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2010年9月

東京のとびきりおいしい焼き菓子のお店

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焼き菓子好きな皆さんへ朗報です!
こんな本会ったらいいなぁと常日頃思っていましたが、ここ2~3年焼き菓子が脚光をあび、ついに焼き菓子のお店を紹介する本が出ました。


東京のとびきりおいしい 焼き菓子のお店

最近増えつつある焼き菓子専門店はもちろん、焼き菓子のおいしいパティスリーなどが紹介されています。
中には、焼き菓子のレシピ紹介などもあり、焼き菓子を食べるのも作る人にもおススメの一冊です。

表紙のお菓子はどこのお店のお菓子かわかる人はすごいですよね。
ナッツのタルトは、この間の料理通信タルト特集にも紹介されていたのでわかりやすいかも。

急に涼しくなって、焼き菓子にはもってこいの季節になりましたね。食べ歩きをするにも空気が気持ちいいので、ぜひこの一冊を片手においしい焼き菓子の旅に出てみてはいかがでしょう?


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近々アルザス料理を食べにジョンティに行ってきます。
ジョンティスタッフさんたちは、先日アルザスに行ってきたばかり。
帰国してパワーアップしたであろう、皆さんに会うのが楽しみです。

ジョンティでは、フェルベールさんのところで修業した女性のコンフィチュールを扱うようになりました。
そちらチェックしてきますね!

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パリセヴェイユ 2010年 9月のお菓子教室


昨日は久々のパリセヴェイユのお菓子教室でした。
8月はお休みだったので、やっとお教室の日だ~!ととても嬉しい気分。

今月のテーマは生菓子。
ブログで紹介すると翌週や再来週、受講予定の方に申し訳ないかなと思いつつ、パリセヴェイユのお教室に興味のある方も多いので紹介していきたいと思います。


まずは秋のスイーツの代表格モンブラン。
以前お店でもだしていました。私も数年前に食べましたがフランス的なモンブランでした。
現在は出していないそうです。

今回教えてもらうものは、フランス的でありつつ優しい栗の風味を感じるモンブランでした。
メレンゲ、シャンティ、マロンクリームのシンプルな構成。

なるべく栗本来のおいしさを出したいということで、余計なものをなるべく省く「引き算」で作ったモンブランです。


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マロンクリームは、イタリア栗とフランスのマロンペーストを主体にしたもの。
それをモンブラン用の口金で絞ります。ゴムべらで触った時はそれほど固さは感じませんでしたが、絞るには結構固そう。でも柔らかくし過ぎると栗の食感が失われるためある程度の固さを残すことは必要です。

マロンクリームを絞っている間は、みな総立ち?で見入ってました。
シェフは、スムーズに絞っていきますが、これ簡単そうでやっぱり難しいんですよね。力の出し具合や絞るスピードのバランスが必要で、慣れないと途中でプチプチ切れたりします。

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完成したモンブランはこちら。
シェフいわく、できたてがおいしいモンブランだということ。デセールに近い感覚なんですね。

しぼりたてのモンブランは栗とバニラの香りがふんわり優しく漂う秋の味。
シャンティーと一緒に食べるとより一層、栗の風味が際立ちます。

土台はメレンゲ。サクッと軽すぎず重すぎずといった食感です。

見た目は大きいなと思いましたが、あっという間に皆さん完食してました。

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そして、お次はロールケーキ!
きっとお店では登場しないであろう生菓子の一つです。

教室の生徒さんがトライしやすいだろうということで、身近なお菓子を教えてもらいました。
バニラのロールケーキとはちみつのロールケーキの2種です。

ただシェフはフランス菓子の道を歩んできたので今までロールケーキを作ったことはなかったそう。
そんなシェフがイメージしたのは、カステラのような生地のロールケーキ。

生地をたてて、高さのある鉄板に流し焼きます。
こういう鉄板も今まで使ったことはないそうで!
やはり修業してきたお店で、作るお菓子、作らないお菓子ってあるもんですね。

私はロールケーキは延々と焼いて、巻いての繰り返しをしてきたので、この形の鉄板は馴染みがありすぎてみるのが怖いくらい…。(当時の忙しさを思い出すから)

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こちらは、はちみつを使ったロールケーキ。
しっとりした食感の生地で蜂蜜の香りが濃厚~。
クリームも生地も蜂蜜風味です!

