アルザス、ドイツで見られるお料理 -タルト・フランべouフラムクーヘンクーヘン-
薫々堂さんでのイベントレポート続きです。
今回のイベント、メインは人型のパンですがそれ以外にも発酵菓子やお料理、ドリンクもいろいろと紹介&試食させてもらえました。
甘いものだけではなくしょっぱいものがあると、嬉しいですよね
ありがたい限りです。
そのお料理は、アルザスでは「タルト・フランべ」、ドイツでは「フラムクーヘン」と呼ばれているものです。
薄い発酵生地にクリーム、生の玉ねぎ、ベーコンを散らして焼いた、ピザのような軽食です。
ピザよりは、生地が薄いこと、チーズを使わないこと(使っているタイプもありますが)、具がシンプルなので、さっぱりしていてぺろっといただけちゃいます。
私も今年の夏にアルザスでタルト・フランべを3か所のレストランでいただきました。
それぞれ個性があり、どれが正統派なのか?まだピンとこないのですが一番好みだったのがストラスブールのLe Baeckeoffe d'alsaceのもの。
そこで食べたタルト・フランべを彷彿させるタルトフランべの生地がお目見えしました。
とても薄く伸ばした発酵生地(これだけ薄くのばすのはなかなか大変!)に、サワークリームをベースにしたクリームを塗ります。
生の玉ねぎとベーコンをまんべんなく散らします。
玉ねぎは生焼けになると辛みがでるので、薄くスライスします。ベーコンも薄いのではなくこのくらい厚みがあるほうがおいしいですよね~。
仕上げにたっぷりの粗挽き黒コショウを振ります。
これが、またアクセントになって白ワインにあいそうだな~っと思っちゃいますね。
そして、焼き上がったのがこちら!
かりっと香ばしく焼かれています。
玉ねぎがほどよくしんなりして、甘みも出ています。
ベーコンの旨みや塩けにブラックペッパーの辛みがパンチがありますね~。
これにワインは必須ですね。
さっぱりしているけどコクがあって食べ応えがあります。
ついつい手が伸びてしまいますね~。
そして、ワインも進みます^^
ワインの写真探したのですがホットワインの写真しか残っておらず…
食べることに夢中でとり忘すれていたようです
(ホット・ワインについてはまた後日紹介しますね!)
タルト・フランべにはいろんなバリエーションがあって他の具材を使うこともありますがやはりこの玉ねぎ&ベーコンのシンプルな組み合わせが大定番ですね~。
アルザスから戻って、いろいろと作ってみたいものがあって、その一つがタルトフランべでした。
だけど、まだ一度もトライしていないのです…。
今回作り方を見ることができたのとシェフにポイントを教えてもらったので、なんとなくではありますがイメージができたのでよかった!
そして、お次はアルザスでもい~っぱい食べてきた発酵菓子クグロフを紹介しますね
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