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2010年2月

「おいしい」を目指して

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今日は、お菓子教室の日でした。
前回からちょっと日が空いたので、内容を忘れないよう前日にルセットを見返して復習。(間があくと細かいポイントなど忘れがち。。)

前回、焼き色があまりつかなかったので今回は、チョコ生地が表面にくるようにアレンジしました。
そうしたら、焼き色の影響が少ないので。

色はクリアーできましたが、チョコ生地はプレーン生地より型離れがよくなく(自宅のオーブンは問題ないけど会場のオーブンだとちょっと離れづらい。)、ちょっと大変だったりもしましたが、みなさんきちんと焼けました!よかったです。

最後に試食タイム。
参加者の方が「おいしい~!」と声をあげました。

そんな時は「あ~。試作がんばってよかったなぁ」と思うと同時に嬉しくなる瞬間です。

きっと私だけでなく、一流の職人さんだって、家庭料理を作る一般の人だって、「おいしいね」という言葉や食べてくれる人たちの笑顔が何よりも頑張れる原動力だと思います。

単純だけど、きっと食にかかわる人たちは皆そうなんじゃないかな。

この「おいしい」を目指して日々生きているような気がします。

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今日の日経 PLUS1 何でもランキングは取り寄せできる苺スイーツがお題。
私も選者の一人として参加しました。

苺スイーツ今が旬ですね~。
私も苺大好きです!

どうやって食べるのが好きかって生で食べるのが一番好きだったりします。
あとは、適当に潰して牛乳とまぜて苺牛乳にしたり。。
そんなシンプルが一番好きだったりします。

フランス菓子だとやっぱりフレジェが好き!
キルシュ風味のムースリーヌと苺の相性がたまりません。
昨年はお菓子教室で作ったので、結構食べましたね~。


今年はまだあまり食べていないのですが、そういえば、カカオエットのフレジェ・ピスターシュ(昨年友人が特注してくれました。)あれまた今年も食べたいなぁ~っ。

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ブルターニュ&パリお菓子ツアー 詳細です

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お待たせしました!
ブルターニュ&パリお菓子ツアーの詳細ページが完成しました。(詳しくはこちらをクリックしてください)
素敵なブルターニュの風景やおいしそうな写真とともに、ツアー内容を紹介しています。


上の写真は、ブルターニュのラ岬。
フランスの最西端です!

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お菓子中心のツアーですので、ブルターニュらしい郷土菓子は絶対押さえておきたいところ!
ガトー・ブルトン(日本ではあまり見かけないですよね。)
ガレット・ブルトンヌ
クイニー・アマン
ファー・ブルトン
塩キャラメル

こうみるとブルターニュのスペシャリテは焼き菓子が多いですね。
焼き菓子好きにはたまりませんッ。

でも、ル・ダニエルの生菓子はとってもおいしそうなのでここで暴走してしまいそう(笑)
先日、お世話になっているパナデリアさんからル・ダニエルの写真を見せていただいたのですが、とても丁寧でおいしそうなお菓子がずら~っと並んでいたのです。さすがM.O.F.(フランス国家最高職人)です。素晴らしい。

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伊勢丹フランス展でも登場したのは、ボルディエさんのバター。
昔ながらの製法で(機械にたよらず、手で行う部分が多いそう)作られたバターはとてもおいしいですよね。
もちろんゲランド塩入りのバターです。

上の写真は、友人が3年前にブルターニュを訪れた際オリヴィエ氏のレストランで提供されたボルディエさんのバター!通常のプレーンと、海藻入り、あともう1種は何がはいっているのでしょうか?(スパイスかな?)


今回いろんな方に協力していただき、ブルターニュの写真を貸していただきましたが(どうもありがとうございました!)、どれもおいしそうで…
ページ作成中、おなかがすいてしまうこともしばしばでした(笑)

ツアーではブルターニュ地方を東から西へと移動しながら、各地をめぐります。

西に行くほど、より地方色を増すというブルターニュ。
どんな旅になるのか楽しみです。


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パリセヴェイユ 2010年 2月のお菓子教室


今日はお待ちかねのパリセヴェイユお菓子教室の日。
今回はクレーム・ムースリーヌを使ったお菓子というテーマで2種類の生菓子を教えてもらいました。

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まずはフレジェ・ピスターシュ。
苺が旬の時期にぜひ食べたいフランス菓子が「フレジェ」。
そのピスターシュ版です!

バターの比率が多めのクレーム・ムースリーヌは、2種類のピスターシュの素材を使い香りと風味を出しています。
生地は、キメの細かいジェノワーズ。たっぷりのキルシュシロップをアンビベします。

表面はイタリアンメレンゲを薄くのばしバーナーで軽く焼いているので、ちょっと夕焼け色。

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お教室ではセルクル型で仕上げ、お持ち帰りは四角にカットしたもの。やっぱり形でイメージが変わりますよね。
セルクルの方がかわいらしく、キャドルだとシャープな雰囲気。
ちなみにフレジェ・ピスターシュはお店でも現在販売しています。

バターが多いクリームなので、しばらく常温に戻して食べると、クリームの口どけが滑らかになります。
帰宅後すぐに食べたところ、とても上品で優しい味。
もうすぐやってくるホワイトデーにもよさそう♪

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そして、もう1種はこのブリオッシュを使ったお菓子「ガレット・トロペジェンヌ」。
南仏サントロペのお菓子です。

ブリオッシュ生地にクレーム・ムースリーヌをサンドしたもの。ざっくばらんにいえば高級クリームパンでしょうか。
オレンジの花の水で風味付けしたものなど見かけることがあります。

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ブリオッシュ生地を丸く平たくのばして焼き、その間にコアントローで風味付けしたムースリーヌを絞ります。
こちらのムースリーヌは、フレジェで作ったのとは違いクレームパティシエール主体です。

結構ボリュームがありますが、オレンジの風味とムースリームの軽やかな食感で、意外にペロッといけちゃいます。とてもおいしかった!
シェフに、「お店にだしてほしいです!」といったところ、「すでに出してます。」とのことで、失礼いたしました!
バレンタインちょい前にお店に伺って以来、ご無沙汰だったのでしらぬうちに出ていました(汗)

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金子シェフなんと明日からフランスに旅立つ!(旅というか仕事のようですが)とのことです。
次回のお教室のときにはフランスの土産話を聞かせてもらえるかしら…?ワクワクです。

そういえば最近ちょっとユーロが安くなってきていますよね。
両替するタイミングの見極めっていつも難しい☆


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祝☆アミティエ 3周年! -南仏のお菓子「Rousquille ルスキーユ」-

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今年の2/11で3周年を迎えた神楽坂のパティスリー サロン・ドゥ・テ アミティエ
もう3周年なんだ~っとびっくりします!

