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2010年8月

CENT QUATRE VINGTS(サンキャトルヴァン)9/1オープン

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9/1東京の紀尾井町ホテルニューオータニの近くに焼き菓子のお店とお菓子教室の「サンキャトルヴァン」がオープンします。
昨日プレオープンにお伺いしたのでその様子を紹介したいと思います。

サンキャトルヴァンは津田陽子さんのタルトを楽しめるカフェ。
津田さんは京都にミディ・アプレミディというお店とお菓子教室をされているのでご存知の方も多いと思います。

お店には焼きっぱなしのタルトが数種類あり、カフェではミ・カフェートの川島さんがタルトに合わせて焙煎したコーヒーとともにいただけます。お話によるとピンク・ブルボンというコーヒー豆をつかっているのだとか。

ところで店名「サンキャトルヴァン」とはフランス語で180を表します。それは焼き菓子を焼く基準の温度が180度ということで、焼き菓子と縁の深い「おいしい魔法をかける数字」を店名にしたとのこと。

ちょっとあれ?と思うかもしれませんが店名は180ですが、お店のロゴは45°。
この45°は学び合う、語り合う、分かち合うときの角度からとったそう。


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ショップにはお菓子教室が併設されていて、ここではタルト、ロールケーキ、パウンドケーキといった焼き菓子のお菓子教室が開催されます。その他に「津田科学クラス」というユニークなクラスがあり、ここでは通常の焼き菓子クラスより更に一歩踏み込んだ技術や知識が学べるのだそう。


※教室は単発のもの(一般の方でもOK)と会員の方専用のものがありますので詳しくはサンキャトルヴァンのHPをご覧ください。

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昨日タルトとコーヒーをいただいてきました。温かみのある楕円の木製プレートにタルトとコーヒーが並んでします。
タルトは、オレンジのタルト、チェリーのタルト、田舎風りんごのタルトをいただきました。

ザクッと香ばしいタルト、しっとり濃厚なダマンドに、フルーツを焼きこんだとてもシンプルなタルトです。
手づかみでぱくっと食べるスタイル。個人的にはダマンドにもオレンジをいれて酸味と苦みを感じられたオレンジのタルトが一番好みでした。

コーヒーは想像していたよりあっさりまろやか。毎日飲みたくなるようなコーヒーです。
特にりんごやナッツ系のタルトと相性がいいとのこと。

これから秋に向けて本格的に焼き菓子の季節ですので、これから紀尾井町に焼き菓子好きが集まりそうな気配ですね!


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軽やかなデセール リベルターブル

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南青山に7/12オープンしたリベルターブル
フランス料理のコースは料理数皿に対しデセール1皿が一般的。

リベルターブルはその反対!
料理1皿+デセール数皿を提供するレストラン。

甘いもの好きには、何とも魅惑的な構成ですよね。
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そのリベルターブルに昨日久々に会う友人とお昼に行ってきました!
8月真夏ということで、とっても夏らしい軽やかで爽やかなデセールをいただきました。
オープン直後とは若干内容、構成も変わっているようですね。

デセールの詳細は近々ニフティスイーツ部でレポートしたいと思います。

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何皿もデセールを食べましたが、途中まで全然苦しくない。
(最後は結構おなかいっぱいになりましたが。それでもいつものスイーツ食べ続けたときのおなかいっぱい感とはちょっと違いました。)

ずっと甘いものが続くとしんどかったりしますが、パティスリーのデセールに比べ粉もの、乳脂肪の高いものが少なく旬のフルーツ主体なのでするするっと入っていくようです。

そして、途中にサレ系を織り交ぜることで、飽きないような工夫もしています。

素材の組み合わせやプレゼンテーション、器の使い方など、いろんなことが刺激になりました。

来月にはまたメニューが変わるようで、(詳しい日程はわかりませんが)メニューが変わるごとに訪れたい素敵なお店でした。

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ドリンクは、好みに合わせて作ってもらえるようですが今回はミント×ライム×トニックでノンアルコールタイプのモヒートを作ってもらいました。
とっても爽やかですがすがしくおいしかったです。

ドリンク+コース+サービス料で5000円程度なので、ちょっとした贅沢ですね。
でも最近忙しくバタバタしていたので久々のリフレッシュになりました。
リフレッシュを兼ねつつお菓子の勉強にもなり(結局いつもお菓子のことばかり考えているので)、とてもいい時間を過ごせました。

この後は、マンダリンオリエンタルでこの夏アメリカで開催されたWPTC(ワールド・ペストリー・チャンピオン・シップ)で優勝した五十嵐シェフのプレスイベントに向かいました。

