伊勢丹新宿店でイタリア展はじまる!
今年も伊勢丹新宿店でイタリア展がはじまりました!
今年のテーマはエミリア・ロマーニャ。エミリアロマーニャは、パルマの生ハムやパルミジャーノ・レッジャーノ、ボロネーズソースなどイタリアを代表する食の発祥地として注目されている地域。
極上の生ハムやワイン、トリュフなどが登場しますが、やはり私としてはスイーツ関係にスポットをあてて紹介したいと思います。
まずはスイーツと関係の深いバター。
今回ボナーティ社のバター。(今回ボナーティ社からはパルミジャーノ・レッジャーノとバターが登場しています。)
バナーティ社は、45年以上前から酪農を営んでいる家族経営の小さな会社。
天然ハーブが生い茂る牧場で育てた牛のミルクを使ったバターが、今回日本に初お目見え!
朝絞ったミルクを夕方までねかせ、浮き上がった生クリームをじっくり3時間かけて練り上げて作るという製法でつくっているそうです。
そんなバターは、すこし白い色みで、一口食べるとミルクの甘みとさらっとした口どけが印象的。
バターなので油分が多いのでしょうが、油っぽさを感じさせない上品な味わいでした。
そしてこちらも日本初登場。
丸くて黄色い一口サイズのお菓子は、一見マカロンのようですが「アフリカネッティ」という焼き菓子。
もともとアフリカに派遣されていたイタリア軍に、栄養素の高いお菓子をと考えられたお菓子だったそう。
そのお菓子が帰還したイタリア軍から伝わったというお菓子です。
このアフリカネッティ(小さなアフリカという意味らしいです)、卵黄と砂糖だけで作られた本当にシンプルなお菓子。もともとは四角い形だったものをより食べやすい形にと、ボローニャの「レ・ボンタ ディ・ダーマ」が丸い形に変えて作っているそうです。
今回「レ・ボンタ ディ・ダーマ」のマルチェロ・ディ・リエト氏が来日し、このアフリカネッティを実演するとのことです!このアフリカネッティ、中は空洞で、内側の生地はわずかに生~半熟の状態を保った焼き菓子で、仕込みや焼きの具合がかなり難しそう。きっと経験がないと同じ状態には焼けないのだろうなと思います。
食感はサクッとした歯触りが軽く、内側はしっとり濃厚な甘さ。
卵と砂糖の組み合わせということで半熟カステラを髣髴させる味でした。
アフリカネッティは2,520円/10個入りでの販売です。
その他のスイーツとしては、ヘーゼルナッツの風味が香ばしいペイラーノの「ジャンドゥイオット」やヘーゼルナッツクリーム入りのウエハースをミルクチョコでコーティングしたローカー・グランパスティッチェリーアの「パスティッチェリーア・クリームノイゼッテ」などイタリアらしくヘーゼルナッツとチョコを組み合わせた香り豊かで濃厚なお菓子が登場しています。
今回はスイーツを中心に紹介しましたが、その他に今年のピッツァコンテストで優勝に輝いたピッツァ(魚介とバジルの組み合わせがおいしい!)や「ティジェレ」と呼ばれるうす焼きのパンなど、様々な食に出会うことができます。
イタリアの食は、食材そのものをあまりいじりすぎることなく、そのもののおいしさを活かしたものが多いですね。そんなおおらかで実直な食文化に触れられる楽しいイベントですので、興味のある方はぜひお出かけくださいね~。
イタリア展
■開催期間 10月5日(火)~11日(月・祝) 最終日18時終了
■会場 伊勢丹新宿本店本館6階 催物場
■URL http://www.isetanspecial.com/
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