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2008年3月

4月のお菓子 ポワソン・ダブリル

大部あたたかくなって、日当たりの良いところは桜がほぼ満開ですね!
今週末はちょうどお花見にピッタリなのでしょうね。
ちょうど今度の土日はお菓子教室なので、あまりゆっくりはできないのですが落ちついたらお花見したいですね。

3月ももうすぐ終わり。
そして4月になると、フランス菓子の世界にはこのお菓子が登場しますね!
お魚の形をしたパイにカスタードとフルーツがたっぷりのキュートなお菓子「ポワソン・ダブリル」。
フランス語で「4月の魚」と言う意味です。
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最近都内のパティスリーではこのポワソン・ダブリルを作るお店が増えてきたような気がしますが、わたしが大好きなのは八王子の「ア・ポワン」のもの。(写真は昨年のもの)

去年はプレーンとショコラの2種類を頂きました。
軽くてさくさくのパイに、ア・ポワン特製のカスタード、盛りだくさんのフルーツ。これで美味しくないわけがないです。あと、特徴的なのは、カスタードの下にスポンジを入れているところかな。これがまたバランスが良くて美味しいーー。

ショコラバージョンはオレンジがほのかに香るチョコカスターで、ビター感もつよくて、キリッとしまった味でした。
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このお菓子、切り分けるのが難しいのですが、ア・ポワンではどうやって解体すればいいのかと言う説明書まで付けてくれるのが嬉しい!

このお菓子4月1日に食べる風習がありますがア・ポワンではたしか父の日くらいまで販売(常にあるわけではないと思うので、予約するのがベスト)しているので、有り難い^^
今年も4月の終わり頃に友人と一緒に食べる予定で、今から楽しみにしています。


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アカシエのトゥロン

先日、友人との集まりで食べたお菓子です。
スイーツ仲間の間でも今かなり旬なお店「アカシエ」のトゥロンです。

アカシエは埼玉県の浦和市にできた新しいパティスリー。
とても明るいオレンジが印象的なお店と、笑顔が素敵なマダムと、メリハリあるフランス菓子が魅力です。

以前友人と訪れて8種類生菓子を食べちゃいました…。その1その2
でもまだまだ食べてみたいものばかり!今月また行く予定ができたので嬉しい^^

これは、毎週のようにアカシエ通いしている友人がセレクトして買ってきてくれました。(ありがとう〜!)
注)期間限定のお菓子だったと思います。

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最初に見た印象は「メタリックなゲレンデ」。
隆起している部分がとても美しい流れですね。そして色合いは茶のグラデーションにシルバーが入っているのかな。とても洗練された雰囲気。
見ているだけでも、十分楽しめるお菓子です。

トゥロンという名前最初聞いたときマジパン菓子の「トゥーロン」と関係あるのかと思いましたが、型の名前からとったということです。

このお菓子中身はこんな感じでした。
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ちょっと複雑ですね。手が込んでるなぁ〜っと思いました。
周囲を覆っているのは、少し厚みのあるミルクチョコ。
中はシャンティショコラ、キャラメルフリュイセック、ビスキュイブラウニーが層になっています。
ショコラ、キャラメル、フルーツは相性の良い素材なので、しっくりとくる組み合わせでした。

これは8カットして頂きましたが、かなり食べ応えがあります!
濃厚な味わいで、ミルクチョコが強く感じられるので、温かいコーヒーでチョコを溶かしながら食べるといいかも。フルーツの酸味や甘みも利いていて美味しかったです。

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フランボワーズとチョコレートのタルトゥ

今日は火曜日。イルプルの頒布会のお菓子が届きました。
去年の4月からはじめた頒布会も今年度はこれで最後。ちょっと寂しいような気もしますが、1年間バリエーション豊かでガツンと主張するお菓子に出会えてとてもよかったです。

