一人パンデピス大会
アルザスで買ったおやつなど、いろいろあるのですが、その中でも多いのがパンデピス。
アルザスのパンデピスといえば、クッキータイプが多いと思っていたのですが、それはノエルの時期だけなのかな?今回見かけたものの多くはパウンド型で焼いたケークタイプ。
小麦やライ麦にシナモン、クローブ、アニスなどのスパイス、そして蜂蜜、柑橘系のピールなどを使用したスパイシーな焼き菓子。お店によって、スパイスのきき具合や食感に特徴があるので食べ比べてみるのも面白いです。
旅行中特に意識していなかったのですが、気づいたらパンデピスたくさん手元にありました。
以前日本で友人主催のパンデピス大会(参加はできなかったけど、切り分けたのを後でわけてもらった)のとき、国内パティスリーのパンデピスをいろいろと食べたことがあります。
(その際のいちばん好みはオー・プティ・グルマンのパンデピスでした)
が、今回は切り分けて差し上げたり、シェアしたものばかりということで、量も少ないので一人パンデピス大会♪
↑
※大会という言葉には特に意味はなく、ちょっと楽しくなりそうということでこの言葉をつけてます。
左 上から
■LMCOCO…ストラスブール
■テュエリーミュロップ(ナチュール)…ストラスブール
■Mulot&Petitjean(ナチュール)…ディジョンの老舗パンデピス店←フランス先入りした友人が買ってきた
■Mulot&Petitjean(いちじく)
右 上から
■パンデピス(オレンジ)…ストラスブールのパンデピス専門店
■テュエリーミュロップ(オレンジ)…ストラスブール
■ギルグ…コルマール
みなそれぞれ特徴がありますね~。
特にミュロップさんのは、しっとりきめが細かくスパイスはまろやかなので、パンデピス苦手な方や初めて食べる方にはお勧めです。
そういえば、ツアーに参加したYさんは、はじめパンデピスを食べて「何これ~!?」という感じだったそうですが、だんだん不思議にはまっていったようです。
確かに、私もパンデピスを初めて食べた時にはちっともおいしいとは思わなかったです。
なのに、今では好きなお菓子の一つ。
不思議な魅力のあるお菓子ですね。
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コメント
masaさん、本当にお疲れ様でした!
時差ボケはもう直りましたか?うちは全然元に戻りません(>_<)助けてください(笑)
パンデピス、アルザスではクッキータイプが思ったほど無くて意外でしたよね~、やはり現地に行かないとわからないことってたくさんありますね。
このパンデピス風味って、本来日本人向けじゃ無い・・・と、とある日本のパティシエさんが言ってましたが(わかってて売ってるところが凄いなぁとも)、確かにある程度慣れないと、おいしさがわかりにくいのかも知れないですね。
個人的にはまろやかタイプの方が今のところ好きかも。
投稿: masaki | 2009年7月22日 (水) 00時51分
masakiさん>
時差ボケは、一時なおったと思いきや、また復活してしまいまして。。なかなか治りません~。
パンデピスは好みが分かれるところですよね~。
私はシナモンベースでオレンジ入り、そしてややもっちりしたタイプが好みです。
投稿: masa | 2009年7月22日 (水) 20時41分