すでにたくさんのファンがいるのも、きっとアミティエさんの暖かい雰囲気と、フランスを感じる空気感と三谷ご夫妻の優しいお人柄のおかげなのでしょうね~。

あ!もちろんお菓子がおいしいのですよ。

特にタルト系はシェフが大好きということもあって、種類も多いです。
お店にいくとついついタルトを選んでしまいますー。
あと、私一押しのルレ・モカも(コーヒー風味のロールケーキ)!


3周年を記念して、 2月17日(水)~22日(月)の期間中、1,000円以上お買い上げしたお客さんには焼き菓子のプレゼントがあります。(期間中でもなくなり次第終了とのことです。)

写真のお菓子ですが、とても珍しいですよね。
私も初めて見た&食べました。

南仏のカタラン地方の焼き菓子「Rousquille ルスキーユ」です。

どんな味か全く想像使ったのですが、ひとつパリンと割ってみました。
そうすると中には焼き菓子の生地(ボーロを思い出す懐かしい味)、表面はメレンゲ(ちょっとレモン風味)のとても素朴なものでした。

フランスの地方菓子にはまだまだ知らないものがあるんだなぁ~っと感じました。

アミティエさん珍しいお菓子をありがとうございました!

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アミティエさんで、イートインしながらフランス語の宿題をすること1時間弱。(スイマセン、長居させてもらいました)

その間いろんなお客さんがやってきて、サロンでイートインしていたのですが、「これおいしいよ」とシェアしながら食べているお客さんが多く、そんなほのぼの様子に癒されました。

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愛媛生まれの「あまおとめ」コンフィチュール完成お披露目会

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「あまおとめ」ってご存知ですか?
愛媛産の苺ブランドなのですが、「とちおとめ」と「さがほのか」とを交配した品種です。

その苺を使ったコンフィチュールの完成お披露目会に行ってきました。
レシピの監修愛媛出身の和泉シェフ、商品開発やマーケティングには、フードジャーナリストの平岩さんが携わりました。

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今回は、あまおとめの紹介・試食、コンフィチュールが完成するまでの試作過程・試食が行われました。
詳しくは、近々ニフティスイーツ部の方で紹介予定です。

生のイチゴも食べましたが、つやつやで大粒でびっくり!
お披露目会ということで、特別に奇麗なものを準備してくださったのかなぁ。
贈答用のような風格ある苺でした。

ジューシーで繊細な風味のあまおとめ。
現在は愛媛周辺や京都付近へ出荷しているということなので、関東にはまだ入ってきていないようですが、コンフィチュールという加工品にすると、いろいろな可能性も出てきそうですね。

今回は苺でしたが、愛媛にはかなりいろんなフルーツがあるんですって。
ライムやレモンなどのかんきつ類や栗、キウイなど。
まだ愛媛には行ったことがないのですが、おいしい食材がたくさんありそう!
一度訪れてみたいものです。

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今日は、画家の樋上公実子さんの個展に行ってきました。
樋上さんはとても繊細な女性ですが、描く絵はとてもエネルギーに満ち溢れているし、独特の世界観をもっています。

今回は、新作のうさぎの絵が数点あり、それに目が釘付け!
私うさぎ大好きなんです。
昔は実家でかっていたし、小学生の頃も昼休みにはよくウサギ小屋に向かってました。

うさぎの口元の動き←これどうやって表現したらいいのかしら…?私的にはうさぎだけに「ウサウサ」ですが(笑)
が、とてもかわいくて大好きです。

樋上さんのお知り合いの方のウサギに赤ちゃんが誕生したということで、その子たちをモデルにしたそうです。
うさぎの赤ちゃんのやわらかくてふわふわした毛並みが表現されていてとてもかわいらしい~。

個展は今日が最終日ということでどうにかぎりぎりでうかがえてよかったです。樋上さんどうもお疲れ様です!
素敵な時間をありがとうございました。

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ガレット・ブルトンヌ

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久しぶりにガレット・ブルトンヌを焼きました。
2年前、お菓子教室初回の時のテーマでした。
この時は、ブルターニュのお菓子ということで、このほかにクレープとファーブルトンを作りました。
その時は初めてお菓子教室をやったということもあり、時間配分がうまくいかなく、結局オーバーして試食は場所を移動して行ったんです。

その節は皆さんお手数をおかけしました(汗)

そんな甘酸っぱい思い出もありますが、ガレット・ブルトンヌとっても久しぶりに作りました。
昔のレシピを見ると…あまり詳しく書いていない!!
以前は、レシピに配合のみを書いて、詳しい作り方は書かなかったんです。
そんなわけで自分の簡単なメモを頼りに、作ったのですが、途中であれこれどうだっけ?という細かいことが出てきたり。。

やはり、ものづくりは毎日繰り返すことが大切ですね。特にお菓子は。

でも、どうにか焼けました!
思ったより時間はかかりましたが、自分の思っていた感じとそう変わらない状態であがったのでほっと一息。
焼いて2時間くらいすると、味が落ち着いてきておいしいです。
これを味わえるのは、手作りならではの特権ですよね!


春に知人のティーインストラクターの方と、「紅茶と焼き菓子の会」を行う予定です。
おいしい紅茶の入れ方と、ガレット・ブルトンヌの作り方(デモのみ)を行います。
紅茶といえば、イギリス。そしてイギリスからケルト人が移住したブルターニュのお菓子といことで、関係も深そうですよね。

バターのリッチな味わいとさくさくとした軽い歯触りは、紅茶にもぴったりです!


