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2008年6月

マンダリンオリエンタル ポティッツェン・フランボワーズ

新宿伊勢丹の週替わりのパティスリー「マ・パティスリー」ですが、現在「マンダリンオリエンタル東京」が出店しています。
スイーツは主にグラスデザート、そしてロールケーキが3種並んでいました。

丸っこくてかわいいマフィンもありそそられたんですが、今日はその隣にあったかわいらしいパンを買いました。

クグロフ型で焼いたパン「ポティッツエン・フランボワーズ」で、大小サイズありました。
表面にはホワイトチョコとピンク色の飾りが。
ちょっとラブリーな雰囲気ですよね。
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このパン「ポティッツエン・フランボワーズ」はベーカリー部門のシェフ大橋哲雄さんが第3回saf(フランスのイースト会社)製パンコンテストで最優秀賞をとったものなんです。
フランボワーズ風味の生地が練りこまれています。見た目は淡いピンクですが食べてみるとフランボワーズの酸味がしっかりと感じられておいしい~。
ブリオッシュ生地はリッチな味わいながらそれほどへヴィーではないので、これ1個は軽々食べられちゃいます!
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ホワイトチョコのミルキーな甘さとフランボワーズのキュンとくる酸味の相性がすごくいいんですよねっ。
今回は小サイズを買ったのですが、できれば大サイズも食べてみたいな~。
なんか、焼きものって基本的に大サイズのほうが好きなんですよね。

今回は食べなかったマフィンやロールケーキも食べてみたいな。
ホテルスイーツっていうとちょっと前まではとっつきにくい高級なイメージがあったのですが、ここ数年は意外に親しみやすいものが多くて気軽に買えるようになったのがうれしいですね。

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ランドルトのウィーン菓子と催事情報

先月関西スイーツツアーに行った際に、神戸のランドルトに初めて行ってきました。

ランドルトは、モロゾフが経営しているウィーン菓子のお店ですが、ここのお菓子を統括しているのがウィーン菓子マイスターの八木さんです。

八木さんのお菓子を常々「マイスターのウィーン菓子」を見ては、ウィーンに想いを馳せていたのですが、やっとこさランドルトを訪れることができました。

三宮駅の地下街「さんちか」内にあるお店を訪れてみると、ショーケースには「マイスターのウィーン菓子」でみたことのあるウィーン菓子がずらっと並んでいて感慨深いものがありました。

八木さんのザッハトルテは、以前日本橋三越の催事で八木さんのトークショーの際にいただいたことがあるのですが、またそのザッハトルテも含めいろいろと食べてみたい~っと思いこんなに買っちゃいました。
まずはウィーン菓子の王道をということでこんな感じのラインナップです!

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リンツァートルテ、ザッハトルテ、ドボストルテ、アプフェルシュトゥルーデル、バニラキッフェル、ヌスボーゲン。写真にはないですが、シュヴァルツヴェルダーキルシュトルテもいただきました。

その八木さんつながりですが、日本橋高島屋の催事「匠の味」展で八木さんの実演があります。(15日まで)
ハイデルベアシュトゥルーデルというブルーベリーを使った季節のシュトゥルーデルです。
今日偶然テレビで紹介されているのを見たのですが、甘酸っぱくておいしそう~。

微妙に最近忙しくいけるかわからないのですが、行けたら行きたいな~っと思ってます。

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ローラン・ポワルヴェ氏のお菓子

現在青山でお菓子教室「ポワルヴェ・エコールドゥパティスリー青山」を開いているローラン・ポワルヴェさん。
先週まで東急東横店のスイーツイベントでデセールを提供していましたが、今日からスイーツの物販が始まりました(東急フードショーで今日から3日間限定)。

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ポワルヴェさんはお店を構えているわけではないので、こういう機会じゃないとお菓子を食べられない!
(教室に通えば食べられますけどね。)
というわけで、早速購入しました。

販売しているのは、ケーク、マカロン5種、キャラメル。
あと、お教室やネットで販売しているものなのかな?マカロンのキット販売もありましたよ!