受賞作品のお菓子をいただきつつ、パワフルでユーモアセンスのある五十嵐シェフの話を伺いました。
その様子は次回ブログでご紹介したいと思います。

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マンゴーエクレア

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昨日久しぶりにエキュート東京へ。
方向音痴な私は、駅構内でエキュートを探すのも一苦労。。

エキュートと言えば、ドゥパティスリーカフェ。
駅構内で、ハイレベルなパティスリースイーツを購入できるというのは、いい時代ですね。

ちょうどヴァンドゥースのTさんがいらしたので、いろいろとお話を。
駅構内だとふつうのスイーツファン以外のお客さん、例えば地方からいらっしゃる観光客、出張で訪れるサラリーマン、東京駅周辺のOLさんなどが多いでしょうから、どんなスイーツが人気が聞いてみました。

そうすると、やはり見た目が華やかなものが人気だそう。
お土産としてはカラフルなマカロン。お盆中は特に人気だったとか。

それから、ドゥの代表的スイーツ?のエクレア。
季節によって変化するドゥのエクレアは、見た目にかわいらしく味もシッカリ主張しているので手土産にもぴったり。

エキュートがオープンしたばかりのときは、桜やゆずなど春らしいエクレアがありました。
昨日は、バニーユ(バニラ)、マンゴー、フランボワーズの3種。

特にフランボワーズは見た目もかわいらしく、Tさんは一番これが好き!とおっしゃっていました。
こちらは新発売ということなので、まだしばらくは販売していると思います。

バニーユは以前本店にもありましたが、エクレア・バニーユってアルザスでは定番なんですよね。
どうしてかは?わからないのですが、アルザスのパティスリーにいくと、ショコラ、カフェに交じってたいていバニーユも置いてありました。

マンゴーは夏らしいエクレアで、もうすぐ終わるかも。と思ったのでこちらをチョイス。
クリームもマンゴー風味。
大ぶりにカットしたマンゴーがごろごろと並びます。
ジューシーで食べ応えのあるエクレアでした。

イートインスペースがないエキュートなので、ケーキを食べるのはちょっと大変ですが、エクレアだと手づかみで食べられるのもいいですよね。


最近いろんなお店でエクレアのアレンジ系を見かけることが多いですね。
定番のお菓子でも、ちょっとアレンジすることで味も見た目も新鮮な気持ちになります。

秋になったらカシスマロンのエクレアなど食べてみたいものです。
その他秋だと、キャラメル・ポワール、無花果・フランボワーズ、カフェ・プラリネなどの組み合わせもいいですね。

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チーズケーキ 3種

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久しぶりのヨロイヅカさんのケーキ。
珍しくチーズケーキを選びました。

手前が八幡山のアトリエ限定のタルト・フロマージュ・サレ。
クリームチーズ、マスカルポーネ、パルミジャーニーの3種のチーズを使った、濃厚でコクのあるチーズケーキ。
いわゆるチーズケーキとはちょっと違って、クリーミーな中にチーズの香ばしさや塩けがはっきりとでている個性的な味。
表面のナッツと併せて食べると、ほんと白ワインが欲しくなる味です!
お菓子としてもおつまみとしてもいけるチーズケーキ。

奥のほうは、ケーゼ。
ドイツタイプのスフレチーズケーキです。こちらはくせがなく、しっとりソフトな日本人に好まれるタイプのチーズケーキ。

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こちらは新宿高島屋で購入したレジオンのフロマージュ。
一見レアチーズの様に真っ白ですが、ベークドタイプのチーズケーキ。
ねっとり滑らかな食感で、食べた感じもレアに近い。
低温でじっくり焼いているのでしょうね。粉も少ないか入っていないか。という感じです。

小さなサイズなので、詰め合わせのギフトとしても重宝しそうです!

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8/25(水)のお菓子教室13:00~の会に、1名キャンセルが出ました。
もしご参加希望の方は明日24(火)18:00までにご連絡くださいませ。

そして、来月のお菓子教室案内明日メルマガでご案内します。
来月テーマは「いちじく」です。
またまた、焼き菓子好きな皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!

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ブルターニュの郷土食 ガレット・クレープ

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ブルターニュの代表的な食事とお菓子といえば、やはりガレットとクレープ!

ガレットはそば粉を原料とし、クレープは小麦粉を原料としたもの。
平たく薄く焼いて、好みの食材とあわせて食べられるところが嬉しいですよね。

今回ブルターニュ滞在中にも見たり、食べたりしてきました。
その様子をニフティスイーツ部でレポートしています。


最近都内でもガレットとクレープを食べられるところが増えてきましたよね。
知っている範囲でいくつか紹介してみたいと思います。

ル・ブルターニュ(神楽坂・表参道)

ブレッツカフェクレープリー(新宿・銀座・その他にも店舗あり)

オ・タン・ジャディス(渋谷)

ガレットリア(渋谷・松濤)

クレープリー ティ・ロランド(渋谷・松濤)

・ポポット(学芸大学)

ル・モンサンミシェル(目白)

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個人的に特に好きなのは学芸大のポポット。
やっぱり生地がおいしい!