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こちらはバニラのロールケーキ。
最近のロールケーキはこの形が多いですね。
焼き面を表にしてふんわり軽いタイプ。

こちらは全体的にすっと軽い食感で、あっという間に食べ終えてしまいました…。


ロールケーキを作る金子シェフの姿は、なかなか見れないのでそういう意味でも貴重なお菓子教室でした。
最近しばらくロールケーキを作っていなかったのですが、やっぱり疲れたときにはこういう素直でシンプルなお菓子がおいしいですよね。今度私もトライしてみたいと思います!

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来週はパリセヴェイユのデセール会に参加予定です。
7月から月1回のペースでスタートしたデセール会。すでに参加した友人たちからは「よかったよ~」という感想を聞くのみで、ぐっと我慢してました。

が、いよいよ来週いけるということでとっても楽しみです。

それにしても金子シェフ、お店のお菓子、お菓子教室、頒布会、デセール会そしてその他イベントと、様々なお菓子を作り出していますが、一体どこからアイデアを生み出すんだろう~?と驚きです。

金子シェフからは私もたくさん刺激を受けていて、本当にいいシェフに出会えてよかったと思っています。

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Patisserie R 秋のお菓子展 ご案内

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秋が深まり、いよいよ焼き菓子の季節本番ですね。
今回は、素敵なスイーツのイベントのお知らせをいただいたのでご紹介します。


鎌倉で活躍されているPatisserie Rさんのお菓子展のご案内です

■会期
2010年9月24日(金)、10月22日(金)、11月23日(火・祝)
11:00 a.m ~ 19:00 p.m

■場所 Eckepunkt
東京都世田谷区奥沢7−13−13

■Patisserie Rさんからのコメント

秋は栗、無花果、洋ナシ、りんご、クルミなど、実り豊富な季節。
自由が丘の小さな白いギャラリーをお借りして、9月、10月、11月と、徐々に深まる秋を感じていただけるような
旬のフルーツやナッツを使ったお菓子をご用意いたします。


■公式サイトURL
Patisserie R
http://www.patisserie-r.com/index.html

Eckepunkt
http://www.eckepunkt.com/2010/09/ex13/


■Patisserie Rパティシエール プロフィール

田中玲子

大学卒業後、出版社入社。
情報誌、料理雑誌のイベント企画、編集の仕事に携わる。

退社後、本格的にお菓子作りの勉強を始める。

各種お菓子教室やフランスの料理学校などでフランス菓子の基礎を学び、その後レストラン、カフェのお菓子を製作。都内パティスリーのオープニングスタッフとして働く。

フランス伝統菓子・地方菓子についてより深く学ぶべく、赤羽康子氏に師事。

2002年12月、鎌倉の自宅にアトリエを設置。店舗を持たないお菓子屋を始める。

現在はカフェや雑貨店にお菓子を卸しているほか、個人向けのギフトなど、焼き菓子の販売、バースデイケーキやウェディングケーキの製作なども手掛ける。

2004年からはアトリエで新しいスタイルのお菓子教室も開いている。

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銀座三越スイーツ SOLA ソオラ


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銀座三越のスイーツ売り場でパッと目を引くSOLA(ソオラ)。SOLAは日本初登場のカリフォルニアスタイルのパティスリーです。

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カラフルで四角いケーキが並ぶ姿に、なんだろう!?と近づきたくなります。
これは、なんとシフォンケーキ!
中央の円柱状の空間にはクリームが入っています。通常の丸いシフォンとは形が違うだけで雰囲気が変わりますね。


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SOLAのプロデューサーはデイビット・マイヤー氏。現在L.A.でフレンチ、イタリアン、ビストロの3店舗のオーナーを務めています。彼は幼いころからよくシフォンケーキを食べていてとても身近な存在だったのだとか。

そのシフォンケーキを、日本の素材を使い四角いモダンな形で仕上げたのが彼の独特のスタイルです。
日本の素材とは、例えば北海道産内麦小麦、青森の卵、北海道産生乳を使用したバター、愛媛産の柚子等。

プレス内覧会の際に、一口試食させてもらいましたが、いわゆるふわふわと泡だけの生地とは違いました。
ふんわり軽いのだけど、おもったより骨格がしっかりしていて食べ応えがあります。
卵のコクも感じる力強いシフォンでした。