ケークはヘーゼルナッツと塩を使ったもので、カットものとホールサイズがあります。
見た感じおいしそうなオーラを出していますよ!&この世界で3人しか知らないレシピで作られているとのこと。
じゃあ、あとの2人はだれなのかしら?それとなく店員さんに聞いてみましたが結局わからずじまいでした。

マカロンは、バニラやピスタチオ、フランボワーズなどがありましたが、一番お勧めはフランボワーズらしいです。

キャラメルは10数個くらい入ったものが1袋1500円で用意されています。

キャラメル食べてみたいけど、こんなに沢山は食べきれないかも・・・と思っていたら、なんとお得なセットがあったんです。ケーク一切れと好きなマカロン2種と、キャラメル2個で1000円というセットです。
お試しサイズがうれしいですよね。

私はお勧めのフランボワーズとピスタチオのマカロンを選びました。
表面がすべすべでピエのあるマカロンパリジャンです。

ケークとキャラメルは、ブルターニュ出身のシェフらしく塩を利かせています。
特にキャラメルは荒いゲランド塩が効いていておいしいですよ^^

ケーク・ブルトンは、ヘーゼルナッツの香ばしさとキャラメルのまったり感、塩の効き具合のバランスがいい♪
洗練されたというよりは、素朴でしみじみする味。
これもう1回リピートしたいなっ。

ポワルヴェさんのお菓子は今回のイベントで出会ったものしか知らないわけですが、その中から感じるのは故郷ブルターニュへの愛情や敬意です。

パティシエの方は、自分の出身地や修行した土地に対する愛情が強いしそれをお菓子で表現することが多いですよね。それを感じ取りながらお菓子を食べるのもまたひとつの楽しみです。

もう少しポワルヴェさんのお菓子を食べてみたい~
いつかパティスリーも開いてくれないかしら?なんて思いました。

お菓子教室には無料体験や単発実習もあるそうなので、まずはこちらに行ってみたいです!

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ベルグの4月で旬のスイーツを。

先日、たまプラーザのベルグの4月に行ってきました。
駅からてくてくと歩いて、美しが丘公園の横を通って行くと黄色いテントのお店が見えてきます。

ベルグでは、季節に合わせたディスプレイも楽しみのひとつ。
今の季節は、思いっきり夏っぽくてポップなディスプレイでした!
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なんとアントルメグラッセ(アイスケーキ)のサンプルが上からつりさげられているんです。
これはアイス好きそしてケーキ好きの私には、たまりませんね。目がハートになっちゃいましたよ。

こちらのアントルメグラッセは、以前「トロピック」というココナツとマンゴーとパッションを使ったトロピカルなものをいただいたことがあります。パティスリーならではのいい素材を使っているのでもちろんおいしかったですよ。
その他にも10数種類のアントルメグラッセがありますが、今度食べてみたいなと思っているのが「黒い森」。
サクランボ入りのチョコレートアイスとチョコ入りのミルクアイスを使ったフォレノワールのアイスバージョンなんです!

暑い夏のお誕生日やパーティーにはアントルメグラッセでお祝いっていうのもいいですよね。
地方発送もできるそうですよ。

アントルメグラッセを一通り見たあとは、生菓子のショーケースのほうへ目をやると、桃、ブルーベリー、サクランボ、いちぢくなど初夏のフルーツをつかったケーキがたくさん並んでいました。
ベルグのお菓子はすごくフルーツ自体もおいしく、すす~っと食べられちゃうので好きです。
今回は、いちぢくとサクランボを使ったお菓子を選びました。
どちらも底がガレット生地という似たタイプのお菓子なんですが、見るからにおいしそう~な雰囲気ですよね。
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いちぢくのお菓子は、「ガレットフィグ」。シナモン風味のガレットにクリームチーズを絞り、その上に熟したいちぢくをたっぷり!チーズクリームは癖のないタイプ。いちぢくに合わせたシナモンがポイントですね!

