
白金台のレトルダムール。
オープンして5年を迎えるプラチナ通り沿いの都会的なパティスリーです。
今回は、来年のバレンタイン向けスイーツの試食会に参加してきました。
お店は1階が売り場、2階はサロンというつくり。
サロンは明るい白を基調に、プラチナ通り側には大きな窓があり、外の並木道を眺めながらお茶をできるのでほんとにゆったり気分でスイーツをいただけます。
今回試食で頂いたのはバレンタインにむけた生菓子、焼き菓子、ボンボンショコラ。
■ショコラカルテット(写真奥の丸いお菓子)
丸くて小さなフォンダンショコラ。
カカオ分の異なるショコラ4種でそれぞれ作っているので食べ比べる楽しみがあります。
今回はそれぞれ1/4カットで頂きました。
小さいながらねっとり濃厚な味で、ショコラの味がストレートに感じられます。
自分の好みを探し出してみるのも楽しいですね。
※ショコラカルテットは4個入り1500円。来年1/14から期間限定販売。
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■ビジュ(ボンボンショコラ3種)
ボンボンショコラはフルーツを使ったもの3種。
フランボワーズ、レモン、フレーズの酸味が魅力のフルーツです。
少し珍しいのは、通常のボンボンショコラのようにガナッシュ全体をコーティングするのではなく、上部はガナッシュがそのままみえていること。(蓋がない状態です)
かなり柔らかめに作ったガナッシュなので、くちどけが良くフレッシュな味わい。
レモンは国産(大三島産)を使っていて、爽やかで酸味が尖った感じがしません。
果汁だけではなく果皮も入れているので香りがとてもよいです。
※ボンボンショコラはこの3個入りで1600円。来年1/14から期間限定販売。

■白金ショコラ
レトルダムールでは白金フロマージュという人気のチーズケーキがありますが、それと対になるものとして作られました。来年1/4から販売を予定しています。

2種類の有機のチョコレートにキャラメルをしのばせたムースの中に柚子のジュレ、はちみつのクリーム、ショコラの生地が層になっています。底は薄いサブレとナッツのクランチ。
柚子の爽やかさ,清々しい香りがとても印象的です。しっかり柚子を主張しつつ尖った感じがしないのは、はちみつクリームの効果なんだとか。このはちみつクリーム単体で食べるとすごく個性的(百花蜜を使用)ですが、全体を一緒に食べるとその癖は全くわからないのが不思議。。ショコラ、柚子とよく調和していました。
※白金ショコラは580円、来年1/4から販売予定。
倉嶌シェフ曰く、今回のバレンタインスイーツは、女性が自分のため、もしくは女性にあげる事を意識してつくったのだそう。
たしかにサイズといい、デザインといい、酸味のあるフルーツを使っているところが女性好みですね。
最近のバレンタインは女性が男性にあげるという形が薄れつつありますが、そのうちほんと「チョコを男性にあげてた時代もあったんだよ。」なんて事になりそうな勢いですよね。
一般的に女性のほうが新しい物、めずらしい物に対して好奇心が旺盛な気がします。
それが新商品や斬新なものが登場する日本のバレンタインにも反映されているのかなと思います。
今回は倉嶌シェフにお菓子へのアプローチの仕方、素材(特に最近は国産素材にこだわっているのだそう。)についていろいろとお話を伺いました。
直接フルーツの最産地に赴き、生産者の方と話をする機会もあるそうです。そうすると素材の使い方、見方もずいぶん変わり大切にそして美味しくしてやろう!という気持ちが強くなるとお話ししていました。
同日に同じことを浦和ロイヤルパインズの朝田さんもおっしゃっていました。
お菓子を通じて様々なことを知る機会、いろんな人間と出会って刺激をうけることは本当に素敵ですね。
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来月のお菓子教室申し込みしてくださった方どうもありがとうございます。
改めて週明け日程ご案内いたします。
現在12/8のシュトーレンのみ1名空きがあります。
他の日程は締め切りましたー。。
(間に合わなかった方には直接ご連絡しています)
みなさんお早めの申し込みホントいつもありがとうございます。
試作の繰り返しに時々げっそりするのですが、みんなの「美味しかったです!」「何回もつくりましたよー」の声が
とっても励みになります。
これからも美味しくて心がほっとするようなお菓子をつくるべく日々頑張りますね!
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