その他にチーズケーキやアメリカらしいポップな焼き菓子などがそろっています!
チーズケーキは上に薄くパンナコッタを流しているそうで、これ気になりますね。
今度チェックしてみたいと思います。


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本日販売の東京ウォーカーはスイーツ特集です。
秋のスイーツモンブランや最近流行のアレンジ系エクレア、パンケーキの紹介など東京スイーツが盛りだくさんです。

その中で、スイーツ座談会と称して最近のスイーツの傾向についていろいろとおしゃべりしています。
メンバーは、3つ星スイーツでも一緒の、スイーツ番長と平岩さん、それからオールアバウトの下井さん、そして私の4人です。

よかったら見てみてくださいね。

そして、吉祥寺アトレ本日グランドオープンしましたね!
吉祥寺には1カ月に1回は行っているので、また楽しみがふえました。
クオカもできたみたいだし、あとはらドーナツのはらキッチンちょっと見てみたいですね。

以前からオープンしているブーランジェリーラ・テールも好きです!


ところで、本日10月のお菓子教室案内メルマガを出しました。
登録されている方はご確認よろしくお願いします。


そしてパンデピスの会はなぜか10/16(土)に集中しているので、これから申し込む方はできれば16日以外で希望していただけると助かります。

引き続きお申込みお待ちしています!

来週には、ブログでも空席状況をお知らせいたしますね。

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銀座三越スイーツ プラリュ

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リニューアルした銀座三越、1階にはジャン=ポール・エヴァン。そして地下にはフランソワ・プラリュとショコラ関係も充実しています。

プラリュさんは、フランスリヨンの北西ロアンヌに本店を構えるショコラティエ。
毎年日本のサロン・デュ・ショコラでも来日されるので、ご存知の方も多いかと思います。

プラリュさんはリヨンの「ベルナシオン」でも修業経験があり、現在ではカカオ豆の焙煎からパッケージまでを自店で行っています。プラリュさんのショコラはパリのパティシエ達にも愛用されており、パンフレットを見たところ、エルメ、ラデュレ、ジャンポール・エヴァン、アンリ・ルルーなど日本でもおなじみのパティスリー、ショコラトリーで使われているそうです。


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もちろんショコラがメインですが、リヨンと言えばこれ!
まっピンクのプラリネを使ったブリオッシュ。

リヨンではこのピンクのプラリネ(アーモンドの糖衣がけ)を使ったタルトやお菓子が名物です。
この潔いくらいのビビッドなカラーが印象的です。

プラリュでは、このパンを「プラリュリン」という名前で販売していて、甘い(単調な甘さではなく、奥行きのある甘さ)生地に、香ばしいプラリネがたっぷり入っています。購入するとオリジナルのボックスに入れてくれるのでパンとは言えどプレゼントにもよさそう。

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ショコラ、プラリュリンのほかに数種類の生菓子もあります。
フランスで作っているものをベースに、仕上げなどは日本向けにアレンジしているものもあるのだそう。


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やはりシンプルなお菓子が多いですが、プラリュリンの生地をつかった「プラリュジェンヌ」というオリジナルのお菓子があります。
南仏のお菓子「ガレット・トロペジェンヌ」に似ていて、プラリュリンの生地にクレームムースリーヌをサンドした食べ応えのありそうなお菓子です。


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それからショコラのミルフィーユ「パリ・ダカール」も気になります。
アントルメもあったので、これはプラリュのお勧めということかしら?
ショコラティエのショコラのミルフィーユ、一度食べてみたいですね。


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本日から3連休ですね。遠くに出かけたりパティスリーめぐりをしている人たちも多いのかな。
モンブランも登場しだしていよいよ秋スイーツ本番ですね。
私も長野から栗が送られてくるのをドキドキしながら待ってます。(楽しみなのと怖いのと←渋皮煮作るの結構気力が必要なので…)

その連休明け9/21(火)発売の東京ウォーカーはスイーツ特集です。
秋のスイーツや最近人気のスイーツについて紹介していますのでよかったら見てくださいね!

