
フランスでの大きな楽しみの一つが朝市!
特に地方の朝市には、その土地の特産物に出会えるのが魅力的です。
今回はレンヌの朝市に出かけました。
やはり目が行くのはフルーツ。
サクランボや杏、桃、ブルーベリーなど初夏のフルーツが並びます。
あれもこれも食べたい…。と誘惑にまけそうです。
もしキッチン付きのホテルに泊まるなら、このフルーツをジャムにして持って帰りたいですね。

こちらはブルターニュの北部で栽培が盛んなアーティチョーク。
日本では見慣れないので、この大きさと迫力に圧倒されます。

ブルターニュ特有なのは、新鮮な魚介類が豊富なこと。
フランスと言えば肉。ですがブルターニュは海に囲まれているので、市場でも魚介類が豊富に並んでいます。
魚、カニ、えび、カキなどなど。
同じく魚介が豊富な南仏にくらべ、ブルターニュ周辺は海水温が低いため身がひきしまっているそう。

こちらはガレット&クレープ屋さん。
やはりブルターニュらしく、ガレットとクレープは欠かせません。
4~5軒ほど出店していました。
この後ランチでガレットを食べる予定だったので、ここではいただきませんでしたがとってもおいしそうでした。甘いクレープは1ユーロ、お食事系のガレットは3~4ユーロとお値段も安かったです。

お菓子系はすくなかったのですが、こちらは屋内の市場でみつけたコンフィチュール屋さん。
かなりの種類のコンフィチュールが並んでいました。それからガトー・ブルトンやクイニーアマンなどのお菓子、そして蜂蜜。
今回もその土地の蜂蜜を、ということでブルターニュの蜂蜜を買ってきました。これをどうやって使おうかな~。と楽しみです。
やっぱりどこに行っても朝市は楽しい。
ブルターニュ初日でやや時差ボケしてましたが、いっきにテンションが上がりました。
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今月のお菓子教室はお休みしていますが、すでに来月のお菓子を試作しなくては!と本日取り掛かりました。
ブルターニュツアー中に出会ったお菓子にヒントを得たものを、と考えていましたが、どうにか形になりそうです。
ブルターニュのトラディショナルなお菓子達、いわゆるガレット・ブルトンヌやガトー・ブルトンなどはバターたっぷりで夏には食べるのも作るのも不向き。こちらは秋に回したいと思います。
ブルターニュのお菓子ではありませんが、今回ルルーさんのアトリエでのデモンストレーションでピナコラーダをイメージしたトロピカルなキャラメルを教えてもらいました。
以前ルルーさんがヴァカンス中にカクテルのピナコラーダに感銘を受けて作ったキャラメルです。
ピナコラーダはカリブ海うまれのフルーティな南国のカクテル。
それをイメージしたキャラメルはパイナップル、ココナツ、レモン、ラム酒を使ったとてもフルーティーでトロピカルな味わいがとても夏らしくておいしい!(日本でも売られているので、気になる方はたべてみてくださいね。)
ブルターニュのお菓子そのものではありませんが、ブルターニュでルルーさんが考案したお菓子を教わった経験を生かしたお菓子を作ります。
私が作るのは、ピナコラーダをイメージした焼き菓子。
ココナツ風味のしっとりしたパウンドケーキにキルシュとレモン果汁でマリネしたジューシーなアナナス(パイナップル)をたっぷり加え仕上げにはラム酒をアンビベ。濃厚な中にもトロピカルな爽やかさが広がる焼き菓子を作りたいと思います。
ココナツが苦手という方でも、パイナップルの甘くてジューシーな風味と合わせると新たなおいしさを感じてもらえると思います。実は私自身ココナツ自体は苦手分野。でもパイナップルやマンゴー、パッションなどのトロピカルフルーツと合わせるととてもおいしさを感じるのです。
やはり産地が同じ素材と言うのは相性がよく、お互いのおいしさを引き立てますね。
普通のパウンド型ではちょっとさみしいので、プティング型という立体的なリング状の型で焼きあげる予定です。形になったら写真も紹介したいと思います。
お土産にはダニエルさんに教わったガレット・ブルトンヌ(私作)もしくはブルターニュで買ってきたそば粉を使ったガレットを予定しています!
次回お教室の予定でお問い合わせもいくつかいただいておりますが、お知らせは7月の最終週の予定ですのでもう少々おまちくださいませ。
※教室日程としては第2~4の土日と第3、4水曜を予定してます。
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