてでも今週は予定がいっぱいで、ラブリコチエ近くに住む知人に買っておいて~っと無理やりお願いしてしまいました。。(どうもありがとうございます!)

4人のシェフのショコラを一箱で食べられる贅沢な一箱。本命チョコにも自分チョコにもいいし、このくらいのコンパクトなアソートなら義理チョコにもいいですね。
スイーツファンならそれぞれのシェフを想いうかべながら食べると楽しいだろうなぁ。


今週の女性自身のバレンタインショコラ特集にこちらのコラボチョコ紹介されています。
特集後半では、私がお薦めする女子会チョコ、逆チョコ(男性から女性に贈るチョコ)についても紹介していますのでよかったらご覧下さい。

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レトルダムール デリスショコラ2011V.D.バージョンはショコラ&りんご

来週の月曜日は2/14バレンタインということで、今週はチョコを買ったりお菓子を作ったりする方が多い、「バレンタインウィーク」ですね。

最近バレンタインのスイーツの選択肢が増えてきて、定番のボンボンショコラに加え、焼き菓子や生菓子もいろいろとみかけます。特に最近では二人で一緒にとか家族と一緒に食べられる小さめのアントルメが人気です。

今日はそんなショコラを使ったバレンタインにぴったりのアントルメを紹介したいと思います。


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白金台のパティスリーレトルダムールの「デリスショコラ」です。
昨年末にはショコラとアールグレイの組み合わせで登場したアントルメがバレンタイン用にアレンジされ登場しています。

直径12cmの小さめのアントルメ。4人くらいでちょうどいいサイズです。(たくさん食べる方や2日に分けて食べるなら2人でも。)

全体的にシンプルなチョコ色ですが、表面の赤いハートのデザインがとてもかわいいですね。


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構成は下からサブレ生地、ショコラのスポンジ、ショコラのムース、りんごのクレーム(シナモン風味)、ショコラのムースです。

ショコラはオーガニックチョコレートのKAOKAを使用。カカオ分が高くビターな風味で香りも豊か。
一見濃厚そうですが、後味が爽やかなのは合わせている生クリームの脂肪分が低いのかな。
ショコラの風味はしっかり感じますが、口溶けがよくすっきりした印象。

りんごは長野県のふじ(開花後農薬・化学肥料不使用)。お店のブログでは昨年倉嶌シェフが生産地を訪れた際の様子や生産者の中島さんが紹介されています。

そんなふじりんごは角切りにしソテーしたことで、味が凝縮し、ほどよいしゃきっと感と酸味があります。

りんごの周囲はシナモン風味のりんごのクレーム。穏やかな香りで優しい味。
りんごともチョコとも相性のよいシナモン。甘みや酸味をひきたててくれています。


りんごとチョコの組み合わせはりんごが負けてしまいそうですが、このクレーム部分があることやチョコのムースが多すぎないことでとてもバランスよく構成されていると思います。

また、土台にサブレを敷いているので、食べたときにザクっとした固めの食感があるのがいいですね。
どうしてもムースとスポンジだけだと食感が単調になりがちなので、すこし固めの食感の生地が入っているとメリハリが出てきますね。


このデリスショコラ(バレンタインバージョン)はネット限定での販売です
ただ2/14に届けるにはもう今日~明日には申し込まないと間に合わないかもしれないのでそのあたりはよく確認したほうがいいですね。

バレンタイン用は2月17日(木)まで販売。
ホワイトデー用は少しアレンジがはいるそうで、2月18日(金)より3月9日(水)まで販売です。

男性だけがチョコを楽しむバレンタインではなく、こうやってみんなでひとつのケーキを切り分けて楽しむバレンタインのスタイルはこれからも増えていきそうですね。

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レインボーキウイのタルトとショートケーキ アトリエ ヨロイヅカ

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久々にアトリエヨロイヅカを訪問。
夕方遅かったので、品数は少なかったですが、目についたのがレインボーキウイのタルト。
こちらは愛媛スイーツプロジェクトで鎧塚さんが考案したタルト。

愛媛はキウイの生産量が全国1位だそう。
そんなキウイの中でも珍しいレインボーキウイを使ったタルトです。
中央が赤くて周囲は黄みがかった淡い緑色をしています。

タルトの中はクレームラフィネ、スポンジ、カスタードの層。表面に薄くスライスしたレインボーキウイ、周囲にココナツ。
最初カスタードだけだと思っていましたが、クレームラフィネのコクとココナツの甘い南国の香りが結構きいていてとても美味しかったです!キウイ自体は思ったより酸味が強くなく比較的食べやすい味でした。