その前日9/20(月・祝)からは、ビジネスマンのためのサイト@ニフティービジネスで、スイーツの連載がスタートします。また詳しくは公開後ブログで紹介しますね。

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ジャン=ポール・エヴァン 2010-2011ウインターコレクション新作発表会 マカロン、ショコラなど

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昨日に引き続きジャン=ポール・エヴァン 2010-2011ウインターコレクション新作発表会でお目見えしたスイーツの紹介です。

まずはやはり今回の新作の中では一番目を引く新作のB・MACARONS。
今までのエヴァン氏のマカロンはブラウンベースで小さいサイズでした。

今回はカラフルなマカロン、1つのマカロンに2色の生地をつかったタイプがお目見え。
サイズも大きくなりました。一般的なマカロンと同じくらいでしょうか。

モデルの男性が持っているピラミッド状のケースは非売品ですが、最近フランスで流行っているのでしょうか?
たしかフランクフレッソンにもありましたよね。とても華やかで素敵です。

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フランボワーズ、キャラメル、パッション、ミエルの4種をいただきました。
全て、ショコラと組み合わせています。

ミエルはかなりしっかり蜂蜜味で印象的でした。


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少しピンぽけしてしまいましたが、モデルの女性が持っているのはチョコレートのチューブ!
今回試食はありませんでしたが、フルールドセル入りキャラメルショコラや、ノワゼット入りなどがあるそう。

そのまま食べてもいいし、パンにつけても。
エヴァンさんにイベント後他にどんな食べ方があるか聞いてみたところ、フロマージュ(コンテなど)とあわせたり、料理のソースにしてもいいよ。とのこと。

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こちらはショコラショーとノエル限定のボンボンショコラ、Go-Ho-Bi(ごほうび)コレクションからクロッカン。

ショコラショーは、シュルプリーズ(驚き)と言う意味。
中にはバナナの濃厚な香りと唐辛子が入っています!
でもそんなに辛さは目立たず、後味がほのかに感じられる程度。
面白い組み合わせです。

そして日本人は少しずついろんな種類を食べるのが好き。ということに気付いたエヴァンさんが考案したGo-Ho-Biコレクション。そのGo-Ho-Biコレクションにはいろんな種類があり、そのなかからクロッカンをいただきました。
ざくっとした歯ごたえの薄い生地にチョコをコーティングしたスマートなチョコレート菓子です。

今回紹介した他にもノエルのビュッシュやタブレットなどがありました。
(今年は冷凍配送可能なビュッシュが登場します。)

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全ての新作を発表後、エヴァンさんがモデルさんを両脇にセンターを歩いてきました。
柔らかな笑顔のエヴァンさん。参加した皆さんもエヴァンさんの笑顔をみて、和やかな気持ちになっていたような気がします。

エヴァンさん、つい最近パリ店にバーショコラをつくったそう。
詳しくはわからないのですが、以前サロンだったところをリニューアルしたということかな…?

バーといってもお酒をだすというのではなく、伊勢丹新宿店にあるスペースの様なものらしいです。
近々パリに行く予定の方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

これから寒くなるにつれてショコラへの願望が高まりますね!
今年もエヴァンさんの魅惑のショコラを味わうのが楽しみです。


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ジャン=ポール・エヴァン 2010-2011ウインターコレクション新作発表会 クリスマスのビュッシュ

本日は都内美術館でジャン=ポール・エヴァン 2010-2011ウインターコレクション新作発表会が開催されました。
今年のクリスマスケーキ、先日銀座三越店でもお目見えした新作マカロンとごぼうびショコラシリーズ、来年の新作が発表されました。

毎年新作を作る際テーマをかかげるエヴァン氏。今年のテーマは「Envie(アンヴィ)」。フランス語で願望という意味です。
願望とは、人が生きていくうえで大きなパワーになるものなので、とても素敵なテーマだと感じました。


さて、今年のノエルのガトーは7種類。その中の新作3種のビュッシュを試食させていただきました。

今回新作の紹介は男性と女性のモデルさんがそれぞれのお菓子を持ってお披露目する形。
二人とも本当に美しくて(美しい方はどの角度から見ても美しいのですね!それからひとつひとつの所作も美しい。)、お菓子はもちろんモデルさんにも見とれてしまいました。

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まずは、一番見た目が目立ち意外性のあるビュッシュ。
アンヴィ デートル アイユール。
はっきりした赤と黄色のストライプのガトーにはなんとチョコで作ったヤシの木が!