サクランボのお菓子は「ガレットスリーズ」。ガレットの上にピスタチオのカスタードそして、たくさんのアメリカンチェリー、ピスタチオのマカロンをかざっています。
サクランボこんなに使っていいのかな~?(採算とれるのかしら?)と思ってしまうほどのボリューム!
サクランボは丁寧に種をくりぬいていました。嬉しいですね。
サクランボはマリネしているのかな?フレッシュ感がありながらとてもよい風味がしました。

サクランボとピスタチオは相性のよい素材ですよね。
この組み合わせのお菓子があったのですが、(サクランボとピスタチオのムースリーヌのフレジェのようなもの)プチガトーは売り切れていたので残念!こちらもおいしそうでしたよ。

最近は、サクランボとピスタチオのお菓子をちょいっとリサーチ中です。
先日は青山でエルメのフェティッシュ「モザイク(グリオットとピスタチオのシリーズ)」のプレートをいただき、昨日はパリセヴェイユでこの組み合わせのケーキと焼き菓子を購入しました。

以前からよくある組み合わせでしたが、ここ最近妙に気に入っているマリアージュです。
これからもちょこちょこと探してみたいと思います。

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パリセヴェイユ 5周年

先日、デセールドゥラプライムで、自由が丘のパティスリーパリセヴェイユの金子シェフのデセールをいただきました。
その際に、カウンターの上に小さなちらしが置いてあるのに気付きました。
見てみると、6/10に5周年を迎えることと、お客様への感謝の気持ちとして、6/10に来店した先着300組の方に未発売のお菓子をプレゼントしてくれる旨が記されていました。

それにしてもパリセヴェイユがオープンしてからもう5年もたつんですね。
私がパリセヴェイユで初めて買ったお菓子はムッシュアルノーでした。
そのお菓子の味はもちろんデザインにも感動したことを今でも覚えています。

それ以降パリセヴェイユのお菓子をいろいろと食べましたが、やっぱりムッシュアルノーは自分の中で不動の地位かも。

5周年記念のお菓子はこちらです!

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オレンジが鮮やかなコンフィチュールは、オレンジとにんじん、そしてカルダモンを使ったもの。
ころんと丸い焼き菓子は、ココア生地のさくっとした焼き菓子にフランボワーズジャムをサンドしています。表面には塩をふっているのでほのかにしょっぱいです。みためも味もほっとするような素朴な味わい。

小さな丸い紙には、フランス語で何かが書かれている。。
「朝5時を迎えました パリが目覚めます。」という意味とのこと。l

(教えてくださったパリセヴェイユ大好きさんどうもありがとうございます!)


今日は平日だったので、行きたくても行けなかった友人も多いんです。
コンフィチュールはそのうち友人が集まったときに一緒に食べようと思います。カルダモンの風味がどんなかんじに効いているのか楽しみですね。

5周年を迎えたパリセヴェイユ。
新しいことに意欲的に取り組んでいる金子シェフはもちろん、いつも頑張っているスタッフの皆さんにもこれからも期待しています!

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パリセヴェイユのスイーツ4種 フードショーにて

プライムドゥラデセールで連日にぎわっている渋谷の東急フードショーですが、週替わりのパティスリーゾーンに現在パリセヴェイユが出店しています。(隣には中目黒のカカオエット・パリもでてます♪)

しばらく自由が丘の本店にいっていなかったのでまだ食べたことがないスイーツが数種類。
食べたことがないものは全部食べてしまいたいのですが、お昼にクレープとガレットたべたばかりで、この後もちょっとリサーチかねてスイーツを食べる予定があったので、4種類でおとなしくしておきました。

最近都内のパティスリーでは特に、ケーキの包装がほんとうに丁寧!
特にパリセヴェイユは素晴らしいな~っと思うのです。

丸いタルト等にはセロハンをくるっと巻いてあったり、それぞれのケーキの台紙を固定したり、ときれいな状態でケーキを持ち運べるようにしてくれています。
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最終的には、ゴミとして捨ててしまうのでもったいないと言われればそれもそうなんですが、やはりケーキは美しい状態で持ち帰りたい!私はわりといい加減な性格ということもあり、いままで持ち帰りのケーキを多少なりとも崩してしまったことは何度もあります。
箱を開けた瞬間に「あ~ショック・・」とちょっとへこんでしまいます。ケーキにも申し訳ないし。作っていただいた方にもすいませんっというかんじ。

特に都内を移動すると、多くの人ごみの中を歩くのでどうしても人にぶつかったりなんてこともあるんです。電車内も混んでいるし。
(渋谷とか新宿とか経由すると特に!!)

