ガレット講習会2008 東京
9/3にクラブドゥラガレットデロワ主催の伝統菓子講習会が東京で開催されました。
毎回10人くらいのシェフが入れ替わり立ち替わりで様々なお菓子を紹介してくれるなんとも豪華&スピード感のある講習会です。
講習会を受けに来ている方たちにとってはもちろん、きっと参加しているシェフたちにとっても刺激的な講習会だと思います。
今回のお菓子とシェフは以下の通りでした。
ガレット・デ・ロワ ガトードボワ 林シェフ
ピュイダムール ガトードボワ 林シェフ
フィナンシェ・マドレーヌ オグルニエドール 西原シェフ
スフレ・グラッセ・ア・ラナナス オグルニエドール 西原シェフ
フォンダンショコラ ラ・ヴィ・ドゥース 堀江シェフ
トルシェ・オー・マロン エーグルドゥース 寺井シェフ
ケーク・オ・フリュイ ル・ポミエ マドレーヌシェフ
ギモーヴ 安食シェフ
毎回必ずガレット・デ・ロワはテーマに組み込まれているのですがその他のお菓子は毎回異なります。
伝統菓子の嬉しいところは、複雑でないことかな。
使う素材は基本的にバター、砂糖、粉、卵なので、家庭でもチャレンジしやすいのがいいですよね。
今回印象的だったのが、林シェフのガレットデロワ。
しっかり焼きこんだパイとビター臭漂うダマンドがとてもおいしい~。
シェフのお店ではガレットの時期には700台も売れるらしいです!
すごいですね~。
今まで何度かガレットデロワの作り方は見てきたのですが、自分の中でどうせこれは家じゃつくらないからな~という気持ちがありました。
でも今回のガレットが好みだったことと林シェフが作る際の細かなポイントを説明してくださったので、自分も来年はチャレンジしてみようかな?と思いました。
それから、堀江シェフのフォンダンショコラはすごく簡単でおいしい!
なめらかな口どけで、まるで生チョコのような食感です。
これはバレンタインの時期にすごくよさそう。
この講習会では各シェフのお菓子作りへの考えや、お菓子にまつわる思い出などのエピソードを聞けるのが楽しいところです。
今回は、安食シェフの話が印象的でした。
朝生(お店がオープンする前に仕上げる生菓子)の作業のちょっとした合間をつかってギモーブやヌガーなどを仕込んでできるだけ効率的に時間を使うのが「すごく好き!」とおっしゃっていました。
飲食の世界はスピードや効率がものすごく大切ですものね。
ちなみにデフェールを勇退した安食シェフはさらに日焼けして「サーファー安食」になっていて輝いていました☆
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