「紅茶と焼き菓子の会」初めて開催するということで、まずは直接の知り合いの方をお誘いする予定ですが、興味のある方は声をかけてくださいね。(4/10予定です)

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ブルターニュ&パリツアー

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今年の夏に予定している、ブルターニュ&パリのお菓子ツアー。
7/2出発の6泊8日の旅です。

資料はできているのですが、まだHPやブログで詳しい紹介はしていませんでした。
現在告知ページのための準備を進めているところです。

やはり写真があった方が、その土地のイメージがわきやすいと思い、まずはブルターニュの写真収集をしているところです。アルザスツアーの際は、結構スムーズに写真が準備できたのですが、ブルターニュではちょっと苦戦していて…。
(上の写真はブルターニュのキブロンです。)

でも、ようやくそろってきたので、今月中には告知ページを作れそうです。
楽しみにしていてくださいね!
アルザスツアーに匹敵する充実した内容です。
しかも今回はTGV(フランスの新幹線)にも乗っちゃいます。

それにしてもやはり、ツアーへの準備は自分だけではできないものだなぁとつくづく感じます。
周囲の方に協力してもらって形にできるものですね。
私も、恩返しできるように頑張らなくては。


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ツアーを企画するちょっと前くらいから、この間ブルターニュ行っていましたとか、今度行くんだよとか、昔住んでいたんです(!)とか、以前ガレットを食べるために行きましたとか(すご~い)、意外にブルターニュに行ったことある方が多いのにびっくりしました。

ブルターニュは、5世紀末にイギリスから移住したケルト人によって文化が築かれ、「ブルターニュ公国」として独自の文化を持っていました。

当時はブルトン語と呼ばれる独特の言語が使われていました。(今でも表示に使われたり、話す人もいるそう。言語の復興運動によって以前より話せる人が増えているようです。)
お菓子のクイニー・アマンもブルトン語で、バターのお菓子という意味です。

ちなみにブルトン語で「こんにちは」は、「Kenavo.(ケナボ)」と言うそうですよ。

言語はその文化の大きなアイデンティティーですね。
以前訪れたバスク地方もアルザス地方も同様でした。

今でこそ、ブルターニュには豊富な食がありますが、昔は貧しい地域だったとか。
それは厳しい気候と痩せた土地による影響が多いようですが、そのやせた土地でも栽培が可能だったのが「そば」。そういうわけで、そば粉を使ったガレットなどができたのだとか。


まだまだブルターニュについいては、知らないこともあるので少しずつ勉強しながらブログでも紹介していきたいと思います。


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いろいろ買い物&おいしいガレットのこつなど -お菓子関係-

Bonsoir!
先ほど「テレビでフランス語」を見ておいしそう~な蕎麦粉のガレットをみておなかがすいてしまいました。
今回はレンヌの街にあるクレープリーが紹介されました。
青い外壁で、こちらのお店有名なのかしら?以前にも何かで見かけたことがあります。

仕込みの様子も紹介されていました。
生地の材料はそば粉、塩(もちろんブルターニュの!)、水の3種類だけ。これをボールに入れ手でこねます。

それが、想像以上にシッカリとこねあげているのにびっくり!
パン生地をこねるときのように力を入れてこねます。

職人さん、途中で息を切らしながらの体力仕事でした。
彼は、「大体100回くらいははこねます。結構いい運動になるんですよね。」といっていました。(パッと見そば粉5Kgくらいの量でした。)
それを一晩ねかせて使用するそうです。

その後、ガレットを焼く様子も紹介されました。今回は定番の「ガレット・コンプレ」。
卵、ハム、チーズの3種を散らして、ガレットの端を折りたたんで四角に仕上げます。

そして、最後にブルターニュの有塩バターを塗るのがポイント!
これを塗って、香ばしくそして風味良く仕上げます。

見ているだけでとってもおなかがすきました…。

こちらのお店の常連さんのコメントがありましたが1972年から通い出して、大体週1で通っているとか!
1972年って38年前からということですね。う~ん、すごい!
ブルターニュの方にとってのガレットは、本当に日常食なのですね。

私も以前自宅でガレット作りにトライしたことがありましたが、あまりおいしくなく…。
蕎麦粉の違いなのか、火力の問題なのか…。
日本でおいしく作るのは難しいのかな。

でも学芸大のポポットのガレットはとてもおいしいので、きっと秘訣があるんでしょうね~!

番組最後、またポワルヴェさんが登場しました。
ガレットを作るコツで、材料の水の半分を仕込む際に使い、残りは翌日焼く前に加えるといいよ、とおっしゃっていました。ちょっと気になるので今度試してみようかな。


さて、本日は寒い中かっぱ橋に行ってきました。
お菓子教室で使うものなどをちょこちょこと購入しました。

絞り袋や、またしてもフェーブ!(パンシリーズ)とか、フィナンシェ型(6個が一体になっているもの)、小さなグラス(ちょっとしたドリンクやソース、グラニテにつかうもの)を購入しました。
かっぱ橋にいくとついつい、予定になかったものまで買ってしまいます(汗)

そして、今夜はネットで買いもの。
ラッピングに使えそうなスタンプをいろいろ買いました!

先日代官山の雑貨屋でフランスをモチーフにしたスタンプがあって、とてもかわいかったのです。
多分ネットで探せばもっといろいろあるだろう~。と思い探したらあるある!
ついたくさん買っちゃいました…。(エッフェル塔やウサギやバレリーナ、マトリョーシカなどなどかわいいモチーフがたくさんあったのです。)


そのうちお菓子教室のお土産のラッピングにも活用したいと思います。

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オー・プティ・グルマンでフランス定番の焼き菓子を

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先日、久しぶりに成瀬のパティスリー「オー・プティ・グルマン」に行ってきました!
黄色いテントが目印のかわいらしいパティスリーです。

お店のショーウィンドーにはたくさんのビスキュイ・サボワ(フランスのスポンジ状の焼き菓子です)のディスプレイが圧巻!普段はプレーンな味ですがバレンタインの時期はショコラ、春は桜風味のサボワが出るんですよね。
今年もショコラ出たのかなぁ。

こちらのお店にはもちろん生菓子があるのですが、ついつい焼き菓子好きな私はショーケースの上に並ぶ焼き菓子に見入ってしまいます!そんなわけでお持ち帰りした焼き菓子を紹介しますね。
どれもフランス菓子の定番です。

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手前が、アマンディーヌ。
厚めのシュクレ生地に、クレーム・ダマンド(アーモンドクリーム)を絞って焼いた、焼き菓子の醍醐味を味わえるお菓子。アーモンドと相性の良い杏を入れているので、キュンと甘酸っぱい味がアクセントになっています。
こういうお菓子大好きです!

