ガトー・バスク・オ・マロン
今月のお菓子教室のテーマ「ガトー・バスク・オ・マロン」。
※10/24(土)の会の参加者を募集しています。
初めての方も歓迎です☆
何度か試作していて、本日も試作中です!
焼けるまでの間はやっぱりドキドキしますね。
ちょっと濃い目のドリュールで香ばしく焼き上がりました。
バスク旅行で購入したリネンをバックに撮影しました。
生地とクリームのレシピを少しずつ改良して行っているのですが、これがなかなか難しいです。
あと、生地とクリームのボリュームの割合も改良の余地ありです。
生地の厚みがあると食べにくいのと、口の中でもさもさしてしまうのです。
先日作った渋皮煮をハーフにカットしてクレームパティシエールの中に入れました。
ハーフでも大ぶりの栗はそれなりに厚みがあるので、これでちょうどよかったです。
通常ガトー・バスクは生地とクリームもしくはジャムのシンプルな構成のお菓子です。
今回は、旬の食材ということで栗を使った秋のガトー・バスクを作ります。
生地にちょっと工夫をしていて、バニラパウダー、小麦のふすま、ラム酒を使って、風味や香ばしさをプラスしています。あとは、食感をもうすこし表面のザクッと感が欲しいのでそのあたりの調整をする予定です。
クリームは、クレーム・パティシエールベースにアーモンドのコクとラムの香りをプラスしたものです。
ドリュールにはコーヒーエキスをすこ~し入れているので、ちょっと濃い目に焼き上がります。今回は格子模様を入れたので、焼き上がりガトー・ブルトンみたいな雰囲気になりました。
毎回お菓子教室のための試作は何度かするのですが、今回は結構手こずっています…。
生地とクリームのルセット、バランス、あとは焼成温度と時間などなど。
「あともう少しこうしたい」と思う自分のイメージを実際の形にするには、センスと経験が必要です。
逆にそれができれば(イメージ通りのお菓子を作れるなら)本当に素晴らしいことですよね。
お菓子作りの面白さと難しさは、そこにあるんだろうなと思います。
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バスクでは、ガトー・バスク博物館とルレ・デセール会員のリオネル・ローさんのところでガトー・バスクを教えてもらいました。
リオネル・ローさんのところではビターなショコラのガトー・バスクを、ガトー・バスク博物館では定番のカスタード入りとチェリーのジャム入りのガトー・バスクを教えてもらいました。
やはり日本と同様同じお菓子でも、作り手やお店によって個性が出るお菓子でした。
しばらくアルザス関係の記事が続きましたが、今月は「バスク月間」ということでちょこちょことバスクについての紹介をしていきたいと思います!楽しみにしていてくださいね♪
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