ということもあり、パリセヴェイユのようにしーーーっかりと固定してくれると、買ったときと同じ状態で持ち帰れるのでほんとにありがたいんです。

今回かったスイーツはこちら。
いつみても金子シェフのつくるお菓子はその姿形が美しい。
造形美というのかな。
金子シェフ独特の世界観を感じますよね。

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手前のグリーンのタルトは、ピスタチオとグリオットのタルト「タルト・プランタニエ」。
ピスタチオとグリオットってとても相性のよい素材ですよね。
しっかりした深い味わいと酸味をもつグリオットのコンフィチュールがアクセントになっています。
上のシャンティーはキルシュ風味。タルトは薄めでザクザク感があるところが好きです。

ピスタチオとグリオットといえば、エルメの今の季節のフェティッシュはこの2つを使ったお菓子ですよ。「モザイク」というテーマですが、この2つの素材を使ったマカロンや生菓子が登場しています。

そのななめ右上はタルトテシトロン。プライスカードを見た時は「タルト シトロン」(レモンのタルト)だと思い込んでいたのですが、よくよく見ると「テ」(紅茶)のタルトでレモンを使ったお菓子でした。
ブラックベリーティー風味の濃厚なクリーム(ガナッシュ?)とレモン風味の軽いクリームを使った菓子。
タルトの底にはプラリネとブラックベリーのコンフィチュールが層になって、ナッティな濃厚さに個性的なブラックベリーとレモンがあわさって何とも大人な味わい。

グリーンと赤のコントラストがきれいな生菓子はピスタチオとフランボワーズが主役のケーキ。
まろやかなピスタチオクリームとフレッシュなフランボワーズ、それからフランボワーズのコンフィチュールを使っているのがポイント!

やっぱりフレッシュのフルーツってどうしても味が淡いので、味が凝縮されたコンフィチュールのような素材を使うと味にメリハリとインパクトが出ますよね~。

一番奥はマンゴープリン!
これはまだ本店には並んでいないらしいです。
フードショー出店にあわせてつくった新作。(もう1種ベリーを使った新作グラススイーツもありましたよ)
マンゴープリンって結構好きなお菓子ですが、あたりはずれがあるというか自分の好き嫌いがあるんですよね。
私はマンゴーの濃厚でまったりした味わいとほのかな酸味、果実感をかんじるものが好き。

パリセヴェイユのはまさにそんなマンゴープリンでかなり好みでしたっ。

ショーケース上にはヌガチンフリュイセックやそのココナツ版(チョコレート菓子です。)や、キャラメルもあってこちらも魅力的なんですよね~。

パリセヴェイユはたしか明日7日(土)までの出店ですので気になる方はぜひぜひおでかけくださいね!その後、日・月はデセールイベントで金子シェフの登場です。

シェフをはじめパリセヴェイユのスタッフの皆さんは超多忙な今日この頃だと思いますが、ほんとお疲れ様です~!
おかげでおいしいスイーツを堪能していますよっ!!

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アフター6のスイーツマニア

今日はスイーツ本の紹介です!
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友人の平岩理緒さんの著書「アフター6のスイーツマニア」が先月末出版となりました!!
現在平岩さんはスイーツを中心とした食のジャーナリストとして多方面で活躍されています。

彼女とはスイーツが縁で4年前くらいからのお知り合いです。
私の周りにはスイーツ好きがい~っぱいいますが、彼女ほどスイーツに対する情熱が強く、どこまでも飛んでいきそうなフットワークが軽い人はなかなかいないよな~っと思います。

彼女は以前会社員として働きながら、上手に時間をやりくりしてスイーツへと付き合っていたそうです。そんな彼女だからこそできたのがこの本です!

彼女のようにスイーツ大好きだけど、仕事が忙しいし。。という方にはかな~り強い味方になると思います!(もちろんそうでない方にも。)

掲載店は基本的に仕事帰りにもすぐアクセスしやすい都内や関西の百貨店や駅中の施設です。

最近の百貨店は営業時間が長いし、スイーツに力を入れているところが多いので、スイーツ好きにはありがたい時代といえますよね。

仕事帰りに(アフター6)でも、これだけ素敵なスイーツを買って帰れるよという紹介とともに、そのお菓子に対する彼女の思い入れやエピソードが紹介されています。

それを読みながら、ああ彼女らしいな~っとか、ここに書いてある試食会私行ったわ~。などいろんな風景が頭の中に浮かんできます。

表紙には、た~くさんの愛らしいスイーツが所せましと並んでいます!
きっとスイーツ好きな人なら、これはどこのお店の○○!ってすぐ当てられちゃうんだろうな~。

わたしもいちスイーツファンとしてこの本を熟読しながら、まだ食べたことがないスイーツに出会いに行きたいな~っと思っています!

