ストラスブールのパティスリー巡り キュブレー
さて、やっとアルザス1日目のレポートが終わりました。(長かった…)
今日からアルザス滞在2日目のレポートにはいります。
この日はストラスブールのパティスリーをメインにマルシェ・ド・ノエルをめぐりました。
この旅の中で最もフル回転した一日で、とにかく歩いて食べて、そして時には走って…。
今思い出しても、いろんなシーンが頭に浮かぶ充実した一日でした。
朝一に向かったのはキュブレーです!
日本人シェフの浅見さんが活躍するパティスリーキュブレー。
昨年夏は、ツアーで訪問し厨房見学もさせていただいたご縁のあるパティスリーです。
Pâtisserie Kubler
29, avenue des Vosges
67000 STRASBOURG
お店はすっかりノエル仕様!
こんな風にアルザスでは11月末からすっかり街はノエルモードです。(この時期パリはまだそんなにノエルっぽくなかったです)
道路に面したショーケースには主にアントルメやケーク類、ヴィエノワズリーがズラッと並びます。
キュブレーのお菓子はクラシカルで華やかなものが多いです。
お店に入って気になったのは、クランブルがたっぷりかかったお菓子。
これ夏に訪れたときは気づかなかったけど、その時もあったのかなぁ。
パッと見、クランブルとりんごのタルトかな?と思っていたのですが、これブリオッシュでした!
ブリオッシュの上にほのかにシナモンが香るクランブルがたっぷり。「シュトロイゼル」という商品名だそうです。
どうやらアルザスの定番発酵菓子のようです。(この後行ったジークレーにもありました)
やっぱりノエルの時期なのでブレデル(クッキー類)があります。
こんなふうにざくっと盛られている感じがなんとも素朴でかわいいですね。
思わずついつまみ食いしたくなります…
そして、発酵菓子も豊富。クグロフやサン・ニコラを祝うマナラ。
やっぱりマナラはこの時期しか出会えないのでついつい反応してしまいます。
キュブレーのマナラには目がついていますね。
お店奥のサロンで朝食をとりました。(とはいえほとんどお菓子ですが)
まずはトルシュ・オ・マロン。旅の途中からトルシュ・オ・マロンを意識して食べてきました。
マロンペーストはホックリ、甘さひかえめですが食べ応えはしっかりありました。
そしてフォレ・ノワール。
キルシュがし~っかりきいている大人味。伝統的な作り+お酒がきいているので好みでした。
手前は、先ほど紹介したシュトロイゼルというパンのミニ版です。
おやつパンといった感じで親しみやすい味。
奥はサービスでいただいたノエルのクッキー。
エトワール(☆)のものは、マジパンベースにシナモンが効いたねっちり濃厚な味。
朝食なので一応しょっぱいものを。。
キッシュ・ロレーヌです。ふわっとしていますが、塩味がしっかりきいた濃厚な味。
ワインが欲しくなるような美味しさ。
ついついたくさん、いただいてしまいましたがこの後もストラススイーツ行脚は続きます!
やっぱり4人だといろんな種類を食べられていいですね。
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浅見シェフにも再会できていろいろとお話ができました。
相変わらず素敵な笑顔と響く深い声(声がとても素敵。)が印象的。
ちょうどノエルの前でとてもお忙しそう。ノエルに向け氷細工を作る予定もあるとのことで(もう終わったかと思いますが)そちらも観たかったなぁ。
来年のサロン・ド・ショコラ(東京の)には、来日はできないそうですがチョコレートは出されるようです。
アルザスで人気のある素材を使ったチョコを出すとのことで楽しみです。
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