奥は、ポンヌフ。
パリの橋「ポンヌフ」を表現したかわいらしいお菓子。
このお菓子はフランスではあまり見かけないような。。
ここ数年日本のパティスリーの方が、古き良きフランスのお菓子を作っているような気がします。
フランスで修業した方たちが、伝統的なお菓子に魅了される一方、フランス(特にパリのような都会)では伝統的なお菓子が少しずつ消えていっているのでしょうか…?

ポンヌフは、パイ生地に、シューとカスタードを合わせた生地を絞ってふっくらと焼きあげたもの。
上にはパイでばってんをつくり、粉糖とフランボワーズジャムを交互に飾ります。
その様子がとても愛らしいですよね。

プティグルマンでは、アレンジしてリンゴのコンポートを入れています。


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最後にこちら。
まだ、ガレット・デ・ロワ!?と思う方もいるかもしれませんがこちらは「ピティビエ」というお菓子。
見た目はほとんど同じですが、パイの浮かせ具合が異なります。
ガレット・デ・ロワは、平らに焼きあげるために、焼成途中に天板や網をかぶせるなどして浮きを抑えます。

対してピティビエはふっくらと焼きあげるので、高さがあります。

プティグルマンのピティビエはミニサイズなので、気軽に買えるのが嬉しいところ。

他には、ボストック、コンベルサシオン、カヌレ、ショーソン・オ・ポムなどがありますので、こういった焼き菓子がお好きな方にはお勧めのパティスリーです。
今回購入しなかったのですが、1本売りのパウンドケーキもとてもおいしそうなのでした…。
こういうのはお友達とシェアかな。


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毎回お菓子教室のテーマに結構悩みます…。
今月はチョコを使ったお菓子ということで、フォレノワールクグロフ。

そろそろ次回のテーマも決めなくては!とたくさんあるお菓子の本を取り出しては、「うーーん。」と考え込んだり。。

せっかく春なので苺をぜひ使いたいと思って、タルト・フリュイ・ルージュやフレジェ・ピスターシュなど候補に挙がりましたが、ある時「あ!そうそう春のお菓子といえばポワソン・ダブリル!」と思いつきました。

そういうわけで、お魚の形をしたお菓子を作ります~。
4/1フランスはポワソン・ダブリルといって、お魚の形をしたお菓子を食べる習慣があるそうです。
サブレだったりショコラだったり。(ショコラが一番多いのかな?)

今度作るのは、生菓子のポワソン(魚)
フィユタージュ(パイ生地)にバニラ風味のカスタード、そこにジューシーな苺を並べてお魚に見立てます。
まだ試作もしていないのですが、ご報告だけ先にしておきます!お楽しみに☆


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吉祥寺の新パティスリー シェ・トラ

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1/31吉祥寺に新しいパティスリー「シェ・トラ」がオープンしました。
以前オープティグルマンカプリシューがあった場所はそのままに、ガラッとお店の外装、お菓子のコンセプトも変えて新しく誕生しました!

吉祥寺の駅から歩くこと15分くらいでしょうか。
鮮やかなペパーミントの外壁がとても目立っています!

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以前は、本格的なフランス菓子にこだわっていたという杉本シェフですが、お店のお客さんやお菓子教室の生徒さんと接しているうちに、もっとなじみ深くて親しみやすいお菓子を作るようになったとか。

そして、日本で栽培されるおいしい旬のフルーツにも注目しています。
時には直接地方の農家を訪ねて、生産者の方とお話したり畑を見に行ったりするそうです。
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今の時期は、静岡の紅ほっぺを使ったタルトやロールケーキが一押しです!
そして、ちょっと珍しいグラニースミスという青リンゴを使ったタルトやコンフィチュールも気になるところですよね。


詳しいレポートはニフティースイーツ部で紹介しています。
サロンスペースもあり、数種類のハーブティーもありますので、ホッと一息くつろげる空間ですよ。


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先日、パティシエの捧(ささげ)さんからハガキが届きました。
捧さんは、以前湯島のパティスリー「ロワゾー・ド・リヨン」で活躍されていたパティシエです。その前にいらしたアロマクラシコ(イタリアン)時代に取材させていただいいたご縁があります。

最近、世田谷のパティスリー「プレジール」のシェフ・パティシエに就任されたとのことで(おめでとうございます!)そのお知らせのハガキでした。

さて、プレジール…都内にありながら未踏のパティスリーでした。。
これは行かなくては~!と楽しみにしているところです。


パティスリー エ カフェ プレジール
世田谷区代沢4-7-3
月曜定休(祝日の場合は翌日)

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ロザージュで春の箱根スイーツを。

2月1日から箱根スイーツコレクション2010春が早くもスタートしています!
というわけで、さっそく先日箱根に行ってスイーツを食べてきました。

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まずは、雄大な芦ノ湖を望む「サロン・ド・テ・ロザージュ」。
ここでは、様々な種類の紅茶とパティシエ特製のデザートがいただけます。
2階が茶葉や雑貨などの販売、1階がサロンという作り。

ロザージュオリジナルのフレーバーティーが多く、全て香りをかげるのも楽しみ!
気になる茶葉の香りをいろいろと試して、今回お土産にアールグレイとロザージュ(ベリーとルバーブのフレーバー)を購入しました。

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さて、箱根スイーツコレクションで期間限定で登場しているのがこちらのデザート。
「桜のレアチーズ」です。
上にかけた淡い色の飴がとても上品で素敵。
春らしさを感じます。