そば粉の香ばしさともっちりした食べ応えのある生地です。

お菓子好きなら近くのメゾン・ロミユニとはしごで行くといいですよ。
あと、老舗洋菓子店「マッターホーン」も懐かしさを感じられておすすめです(バームクーヘンが一押しです。切り売りしたものもあります。)

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小布施のパティスリー ロント

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先日軽井沢スイーツ博に伺った際、出店していたパティスリーロント。
この焼き菓子を見て、むむっと反応してしまいました。
(生菓子も出ていましたが、やはりこの焼き菓子類に目が釘付け)

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フランスの地方菓子を中心に香ばしくおいしそうな焼き菓子がずらっと並びます。
ミルリトン、コンベルサシオン、ガトー・バスク、カヌレ…。。

この焼き菓子を見てピンとくる方もいるかと思いますが、このパティスリーロントのシェフはオーボンヴュータン出身。そのため、こんなに地方菓子が充実しているのもうなずけます。

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面白いのがロゴマーク。
パティスリーにしては珍しく魚がモチーフ。

なぜ魚かということ、もともとシェフのご実家が魚やさんを営んでいたので、それに敬意を表してとのこと。
ご自分のルーツを大切にすることは素晴らしいですね。

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この日は、スイーツ博でたくさんのスイーツを食べたので、あまり食べられないかなと思いつつも焼き菓子をお持ち帰りしました。

かなり悩んだ末に選んだのは3つ。

ガトー・バスク・ショコラ、タルト・フィグ・エピス、アマンディーヌ(チェリー入り)
どれもインパクトのある焼き菓子たち。甘味だけではなく、香ばしさや酸味、スパイスなどを合わせているのがいいですよね。


もうすぐ秋の気配ですが、小布施と言えば栗!
栗満喫&パティスリーロントツアーもいいですねー。
本店に行ってみたいものです。


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今週末はあるテレビ番組の収録予定でしたが(スイーツ関係で)、今日急遽収録が中止になったと連絡がありました。テレビのお仕事は、たまにこういうことがあるのかな。

中止になったのはしょうがないですが、何度も連絡を取り合っていた担当さんがとても親切な方だったのでご一緒にお仕事できず残念です。

テレビのお仕事は、ご依頼いただくことはもちろん光栄ですが、それと同時にwebや雑誌よりも大きな影響力があるので責任を感じますね。

普段何気なく見ているテレビに出ている専門家の方たちは、そんな責任感とリスクをしょっているのですよね。精神力が強くないとなかなか難しい世界だな、とも思います。


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「旬菓房 ふりあん」 夏の大九州展に登場

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佐賀のお菓子屋さん「旬菓房 ふりあん」さんのお菓子が今年も各地の伊勢丹で夏の大九州展で登場します。

まずは、お店の看板商品「ふりあぼうろ」。
ダックワーズにヒントを得たというこのお菓子は、しっとりした食感とアーモンドの濃厚な風味が特徴です。
フランス菓子の技法をつかいつつ、懐かしさを感じるのは、表面に黄粉がかかっているのと、ダックワーズよりもしっとりきめ細かい生地だからでしょうか。

佐賀の銘菓「まるぼうろ」のように平たくて丸いことから名前は「ふりあぼうろ」。
確かに見た目も、食べたときにホッとする感じもまるぼうろのようです。

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そして、こちらは新商品「フリアレーヌ・パラフ」。
パラフという野菜をご存知ですか?

私は昨年初めて食べたのですが、塩味のするしゃきしゃきした食感の不思議な野菜です。
このパラフのパウダーをマドレーヌ生地に加えたのがフリアレーヌ・パラフ。

卵風味のマドレーヌ生地に、パラフの塩けがきいていて、まさにシュクレ・サレな焼き菓子です。

パラフ自体はくせのない味なので、スイーツにいろいろと応用ができそうですね。


お知らせが遅くなりましたので、もう終了してしまった店舗もありますが、もしお近くにお出かけの際は佐賀発のふりあんさんのお菓子ぜひチェックしてみてくださいね!