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デセール ドゥ ラ プライム ポワルヴェシェフ&金子シェフコラボ2

ポワルヴェシェフと金子シェフのコラボメニューですが、ブルターニュの香りクレープ キャラメル サレ グラスバニーユ カルバドス リンゴです。

ブルターニュの香りは、そば粉のガレット。
今回はサービスでカルヴァドスが付きました。
このカルヴァドスかわいいマグカップで提供されましたが、本場ではこんな感じで飲まれているのかしら?
ちょっと意外でびっくりしました。
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そば粉のガレットは、ハム、トマト、卵、チーズ入りのタイプ。香ばしくぱりっと焼かれていてほどよくそば粉が香って本当においしい。自分でもこういうの作れたらいいんだけどな。と思わず思います。
以前ガレットトライしてイマイチだったのでそれ以来作っていないのですが・・。日本のそば粉でも十分おいしくできるのかなぁ~。

そしてクレープは、ガレットとはまた異なる食感でしっとりもっちり。
バターとグラニュー糖をまぶし、キャラメルソース、そしてバニラアイスと焼きりんご、クロッカン。

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何気ないクレープに見えますがいろんな工夫が!
りんごは、油とカルヴァドスに付け込んだものをオーブンで1時間やいたんですって。
んん~。そんな作り方もあるんですね。りんごは表面は乾いた感じですが、中はとろ~っととろける食感。
バニラアイスはタヒチ産バニラを使っていて、とてもバニラの香りが上品で程よく香るリッチな味わい。

そして細かく砕いたクロッカンは、さくさくっと軽い歯ごたえ。すごく食感のアクセントになっていていい!
シェフにうかがったところ、通常のクロッカンは粉をいれるけど、今回は粉を入れずにつくったのでもろくて軽くしあがっているんですって。

何気ないワンプレートにいろんな工夫と手間暇がかかっているんですね~。

朝早くから並んだ甲斐があるというものです。


今日はこれ以外にもスイーツを結構食べちゃいました。
やばい~っと思いつつ食べて、その後1時間ほど運動したので少しはカロリー消費したかな?(気休め程度ですが…^^)

またあす以降のイベントも楽しみにしています

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デセール ドゥ ラ プライム ポワルヴェシェフ&金子シェフコラボ

今年も素敵なスイーツイベントがスタートしました。
渋谷の東急百貨店の地下食品売り場のイベントスペースで、「デセール ドゥ ラ プライム」が今日からスタートです。
東急沿線を中心に人気のパティスリーのシェフがデセールを目の前で作ってくれるというなんとも魅力的なイベントです。

去年もがんばって、全デセールを友人といただきました。
今年はちょっと控え目にしようかな。と思いつつ、スイーツを目の前にするとついつい食べてしまいたくなるのがスイーツ好きの性ですよね。。

今日は、ブルターニュ出身のポワルヴェシェフ(青山でお菓子の学校を開いています。)、と自由が丘のパリセヴェイユの金子シェフのコラボの日でした。(手前が金子シェフ、一番奥の方がポワルヴェシェフ)

Photoこのコラボは今日限りということもあり朝から並びましたね~。
イベントは11時スタートでしたが私が行ったのは8:30。それでも12番目くらいだったかな。
各デセールは限定数が少ないということもあり、やっぱりある程度はやめに並ばないといけないんですよね。

でも、今年から整理券を配布するようになりましt。
整理券をもらったら、その後都合のよい時間に訪れればOKという仕組みになったので昨年よりは(昨年まではずっと並んでいた)楽になったかも。

さてさて、今回のメニューは2点。
ポワルヴェシェフがブルターニュ出身ということもあり、ブルターニュ名物のそば粉のガレットとクレープです。

去年は安食シェフが、このイベントでかっこよくクレープをやいていましたね~。あれもおいしかったなぁとか、学芸大のポポットのガレットもまた食べたいとか神泉にできたガレットリアに行きたいな。。などなどガレットに想いを馳せてしまいました。

