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ガトー・ア・ラ・ブローシュを焼く会

スイーツにとっても詳しい知人に、なんとも珍しい会にお誘いいただきました。
それが、タイトルにある「ガトー・ア・ラ・ブローシュを焼く会」です。


ガトー・ア・ラ・ブローシュとは、フランス南部ミディ・ピレネー地方の焼き菓子です。
ガトー・ピレネーという名でも呼ばれています。

検索してみたら辻調グループのHPで実際に食べた感想や、くわしい作り方、由来などが紹介されていました。
→こちらのページです。

アルザス便りでも、kimaさんがトゥールーズに行ったさい見かけたガトー・ピレネーを紹介してくれています
昔は家庭で手作りするお菓子だったそうですが、今はお土産屋さんで多く見かけるそうですね。

円錐形の芯にカトルカールに近い生地を少しずつ垂らしては焼き、それを何度も繰り返したバームクーヘンのように層をなしたお菓子です。

日本では、オーボンヴュータンで(確か予約制)販売していますよね。


そのガトー・ア・ラ・ブローシュを、なんと伝統的な作り方薪火で焼いて作ろう!という何ともびっくりな会が今回紹介するものなのです。
火をおこしてもOKなところということでBBQ場で開催したというのもなんだか自然にかえっていいですね~。

その会に賛同してくださったのがスプランドゥールの藤川シェフとオ・プティ・マタンの武井シェフです。
お二人とも定休日を利用しての参加!

それぞれ、生地をやく芯を手作りして持参。生地はその場で仕込みました。
全部をきちんと見ていたわけではないのですが、基本はカトルカールに近い割で別立て法で作ります。
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藤川シェフの生地は基本の生地にオレンジの皮とラム酒、オレンジフラワーウォーターをいれてちょっぴり大人っぽい味わい。生の生地をぺろっと試食しましたがおいしい~。

武井シェフの生地はオレンジとレモンの皮が3:1の割合で入っていてより爽やか。それからスペインのアーモンドの花の蜂蜜を入れています(この蜂蜜すご~くいい香りがしました!)。

まずは芯に生地を絡ませます。最初のこの工程がちょっと大変そうでしたが、だんだん慣れてきてこうやって焼くとまんべんなく焼けるかも。とか角を出すにはこうしたらいいかも。などどんどんレベルアップしていきます!
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まだ前半戦ですが、層を重ねるごとにガトー・ア・ラ・ブローシュの雰囲気が出てきています!
スプランドゥールからはスタッフ総動員で、みなさん大活躍!
汗を流し、手は軍手をつけているもののすご~く熱そうですが弱音を吐かず頑張っています!(すごい)


私はたいして何もしていないのですが、「がんばれー!」応援したり、生地をかけるお手伝いをさせてもらいました。

とても原始的!?いやクラシカルなお菓子作りにみんなテンションが上がって楽しい一日でした。
長くなりそうなので、次回に続けます。

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コメント

おひさしぶりです!先日テレビで拝見したのですが、大変手間のかかるお菓子ですよね!
帰国後ようやく落ち着き、ブログもアップし始めましたので、お時間があれば、是非ご覧ください。
今年もパックの時期でしたので、レアなディスプレイなども載せていきます!

投稿: ショコライフ | 2009年4月25日 (土) 10時20分

久しぶりです
なかなか忙しくて
これませんでした…
これからは見ますね笑

投稿: みさき | 2009年4月25日 (土) 18時02分

ショコライフさん>
お久しぶりです~。
ベルギー行ってたんですね~。
私の友人もパックあたりにベルギー行ったそうですよ!
いろいろとおいしいショコラを食べてきたんでしょうね!ブログ楽しみにしています。

みさきさん>
お元気ですか~?
忙しかったようで、おつかれさまです☆
またこれからもブログ更新していきますのでよろしくです

投稿: masa | 2009年4月26日 (日) 00時15分

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