« アルザス、ドイツで見られるお料理 -タルト・フランべouフラムクーヘンクーヘン- | トップページ | アルザスの発酵菓子 クグロフ »

お菓子教室案内 -ドイツのクリスマスマーケットをイメージして-

8

11~12月のお菓子教室の紹介と案内です。

只今試作真っ最中で頑張ってます!
うちの中スパイスの香りでぷんぷんです(笑)

ふと、気づくとドイツのクリスマス菓子はスパイスを使ったものが多いんですね。

まずは、主役のシュトーレン。
ほんのりスパイスが香る軽い生地に、サルタナレーズン、イチジク、オレンジピール、くるみを入れて焼き上げました。写真のシュトーレンは、試作途中のものでお砂糖をブラウンシュガーに変えてみました。そうしたところ、ちょっとぱさつき気味~。結局きび砂糖に変え再試作。

お砂糖の分量は少ないのですが、砂糖を変えることで結構大きな影響がでたのことにびっくりです。発酵も若干進んだような気がします。お砂糖の使い分け、奥が深いですね。

10

横に添えているのはvin chaud(ヴァン・ショー)。
ドイツだとGlühwein(グリューワイン)。
赤ワインに、フルーツとスパイスを加えた温かいドリンクです。

体が温まるスパイスが入りの甘くておいしいホットワインは、寒空の下で行われるクリスマスのマーケットには欠かせないドリンクです!

私の友人は風邪をひきそうな時などに飲むっていってました。
なるほど~そういう風に気軽に家庭で飲むのもいいですね!

今回いれたフルーツは、りんご、オレンジ、レモン。スパイスはシナモン、クローブ、コリアンダー、カルダモン、スターアニス、しょうが。

加熱してアルコールを飛ばすので、お酒が苦手な方でも多分おいしくいただけると思います。
先日作ってみたところ、フルーティーで甘くてスパイスの余韻があってなかなかおいしかったです。これ冷たくてもサングリアみたいでおいしいです。
スパイスはホールで入れているものが多いので、わりとマイルド。

簡単につくれるのとワインも安いものでOKなのがうれしいところですね~。

お教室では、試食の際少量ではありますがグリューワインもお出ししますね!


9


そして、もっぱら試行錯誤中なのが、こちら!
Lebkuchen(レープクーヘン)。
ドイツのクリスマスには欠かせないお菓子です。

レープクーヘンは固めのクッキータイプ、パンデピスのようなケーキタイプなどいろいろな種類がありますが、こちらはドイツのニュルンベルグ発祥のエリーゼンレープクーヘンです。

昨年、ドイツ旅行に行ったお教室の生徒さんからエリーゼンレープクーヘンをお土産にいただいてとても印象に残っていました。

エリーゼンレープクーヘンは、アーモンドなどのナッツがたっぷり入った(アーモンドとヘーゼルナッツのパウダーを使っています。)ちょっとリッチでソフトなお菓子。その他、黒糖、きび砂糖、卵、オレンジピールとレモンピールを使って作りました。もちろんスパイスも入っています!こちらは、シュトーレンに比べ結構スパイスが主張したお菓子です。
丸く焼いてアーモンドとドレンチェリーで仕上げてクラシカルな雰囲気にします。
他に糖衣がけや、チョコスプレーでカラフルにすることもあります。


本来は、底に丸いオブラートを敷くのですが、これは日本では入手できなさそうなので今回は省いて生地だけで作ります。

こちらは、デモンストレーションでお見せするか試食だけでお出しするか、当日時間を見て決めますね。
製造工程が少なく、特別な器具はいらないので家庭で簡単に作れるクリスマス菓子です。

★ニュルンベルグのレープクーヘン

★大地堂のレープクーヘン

シュトーレン、レープクーヘン、グリューワインと、今度のお菓子教室はドイツのクリスマスマーケットをイメージした内容です


いつか、ドイツのクリスマスマーケット行ってみたいです!!

|

« アルザス、ドイツで見られるお料理 -タルト・フランべouフラムクーヘンクーヘン- | トップページ | アルザスの発酵菓子 クグロフ »

地方菓子お菓子教室」カテゴリの記事

クリスマス菓子」カテゴリの記事

ドイツ菓子」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: お菓子教室案内 -ドイツのクリスマスマーケットをイメージして-:

« アルザス、ドイツで見られるお料理 -タルト・フランべouフラムクーヘンクーヘン- | トップページ | アルザスの発酵菓子 クグロフ »