パティスリー プレジール 焼き菓子
三軒茶屋と下北沢の間にあるパティスリープレジール。
先日やっと初訪問しました。
この日は、世田谷のパン屋さんを何軒か巡った一日でした。そんな中道に迷ったりしたので、お店についたのは夕方遅い時間でしたが、プレジールの店内に入り階段を下りていくと捧シェフがお店に出ていました。
捧さんは、ルコント~ミクニ~アロマクラシコ~ロワゾー・ド・リヨンと、様々な場で切磋琢磨されたパティシエです。
きっとそれぞれの職場で、いろんなシェフから刺激を受けてきたことと思います。
そんな捧さんがロワゾー・ド・リヨンを卒業し、今年パティスリープレジールのシェフに就任されたと聞いて、とても嬉しい気持ちになりました。はやくお店に行かなくては~!と思いながらもなかなか行けず、やっと先日初訪問に至りました。
捧さんと会うのは多分1年ぶりくらいだったと思うのですが、すぐに私に気付いてくれたのも嬉しかったです。
仕事のことやアルザスの話(捧さんも2年前の夏にアルザスに行ったので)、スタッフの話などたくさんのお話をしました。
本当い意欲的に仕事に取り組んでいて、スタッフの育成やお菓子の表現方法などご自身ならではのこだわりがあるのと、パティシエとして自信をもってやってらっしゃるのを感じました。
お話したあとサロンで生菓子を食べ、帰り際焼き菓子を購入しました。
焼き菓子も種類が多くて悩んだのですが、捧さんが好きな素材「ヘーゼルナッツ」を使ったノワゼット・シトロン、メープル味のパウンド「ケーク・オ・エラブル」、ブルターニュ地方の焼き菓子「ガレット・ブルトンヌ」の3つを選びました。
ノワゼット・シトロンは、ヘーゼルナッツと相性の良いレモンを組み合わせたお菓子。ヘーゼルナッツの香ばしさとレモンの酸味がよく合っています。ヘーゼルナッツの生地はコクはありますが軽い食感でレモンの生地は爽やかですがしっとりとした食感です。
ケーク・エラブルは、メープルを使ったパウンドです。メープルシロップとメープルシュガーのどちらも使っているのでメープル独特のコクのある甘みがしっかりと感じられます。
最近メープルを使ったお菓子が増えてきましたね。今年はメープルが来るのかしら!?
最後、ガレット・ブルトンヌはやや厚めでしっかり焼かれています。 ざくっと力強い食感で地方菓子らしい魅力がありました。
焼き菓子のほかにもクロワッサンなどのヴィエノワズリーや数多くのコンフィチュールもそろっています。
まだまだ生菓子も食べていないものが多いので、また再訪するのが楽しみなお店です。
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今日は平日のお菓子教室でした。
と~っても蒸し暑い一日でしたが、ご参加くださった皆さんどうもありがとうございました!
暑いのでやっぱりタルト生地の敷きこみが大変だったわけですが、敷きこみのコツを覚えていただけたでしょうか?
今日ははるばる逗子から参加してくださった方もいて、サンルイ島(パティスリー)のお話をしたり焼き菓子の話で盛り上がりました。
本当に、私自身ビックリするくらい焼き菓子を好きな方が増えています。
私ももっぱら焼き菓子大好きなのですが、いつからこんなに焼き菓子にのめりこんだのか!?わかりません。
焼き菓子の魅力はやはり素材そのもののおいしさを味わえること、そして素朴な温かみを持つことでしょうか。
良質な素材を使って丁寧に作れば、パティスリーにも負けないおいしさに作ることができます。
そして地方菓子にはその土地ならではのエピソードや歴史背景があるのがとても興味深いところですよね。
そんな焼き菓子の魅力をもっと追い続けていきたいし、たくさんの方にも伝えていけたらと思います。
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