今月のお菓子は2007年の弓田氏が発表した新作「フランボワーズとチョコレートのタルトゥ」です。
フランボワーズとチョコレートはもう定番中の定番のマリアージュですよね。
このお菓子は名前の通りのお菓子で、想像とさほど違いはなかったです。
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タルト生地に、フランボワーズのジャム、ガナッシュ、クランブル、フランボワーズのジャムというシンプルな構成。
フランボワーズジャムは種入り。酸味と甘みがちょうどいい。これってエピスリーで販売しているジョアネさんのフランボワーズジャムかな〜?なんかこんな味だったような気がします。
濃度がちょうどよくとろんと出てきてガナッシュとよく絡みます。
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チョコレートは力強く素朴な味。しっかり濃厚なガナッシュです。個人的にはもうすこしとがった都会的なチョコの方が好きかもしれない。でもこれはこれでもちろんおいしい。

濃厚な味わいながらついついもう一切れ食べたくなる味でした。

それにしても頒布会終了寂しいな。次年度分は一応我慢して控えてみました。
また数年後に申し込みしようと思います。

イル・プルのスタッフの皆さん1年間お世話になりました!

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イル・プルでランチを

今日の東京は、雨降りでちょっと肌寒かったです。
もう春だな〜っと思っていたのに、やっぱりマフラーと手袋はまだしまえませんっ。

今日は先週末福岡に行っていた友人と一緒にイルプルでランチをしました。

福岡のパティスリー情報(ジャック、16区、ルカ、アルデュール等々…)を教えてもらいながら楽しい一時。私も福岡行きたいな。なんといっても美味しいものがいっぱいあるのが、食いしん坊な私には魅力的です!!

イルプルではお菓子ばかりでなくトゥレトゥール(総菜)もとても美味しいです。
お菓子もそうなんですが、素材の味がしっかりと生きている。

ランチはいくつかメニューがあって、キッシュやラタトゥユ、じゃがいものグラタン、クロックムッシュなどフランス定番の総菜があります。(テイクアウトもしてます。)
私は、お気に入りのピザを。セットメニューで人参サラダと季節のスープ(今はカボチャ)が付きます。

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ピザといっても、やはりアメリカンな雰囲気ともイタリアンな感じとも違ってイルプル風。

薄くて味わい深いパン生地にこれでもかっ!というくらいトマトがのってます。
このトマトがとってもさっぱり。酸味も甘みもあって美味しい。チーズやシャンピニオンともよくあいます。

一緒にいた友人はキッシュロレーヌを注文。これも何度か食べたことがありますが、いつ食べても美味しい。

そういや4月には大学時代の友人と集まって食事会するので、そのときキッシュ作ろうかなと思いました。
イルプルのキッシュはパイ生地にチーズコンサントレ(チーズを凝縮したようなペースト状のもの)が入っていてパイだけでもおいしいんです。

いつもお菓子ばっかり作っているので、たまにはトゥレトゥールにもトライしなくちゃね。

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ガレット・ナンテの試作

今月のお菓子教室でガレット・ナンテという焼き菓子を作ります。

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ガレット・ナンテはロワール地方の焼き菓子です。
ロワール地方の都市「ナント」発祥のお菓子なので、ガレット・ナンテ。

ロワール地方はブルターニュ地方の南方にあります。そのため、ブルターニュ地方のガレット・ブルトンヌと似ています。
ガレットブルトンヌほどバターリッチではありませんが、サクサクとした軽い歯ごたえのサブレです。
ほんとに素朴なおやつ的なお菓子で食べ飽きないおいしさ。

今回は菊型で抜いてドレしてフォークで格子模様を付けました。

ただ、このガレット・ナンテあまりポピュラーじゃないこともあり、レシピが紹介されている書籍があまりないっ!自分がもっている書籍の中ではレシピが紹介されているのは1冊だけでした。

そこでネットで探してみると…。まあまあ出てくる。でも自分がイメージするのとなんか違うなぁ〜っと感じたので、本場フランスのサイトを検索!
いくつかヒットしましたが、なんとなく勘でよさそうなルセットをチェック。

フランス語ほとんど分からないのですが、素材の単語くらいはどうにか分かるものもあるのと辞書で調べて配合だけチェック(作り方までは翻訳できず…)しました。

そのルセットと今まで自分が作ってきた焼き菓子の配合を参考にしつつ若干アレンジしてみました。
そこで最初に作ったものは、生地がかなり柔らかい。。これ大丈夫?と不安になりつつ焼いてみるとかなりサクサクと香ばしくて美味しいっ!ただすこし甘さが足りないかな〜?という感じ。あと生地が柔らかすぎて扱いづらい。