11時になって、私たちより早く並んでいた方が席に着きました。(6席で1カウンターです。)
私はその次の回なので、しばしシェフが作業をしている姿を拝見していました。

初日の最初の回ではありましたが、さすがに金子シェフも慣れているのでスムーズに動いています。
ポワルヴェシェフもフランス語と日本語を交えつつお客さんと会話をしたり和やかな雰囲気。

一方たべているみんなは、写真撮影したり、幸せそうな笑顔を浮かべたり、シェフに質問したりという感じでみんなとても幸せそう。

普段は厨房にいるシェフたちと直接触れ合えるこのデセールイベントは本当に楽しいし、大好きですね。
なので毎回通ってしまうんですよね。


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BON Sweets&Smile 夏の新作マリアージュ その4

ボンスイーツ&スマイルの夏の新作試食会でいただいたスイーツはこちらで最後です。(注:今回試食したものの他にもあと2種類登場するらしいですよ。)

最後に出てきたのは、今までのメニューの中では一番食べ応えある濃厚タイプかな。

パッションクリームタルト チョコムース添え レモンビールとマリアージュ
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私も大好きなパッションとチョコを使ったお菓子です~!
食べる前から期待が高まります。

写真ではパッションのタルトが見えていませんが、チュイールダンテル(チョコムースの下にある丸い生地)の下に隠れています。ブリぜ生地にパッションクリームを流しています。しっかりした酸味でなめらかなクリームとサクサクのブリぜは相性がいいですね。
チョコレートムースはカカオ分80%のチョコを使用しているので、かなりビター感が強くまったり濃厚な味わい。
このチョコムースとパッションクリームを一緒に食べると、まるでパッションのボンボンショコラを食べているような気持になりました。

チョコやパッションクリームの滑らかな食感に、ブリゼやチュイールのサクサク、パリパリとした軽い食感が対照的で楽しめました。

マリアージュには、レモンビールを!
最近フランスではフレーバービールがはやっているようですね。
そういえば、フランスではイチゴやアプリコットなどのフレーバーをつけた水もありますが、それと同じような感覚かな?

このレモンビールは国産ですが、すっきりした飲み口でとても好みでした。
レモンの酸味のおかげかすごく軽くてシャープな味わいでした。どんな料理にも合いそう。

ざざっと簡単な紹介になりましたが、これで夏の新作紹介は以上です。
どのスイーツにも、いろんな工夫が込められていました。
食べて「なるほどね~。」とか「どうやってつくるんだろう?」と思ったりいろんな刺激がありました。

フランスをこよなく愛するオーナーさんと、笑顔が素敵なスタッフの皆さん、そしてこのスイーツを作ってくれたパティシエさんどうもありがとうございました。
とても楽しくそして有意義な時間を過ごせました。

こちらのお店はスイーツバーということもあり夜遅くまで営業しています。
(月~土はラストオーダーが1:30まで、日曜日はラストオーダー23:30まで。営業時間はもうちょっと長いです。
詳しくはボンスイーツ&スマイルのホームページをご覧下さい。)

デートの締めくくりにいくもよし、女子同士の食事のしめにいくもよし!ですよ。

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BON Sweets&Smile 夏の新作マリアージュ その3

3皿目は
クレームダンジェとフルーツのハーブマリネ グラニテ添え 
エクリプス ロゼ・スプリッツァーとマリアージュ

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ふわふわした白とその周りのピンク色がとても愛らしい一皿です。
メインはリコッタチーズをつかったクレメ・ダンジェ(チーズケーキの1種です。)。
そこにハーブの香りを移したフルーツのマリネを添えて。
そしてピンク色をしているのはとても懐かしい味!
それもそのはずカルピスとヨーグルトフランボワーズのジュレなんです。
カルピスってなんだか幼少時代の夏休みを思い出す味ですよね~。


グラニテは、フルーツをマリネしていたものを凍らしたもの。
ベルベンヌやレモンバームの香りとフルーティーな香りが上品に香りとてもさっぱり。
口直しにピッタリなグラニテです。


これは、今回のメニューの中で一番さっぱりと食べられる一皿ですね~。
これだったらもう一皿追加で他のデセールもたべられそう^^

マリアージュは、ロゼワインをソーダで割ったドリンク。
色もきれいで、酸味のあるスイーツによくあいますね。
ロゼワインをソーダで割るのっていいですね。

私ワイン好きなわりに、すぐ酔ってしまいますが、こうやってソーダで割るとアルコール分を抑えつつシャンパン気分で飲めるので嬉しいですね!