■伊勢丹支店催事「夏の大九州展」の日程

府中店① 7月28日(水)~8月3日(火) 

府中店② 8月4日(水)~8月9日(月)  

松戸店  8月11日(水)~8月16日(月) 

相模原店① 8月25日(水)~8月30日(火)

相模原店②  8月31日(水)~9月6日(月) 

立川店  9月8日(水)~9月13日(月) 

浦和店  9月15日(水)~9月21日(火) 

また、追加販売店として、
伊勢丹アイプラザ東浦和店 10月2日(水)~10月18日(火)
(こちらは「ふりあぼうろ」のみの販売となります。)

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パリセヴェイユ 頒布会 2010年8月

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6月からスタートしたパリセヴェイユの頒布会。6月は桃をたっぷり使ったリンツァー。
7月はビスキュイ・サボワとコンフィチュール(これは食べていませんが。)


8月はガトー・マルセイユ・オ・パスティス。
大きなブリオッシュ型で焼いたケーク生地のお菓子です。

特徴はパスティスというお酒を使っていること。
パスティスはフランス特にマルセイユで作られていて、スターアニスの香りが強いお酒です。
フランス人は好む風味と言われますが、日本だと多分10人中8人は苦手かも。と想像するような薬草の様な香り。

ただ慣れてくると病みつきになるようで、イル・プルの弓田さんの著書では初めてリカールを飲んだ時の(リカールはパスティスの一つのブランド)得も言われぬ嫌悪感を記していました。

そして、その後再びフランスに渡りフランスの食文化、生活に馴染んだ頃に、不思議とおいしく感じられるようになったとありました。


と、脱線しましたが、このお菓子一般的にはトゥルトゥー・ピレネーと呼ばれて、その形はピレネー山脈を表しているのでしょうか。
フランス南部のミディ=ピレネー地方のお菓子です。

3年前そのお隣バスクでも、スーパーで売っているのを見かけました。

都内だとオーボン・ヴュータンでも売られているので、食べたことがありましたが、その他のお店ではなかなか見かけることがありませんでした。

そのお菓子がパリセヴェイユの頒布会で登場したということで友人に一切れ分けていただきました。

しっとりきめの細かい優しい印象の生地に、パスティスの香りが強すぎず弱すぎず香ります。
生地内に入れて焼いたのではなく、焼きあがりにアンビベしたのかな。

確かにこれは癖になる風味です。

最初からパスティスを飲むことはしんどそうですが、お菓子を通じて食べるとなんとなく親しみがわいてくるのは不思議なものですね。

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トゥルトゥー・ピレネー、以前から作りたいと思っていて2年前ほどに型だけ買ったのですが、なかなか作る機会がなく、未だ出番がありません。。
そのうちお菓子教室のデモで、ご紹介したいと思います!

そして、来月のお菓子教室ももうそろそろご案内いたします。
水・土・日の開催です。

月の前半はリクエスト講習で、実習はいちぢくとくるみのキャラメルパウンドケーキ、デモで紅茶のキャラメル。

ケークはキャラメルを練りこんだ生地に、ドライいちぢくとくるみを加えた、深いコクがある秋らしい味です。
キャラメルは、アールグレイの華やかな香りが漂う柔らかいタイプのものです。

どちらも日持ちするのでプレゼントにも重宝するお菓子です。


後半は現在検討中です。
こちらは旬のフレッシュのいちぢくを使ったタルトにしようかと思っています。
ただ、一緒に焼きこみ系か、焼いたタルトにフレッシュのいちぢくをのせる生タイプにするか悩んでいます…。
やはり焼き菓子好きなメンバーには焼きこみ系か?と思いつつ、日本のいちぢくは何とも味が淡いのですよね。

濃厚で実がしっかりした黒いちじくが手に入れば迷わず焼きこみ系なのですが。。

そんなわけで、イチジクをソテーしてから水分を飛ばし焼きこむか、フレッシュのまま使用する生タイプのタルトにするか。
まずは試作をしてから決定したいと思います。

来週前半にはメルマガにてご案内しますね!

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サマーキャンドルナイト2010 軽井沢ホテルブレストンコート

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先日、軽井沢スイーツ博で盛り上がったホテルブレストンコート
スイーツ博は終了しましたが、8月末まで、サマーキャンドルナイトというロマンチックなイベントが開催されます。

軽井沢は、かつてキリスト教宣教師たちが避暑地として滞在した土地でもあります。
宣教師たちが夜出歩く際に手にしていたランタンは、夏の風物詩だったとか。

そんな歴史にちなみ、軽井沢ホテルブレストンコートでは、2000個のランタンを灯し軽井沢の夜を優しく照らすという「サマーキャンドルナイト」を開催します。

開催期間は7/30~8/29まで。(19:00以降のイベントです)

詳しくはこちらをご覧ください

都会の喧騒を離れ、静かでゆったりした時間を過ごせそうなイベントですね。
きっと、軽井沢の夜は涼しいんだろうな。と想像しただけでもうらやましいです。

これから夏休みをとるという方は、ぜひお出かけしてみてはいかがでしょうか?