口当たりの軽い滑らかなチーズケーキは、ほんのり桜風味。
全体的にとても穏やかで優しい味なのでホッと一息つくにはぴったりの1皿だと思います。

この日は、ちょっと曇っていたのですが晴れていたら窓の外には芦ノ湖と富士山を眺められるんです。
また晴れた日にうかがえるといいな~っと思います。

※箱根スイーツコレクションは4/11まで開催されています

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ハーブが香る爽やかショコラドリンク

今朝東京では雪が降りましたね!
最近急に寒くなってきて、びっくりです。
やっぱり2月は寒いんだなぁ。
オリンピック会場にも良い雪が降るといいですね。

さて、今日はクグロフ教室第1回目。
作り方はパウンドケーキと同じなのでそれほど難しくないお菓子です。

ただ途中で生地の一部にチョコとシナモンを加えたりするところが、初めて作ると時には注意しないといけないところでしょうか。

一番の難関は焼きでした。
教室で使っているオーブンは、なぜかクグロフ型と相性があまり良くないのか?
焼き色があまりつきません…。
今回もちょっと白っぽいあがり。

これ単純に温度を上げればいいのだろうか?
それとも余熱だけ高くするか。チョコ生地を表面に持ってきて焼き色の影響を少なくするか…?

生地自体はきちんと焼けているのですが。
また次回に向けて検討です。

今日参加してくださった皆さんどうもありがとうございました!
その後仕上げはうまくいったでしょうか?

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さて、今日はクグロフの他にチョコレートを使ったドリンクを紹介しました。
濃厚でねっとりしたショコラショーはとても寒い日にはおいしいのですが、あたたかい室内や春夏にのむならもう少しさらっとした爽やかなドリンクがおいしく感じます。

とても簡単なので、バレンタインでチョコが余ったら作ってみてはいかがでしょう?


■ハーブが香る爽やかショコラドリンク

レシピ 3-4人分

・牛乳 520g
・チョコ 52g(スイートチョコ カカオ分55-60%前後のもの)
・ハーブ お好みで(今回はヴェルヴェンヌ、レモングラス、ミント各2.5g)

作り方

1.牛乳を手鍋に入れ周りがふつふつ沸騰するまで火にかける

2.ハーブを加え(フレッシュのハーブの場合はみじん切りにしておく)一晩置く(時間がない場合は10分程度でもOK)

3.翌日液体を濃し、ハーブの香りがついた牛乳を手鍋に入れ沸騰させる

4.一度火をとめチョコ(刻み)を加え、ホイッパーでシッカリとけるまで混ぜる。再度火をつけ(弱火)ホイッパーで滑らかな状態になるまで混ぜる。

そのまま温かい状態で飲んでもOK!
冷たくして飲むと、甘さ控えめでハーブの香りが引き立つのでよりさっぱりといただけます。

※より濃厚な味わいを好む場合は、牛乳に生クリームを1割程度加えたり、チョコの分量を増やしたりと、アレンジしてください。スープを作るような料理感覚で気軽に味を調整できます。

※ハーブをスパイスにアレンジしたら(シナモンやクローブ、ジンジャーなど)体があったまるので、冷え症の方にもお勧め!

今回の教室では冷やした状態で飲みました。
とてもすっきりした味で、あっというまになくなりました。
暑い夏にもおいしくいただけると思います。ハーブとショコラの組み合わせとてもおいしいです!

明日はバレンタイン本番ですね。
やっぱりこの日に愛の告白をする女性は多いのでしょうか?
そんな初々しい話は、最近周りにはないのですが(汗)
若い子たちはきっとそういう子が多いのでしょうね。
がんばってください★


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フォレノワール風クグロフ 改良編 、ドゥアルヌネのクイニーアマン

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昨日からまた急に冷え込んできましたね!
チョコを食べるにはちょうどよい寒さかもしれません。

さて、今月のお菓子教室「フォレ・ノワール風クグロフ」ですが先日ブログで紹介したものから改良しました。
ガナッシュ&グリオットの仕上げは変わりませんが、生地の構成をかえました。
(写真は仕上げをする前の状態)

以前は、ココア、シナモン、チョコ刻み入りの生地にグリオットをいれていました。
でも、チョコの中でグリオットの味がちょっとわかりづらいのと、ココアとシナモンの味がうまくなじまない。

そして、フォレノワールといえばチョコだけではなく、キルシュがきいたシャンティーがあるのが定番。
それがあるからこそチョコやグリオットの味も生きてくるんですよね。

というわけで、このクグロフもシャンティーではないけど、プレーンの生地をそれに見立ててつくりました。
そこに濃厚なチョコ生地が合わさることで、チョコの味がしっかり感じれれます。
グリオットも、プレーンの生地と合わせると色もきれいだし、酸味もはっきりでてきました。

結局、使ったチョコはヴァローナに落ち着きました。
生地の中に使ったのはフルーティーなマンジャリ、表面のガナッシュはナッティなカラクに決定ー。

焼きあがり表面にキルシュをアンビベして風味を出します。
これも、キルシュを最初から生地に入れるか?それとも生地ではなくガナッシュに使用するかで悩みました・・。
キルシュはもちろんアルザスの「ルゴル社」のもの!
昨年夏に訪れた思い出もある蒸留酒のメーカーです。

今回はいろいろと悩みどころがおおくて試作が大変でしたが、どうにか完成してホッとしています。
明日はお教室第1回目。(このお菓子の)
参加してくださる皆さんよろしくお願いします!

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この間のテレビでフランス語(NHK)みましたか?
番組内で今ブルターニュが紹介されています。

前回は、クイニーアマン発祥の地といわれる「ドゥアルヌネ」のパティスリーが紹介されました。
(上の写真は以前ブルターニュを旅行した友人が食べたクイニー・アマン)

クイニーアマンは約150年の歴史をもつお菓子。
このお菓子の名前はブルターニュの言葉「ブルトン語」で「バターのお菓子」を指します。

名前の通りバターがた~っぷりのお菓子。
ブルターニュはおいしい有塩バターの産地として知られています。
それも、ゲランド塩というとても旨みのある塩がとれるから。
(ドゥアルヌネの前にはバター工場の紹介もありました。)

番組では、職人のLucasさんが慣れた手つきでクイニーアマンを仕込んでいました。
軽くバターを叩いて、生地で包み折りこんでいく作業は、とてもスピーディーでびっくり!
Lucasさんは、パティスリーの仕事を始めて20年というベテランということもあり、その動きに無駄は一切なし!