これはどこか遠くに行きたいという願望。冬の厳しい寒さから逃れて太陽が輝くヤシの木がそよぐ南国に行きたい!という気持ち。そのためガトー全体も南国ムード満載。

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そして、こちらはアンヴィ ドゥ ヴォレ
(モデルの男性の笑顔があまりにも素敵で、写真はガトーよりモデルさんメインになってしまっているような…)

メレンゲの翼がついたユニークなビュッシュ。
こちらは空を飛びたいという誰もが一度は抱く願望を表しています。

とってもシンプルな見た目とは裏腹に中の構造はかなり複雑でした。

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最後のビュッシュは、写真ではわかりづらいですがホワイトチョコでできた箱の中にビュッシュが隠れています。
こちらはアンヴィ スクレット。秘密の願望ということで、箱に隠されているのです。

中にはクラシカルでショコラそのもののおいしさを味わえるビュッシュとかわいい小人が3人入っています。

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それぞれのビュッシュの断面です。
左から、紹介した順。アンヴィ デートル アイユール(ヤシの木のビュッシュ)、アンヴィ ドゥ ヴォレ(翼がついたビュッシュ)、アンヴィ スクレット(ケースにかくされたビュッシュ)。

それぞれ特徴のあるビュッシュです。

アンヴィ デートル アイユールは、見た目の南国のとおり、トロピカルなフルーツとチョコレートを合わせた構成。
赤いジュレ部分はパッション、バナナ、マンゴー、ストロベリー、ライムなどが入った爽やかで柔らかな酸味。黄色い部分はバナナとパッションのクレムー。
周囲はショコラオレのムースで、口どけがよく軽やかな味わい。


アンヴィ ドゥ ヴォレは、面白い断面ですよね。
ロール状の部分はマロンクリームを巻いたビスキュイ。黄色い部分はマンダリンのクレムー。周囲はオレンジ風味のショコラノワールのムース。底は柑橘風味のダックワーズ。
マロン・柑橘・ショコラの組み合わせですね。

アンヴィ スクレットは、最もシンプルにチョコレートのおいしさを味わえるビュッシュ。
ヴェネズエラ産のカカオから作られたショコラアメールのムースとビスキュイの構成。
カカオの風味と味わいがとてもストレートに感じられる大人のビュッシュでした。


その他に、昨日紹介した新作のマカロンやバナナと唐辛子入りのショコラショー!、ノエル限定のボンボンショコラなどを試食させてもらいました。

そちらはまた次回。

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本日は一日スイーツdayでした。
津田さんのサンキャトルヴァンで、アマンディーヌと大学芋のタルト(東京店限定)、川島さんのコーヒーをいただきました。津田さんと川島さんのイベント今月末もあるそうですよ。タルトのデモとコーヒーのハンドドリップの仕方の紹介があるそう。

エヴァンの新作発表会の後は伊勢丹新宿店へ。
マ・パティスリーにでているマテリエルでケーキ2つを購入。

そしてもうすぐ閉店のルコントで焼き菓子を購入しました。
私が最初に修業したお店のシェフが、ルコント出身ということもあり、感慨深いものがあります。

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銀座三越注目スイーツ ジャン=ポール・エヴァン

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9/11(土)にリニューアルオープンした銀座三越。スイーツ売り場はとても充実していて、国内のショップはもちろん、海外からの初出店もあり、見どころたべどころ満載です。

そんな中から注目したいショップとスイーツを紹介したいと思います。

まずはこれからチョコレートの季節に向けて外せないのがジャン=ポール・エヴァン。
8年前に初上陸し、国内では6店舗目となるショップが三越の1階に誕生しました。

ショップに入った瞬間にチョコレートのアロマがふわ~っと広がる幸せな空間です。
売り場の壁にはチョコレートの波の写真がみえます。これは、葛飾北斎の「波」の絵にインスピレーションを得たエヴァン氏のアイデアなのだとか!

チョコレートの波なんて、いいですね。そこにはいってみたいと思ってしまいます。

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今回の注目はマカロン。
以前はブラウンベースのシックなマカロンが並びましたが、今回はレシピも素材も見直し一新しました。中でも目を引くのはカラフルなマカロン「B・MACARONS」。全9種類あり、ショコラをベースにいくつかの素材を組み合わせています。例えばフランボワーズとショコラ、オレンジとパッションとショコラなど。

それらのマカロンは、生地が1枚ずつ違う色になっているので見た目にも美しい仕上がり。
今回かわいらしいParisの街並みをイメージした16個入りのコフレボックスもあり、プレゼントにお勧め。


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生菓子では、銀座三越限定発売の「TONKA トンカ」に注目。
ヴェネズエラ産カカオを使ったガナッシュにトンカ豆を組み合わせています。