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軽井沢スイーツ博2010 デセールメニューその4

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軽井沢スイーツ博2010のデセールをしめくくるのは、大きなスイーツタワーにかわいく並んだミニャルディーズ!
このタワーが姿を現した瞬間、会場のあちこちから「わ~っ」という歓喜の声が上がりました。

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大きなタワーの周りを囲むように、小さい小さいお菓子が並んでいます。
どれも、ほんとにお菓子!?というくらいミニサイズ。
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そして、ルリジューズやサントノーレといったちょっと複雑なお菓子もあるんです。
特にルリジューズの上のシューなどと~っても小さい。
これ、作るの大変だっただろうなー。と思わずスタッフ側の気持ちになってしまいます。

それにしても、見ているだけで顔がほころぶこのミニやルディーズ、かなりの種類が用意されていました。
マカロン、プティ・ケーク、シュー菓子、メレンゲ、ジュレ、ブール・ド・ネージュ、など全部で35種類!

この中から食べたい分だけ自由にいただくスタイル。
タワーの周りにはたくさんの人だかりが!

撮影していた私は、出遅れながら6種類のスイーツを選びました。
もうこの時点で結構おなかいっぱいなのですが、「小さいから大丈夫」と妙な言い訳を自分にしながらついつい撮ってしまうんですよね。


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上段左から
ブール・ド・ネージュ・テ・ヴェール
ガトー・フロマージュ
プティ・ケーク・杏

下段左から
ジュレ・パンプルムース
タルト・フリュイ(マンゴー)
パリ・ブレスト


小さいながら味はしっかりとしているので、食べ応えがありました。
こういうミニャルディーズを見ていると、やはりスイーツは視覚的な要素から大きく気持ちが盛り上がるもんだなぁと改めて感じます。

今年の軽井沢スイーツ博のデセールメニュー紹介はこれで以上です!
毎年様々な演出と工夫でおもてなししてくださるスタッフの皆様に感謝です。
どうもお疲れ様でした。

また来年もうかがえることを楽しみにしています。


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今月のお菓子教室、すでに参加してくださった皆さんどうもありがとうございます。
まだまだ至らない点があると思いますが少しずつ工夫していきたいと思います!

そしてこれからご参加される皆さんもどうぞよろしくお願いします!
この暑い中、焼き菓子に興味を持ってくださるとは、皆さんはなかなかの焼き菓子通だと思います!!

先月はお教室をお休みしていたので、久々にお会いできるのを楽しみにしています。

また、今月の空き状況ですが21(土)のみ1名空きがございます。
ご希望の方はこちらをご覧くださいませ。


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軽井沢スイーツ博2010 デセールメニューその3


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軽井沢スイーツ博のデセール紹介、今回はメインスイーツの紹介です。
(デセールがコース仕立てになっていて、このスイーツがお料理で言う「メイン」)

照明を落とし、客席近くのワゴンでスタッフがお酒(カルヴァドスだったかと)に火を灯し、クグロフに炎と一緒に流していきます。
この「クグロフが炎に包まれている!」瞬間は、ちょっと不思議な光景。


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隣ではパティシエが、リンゴをソテーしはじめました。
リンゴをさっとソテーして、その後フランべに入ります。

フランべのちょっと前からまた照明が暗くなるので、撮影の準備をします!
炎が上がる瞬間はほんの数秒なので、しっかりカメラを構えてスタンバイ。
そうしたら、なかなかすごい(笑)写真になりました。

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暗い中で撮ったので、実物以上に炎が大げさに映ってしまいましたが、実際フランべの瞬間は近くまで熱気を感じました!
この後りんごにキャラメルソースをあえます。(この辺りがブルターニュらしい組み合わせ)

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そして、クグロフをお皿に盛りつけていきます。

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提供後目の前で、温かなソースをかけてくれます。
よくよくみると、リンゴがハートの形をしています。
細かいところまで手が込んでいますね!

