アルザスの発酵菓子 クグロフ
日本でも人気のお菓子「クグロフ」。
アルザスでは、発酵生地タイプのクグロフが、たいていのパティスリー、ブーランジェリーで売られていました。
私は、アルザスに行った際重点的にクグロフを食べてきました!
やっぱり、いろんなクグロフを食べてみたい~っという欲望があったんです。
大きなサイズなのでツアーの参加者さんたちとワイワイ切り分けながら食べられたのがよかった
その時食べたクグロフのレポートはニフティースイーツ部で紹介しています。
薫々堂さんでもクグロフを作っています。
以前期間限定のレモンのクグロフをいただきましたが、こちら自然なレモンの爽やかさがとてもおいしかった!(自家製レモンピールで作っているとのこと)
今回いただいたのは2種類のクグロフ。
ひとつは、通常販売しているレーズンとオレンジピール入りのクグロフ。
ほんのり甘くてしっとり感もあります。うん。素直においしい~。
もう1種類は、さらにアルザス的に。ということで具はレーズンのみ。
そして、使い込んだ陶器で焼くクグロフの香りをイメージして、乳製品に発酵ものを使っています。
こちらは、ほんのりサワーな風味でした。さわやかなんだけどコクがあるというか。表現が難しい~っ
そして、クグロフにマスカルポーネとアルザスのジャムの妖精フェルベールさんのフランボワーズのコンフィチュールをつけていただきました。
マスカルポーネクリームってちょっとお値段が高いのでなかなか買う機会はないのですが、個人的に大好きな食材です。程よい乳脂肪とミルキーな味が好き~。でもクグロフにつけたのは初めて。
酸味のあるコンフィチュールと合わせるとクグロフが進みますね~。
そういえば、フェルベールさんのところのクグロフは結構塩けがきいているというお話になりました。
私は残念ながら食べていないのですが、アルザスの他のクグロフはそれほど塩けがきいているとは感じなかったので、フェルベールさんのところだけでの特徴なんでしょうか…?
クグロフに合わせたワインは、アルザスのワインの中でも甘い風味の「ゲヴェルツトラミネール カビネット2008年」
普段、お菓子にお酒を合わせて食べる機会は少ないのですが、これはすごく合っている感じがしました!!
セレクトはワインにも精通している、イベント企画者の千恵美さん。
千恵美さんのイベントでは、スイーツにドリンクの組み合わせなども提案してくれるのでとても嬉しいし勉強になります!
こちらの方が千恵美さんです。
手に持っているのは、アンティークの陶器の型。
星の形をしているんですよ。
そういえば、アルザスのパンデピス博物館にもオーナー所有のたくさんの(数えきれないくらい!)陶器の型がありました。そこにも星型の陶器があったのかもしれないですね。
この型にクグロフの生地を焼くのだそう。
いろんな季節やイベントによって、型を使い分けているのでしょうね。
私がアルザスで購入したアルザスの料理本にも、この星の陶器のイラストが描かれていて「あ~これだ~!」と小さく叫んじゃいました(笑)
................
クグロフといえば、先日日仏で借りたショコラの本に、ショコラのクグロフが載っていてすごいおいしそうなんです。
ショコラのブリオッシュに、ゲヴェルツトラミネール、シナモンで風味づけしたサルタナレーズンを入れているの。
これ、説明聞いただけでもおいしそう~っ。
クリスマスに作りたいな。
そして、本日成城石井でニュルンベルグのエリーゼンレープクーヘンを発見!
もうじきクリスマスということで海外のクリスマス菓子が数種類入ってきていますね。シュトーレンなどもありますが、あ青いう大手のシュトーレンってなんだか軽いのが気になる…。もっとずっしりしていて欲しいですよね・・・。
エリーゼンレープクーヘンは買ってきたので、明日あたりブログで紹介します!
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