日本のクイニーアマンは小さな菓子パンというイメージですが、今回紹介されたのは直径18cmくらいの大きなサイズで、とてもおいしそう~。カロリー無視してかぶりつきたいくらい(笑)

番組最後には、スタジオにブルターニュ出身のパティシエ、ポワルヴェさんが登場しブルターニュのお菓子を紹介していました。クイニーアマン、ケーク・ブルトン(塩キャラメルとノワゼット入り)、ガレットブルトンヌなど、どれもブルターニュの塩いりバターを使っているのが特徴です。

今回の放送は、再放送もあるので興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。
再放送は、朝早いのですが土曜日午前6:00-6:25です。
(ブルターニュが紹介されるのは、最後の方なので6:15分すぎ頃から見ていれば大丈夫だと思います。ちなみに次回放送2/18ではクレープリーでガレット作りが紹介されます!)


そしてこの夏に企画しているブルターニュお菓子ツアーでは、もちろんドゥアルヌネ行きますよ!
本場のクイニーアマンに出会えるのがとても楽しみです。

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ランベリー クグロフショコラ

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先日、渋谷東急のフードショーをのぞいたら、「ランベリー」が出店していました。
ランベリーは何度かフードショーに出店していますが、そのたびに季節限定がでているかな。

前回は栗を使ったクグロフが人気で売り切れていましたね~。

そして今回はバレンタインまじかということでショコラを使ったクグロフ(定番の和三盆のクグロフもありました。)が登場していました。小さめサイズで1575円です。


ちょうどシェフの岸本さんがお店に立っていたので、いろいろとお話をうかがえました。
ショコラのクグロフというと、ラム酒を合わせがちだけどそれじゃ重い感じになるので今回はシェリー酒を合わせたのだとか。

こちらも生地には和三盆をつかっているので穏やかな味わい。中にはクルミが入っています。
チョコは比較的まろやかなものをつかっているのかな?(ビター感はそれほど感じなかったです。)

やはり特徴的なのはシェリー酒独特の香り~。
ふわっと口の中で広がります。

とりあえず少しずつ(1/10くらいにカットして食べるといいと聞いたので)食べています!

その他、本物のトリュフ入りのショコラやレストランで出しているマカロンも販売しています。
マカロンはプロヴァンスの「ラカンケ」オリーブオイルとバジルと苺のコンフィチュールを使ったものを試食させてもらいましたが、オリーブの香りがとても豊かでクリームの食感が滑らかでおいしかったです。

オリーブのマカロン、エルメでも確かあったかな~?
おいしいので、これからもっと増えると嬉しいですね。


現在レストランは休業中、5月にはレストランを移転してパティスリーも出店するということですのでこれから楽しみですね。

※東急フードショー(東急東横店)への出店は~2/15までです。

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世間はこれからバレンタインなんですよね。
私は、ちょっと燃え尽き気味なのですが(笑)、もう一息頑張りたいと思います!

今日は朝の情報番組でサロンドショコラが紹介されていましたね(新宿の)。
エヴァンさんが結構取り上げられていました。
エヴァンさんは黒い服がお好きなようで、服からバッグまでほぼ黒でした。

パリの人たちは結構黒い服が好きですよね?
私のフラ語の女性の先生も黒い服、黒いバッグ、小物が多いです。
なぜ黒がすきなのかな~?というのが最近の素朴な疑問。

さてバレンタインに関連していろんなイベントが開催されていますが、明日2/10は銀座三越にやってきますね!
調べてみたらエルメさん、仙台や福岡など各地を回っているようで→こちら大忙しですね!

私は明日箱根スイーツ取材なので、銀座三越にはいけないのですが、どなたかのレポートに公開されることを期待しています。


さて、今週末はお菓子教室クグロフ第1回目ですが、いまだ完成していないのでもう一息頑張ります。
先日ブログで紹介した感じとは使用する素材は変わりませんが、若干構成が変わるかもしれません。
また完成したらブログにて紹介しますね!

今日はお菓子の材料を購入しにパリセヴェイユにいったら、また新作が出てました。
フランス菓子定番のフラン、ナッツとグリオットを使ったエクレール。
それからバレンタインに向けてのショコラなどなど。
今日はキャラメル入りのタブレットを購入しました。

あと、ガトー・バスクもでていましたよ!
季節限定の登場でしょうか。ファンの方はぜひ。

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フォレ・ノワール風クグロフ

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今月のお菓子教室は、バレンタインシーズンにちなみチョコレートを使った焼き菓子です。
以前友人の手作りクグロフ(フェルベールさんのレシピで作ったピノ・ノワールとショコラを使ったもの)がとてもおいしかったので、それを参考にして頭の中でいろいろと考えてみました。

最初は、ヘーゼルナッツ×ショコラ×オレンジのクグロフを考えていて一度試作して、それも結構おいしかったのですが、ふとチョコと相性のいい素材「グリオット」を使って、フォレ・ノワール風クグロフをつくったらおいしいのでは!?とよいアイデアが浮かびました!