これは未食ですが、最近トンカ豆を使ったスイーツって少しずつ増えていますよね。
次回食べてみたいと思います。

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ショコラでは、ひとつひとつ包装された「Go-Ho-Bi=ごほうび」の新作コレクションがお目見え。
ショコラノワールやショコラレを使った様々なちいさなショコラが登場。

ショコラの香りを大切にしたいと、個包装して、袋を開けた瞬間のショコラの香りを楽しんでもらいたいとの願いがあるそうです。

確かにショコラの香りは、ほんとうに魅惑的であり、癒されるものでもあります。
ちょっとした自分へのご褒美チョコにぴったりですね。

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明日は、 ジャン=ポール・エヴァンのウインターコレクション新作発表会に行ってきます。
エヴァンさんもいらっしゃるとのことで楽しみです!

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紅茶と焼き菓子の会 -秋はマドレーヌ-

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春に第一回目を開催した紅茶と焼き菓子の会。
ティーインストラクターNorikoさんとのコラボイベントです。
前回はガレット・ブルトンヌの作り方を紹介、紅茶は基礎知識の勉強とおいしい紅茶の入れ方を紹介・実習をしました。

そして、今回は秋ということで焼き菓子本番の季節です!
定番のフランス菓子マドレーヌを取り上げます。

レモン風味のスタンダードなマドレーヌと、個性的なスパイス風味のミニマドレーヌをつくります。
シンプルなお菓子こそ、奥が深いので細かなコツやポイントをご紹介します。

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※募集は終了いたしました。

■イベント内容
・フランスロレーヌ地方の焼き菓子「マドレーヌ」の作り方を紹介。(デモンストレーションのみ)

・紅茶は「インドの紅茶」がテーマ。
インドで紅茶が生産されるようになった歴史とインドの主な紅茶産地について学び、産地別テイスティングも行います。

・最後に焼き立てのマドレーヌと紅茶の試食をしていただきます。
    
■日時 
9月20日(月・祝) 13:00~15:30
      (終了時間は若干前後することもあります)

■場所 
横浜市青葉区(最寄駅は田園都市線「たまプラーザ」駅です)
参加確定後、詳しい場所をご案内します

■参加費 
3,200~3,500円
確定後改めてご連絡いたします。

■問い合わせ・申し込み先
masa@sweet-cafe.jp(下園まで)

メールにてご連絡先(できれば携帯電話)とお名前をご連絡ください。
現在、空きが2名のみですのでご希望の方はお早めにご連絡ください。


※なお直前のキャンセルは、キャンセル料をいただくことがございますのでご了承くださいませ。

※募集は終了いたしました。

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先日の三越プレス内覧~エルメパーティーと一日歩きっぱなしだったので、今日になって筋肉痛がきてます。
翌日に来ないあたりが、年をとったなぁ…と切なくなるところです(笑)

台風が発生したあたりからすこ~しずつ涼しくなってきましたね。
このままストレートに秋らしくなるのか、また夏が戻ってくるのか(まだ疑心暗鬼。)微妙なところですが、本日スーパーで栗を見かけて、やっぱり秋なんだ。と実感しました。

そして栗といえば今年も小布施の栗を注文しました!
あの孤独な渋皮煮の作業が待っているかと思うとちょっと怖いのですがー…。
でも手作りの渋皮煮はとてもおいしい!市販のものとは全然違います。

そんなわけで今年も頑張ります。
そしてガトー・バスク・オ・マロンやりますよ!

リクエストレッスン今のところの予定は今の通りです。
予定が変更する可能性もありますが、一応このメニューで検討中です。
わ~。もうノエルの時期はすぐそこですね!

10月 パン・デピスとグラス・オ・バニーユ(バニラアイス)
11月 ガトー・バスク・オ・マロン
12月 シュトーレン

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8月のリベルターブルランチ

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先日ブログで紹介しましたが、8月下旬に青山のデセールレストラン「リベルターブル」に行ってきました。
デセールのコースメニュー(うち料理1品を含みます。)を堪能できる大人のための素敵なレストランです。

8月のメニューはまさに夏らしい軽やかな内容でした。
その詳しいレポートをニフティスイーツ部で紹介しています。
気になる方はぜひ参考にしてくださいね。

もうそろそろ秋メニューに一新しているころでしょうか。
再訪するのが楽しみです!