キウイってあんまりパティスリーのお菓子には登場しない(コンフィチュールとかソースとかアイスでは見かけますが)ですよね。消化酵素があることやビタミンCが多いので体にも良いフルーツなので生食やジュースで頂くことは多いのですが最近ご無沙汰していました。

もう少し暖かい季節が来たらキウイ食べようかな。

後ろはショートケーキ。
苺の季節だからか、何故か無性にショートケーキが食べたい今日この頃です。
バニラビーンズ入りのリッチな生クリームと柔らかなスポンジは皆に愛される味でした。


そして、この時期はなんといってもバレンタインに向けてチョコのアイテムが豊富!
ボンボンショコラ、生チョコ、タブレットなどがありますが一番気になったのが「トシヒポ」。
コックコートとコック帽をかぶったカバ型のチョコです。
ヨロイヅカのニューキャラクターで身長7cm、体重55gとの紹介がありました。

イソジンのカバ君に似ている癒し系のキャラです。

トシヒポは2種類あって、ヘーゼルナッツのクリーム入りのもの(外側はビターチョコ)、苺風味(外側がミルクチョコ)の2種。各600円(他に詰め合わせあり)だそうです。

これ、可愛いくて食べるのかわいそうなくらいですが、近々購入したいな~っと思っています。
もうバレンタインも近いので毎日混みだすんだろうなぁ~。。平日に伺わなくては。

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今週の3つ星スイーツ ボンボンショコラ

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日経新聞WEB刊「今週の3つ星スイーツ」のお題は「ボンボンショコラ」。
もちろんバレンタインシーズンを意識してのテーマです。

今回は、上司や目上の方に贈って喜ばれそうな2000円以内のショコラをピックアップしています。


最近では私の周りでは男性も女性ももっぱら「自分チョコ」を買う人ばっかりですが(汗)、世間一般ではやはり女性が好きな人、お世話になっている人にチョコをプレゼントすることが主流ですよね。

自分チョコだったら、自分が好きなショコラティエのものはもちろん、やはり珍しいものや新作を選びますが、やはり仕事関係のお付き合いだったら、安心感のある美味しさとクールなパッケージ(男性がもらってもはずかしくないもの)、上品さ(味もパッケージも)が重要かなと思います。


写真はジャン=ポール・エヴァンのボンボンショコラ。
日本にはたくさんのショコラティエが進出していますが、やはりエヴァンのショコラ人気は相変わらず高いですね。
洗練されたパリらしい味わいを楽しめます。

パッケージもモダンな色合いでいいですね。

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こちらは番外編で紹介したラ・メゾン・デュ・ショコラのボンボンショコラ。
2粒が入った小さな箱はと~っても可愛い!
まるでピアスが入っているかのような小さな小さな箱です。

ちょっとしたプレゼントにもいいですが、やっぱりお店のことを知っている方に差し上げたいですね。
何も知らないと、2個だけなの~?って思われそう(汗)

小さなボンボンショコラは本当に宝石のよう。
大切にじっくりと味わいたいものですね。


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最後に、先日友人から頂いたパリみやげ。
ラ・メゾン・デュ・ショコラのオリジナルフェーブです!
パリ・ブレストにガレット・デ・ロワ、そしてお店のロゴマークMのフェーブ達。
これもかわいいですね。皆でわいわい盛り上がりましたよ。


ラ・メゾン・デュ・ショコラとユーゴ・エ・ビクトールのフェーブを、皆でじゃんけんして勝った順に選んでいきました。
私はこのMのフェーブをGet。
ちょうどカーブのところでカカオ豆をすりつぶしているんです。
こういう細かいところがなんともたまりません!

ショコラの話からは外れてしまいましたが、バレンタインはまさにこれからですね!
きっとこの週末はたくさんの方がチョコレートを買い求めるのではないでしょうか。

今日は新宿の高島屋と伊勢丹、昨日は渋谷の東急百貨店に行きましたが、どこもショコラ売り場はたくさんの女性が集まっています。

スイーツ寄りでない一般の女性はどんな判断基準でショコラを選ぶのかな。
試食がないものだと、見た目と価格なんだろうけど。
どんなショコラが人気なのか気になりますね。

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スイーツムック本「TokyoWalker Sweets Collection」 2/4発売

Book

東京ウォーカーのムック本として初のスイーツ尽くしの一冊「TokyoWalker Sweets Collection」 が2/4(金)に発売されます。
都内の有名店・今注目の店から選りすぐりのスイーツ365品を網羅! 
ケーキのサイズ、パッケージ写真、予約の有無、アルコール使用まで徹底紹介。