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BON Sweets&Smile 夏の新作マリアージュ その2

ボンスイーツ&スマイルのスイーツはまだまだ続きます。
一皿めをいただいて、ちょっとお酒もはいっていい気分!

次に登場したのが
ホワイトチョコとパンプディング冷製フレンチトースト風 ミントシャンティを添えて 
モヒートとマリアージュ

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夏には敬遠されがちなチョコレートですが、こちらはホワイトチョコをつかったフレンチトースト!
ホワイトチョコって意外に苦手な人が多いようですが、私はあのミルキーな感じが好きだったりします。

このフレンチトーストは夏でもすっと入りやすいよういろんな工夫がされています。
まず、焼いていないんですよ。パンをアパレイユに浸したジューシーな食感。ホワイトチョコ入りのアパレイユにはにライムの果皮がはいっているので、ほのかにさわやかな香りが漂います。

添えているクリームは、ミントの香りを移したシャンティー。きつすぎることなくミントの清涼感がよく感じられていい!
これは簡単にマネできそう。ミントに限らずいろんなハーブでも応用がきくしね。

そして、パイナップルとグレープフルーツを使ったトロピカルなグラニテを付け合わせにしてます。

このスイーツにあわせたお酒は、モヒート。私はよく知らなかったのですが、このお酒夏のカクテルの代表格らしいです。どんなお酒かな~っと思っていたら、フレッシュミントがたっぷり入ったグラスがやってきました。
このモヒート、ミントとラムをつかったとても爽やかで飲みやすいお酒でした。


これは、個人的にも一押しマリアージュでした!

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BON Sweets&Smile 夏の新作マリアージュ その1


スイーツとアルコールのマリアージュを楽しめる大人なスイーツバーとして有名なのが恵比寿のBON Sweets&Smile(ボンスイーツアンドスマイル)
恵比寿の駅からちょっと歩きますが、私はこの近くにあるイル・プルーのエピスリーによく製菓材料をかいにいったり講習会を受けに行ったりするので、それほど遠くは感じないかな。

ここ数年スイーツとアルコールを一緒に楽しもうという流れはあるものの、実際お店でそういう提案をしてくれるところはまだまだ少ないように感じるし、本当にその組み合わせがあっているのか?って正直お酒初心者の私にはわからない部分もあります。

でも、こちらのBON Sweets&Smileでは、スイーツと合わせるアルコールがすすっと飲みやすいというかとても相性がよくすんなりと飲めちゃうんですよね。これってやっぱり合わせ方がうまいんでしょうね~。

そしてデセールですが、これがかなり面白い。
素材の使い方や組み合わせなど、通常のテイクアウトのパティスリーではあまり見かけないものが多くて勉強になります。

先日、こちらの夏の新作マリアージュの試食会が行われました。
前回は春に伺いましたが、その時は白玉やニンジンを使ったスイーツが印象的でした。

今回は夏向けのスイーツということもあり全体的にフルーツやハーブを使ったさっぱりしたものが多かったです。

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前置きが長くなりましたが、まずは
「シャンパンのパルフェ・ガレットサンド 白ワインとフルーツのテリーヌ添え」とベリーニのマリアージュ
ハート形のかわいいガレットブルトンヌでシャンパンのパルフェをサンドしています。そこにそえられているのがシャンパンを泡立てたソース。パルフェはほのかにシャンパンが香るくらい。そこにシャンパンの泡をつけてたべると、ふわわ~んと華やかな香りが広がります。
白ワインとフルーツのジュレはフルーツの彩どりがかわいく爽やかです。

アルコールはピーチジュースとシャンパンのベリーニ。
桃の甘い香りが女性らしさを前面にだしています。

見た目も味もキュートな女性らしい一皿でした。
ガレットは有塩バターを使っているのでほんのり甘じょっぱいのがうれしい。

その後の素敵なマリアージュは次回に続きます。

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今年もバスクが熱い?