クグロフはレーズン、くるみいり。
程よく気泡のおおきさがあり、しっとり過ぎないのがいいです。
ややザラットした食感がフランス的。

ブレストンコートの岡部シェフはアルザスのジャックで修業経験があるので、そういうことを知っているとより一層このクグロフを食べる際に気持ちが入ります。

クグロフが水分のあまりない生地なので、アイスが添えてあるといいなと思っていたら、嬉しいことに自家製バニラアイスを添えての提供でした。

バニラアイス、キャラメル、リンゴに、クグロフという組み合わせ。
違和感なくとてもおいしくいただけました。


クグロフをデセール仕立てにするというのはあまりない(パンペルデュはありそうな感じですが)ので、いろんな意味で楽しめた一皿でした。

また、昨年アルザスへ、今年はブルターニュに行ってきたため、より一層親しみがわいたということもあると思います。


クグロフはさすがに発酵菓子なので、結構おなかにたまり、おなかいっぱい。
最後のミニャルディーズは2~3個でいいや。と思っていたのですが、またまた次の演出に誘惑されてしまうのでした…(次回へ続きます。)

......................
9月号の料理通信はスイーツ特集ですね。
早速読み込んでいます。

タルトとシューがメインで紹介されていますが、私はどちらも好きですがやはりタルトが好きですね~。

あのサクッとした香ばしい歯ごたえのある土台に、酸味の強いフルーツを合わせるのが好きです。
タルトシトロンとか、焼きっぱなしのフルーツタルト(杏やリンゴなど)などなど。

秋はもうすぐ近く。
リンゴのタルトを作りたくなってきました!


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軽井沢スイーツ博2010 デセールメニューその2

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3.皿目は一口サイズのスイーツが5種類ならびます。
「デギュシタシオン信州食材五つの楽しみ方」です。

信州食材5種類をそれぞれのスイーツで使用し、少しずつ味わってもらおうというデギュシタシオン形式の一皿ですね。


左から
小布施ブランのグラニテ
小布施産の白ワインのグラニテです。けっこうワインそのもので、アルコール感がありつつ甘い風味白ワイン好きな私は好みでした。グラニテの上には小布施ブランのジュレとフランボワーズ。


ブルーベリーのミルフィーユ
先日日経の3つ星スイーツで、ちょうど「軽井沢で買えるブルーベリーのコンフィチュール」を取り上げましたが、信州はブルーベリーもとれます。うらやましいですね。
小さな小さなフィユタージュとカスタードクリーム、ブルーベリー。そこに酸味の強いカシスのコンフィチュールを合わせています。


花豆のモンブラン

信州と言えば花豆。
花豆ってここ数年で知った食材です。結構大粒の豆で、乾燥状態の色がちょっと芸術的で好きです。
確か、信州の一部では花豆を赤飯に使うんですよね。この大きさの赤飯は迫力ありそう。
このモンブラン、見た目はいたってマロンのモンブランと同じ。
でも甘さや脂肪分が控えめなので、とてもさっぱりといただけます。やや水分が多かったのでもう少しホックリ感があると更においしいかなと思います。

パッション・ショコラのテリーヌ
パッションフルーツと言えば南国のフルーツですが、意外にも信州でも栽培されています。
そのパッションをぜいたくに使った酸味が強いクレームとミルクチョコのムースです。
パッションの味が思ったよりしっかり出ていて、インパクトのある味でした。


タルト・フロマージュ
信州産のチーズを使ったサレもの。
塩味のサブレに、クレームフロマージュ、いちご、トマト、フランボワーズ、ルッコラを重ねています。
チーズのまろやかさと、フルーツ・トマトの酸味、ルッコラのほのかな苦みが口の中で一緒になって面白い。
これは、自分も真似したい!と思える1品でした。

しばらく甘いもの続きだったので、最後にサレ系を持ってきたあたりがちょうどバランス的にも良かったです。


次回は、今回のスイーツイベントのメインスイーツです。
アルザス×ブルターニュのような一皿でしたよ。

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軽井沢スイーツ博2010 デセールメニューその1

軽井沢スイーツ博レポート続きです。
まずは軽くドリンクを飲んだ後に、会場へと進みます。

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テーブルの上には、ブラックのサークルボックスが。
ビビッドなピンクのリボンできゅっと結んだ箱の中には何が入ってるんだろう…?ときになります。
(くいしんぼうなのでついつい食べ物が入っているの!?と想像してしまいましたが)

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箱を開けると、デセールのメニューとナプキンが入っていました。
スイーツ博オリジナルの刺繍入りのブラックの光沢あるものです(色違いでホワイトもありました。)

これは当日使用するものですが、イベント後にお土産として持ち帰ることができました。

デセールが出てくる前から、細かな配慮とサプライズがあるのね!と感心しきりです。

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そして、いよいよデセールの時間がはじまります。
1品目は、「リュバーブのクレーム・ダンジュ ロゼ風味」です。
食べる前に、皿状になっている器の下からバラの花をとりだし、まずは香りを楽しみます。
このバラがと~っても華やかなバラらしい香り。こんなに優雅な香りのバラがあるのかな。というほど。

