アルザス&ドイツのクリスマス菓子 アルザス風シュトレン
薫々堂でのイベントレポートの続きです。
今回は「アルザス風シュトレン」。
日本ではシュトーレンと発音していますが、本来はシュトレンの発音のほうが近いようですね。
でも以下では、日本で馴染んでいる発音シュトーレンと記載します。
シュトーレンというとどっしり重い印象がありますが、アルザスのシュトーレンはちょっと違います。
見た目は同じような姿形ということですが、生地が全然ちがうんです。
アルザスのシュトーレンは、ブリオッシュ生地にドライフルーツを入れたもの。
どちらかというとパネトーネに似ているかなぁ…?
薫々堂さんでは、通常のシュトーレンと区別するために「ブリオッシュ・ノエル」という名前で販売しています。
形もドイツのシュトーレンと区別するために細長い四角の型で焼いています。
焼成後、たっぷりとバターを刷毛でぬり、グラニュー糖をまぶします。
ここで、みなさんおお~っと声が上がります。
やっぱりシュトーレンのこの工程って、カロリーが気になるのよね
(でも食べちゃうんだけどね)
お楽しみの試食タイムにカットしていただきました。
ほんわかあま~くて幸せな風味が漂います。
周りのグラニュー糖のしゃりっとした感じが懐かしいようなおいしさ。
(ドイツのシュトーレンに比べて)とても軽いので、ぱくぱくといくらでも食べられます。
ドイツでのシュトーレンは、薄くスライスして少しずつ食べますが、アルザスのシュトーレンはたっぷり目に食べちゃうそうです。
アルザス風シュトーレン、日本人にも好まれる優しい味でした。
でも、日本で見かけることはほとんどないですよね?
今年は意識的に探してみようと思います!
続いては、アルザス&ドイツで見られるポピュラーなお料理の紹介です~、お楽しみに。
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コメント
薫々堂さん
わざわざ、イベントの前に訪れてくれたんですよ。
若いスタッフーの子達、とっても真面目で勉強熱心でしたね。将来が楽しみだなぁ。
スタッフは本当にお店の命ですよ。
お客様の事を思っていればね…
投稿: タルト・フランベ | 2009年11月12日 (木) 10時55分
タルト・フランべさん>
薫々堂さんは、本当に素敵な方たちばかりなんですよね~。私は出会って間もないのですがファンになりました
お店の雰囲気って、そこにいる人たちが作り上げるものなのでスタッフって大事ですね。
投稿: masa | 2009年11月13日 (金) 21時43分