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今週の3つ星スイーツ オペラ

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日経新聞web刊今週の3つ星スイーツは「オペラ」です。

秋に入ると少しずつショコラが恋しい季節になりますが、ショコラが主役のクラシカルなフランス菓子がオペラ。
ショコラ、カフェ、クレーム・オ・ブールで構成され何層にも重なった生地は、少し常温に戻して食べると香りや味わいがふわ~っと広がります。

クレーム・オ・ブール(バタークリーム)を使ったお菓子は現代ではあまり見かけなくなりつつありますが、オペラはやっぱり永遠ですね。

写真はロワゾー・ド・リヨンのオペラ。
表面はグラサージュ仕上げで艶があり金粉が華やかで、夜のオペラをイメージしたというのがしっくりきます。

ロワゾー・ド・リヨンといえばもうすぐ5周年を迎えます。おめでとうございます!

先日伺った時、もう5周年!?とビックリしました。
ついこの間オープンしたばかりと思っていたお店ももう5年、6年と着実に地域に根差して愛されるお店になっているんですね。

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「ア・ポワン 岡田吉之のお菓子 シンプルをきわめる 」発売!

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以前から待ち望んでいたア・ポワン岡田シェフの書籍「ア・ポワン 岡田吉之のお菓子 シンプルをきわめる 」がつい先日発売されました。

ア・ポワンは西八王子のパティスリーです。
私は初めて訪れたのはまだ大学生だった頃。それからもう13年近くたつでしょうか。

私が本格的なパティスリーの世界にのめりこむちょうどその時期に岡田シェフのお菓子と出会いました。
まだフランス菓子のこともほとんどわかっていない頃でしたが、食べた瞬間にただおいしいだけではなく心からほっとできる懐かしさと安心を与えてくれるお菓子だと感じました。

そのお菓子を作るための、イメージや理論をはっきり持つ岡田シェフ。
もちろん、直接お菓子を習ったことはないためにどんな風にお菓子を作っているのかということはとても気になっていました。

数年前あるムック本にでた岡田シェフのプロフィール欄に、もうすぐレシピ本が出るという内容のことが書かれていたのでとても楽しみにしていました。ですが、それからしばらくその気配がなかったので、諦めてかけていたのですが、つい先日この本のことを知りとても嬉しかったです。

表紙を飾るのは岡田シェフといえば、のお菓子「マカロン」。
淡い色合いがとても美しくふっくらと丸みのあるア・ポワンのマカロンです。

どんな世界観が広がっているのでしょうか。早速注文したので、届くのがとても楽しみです。


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いちじくの季節

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まだまだ暑い日が続きますがスイーツは、夏から秋モードにすこ~しずつシフトしてきています。
私のお菓子教室でも今月はいちじくがテーマ。

前半はいちじくとくるみのキャラメルパウンド。
ドライのイチジクをマリネして作ります。

試食では、その他に赤ワインとスパイスでコンポートしたいちじく(フレッシュ)と、そのコンポートのスープを活用したグラニテをお出ししてます。


いちじくって、そのもの単体ではなんともほわわ~んとしたつかみどころのない味ですが、個性的な味のもの、例えば赤ワイン、シナモン、カシスなどと合わせるとその魅力がぐっと上がりますね。


※パウンドのレッスンは9/7(水)13-17時の会で1名募集中です。

後半タルトはまだ試作中ですが、こちらもパンチのある味にしようかと思っています。
通常のシュクレ+ダマンド+いちじくに、アクセントになる素材をプラスして少し大人っぽいタルトにしようかと。

それにしてもフレッシュのいちじくはとっても優しい味なので焼き菓子にするのにはなかなか悪戦苦闘です。
試作段階の写真、週前半にはブログでアップできると思います。

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本日のレッスン無事終了しました。
皆さん当たり前ですがスイーツ好きで、いろんな話で盛り上がって楽しかったです!
最近のパティスリーの話や差し入れのマテリエルのパウンドやエーグルドゥースのダックワーズ(フレーズ)を食べたり。と楽しいひと時をすごしました。

今回は試食では合羽橋でセレクトした食器を使っています。
この白いお皿スイーツにお料理に活躍しそうで気に入っています。

どんな組み合わせでお菓子を3つ並べるか。が結構難しいところですが、自分へのお題だしとしても勉強になります。

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