最近ではもう定番のおやつ系スイーツ(ドーナツやどらやきなど)や、これからやってくるバレンタインに向けたショコラ、できたての美味しさを味わえるアシェットデセールなど、幅広い分野のスイーツをまとめた内容の濃い一冊です。

そして、美味しく楽しいMAPも付いています。

・銀座駅、東京駅、新宿駅、池袋駅などターミナル駅からすぐの手みやげMAP
・ロールケーキで巡る沿線MAP

以前東京ウォーカーのスイーツ座談会でご一緒したメンバー、下井さん、平岩さん、スイーツ番長、矢都木さんとともに、私もスイーツについてのコメントを寄せています。

この時期にぴったりのショコラのケーキの表紙が目印です。
よかったら是非ご覧下さいね!

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パリセヴェイユ 2011年 1月のお菓子教室

2011年に入り1回目のパリセヴェイユお菓子教室。
12月はお休みだったこともあり、久々の教室を楽しみにでかけました。

今月のテーマはショコラ。

ちょうどサロン・デュ・ショコラTOKYOが始まったばかりだったので、フランスのショコラティエのお話を交えながらのスタート。

最近ほんとに感じるのですが、金子シェフがどんどんと高い所に行って少し遠い存在になっていくような気がします。とはいえ、こうやってお菓子教室やデセール会などで直接生徒さんやお客さんと接しているのですが…。

独立して以降、お菓子教室や、頒布会、デセール会など様々なことに取り組んで、第一線で活躍するキュイジニエや、フランス人パティシエ達と交流を深めている金子シェフのことが私にとってはまぶしすぎるのかもしれません。

と、変な前置きになってしましましたが、今回はベーシックなショコラのお菓子を4種類教えてもらいました。
どれも自宅で作れそうなものばかり。

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まずは定番中の定番アマンド・ショコラ。アーモンドチョコですね。
ロースとしたアーモンドをキャラメリゼして、チョコレートでコーティングしたおやつ的なチョコ菓子。
まずはアーモンドにシロップをからませ、一度砂糖を再結晶化します。
この状態だけでも美味しいですよね。この後キャラメル化させます。

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今回は、アーモンドにキャラメルとチョコがまんべんなくコーティングされるためのひと工夫を教えてもらいました。

アマンド・ショコラ、修行中にはやっぱりバレンタイン前にはつくっていましたが、実はこの一工夫知らなかった…。

お菓子づくりは本当にちょっとした一手間が仕上がりに影響を与えますね。


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そして、これこそチョコレート菓子の大定番、ガトー・クラシック・オ・ショコラ。
チョコの風味とバターのコクがきいたしっとり濃厚なお菓子です。

写真は焼き立てですが、冷めると中央が少しへこんできて、詰まった感じの密な生地になります。
ビターな風味なので生クリームをたっぷり付けて食べると美味しいです。

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そしてデセール的な1品。ビスキュイ・ド・ショコラ・クーラン。
小さなビスキュイショコラは、アツアツの状態でいただくと中からさ~っと液体のショコラが流れ出ます。

みかんのアイスを添えていただきました。
こちらはキメが細かくさっぱり爽やかな味でした。オレンジじゃなくてみかんというところが妙に気になりましたが…。ビスキュイの軽やかさに合わせたのかな。(オレンジだと結構主張が強いからね。)

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ビスキュイをカットするとこんな感じに中の生地が流れ出します。
生地はサクっと軽やかな食感、そして流れでたショコラをソースとしていただきます。
濃厚に見えますが、このソース(ガナッシュ)は、意外にあっさりしているのです。

こういうの家で作れたらかっこいいですよね。
もちろんレストランで出されると嬉しい。

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そして、ショコラ・ショー。乳化のポイントを教えてもらいました。
濃厚なタイプのショコラ・ショーですが、オレンジの皮で香りを付けているので風味が良くてしつこくありません。
ちょうどこの日が寒かったので、よかった。
やっぱりショコラ・ショーは寒い中で飲むのが一番美味しい。

お教室終えた後、メンバーの一人から「ブログ見てます!」と声をかけていただきました。
私のブログあまりコメントが入らないので、どんな方が見てくれているのかほとんど分からないのですが、こうやって直接声をかけてもらえると本当に嬉しいですね。

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来月のテーマは生菓子。
フォレ・ノワールとフロマージュのお菓子だそう。
どちらもとても楽しみです!

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