フォレ・ノワールもクグロフもアルザスでは定番のお菓子だし(クグロフは発酵ものがほとんどですが。)、ショコラとグリオットの相性は抜群!ということ、私自身がフォレ・ノワールが大好きということで、今月のお菓子教室はこちらに決定!
フォレノワール風クグロフ、ありそうでないお菓子ですよね!(どこかにあるのかもしれませんが…)

さっそく試作しているのですが、結構苦戦…。形としては出来上がっていますが、味がまだ納得いっていなくて。

チョコレートを使ったお菓子に対する経験値が不足しているので、まずはチョコ選びに苦労しています。
チョコそのものの味と、他の素材と合わせ焼いた後の印象は異なるのが難しいところ…。

写真のものはヴァローナのカラクを使用。その前にはカカオバリーのものを使用。

う~ん。イメージを味にするには、やはり意識して食べた経験が必要!(なんとなく食べていたんじゃだめですねぇ。)
次回はカカオ分若干上げて(今までは55%前後を使用)、ベリー系など酸味のあるフルーツと相性のよいヴァローナマンジャリでトライしてみようかと思います。

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さて、中にはキルシュでコンポートしたグリオットを入れています。
キュンと爽やかな酸味のある味がアクセント。
それから隠し味にシナモンを入れています。

チョコは粒が残る程度の大きさで加えています。

今回、ちょっとマニアックな内容なので人気ないかな?と思いましたが、意外に反応がよく募集枠が残り少ないです。2月の枠はすでに締め切り、3/6(土)に、あと2名の募集をしています。
参加ご希望の方はご連絡くださいませ→masa@sweet-cafe.jp

※現在定員いっぱいになりましたので締め切りました。

当日はハーブを使った爽やかなショコラショーまたはアイスショコラもご紹介したいと思います。
濃厚なショコラドリンクは苦手という方でも飲みやすいような乳脂肪分少なめのものを考えています。

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昨夜は、福岡から上京していたYさんを囲んで、アルザスメンバーでお食事会。
場所は西麻布のHOUSE。
六本木ヒルズから近いとはいえど、まったくの住宅街で、お店までたどり着くのにちょっと苦労しました。

東京に住んでいても、この辺りは全く無縁なので…。

ここはストウブの鍋をつかった料理が人気のビストロ。
蒸し野菜や、ロールキャベツ、牛ほほ肉の煮込みなどを食べて、最後は雑炊にしてもらいました。

デザートもストウブのココットを使ったスフレやフォンダンショコラがあって、結構面白い。

全体的なポーションは小さめ。ちょこちょこつまみながらいろんな種類を食べるには4人以上で行くのがいいかなと思います。

いつものごとく、フランスの話をしつつ、わいわいご飯を食べて楽しい時間を過ごせました。
楽しい時間が過ぎるのはあっという間ですね。

帰りにはライトアップされた東京タワーも見えて、プチ・東京ツアーをしたような気分になりました。
ご一緒してくださった皆さんどうもありがとうございました!

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パリセヴェイユ2010年1月のお菓子教室 -試食編-

試食では、特別にショコラを使ったデセールとドリンクをいただきました。
(教えてもらったお菓子たちはお土産)

デセールは、まだこれから教室を控えている方たちのために内緒にしていた方がいいのかな?と思いつつも多分いろんな方から口コミ情報やブログで紹介されているだろうと思い、今回紹介することに決めました。

写真だけ見るのと実際味わうのは違いますしね。

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こちらは、焼いたムースショコラ。
ムースショコラを焼く!?ととても不思議な感じでしたが、生クリームが入らないタイプのムース。
ショコラ、卵黄、メレンゲを合わせて丸く焼いたパンケーキのような生地。
感覚としてはスフレに近いでしょうか。

ヘーゼルナッツオイルとゲランド塩を合わせていただくので、香ばしくナッティな風味に塩でショコラの甘さが引き立ちます。
手前はミルクのアイス。とてもさっぱりしていますがミルクのコクがあります。
お代わりしたいくらいでした(笑)

シェフいわく、レストランのデセールは完成しきっていないところがいいのだとか。
私はパティスリーに比べレストランのデセールを食べる機会が少ないので、ちょっとその意味がピンとこなかったのですが、こちらのデセールを食べているうちになんとなくわかったような気がします。

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そして、お店でも出しているショコラ・ショー(温かいチョコレートドリンク)。
オレンジの風味が爽やかに香ります。でもベースはとろりと濃厚なので、かなり充実感があるショコラ・ショーです。おなかもいっぱい。体も温まります。

ショコラって、形状や温度によってとても印象が異なるところが面白い素材ですよね。

来月はムースリーヌを使ったお菓子です!
ガレット・トロペジェンヌとフレジェ・ピスターシュ(だったはず。)
どちらも大好きなお菓子なのでとても楽しみです。

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今日お菓子の材料を買いにパリセヴェイユへ。
パリセヴェイユではお菓子教室の生徒さん向けに、材料の販売もしています。
どのくらいの生徒さんが利用しているのか?わかりませんが、私は月に一度は必ず利用させてもらっています。

少ない量からでも売ってくれるのでとても、助かります。
ただそれを計量したり値段を出したりする作業が、スタッフの方に負担になっているかも。とついつい心配していまうのですが、いつもどうもありがとうございます!
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最近ではベリーを使った新作のムース(とても華やかで春らしい!)や、南国風のスフレのデセールも出ているし、バレンタインに向けてキャラメル風味のタブレット、ヌガチンなどなど商品も少しずつ新しいものが登場しています。

しばらく土日は、お菓子教室&フラ語で忙しいので、デセールを食べる機会を逃しているのですが…。
食べたいな~。

さて、明日は福岡からアルザスメンバーのYさんが上京してくるのでディナーを予定しています!
久しぶりの再会とても楽しみです。

ツアー後、楽しかった思い出はもちろん、メンバーとの交流が続いていることが、私にとっての宝物だなぁと思います。

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パリセヴェイユ2010年1月のお菓子教室 -ショコラのお菓子3種-

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先日のブログでもちょっと紹介した今月のパリセヴェイユ教室。
教えてもらったお菓子と、試食でいただいたデセールの紹介です。
まずは、ケーク・オ・ショコラ・サレ。
上の写真は断面が分かるようカットしてみました。
以前、東急のイベントでも出したことのあるパウンドです。
イベントの際はついテンションが上がって、じっくり味わえなかったので改めて教えてもらえる機会に恵まれてラッキーです。

ショコラパウンドに、コニャック風味のガナッシュ、ラムレーズンが入っています。
有塩バターを使用しているので、ちょっぴり甘じょっぱいのがポイントです。そこにラムレーズンの甘みや、表面のグリュエドゥカカオのビターな風味がアクセント。
(今日お店に行ったらディスプレイもされていたので、販売しているはず。)

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こちらはトリュフ・ア・ラ・プリュノー。
プルーンにコニャック風味のガナッシュを詰めたトリュフです。
こちらもバレンタインシーズンにはお店に登場する一品。

トリュフの奥深い味に、濃厚なガナッシュが相性の良いトリュフです。
スマートなボンボンショコラに比べ、とても作りやすいし、何より本物のトリュフにそっくりなのがいいですよね!

