place de la Réunion 近くのジャック
ジャックサロンの次にむかったのは、ほど近いジャックのパティスリー。
フランスには本店、支店の概念がどうなっているのかよくわかならいのでこちらはplace de la Réunion近くのジャックと紹介しておきます。
■JACQUES
1 place de la Réunion 68100 Mulhouse
こちらの店舗は初めての訪問。
秋に行った友人からこちらの店舗はヴィエノワズリーが多いと聞いて楽しみにしていました。
お店はもうノエルの飾り付けをしていました。
アルザスはもうそこらじゅうノエルモードです!
さっそくヴィエノワズリーに注目~。
シンプルながらとっても美味しそうなクロワッサンと、旬のお菓子ショソンポンム(りんごのパイ)を選びました。
常温で食べたのですが、ここアルザスの常温が冷蔵庫並みなので冷たかったのが残念。それでもと~っても美味しかったです。
バターの状態がとてもよく仕込まれているのがわかります。(バターのコク甘さはあるけど油っぽさを感じさせない)ショソンはりんごのコンポートがさっぱり爽やか。こちらももちろん美味しい。
個人的にはジャックはクグロフをはじめとするこれらヴィエノワズリーをおすすめします!!
今の時期のアルザスはあらゆるところで人形のパン「マナラ」を見かけることができます。
12/6サンニコラ(サンタクロースのモデルとなった聖人)の日にたべるユニークなパンです。パン屋さん、お菓子屋さん、マルシェドノエルのなどで並びます。
生地はブリオッシュのような甘くやさしい風味。
この後もいろんなお店で見つけて、数種類食べ比べしましたが、やっぱりジャックのはパティスリーならではのリッチな味でした。
これは、アルザスのノエルのお菓子「ベラヴェッカ」。洋なしのパンという意味のお菓子で、プルーンやレーズン、アプリコット、洋なしなど数種類のドライフルーツを少量のつなぎでまとめたお菓子です。ほとんどドライフルーツを食べているようなリッチな味。
薄くスライスして赤ワインや温かい紅茶といただくと美味しいです。
日本でもここ数年でパティスリーでつくるところが増えてきていますが、まだまだ知られていないなお菓子かもしれません。
ジャックのベラヴェッカは色は淡いのですが、後味がとてもスパイシーなのが印象的!
そしてこの時期に食べたいのがトルシュ・オ・マロン。
見つけた瞬間食べなくては~!と思ったのに、この後もジャックいくからそっちで買おうと思っていたのが間違いでした…。そちらの店舗では売り切れていたのです。。
そんなわけでトルシュ・オ・マロンは食べられず、この旅で唯一悔いが残ることです…。
トルシュ・オ・マロンは、アルザスのモンブランです。
通常のモンブランと違うのは構成。
シャンティーの中にメレンゲを入れているのが特徴です。
そんなわけで、多くのお店ではカップにシャンティーをいれて作っているところが多かったです。。
(ジャックでは残念ながら食べられませんでしたが、その後キュブレー、ネゲル、クリスチャン、ギルグ、フェルベールさんとこで食べてきました)
この後は、駅の方に戻り川の近くにあるジャック(こちらが本店かな。)に1年半ぶりに向かいました。
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