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先日本屋さんに行って、この表紙がぱっと目に入りました!!

タイトル 旅 2008年 07月号

これは、どこをどう見ても、バスク特集じゃないですか~。

春にでた雑誌Penもバスク特集だったのに、またまた雑誌でバスクが大きく取り上げられていてびっくりでした。
昨年は、バスクにいったパティシエが多かったり、大森先生のツアーもバスクだったので、お菓子業界ではバスクが注目されているのかな~。と思っていましたが、今年は世間一般の注目を浴びているのでしょうか。

何はともあれ、懐かしいやら、また行きたくなるやらそんな気分です。

この表紙の写真は、見る限り、ガトーバスク博物館のはず。まだちゃんと雑誌の中を見ていないので違ったらごめんなさい!
ガトーバスクを愛するシェフは、生粋のバスク人。
ここでは、ガトーバスクの製造販売はもちろん、私たちのようなツアー客に向けての講習会も行ってくれました。

テーブルリネンはもちろんバスクリネンと呼ばれる布。
カラフルな7本のラインが入っているのが特徴(色の組み合わせはいろいろあります。)

後方にある食器は白をベースに赤と青でラインが描かれています。これもバスク特産の食器です。
いろんなレストランで見る機会がありました。直線的なデザインがバスクらしいの…かな。

そしてパティシエがてにしているのは、もちろんガトーバスク(焼く前の)ですね。
平たくて浅い専用の型で焼いていました。

雑誌の中はざざっと見たのですが、おいしそうなお料理が並んでましたね。
バスクは美食の地としても有名です。
やっぱり旅行の楽しみはその土地の恵みをいただくこと!
またまた旅にでかけたくなっちゃいました。


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さくらんぼのタルト

久々のブログです。
関西、鹿児島スイーツやお菓子の試食会などたくさん書きたいことがあるのですが、ちょこちょことアップしていきたいと思います。
とりあえずもうすぐフードショーでのデセールドゥラプライムが始まるので、それまでにはある程度まとめたいところです。

今日から6月ですね。
先月末あたりからスーパーでアメリカンチェリーがお目見えしてきました。
旬が短いフルーツだからこそ、胸がときめきますよね。

昨年は、地方菓子教室でさくらんぼのクラフティーを作りました。
ブリぜ生地にたくさんのアメリカンチェリーとミルキーなアパレイユを流してしっかり焼きこみました。

今年もぜひチェリーを使ったお菓子を。と思っていてチェリーを使ったお菓子を考えていました。
思い浮かんだのは、タルトモンモラシーとフォレノワール。

タルトモンモラシーはサクランボの産地モンモラシーのお菓子。
ただ、こういうお菓子がタルトモンモラシーという定義がいまいち不明なんです。
ただ、サクランボを使ったお菓子に「モンモラシー」という名をつけているお店もあったり。
ちょっと調べ中です。

フォレノワールは、ドイツ生まれのお菓子です。
チョコスポンジにキルシュ風味のクリームとグリオットを使った生菓子。
キルシュをたっぷり使うとおいしいんですよね~。大好きなお菓子の一つです。

ただ、最近あつくなっていたので、生クリームの扱いがちょっと難しいかもということで今月はタルトモンモラシーと言っていいのか微妙ですが、サクランボのタルトを作ります。

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とういわけで先日から試作中です。
構成は、シュクレのタルトに、クレームダマンド、チェリーのマリネ、表面にはクランブルを乗せた素朴なもの。
ちょっとアレンジしようと、タルトにフランボワーズジャムを塗ってみたり、クランブルにレモン果皮を加えたり、そのたダマンドにピスタチオペーストをいれたらどうかな?などなど試してみました。

が、やっぱりシンプルに行くのがいちばんサクランボのおいしさを味わえるようです。

あとは細かい配合や仕込み方などを調整予定ですが構成はシンプルに行きます!

焼き上がり撮影していたら、旦那さんがさくらんぼをとろうとしてニョキッと手をのばしてきました。
そんな一瞬の写真も面白いなと思い、紹介してみました^^


教室は6/28の13時~開催です。
詳細はまた後日アップしますね

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