モダンなシュヴァルツヴェルダーキルシュトルテ
前回はクラシカルタイプを紹介しましたが、今回はモダンタイプのキルシュトルテです。
これは以前ユーハイムのショップでも登場していたので一度食べたことがあります。(今もあるのかな?)
クラシカルタイプと大きく違うのはチョコレートのグラサージュをかけた黒いお菓子になっていること。
でも、もともと黒い森を表現したお菓子だから、黒いほうがもっともらしいのかもしれませんね。
それから、チョコレートを多く使っていることが特徴です。
昔はチョコレートは貴重で高価な食材だったので、薄く削ってコポーを飾るようになったそうですが、現在はチョコレートが一般にも普及し好まれています。それをもとにこのモダンタイプができたそう。
アントルメに飾るチョコの細工の実演を見せてもらいましたが、マーブル台にチョコをうすくのしたかと思うと、すぐに切り目を入れて、くるくるっと手で巻いていきます。
「こんなにすぐチョコの細工ってつくれるの!?」というくらいの速さ。
これが、やっぱり職人のなせる技というものなのですね。
仕上がったアントルメは立体的なチョコ細工、そして熟したチェリーで飾られて、とても都会的でいて濃厚なイメージ。
食べてみると・・やっぱりクラシカルタイプより若干濃厚でチョコのビター感が目立ちます。現代人の好みに合わせた味とスタイルですね。
続いては未来形のキルシュトルテの紹介をしますねっ。
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