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パリセヴェイユ 2010年 6月のお菓子教室

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今月のパリセヴェイユのお教室は「アシェット・デセール」がテーマでした。
まずはリンゴのラザニアとリオレ。
りんごを薄くスライスしたものをひたすらお皿に敷き詰めます。
均一な厚さにすらいすすること、そして美しく並べること。これは、几帳面な人向けですね~。

リンゴにカソナードをふりかけてアルミホイルをかけオーブンでじっくり焼きます。
とってもシンプルな作り方ですね。

そこにレモンとバニラがかおるリオレを添えます。
お米のスイーツは日本人には違和感があるかと思いますが、このリオレは歯ごたえやアパレイユのとろみ加減がちょうどよくおいしくいただけました。シナモンの香りもきいていたのでなおよかったのかな。
(お米そのものの風味が強いと、甘いお菓子にはちょっとつらいですよね。)

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ビストロの定番デザート「ババ」です。
今回教えてもらったのは、発酵を1度しかとらないものなので、かなり作りやすいです。
食後に食べるようなきめ細かく軽やかなババ。
オレンジ、レモン、ラムの風味を含ませ、たっぷりのクレームシャンティーを添えていただきます。
別添えでラムをつけてくれましたが、やはり少量ふりかけるとラムの香りがしっかりきいてとても大人味!

教室では、全くかけない人と、全部かけた人それぞれでした。
私は少しかけましたが、これがデセール一皿目だったので、若干酔いました。。
でもとてもおいしかったです!

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最後は、南国ムード漂うデセール。
こうやって、何種類かのパーツをくみあわせて食べ飽きない様に工夫しているところが金子シェフらしいところです。
パッションのスフレ、ココナツとマンゴーのソース、アジアの香りが漂うスープ(ジュース)。
私の大好きなトロピカル系です!
パッションベースのカスタードにメレンゲを加え、ココット型で焼きます。
アツアツのうちにソースをかけながら食べます。

そして、ジュースにはレモングラスやスターアニス、カルダモン、レモンなど様々な香りをつけているので爽やか!
これはいろいろと応用できそうです。
一部白ワインを使って砂糖を減らしてやや白ワインのヴァンショーっぽくつくってもおもしろそうだと思います。

デセールと言うと、ちょっと難しそう!というイメージがありますが、実際作り方を教えてもらうととてもシンプルなものばかりです。切って焼くだけ、混ぜて焼くだけ、とか混ぜて加熱するだけなど工程が少ないんです。

でもそういったものの組み合わせや温度や濃度など通常のプティガトーとは違った形で作り上げることでとても素敵なデセールに仕上がるんですね。
それを仕上げるには、全体の統一感だったりセンスが必要なわけですが。。

やはりそれは自分自身でいろんなお店のデセールを食べていろんなおいしさを知ることが大切だろうなと思います。来週はブルターニュに行ってくるので、そういった意味でもデセールを楽しんできたいと思います!

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今月のお教室の試食はとても盛りだくさん!
デセール3種の他にスープとサラダがつきます。
甘いものだけだと大変だろうから、とシェフが気遣ってくださりサレ系を間に挟みます。

そのため、試食が終わるころには結構おなかいっぱい!
ランチを抜いていけばよかったと思いましたー。(普通にしっかり食べていったのです。)

これから参加される方はぜひおなかをすかせて行ってくださいね~。

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