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薫々堂イベント パンデピス

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薫々堂さんでのイベントでいただいたお菓子も最後の紹介です!
最後にいただいたのは、フランスでの定番菓子「パンデピス」です。

私自身今年は一番パンデピスを食べた年かな?というくらい食べています。
初めてパンデピスを食べたのは12年前くらいだったでしょうか?
まだまだフランス菓子に詳しくなくスパイスにも慣れてなかったため最初の印象はあまり良くなかったのですが、ここ数年で妙にはまってしまったお菓子です。

さて、薫々堂さんではパンデピスに蜂蜜と濃厚なバニラアイスを添えていただきました。
このイベントのために、以前のルセットでパンデピスを作ってみたところ、どうやらシェフは納得がいかなかったそうです。
やはり、年を経るごとに技術や味覚、そして経験による好みも変化していくでしょうから、以前はすごくよかったのに、今はなんだかちょっと違う・・。という感覚が生じるのでしょうね。

というわけで、改良すべく試作が重ねられたとのことです。

そうしてできたパンデピスは、今まで私が食べたパンデピスとちょっと違う印象。

何が違うかって、食感が違うんです!
というのも、このパンデピス、イーストを使って発酵させたタイプなんですって。

そのため、生地のつながり具合がほどよくぼそっとしてるのが特徴。
乾燥しているわけではないのですが、しっとりしているタイプとか生地が密なものとは違うんです。
表現が難しいですが、コーンブレッドの食感にも似ているような感じです。
これがまた素朴な味わいでおいしい!

スパイスも絶妙なバランスで、食べている間と後味に感じられるスパイスの風味が変化していくようでした。

私がつくるとついつい日本人好みのスパイス(シナモンメイン)になりやすいのですが、こちらは異国の地を思わせるスパイス調合でした。

パンデピスは、バニラアイスとはもちろん相性GOOD!
ビストロでこういうデザートがあると嬉しいなという組み合わせですね。


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