バラの香りでうっとりしてきたところで、スイーツをいただきます。

なめらかでほどよいコクのあるクレーム・ダンジュに、リュバーブのコンポートとコンフィチュール、苺の果実、バラのジャムとエキスをあわせています。

リュバーブ・苺・バラの組み合わせですね。
リュバーブと苺、苺とバラはそれぞれ相性がいいので、この3つを合わせた際も違和感はなく爽やかさと優雅さが感じられました。

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取り出したバラは、香りを楽しんだ後はテーブルの上に飾り見た目を楽しみます。
嗅覚→味覚→視覚で、それぞれバラを感じさせるという粋な演出ですね。

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2品目は「かんきつ類のサバランと信州産杏」です。
とってもミニサイズのサバランを信州特産の杏で仕上げています。
サバランというとフルーツと合わせることが多いですが、そういえば、杏のサバランというのは初めて食べます。

2つのサバランは、微妙に違う素材で構成されています。
1つは、ホワイトチョコ入りのクリームをのせ、杏のシロップ(このッシロップにシトロンとオレンジが入っている。)とピューレでいただきます。
もう1つは、生クリームをのせ、杏のリキュールでいただきます。

添えてあるのはこちらもミニミニサイズのヌガーグラッセ。こちらにもセミドライの杏が入っているという杏尽くしの一皿!

サバランの土台には杏の果肉1/2が使われています。

好みで、リキュールやシロップをスポイトからぎゅっと出してからいただきます。
このスポイト手法はここ何年かでよく見かけるようになりましたね。
特に、お酒を使う場合は、お酒の得手不得手で使う量を変えられるのがいいみたいですね。

私の場合はしっかりお酒がきいているほうが好きなので、全部ぎゅぎゅっと出しましたが(笑)

とっても小さなサバランなので一口で食べました。
杏が思ったより酸味が強くわかく感じたのがちょっとんん。。という印象ですが(昨年の杏がとてもおいしかったのでどうしても比べてしまいます。)、とてもさっぱりとそしてフルーティーな味わいでした。


ここまで2皿。残るは3皿。
この時点ではまだまだおなかは余裕でした。
余裕と言うか、あと3皿だけでは足りないんじゃ!?と心配するくらい。

でも、そんな心配は無用なくらい充実した後半戦の様子はまた次回。

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今月のお菓子教室、また追加のご案内です。
今月はちょっと参加者の方が流動的で、他の日程に移ることもあり、空き日程がちょこちょこと変わってきています。

現在と8/18(水)、8/21(土)に1名ずつ空きがございます。
詳細はこちらのページでご覧下さい。


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軽井沢スイーツ博2010 Queen's Anniversary

今年で5回目を迎える軽井沢スイーツ博。
軽井沢ホテルブレストンコートで毎年夏に開催されるスイーツのイベントです。

昨年に続き、今年もイベント当日に爽やかな軽井沢にいってきました!

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まずは会場に入る前にウェルカムドリンクをいただきます。
アルコールとノンアルコールがあり、写真のものはアプリコットロワイヤル。
信州の杏とシャンパンをあわせた軽やかなドリンク。

このほかにブルーベリージュースや、ピーチティー、ショコラショーなどがありました。

イベント前に、気持ちがあがる瞬間ですね。

私はやっぱり信州もの、ということでアプリコットロワイヤルをいただきました。
時間があれブルーベリージュースも飲みたかったですね。

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今年のテーマはQueen's Anniversary。
お客さん自身がクイーンになった気持ちで、スイーツを堪能してほしいという願いが込められています。

そのクイーンをキーワードに、会場は華やかな雰囲気で包まれています。

普段あまり「クイーン」とか「お姫さま」という言葉に反応しない私も、会場に入った瞬間に「わぁッ」と声をあげてしまうくらいの素敵な空間。

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クイーンがテーマの今年は、ピンクが基調。
いくつものシャンパングラスがタワーになって輝いています。
これは迫力と優雅さがあります。


その周りにはシュガークラフトのケーキがディスプレイされていたり、タワーの土台にはバラの花びらがちりばめられていて、とてもゴージャス。

そんなぜいたく気分に浸りながら、スイーツの時間がはじまります。

前置きが長くなりましたが、次回はスイーツの紹介をしたいと思います。

.............

もう8月にはいって1週間ですね。
この暑さもあと1カ月くらいでしょうか。

やっと体が暑さに慣れてきました。

夏バテはしていないのですが、ついつい冷たいものばかり飲んでしまうので胃腸が冷え気味です。。
たまには温かいお茶でも入れようかな。


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今週の3つ星スイーツ 主要駅で買える絶品スイーツ

今日は木曜日。

日経新聞web版の「今週の3つ星スイーツ」更新日です。

もうすぐ帰省の時期を迎えるということで、今回は今までの3つ星スイーツで登場した中から「主要駅で買える絶品スイーツ」として紹介しています。

これは、簡単なマップつきでコンパクトにまとめられているので、必見です!