2回目(写真は2回目のもの)は砂糖と粉を若干増やしてみて、生地の厚さを増してみました。そしてバニラビーンズも加えて見ました。見た目はそれらしくていいのですが、食感がんんーー。少し粉っぽい重さが出てきたような気がしました。

で、今日は3回目の試作です。粉を減らして、若干塩を増やし(塩気がほしいので)、ラムを増やし…という感じで微調整をして仕込みました。

1晩生地を寝かせるので明日焼いてみるまではちょっと分からないのですが、美味しくできるといいなぁ〜。
それから生地の厚みを4ミリにしてみようかと思案中。(1回目は3ミリ、2回目は5ミリ厚でした。)

お菓子作りって、ほんと微調整の積み重ねだわ。
でもそうやって、自分の理想のお菓子ができたときはすごく「やったね!」という気分です!


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アルカイクのピテヴィエ・フォンダン

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先日友人とのケーク会(ケークをはじめスイーツを食べる会)で、埼玉県のパティスリーアルカイクの「ピティヴィエ・フォンダン」をいただきました。

ピティヴィエ・フォンダンについては、こちらで詳しく紹介してます。


フランスサントル地方の都市「ピティヴィエ」市発祥の古いお菓子です。
現在ピティビエというと、フィユタージュとクレームダマンドで作るガレット・デ・ロワに似たお菓子の方が有名ですが、このタイプはバターが普及してきてから誕生したお菓子だとか。
なので、元来のピティヴィエはこのケークタイプ。

あまり日本のパティスリーでは売っていないので(というかフランスでもほとんど見かけないのかも)、あまり食べる機会がありません。

東京だと焼き菓子が有名なメゾン・ド・プティ・フールで販売されていてます。
こちらまだ食べたことがないのですが、大森由紀子先生がよく講習会で絶賛してるので、いつか食べてみたいお菓子のひとつ。

大森先生が編集長を務める雑誌スイーツ王国vol.2では、西野シェフがピティヴィエフォンダンの作り方を紹介しています。


アルカイクで販売されているのは知らなかったのですが、友人が発見して買ってきてくれたのです。(感謝!!)
ベースの生地はパンドジェーヌに近くて、卵、粉、バター、アーモンド、砂糖。
バターと砂糖を合わせて底に卵や粉類を加えるので、製法はパウンドケーキと同じです。
最後表面にアプリコットジャムとフォンダンをかけ、ドレンチェリーやアンゼリカを飾るクラシカルな雰囲気に仕上げます。

地方菓子らしくベーシックな素材、製法、そしてクラシカルな仕上げのお菓子ですが、見た目以上に味が素晴らしいんです。

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アルカイクのピティヴィエは、ふんわりしっとりとしていて、バニラの風味、そしてアーモンドのこく豊かな香りとともにビター臭がふんわり漂います。

※日本でいえばカステラの感覚に近いのかも。なので、大抵の日本人が好むお菓子だと思います。ただアーモンドのビター臭(アンニンの様な香り)に好き嫌いがあるかもしれませんね。

このお菓子、以前からお菓子教室でトライしてみたいと思っていました。今回アルカイクのものを頂いて、やっぱり絶対つくろう〜♪と決心。

美味しいお菓子との出会いに感謝した1日でしたっ。

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吉祥寺 ステファノアンナ

吉祥寺にかわいらしいイタリア菓子のお店があります。
名前は「ステファノアンナ」
イタリア菓子専門のお店って少ないですよね。
すぐに思いつくのはソルレヴァンテかな。

ステファノアンナは、またソルレヴァンテとは違った雰囲気。
イタリアの田舎と日本の田舎の雰囲気が混ざり合ったようなほのぼのした雰囲気。
学校帰りの子供達が100円玉にぎって焼き菓子を買いに来る感じといえば伝わるかなぁ〜?

