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フォレ・ノワール風クグロフ

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今月のお菓子教室は、バレンタインシーズンにちなみチョコレートを使った焼き菓子です。
以前友人の手作りクグロフ(フェルベールさんのレシピで作ったピノ・ノワールとショコラを使ったもの)がとてもおいしかったので、それを参考にして頭の中でいろいろと考えてみました。

最初は、ヘーゼルナッツ×ショコラ×オレンジのクグロフを考えていて一度試作して、それも結構おいしかったのですが、ふとチョコと相性のいい素材「グリオット」を使って、フォレ・ノワール風クグロフをつくったらおいしいのでは!?とよいアイデアが浮かびました!

フォレ・ノワールもクグロフもアルザスでは定番のお菓子だし(クグロフは発酵ものがほとんどですが。)、ショコラとグリオットの相性は抜群!ということ、私自身がフォレ・ノワールが大好きということで、今月のお菓子教室はこちらに決定!
フォレノワール風クグロフ、ありそうでないお菓子ですよね!(どこかにあるのかもしれませんが…)

さっそく試作しているのですが、結構苦戦…。形としては出来上がっていますが、味がまだ納得いっていなくて。

チョコレートを使ったお菓子に対する経験値が不足しているので、まずはチョコ選びに苦労しています。
チョコそのものの味と、他の素材と合わせ焼いた後の印象は異なるのが難しいところ…。

写真のものはヴァローナのカラクを使用。その前にはカカオバリーのものを使用。

う~ん。イメージを味にするには、やはり意識して食べた経験が必要!(なんとなく食べていたんじゃだめですねぇ。)
次回はカカオ分若干上げて(今までは55%前後を使用)、ベリー系など酸味のあるフルーツと相性のよいヴァローナマンジャリでトライしてみようかと思います。

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さて、中にはキルシュでコンポートしたグリオットを入れています。
キュンと爽やかな酸味のある味がアクセント。
それから隠し味にシナモンを入れています。

チョコは粒が残る程度の大きさで加えています。

今回、ちょっとマニアックな内容なので人気ないかな?と思いましたが、意外に反応がよく募集枠が残り少ないです。2月の枠はすでに締め切り、3/6(土)に、あと2名の募集をしています。
参加ご希望の方はご連絡くださいませ→masa@sweet-cafe.jp

※現在定員いっぱいになりましたので締め切りました。

当日はハーブを使った爽やかなショコラショーまたはアイスショコラもご紹介したいと思います。
濃厚なショコラドリンクは苦手という方でも飲みやすいような乳脂肪分少なめのものを考えています。

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昨夜は、福岡から上京していたYさんを囲んで、アルザスメンバーでお食事会。
場所は西麻布のHOUSE。
六本木ヒルズから近いとはいえど、まったくの住宅街で、お店までたどり着くのにちょっと苦労しました。

東京に住んでいても、この辺りは全く無縁なので…。

ここはストウブの鍋をつかった料理が人気のビストロ。
蒸し野菜や、ロールキャベツ、牛ほほ肉の煮込みなどを食べて、最後は雑炊にしてもらいました。

デザートもストウブのココットを使ったスフレやフォンダンショコラがあって、結構面白い。

全体的なポーションは小さめ。ちょこちょこつまみながらいろんな種類を食べるには4人以上で行くのがいいかなと思います。

いつものごとく、フランスの話をしつつ、わいわいご飯を食べて楽しい時間を過ごせました。
楽しい時間が過ぎるのはあっという間ですね。

帰りにはライトアップされた東京タワーも見えて、プチ・東京ツアーをしたような気分になりました。
ご一緒してくださった皆さんどうもありがとうございました!

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