東京駅、新宿駅、上野駅各周辺で購入可能なスイーツ(和洋菓子)が紹介されています。
帰省土産にはもちろん、お付き合いのある方への贈り物としても参考になりますね。

私だったら何を買っていくかな~…?とか、何をもらったら嬉しいかな?という目線でついつい見てしまいます。
差し上げる方や季節、人数、持ち歩き時間などで何を選ぶか変わってくると思いますので、それを考慮しつつセレクトするといいでしょうね。

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軽井沢スイーツ博2010に行ってきました!

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昨日、軽井沢スイーツ博に取材に行ってきました。
今年で5年目を迎える、スイーツ博。

毎回趣向を凝らした演出やスイーツが人気で、チケット販売すぐに完売してしまうという人気のイベントです。

ここ最近は「スイーツのフルコース」形式で、様々なスイーツをいただけるのが魅力です。
中でも地元信州の素材、例えば杏やブルーベリー、ルバーブ等を使ったものが個人的にも楽しみな部分です。

写真は最後のミニャルディーズ。
コースのしめとなる小さな小さなお菓子たちです。

大きなタワーの周りをぐるっと小さなお菓子が何種類も並んでいます。
その中には、パリブレストやルリジューズなどもある手の込みよう!

昨日は軽井沢のスイーツ尽くしな楽しい一日を過ごしました。
東京に戻ってきたのはもう夜の8時くらいでした。。

詳しいレポートは近々ブログで紹介していきたいと思います。

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お菓子教室の件でご案内です。
現在空席のある日程をおしらせします。

テーマ…ガトー・ピナ・コラーダ
8/8(日)2名空きがあります
8/18(水)1名空きがあります

思った以上に試作で苦戦し、どうにかさっき焼いたものでルセット落ち着きそうです。
いろいろと試行錯誤していますが、やっぱりお菓子作りって、いろんなポイントがあるんだなというのを感じます。
基本を忘れず丁寧に作ることの大切さを痛感しました。

仕上げも決まりましたので明日ブログで写真を紹介しますね!

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キブロンのメゾン・リギデル その2

先日紹介したブルターニュ地方キブロンのお菓子屋さんメゾン・リギデルの続きです。
昔ながらの素朴なお店で、目の前には海が広がり、ちょっとしたバカンス気分も味わえました!

こちらではブルターニュの地方菓子を食べてきました。

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こちらはクイニー・アマン。
クイニー・アマンは日本でもいろんなところで売られていますが、本場ブルターニュのものは日本のものとはやはり違います。
サクッと言うよりは層の一枚一枚が厚くてしっとりしています。そして塩味が結構はっきりしています。
バターはたっぷりでじゅわっとにじみ出てくるような感じ。

そしてサイズが大きいのが特徴!
お店によっては小さいものもありますが、直径18cm位の大きなものが多く見られました。
大きく焼くと生地の中身を多く味わえるので、よりおいしく感じました。

※リギデルは大きなサイズだけですが、1/4とか1/2など好きなサイズにカットしてもらうことも可能です。

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そしてファー・ブルトン。
今回のブルターニュツアーの中ではここのが一番好みでした。
ふわっと軽い食感と味わいで、とても優しい味でした。

あまりもっちり感が強すぎるファーブルトンは苦手なので、この軽やかさは好みでした。
乳脂肪も少ないので、大きくてもくどくない!

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そして、ガレット・リギデル。
ガレット・ブルトンヌと同じような生地を四角にのして大きく焼いています。
クラシカルな包装紙でくるんで、何枚も重ねられていたので、きっと人気のお菓子なのでしょうね。

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中身はこんな感じです。
おいしそうな色していますよね。

ザクッとしているのかな?と思いましたが想像以上にしっとりしていました。
ソフトクッキーに近いでしょうか。とても優しい味です。

そしてわずかに花の香りがします。これは何だろう…?ちょっとよくわからないのですが、その香りがとても印象的でした。

ここのお店は店員さんも親切で、お菓子も優しい味わい。
そしてブルターニュのお菓子を大切に作り続けているのが素晴らしいですね。
また行きたいお店です!


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明日は軽井沢に行ってきます。
ホテルブレストンコートの夏恒例のイベント「軽井沢スイーツ博」の取材です。
去年は杏のおいしさに感動して、日本にもこんなにおいしい杏があるんだな~っとビックリしたものです。

今年もその杏が食べられるかなぁ?と期待しています。

またその様子は後日紹介しますね!


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