TOKYO Sweets Collection
3/12に開催された、世界パティスリー2009とスイート・スイーツジャパンのレセプションパーティーでは、TOKYO Sweets Collectionも開催されました。
TOKYO Sweets Collectionとは
TOKYO Sweets Collectionは、東京発のスイーツの総合エンターテイメントとして、「大人のためのファンタジー」をコンセプトに、新たなスイーツの魅力を世界へむけて発信/しているものです。
独自の世界観をもつ、3名のパティシエ、辻口博啓氏、鎧塚俊彦氏、神田広達氏がクリエイトする"SWEETS"と、日本を代表するTSUMORI CHISATOによる"FASHION"とのコラボレーションによるスイーツファッションショーを行います。
3名のパティシエが持つ、「ファンタジー感」、「パティシエとしてのこだわり」、「スイーツへの想い」をTSUMORI CHISATOの衣装にオリジナルスイーツを飾りつけることで表現します。
※press資料を参考
スイーツというと、食べるものという印象が強いですが、スイーツの素材を使ってファッションとのコラボレーションを試みたものです。
スイーツもファッションも生きていく上で必須なものではありませんが、心を豊かにしてくれる夢のあるものですよね。私自身スイーツも好き、そして一応大人の女性としてファッションにも興味津津です。
さすがにスイーツでできた服を着ることはないのですが、スイーツをモチーフにしたアクセサリーは何点か持っています。やっぱり、スイーツ自体が形や色彩など美しいものが多いので、ファッションに応用しやすいですよね。
今回は辻口さん(モンサンクレール)、鎧塚さん(トシヨロイヅカ)、神田さん(ロートンヌ)の3人がそれぞれツモリチサトさんの衣装にスイーツで作った素材を組み合わせています。
その写真をそれぞれ紹介しますね!
■辻口シェフ
カラフルな羽が重なるようなワンピースに、イエロー~ブラウンの色合いのものが重なっているのが分かりますか?これはゼラチンを使って作ったというもの。先端に行くほど細くなっていて、動くたびにさらさらとなびきます。
そしてゼラチンを使用しているので、光を浴びるときれいな光沢を放っていました。ネックレスは、たぶんマカロンだと思います。かわいいですよね。
■鎧塚シェフ
いろんな色彩を用いた見捨てリアルなワンピースに、飴細工を合わせています。
写真ではよくわからないかもしれませんが手にしている飴細工の他に、ウエスト付近にも飴細工を飾っています。
特にテーマはお話にならなかったのですが、おそらくサンゴ礁や貝、真珠を表現したものかな?と見ていて思いました。
オレンジ~赤の明るい暖色系に白い球体(これが真珠かな?)が美しく輝いていました。
■神田シェフ
遠くから見るとシンプルな黒ワンピースですが、よく見るととても複雑な作りをしています。すその部分が異なる生地だったり、表面に薄く透けてみえる生地を合わせていたり。
全体的にはトーンが低めのワンピースですが、そこに神田シェフはカラフルで丸いお菓子を流れるように配置しています。指輪やブレスレットもちゃんとおそろいで作っているんですよね。
ちょっとびっくりするのが頭の上に大きなオブジェのようなものが!
これはチョコ細工ということで、最初の試作ではとけてしまったそうですが、改良してこの日はきっちり乗ってましたよ!
神田シェフは海をモチーフにしたそうで、この頭上の白いチョコ細工はサンゴ礁をあらわしているとのこと。
その周りのかわいい丸いお菓子は遠くから見た感じだと飴細工やマカロンなのかな~?と思いましたが、どうなんでしょう。シェフにお聞きできる機会があれば聞いてみたいと思います。
スイーツという世界が、いろんな可能性をもつということや、他のジャンルの中でも学ぶべきものは多いし、融合してみたら新たな形ができるということで、個人的にもとても興味を持ったショーでした。
また次回TOKYO Sweets Collectionが開催される際は、訪れたいと思います!
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