ホテルにてミュールーズ~コルマーのお菓子会
アルザス散策初日はミュールーズのジャックとコルマールのギルグでたくさんのお菓子、そしてとってもマニアックですがマナラ研究会も開きました(笑)。
写真は皆で共同購入したお菓子とパン。
その他に各々個人用にお菓子を購入しているので、初日から結構飛ばし気味です!
アルザスの好きなところは、焼き菓子が多いこと!
やっぱりパリや他の地方に比べても独特な焼き菓子が多いです。
特にノエルの時期ならではの焼き菓子が豊富なので、焼き菓子好きにもおすすめしたい地域です。
まずは、ジャック。
こちらはレッカリーというお菓子。味としてはパンデピスととっても似ています。
香辛料入りのソフトパンデピスといった感じで、ジャックのは結構薄めの生地です。
噛み締めて食べるとおいしいお菓子。
ただいま研究中のケーク・エコセ。
アルザス定番のケークですね。周りがココア風味のダックワーズ生地、中央はクレームダマンドに近いしっとり濃厚なアーモンド生地。周囲にたっぷりアーモンドがついていて、アーモンドづくしのリッチなケークです。
以前のレポートと重複してますが、ジャックの生菓子。
小ぶりで丁寧な作りです。
次回こそトルシュ・オ・マロンを…
ジャックのクロワッサンとショソンポンムです。
どちらもとっても美味しい。
出来れば軽く温めて食べたかったですが冷たくても美味しかったです
ジャックのシュトーレン。
ドイツやオーストリアでは定番のクリスマス菓子ですがフランスではアルザス地方で作られています。
ただドイツのシュトーレンと大きく異なり、アルザスのシュトーレンはブリオッシュベースの軽い生地ということ。
シュトーレンの形はしていますが、ちょっと甘めのフルーツパンといった感じなのです。
ジャックのシュトーレンはオレンジピールとレモンピールが多めの爽やかタイプ。
ふっくら焼き上げているこの形もいいですね。
ギルグのケーク・サレ。
ただいま国際フォーラムで開催中のマルシェ・ド・ノエル。
ギルグのシェフが来日されていたようで、会いたかったー。
まだいらっしゃるかなぁ。
ケーク・サレの他にキッシュも数種類あって、こちらも美味しそうでした。
ギルグのトルシュ・オ・マロンとクエッチのタルト。
ギルグは、結構洗練されたケーキが多いのですが、ついこういう素朴なタイプを選んでしまいます。
昨年夏に食べたギルグのアプリコットタルトがとっても美味しかったので、今回はそのクエッチバージョンを選びました。
ギルグのシュトーレン。
フルーツはところどころに入っているくらいのあっさりタイプ。
朝食にもよさそう。
こちらは、アルザスに来る直前にベルギーに行っていた友人からの差し入れ。
ピエール・マルコリーニのマカロン。
ふっくらしていて美味しそう。(実はあまりにもたくさんお菓子がありすぎて、これは食べ忘れてました。。。残念!)
最後、マナラの食べ比べ。
ちょっと写真が薄暗いので若干不気味ですが(笑)ホントは可愛いのですよ。
ジャックや、通りがかったブーランジェリーなどで購入しました。(大体みんな1ユーロ前後)
みなそれぞれ形が違うのが面白いですよね。
マナラはたいていプレーンとチョコチップの2タイプが多いのですが、この日は全部プレーン。
表面にお砂糖がかかっていたりするとアクセントになって美味しい。
でもやっぱりジャックのものがリッチな風味とほのかな甘さで美味しかった~。
ちなみに、日本ではPAULで「サン・ニコラ」という名前で、マナラが販売されています。
こちらは結構形が整っていて可愛らしいのですが、こういう整っているものはアルザスにはあんまりないかな…。
神奈川のパン屋さん薫々堂さんでは期間限定でつくっていたそうです。
もしかしたら、探せばいろんなところでマナラが出ていたりするのかもしれませんね。
私も来年はつくってみようかな。
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