軽井沢スイーツ博2010 デセールメニューその3
軽井沢スイーツ博のデセール紹介、今回はメインスイーツの紹介です。
(デセールがコース仕立てになっていて、このスイーツがお料理で言う「メイン」)
照明を落とし、客席近くのワゴンでスタッフがお酒(カルヴァドスだったかと)に火を灯し、クグロフに炎と一緒に流していきます。
この「クグロフが炎に包まれている!」瞬間は、ちょっと不思議な光景。
隣ではパティシエが、リンゴをソテーしはじめました。
リンゴをさっとソテーして、その後フランべに入ります。
フランべのちょっと前からまた照明が暗くなるので、撮影の準備をします!
炎が上がる瞬間はほんの数秒なので、しっかりカメラを構えてスタンバイ。
そうしたら、なかなかすごい(笑)写真になりました。
暗い中で撮ったので、実物以上に炎が大げさに映ってしまいましたが、実際フランべの瞬間は近くまで熱気を感じました!
この後りんごにキャラメルソースをあえます。(この辺りがブルターニュらしい組み合わせ)
そして、クグロフをお皿に盛りつけていきます。
提供後目の前で、温かなソースをかけてくれます。
よくよくみると、リンゴがハートの形をしています。
細かいところまで手が込んでいますね!
クグロフはレーズン、くるみいり。
程よく気泡のおおきさがあり、しっとり過ぎないのがいいです。
ややザラットした食感がフランス的。
ブレストンコートの岡部シェフはアルザスのジャックで修業経験があるので、そういうことを知っているとより一層このクグロフを食べる際に気持ちが入ります。
クグロフが水分のあまりない生地なので、アイスが添えてあるといいなと思っていたら、嬉しいことに自家製バニラアイスを添えての提供でした。
バニラアイス、キャラメル、リンゴに、クグロフという組み合わせ。
違和感なくとてもおいしくいただけました。
クグロフをデセール仕立てにするというのはあまりない(パンペルデュはありそうな感じですが)ので、いろんな意味で楽しめた一皿でした。
また、昨年アルザスへ、今年はブルターニュに行ってきたため、より一層親しみがわいたということもあると思います。
クグロフはさすがに発酵菓子なので、結構おなかにたまり、おなかいっぱい。
最後のミニャルディーズは2~3個でいいや。と思っていたのですが、またまた次の演出に誘惑されてしまうのでした…(次回へ続きます。)
......................
9月号の料理通信はスイーツ特集ですね。
早速読み込んでいます。
タルトとシューがメインで紹介されていますが、私はどちらも好きですがやはりタルトが好きですね~。
あのサクッとした香ばしい歯ごたえのある土台に、酸味の強いフルーツを合わせるのが好きです。
タルトシトロンとか、焼きっぱなしのフルーツタルト(杏やリンゴなど)などなど。
秋はもうすぐ近く。
リンゴのタルトを作りたくなってきました!
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コメント
ジャック仕込のクグロフにリンゴ&アイスとはツボな組み合わせっ!おいしそ~です☆
リンゴのタルト、昨年エッフェル塔が見える広場で食べさせていただいた薄焼きっぱなしのが地味だったけど凄く印象に残っています。
masaさんが作られるのはどんなのかな~??
9月号は焼きスキにはホント堪らないですね
投稿: きさ | 2010年8月13日 (金) 00時42分
きささん>
こんにちは!
エッフェル塔の近くのは、カレットのリンゴのタルトですねー。
(確か福岡のYさんセレクトだったような。)
今年もカレット行きましたよ。
エッフェル塔も見ましたが、この日はもんのすごい暑くて、みんな溶けそうになってました(笑)
投稿: masa | 2010年8月13日 (金) 18時12分