シェフのお話で、これをアレンジして、杏×ミルクチョコのガナッシュ、イチジク×ホワイトチョコのガナッシュもいいのでは?とのこと。
う~ん!それおいしそう。頭の中で思わず味を想像するのでした。
でも、その場合どんなお酒と合わせようかな~?
杏の場合、杏のリキュールでもいいし、アマレットもいいかな
イチヂクだと…。ホワイトラムやキルシュもいい?

皆さんも意見も聞いてみたいところ。

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そして、こちらはヌガチン・ノワ・ド・ココ。
私の大好物です(笑)
こちらもお店で購入できます。同シリーズヌガチン・フリュイ・セックも超お勧め!

ヌガチン・ノワ・デ・ココは、ココナツ風味のキャラメル化させた生地にドライのフランボワーズとアナナスを散らし、最後にミルクチョコをコーティングしたもの。

かりっとした歯ごたえの軽いヌガチンと、ミルクチョコの風味(キャラメルのような甘~く濃厚な味わい)、そしてドライフルーツの酸味と、ココナツの南国の甘さがなんとも言えません!

これ、食べ始めると止められないので危険です★
まだ食べたことがない方はぜひお店で購入してみて下さい。


続いて試食編に続きます。

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サロン・デュ・ショコラ セミナー

昨日で終了したサロン・デュ・ショコラ。
最終日もたくさんのお客さんで賑わっていて大盛況でした。

私は午後からのセミナーに2つ参加しました。
まずは京都福知山の水野さん。
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京都らしくはんなりした方でした。
あまり他のパティシエやショコラティエにない雰囲気の方で、(ガンガン前にでるというよりは)自分のペースを大切にしている方だというのが一番の印象。

今回は京都の素材を生かしたショコラの紹介や、ちょっとした裏話もありとても楽しかったです。

そして、そのあとはテオブロマの土屋さんのセミナーです。
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昨年、ガーナを訪れたという土屋シェフ。
カカオ農園の見学はもちろんしてきたそうですが、それよりなによりガーナの人々の生活にいろんな意味でショックを受けたようです。

そのガーナの様子を写真に収め、それを何枚か見ながらのセミナーでした。
正直私もその写真の中でしか見ていませんが、その生活ぶりにショックを受けました…。
いろいろと考えさせられるセミナーでした。

いつものサロン・デュ・ショコラのセミナーとはまた違った内容で興味深く、そしてちょっと心が重くなりましたね。
そんな問題提起をしてくれた土屋シェフにも感謝です。


そんなセミナーの様子は後日改めて紹介します。
(後日紹介のブログが多くなってきましたね。。)


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最後はフェルベールさんに昨年夏のお礼を兼ねてご挨拶を。
アルザスのアルバムを持参し、フェルベールさんにお見せすると、近くにいたシェフたちに「これ私のお店よ。これが看板で、ショコラで、コンフィチュールで…」とかわいらしい声で説明していました。

それから、なぜかイチゴ大福を召し上がりながら休憩しいた姿も印象的です。
(エヴァンさんなどにも分けていた。)
フランス人に、苺大福はどのように感じられたのか!?
来年はそういったこともフランス語で質問できるようになりたいものです。

昨日は、水野さんのショコラ詰め合わせ「マロン」を購入。
杏&塩のボンボンはとても好みです!
いつか福知山のお店にも行きたいな~。


そして、ちょっと気になっていたベルアメールのチョコソフト(ミックス)も食べちゃいました!


最終日の会場には、イデミスギノの杉野さん、エーグルドゥースの寺井さん、ローラン・デュシェーヌさんもいらしていて、なんだかすごい光景…。豪華な顔ぶれに圧倒されました。

サロン・デュ・ショコラは終了しましたが、バレンタインの本番はこれからですね★

バレンタインシーズンということで今月のお菓子教室はショコラを使ったクグロフを作ります!

しかも「フォレ・ノワール」をイメージして、グリオット&ショコラの大人っぽいクグロフを作ります。
近々ブログで紹介しますね~。


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「佐賀のふりあぼうろ」が上京します!

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昨年も紹介しましたが、今年も佐賀県のパティスリー「旬菓房 ふりあん」の人気商品「ふりあぼうろ」が東京にやってきます!

ふりあぼうろは、佐賀の郷土菓子「まるぼうろ」(とても素朴でやさしい焼き菓子です)をアレンジしたお菓子です。

都内伊勢丹(新宿本店を除く)での大九州展にて登場します。
詳しい日程はふりあんさんのブログで紹介されています。


お近くにお出かけの際はぜひぜひ寄ってみてくださいね!

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今年食べたガレット・デ・ロワ

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ショコラシーズン突入なのですが、合間にいろいろとお知らせがあります★

さて、先月はガレット・デ・ロワに沸いたひと月でした。
実は1/30にもお菓子教室でガレット・デ・ロワを焼いていたので、本当に長い間ガレット・デ・ロワと接していたなぁと感慨深いです(笑)

先日は、ニューオープンのシェ・トラ(近々スイーツ部のレポートで紹介しますね。)でとてもかわいいフェーブをゲットしましたので、今月あたりあと1台は焼く予定です。(しつこい!?)

さて、今年食べたガレット・デ・ロワをニフティースイーツ部のレポートで紹介しました。よかったらご覧くださいませ。

プレーンからアレンジ系までたくさんいただきましたが、やはりこういう大きなお菓子は友人や家族と一緒に食べるのがとても楽しいです。食べるおいしさと分かち合う楽しさ。
お菓子はそんな幸せを感じられる食べ物なので、とても素敵な存在ですね。

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