シェフはまだ24歳!お若い女性です。
24歳の私といえばやっとケーキ屋に就職した頃ですね。
まだまだ何もできなかったけど、これからの夢に向かってがむしゃらだったなぁ…。

イタリアジェノバで修行をされたそうです。そのためジェノバのお菓子も並んでいますが、あまりイタリアがしに詳しくないのでどの地方のお菓子がどれなのかいまいち分からない…。
が、お菓子の名前はイタリア語だったので、基本ほぼ全ての商品がイタリア菓子なのでしょう。
その中でジェノバ特有のお菓子がいくつかあるという感じだと思います。

店内にはいると、たくさんのお客さんで賑わってました。先日でたhanakoの吉祥寺特集の影響も大きいのでしょうね。それから地元の常連さんらしきお客さんもいました。

お菓子は生菓子よりも断然焼き菓子が多かったです。
生菓子は小さめのショーケースに10種類程度だったかな。
こちらはカップデザート(クリームと苺をあわせたり日本的かな。)やシュー生地を使ったお菓子が目立ってました。

やっぱりどうしても焼き菓子に目がいってしまいます。
小さなクッキーやパイ菓子が何種類も量り売りされているんです。
どれも田舎風な雰囲気がムンムンして興味深いっ。

この間は、生菓子の「フンギ」(キノコという意味。)というシュー菓子をたべました。
写真ちょっと紛失中ですが、名の通りキノコの形をしています。傘の部分にはチョコクリーム、軸の部分にはカスタードクリーム入りで、2つの味が楽しめるというちょっと嬉しいシュークリーム!

びっくりするのがその大きさです。多分シュークリーム2〜3個分くらいのボリュームなんです。
これで、値段は結構やすくてビックリしました!

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焼き菓子は量り売りのものと、ジェノバの焼き菓子(左奥の大きな焼き菓子)をかいました。
量り売りのクッキーは、とても素朴で素直な味ですよ。1個から買えるのでいろんなバリエーションを食べられるのが嬉しい。

ジェノヴァのお菓子は『パンドルチェバッソ』というちょっと難しい名前。
見た目は大きめなスコーンっぽい感じで。ヘーゼルナッツやオレンジ、ドレンチェリー、松の実が入っています。

食感はさくっとしてやや乾いた感じ、お菓子とパンの中間のような印象。甘さ控えめなので朝食にもいいかな。

賞味期限をみると5月中旬まで持つらしい!(どうしてそんなに持つんだろう〜。酸化防止剤も入っていないのですが。乾燥しているからなかぁ…?)

このお菓子は大小サイズがあって、私が買ったのは小サイズ。たくさんのナッツやフルーツがはいっているからか、他の商品に比べると若干高めに感じました。

それから店内にはデコレーションケーキの写真がたくさん紹介されていて、どうやら注文制でアントルメの予約を受けているみたいです。かなり個性的なアントルメが多いように感じました。記念日とかお祝いのときによさそうですね。

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箱根スイーツ ジュイル・ウフ

箱根スイーツコレクション2008に参加しているカフェジュイル・ウフの紹介です。
こちらには、先日取材で初めて訪れました。

強羅駅からほど近い場所にあります。
観光で疲れた時にほっと一息つきたいとき、休憩したいときに是非訪れたいカフェです。

こちらは、箱根写真美術館併設のカフェです。(カフェのみの利用も可)
美術館では、富士山の写真をメインに企画展などが開催されています。
なので、富士山好き、写真好きな方は是非こちらにも寄ってみてくださいね☆

カフェは、こじんまりとしているけど、と〜ってもくつろげる空間。
なんででしょうね?初めて訪れたのにすっかり長居してしまいました。

こちらのカフェやパティシエの鈴木さん、スイーツについてのレポートは近日中に箱根ナビさんのサイトでアップする予定です。
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今回は簡単な紹介を。
期間限定で登場したのはプランタニエ-FUJI-です。
富士山と三日月をモチーフにしたかわいらしいスイーツです。
富士山はパウンド生地で上にチーズ入りのクリームと粗めのお砂糖が。
三日月型のパイにはアイスとフルーツを添えて。

目にも楽しめる春らしいプレートです。
味は、とても親しみやすくほっと出来るおいしさ。

ほんと旅で歩き疲れたときに食べたくなる感じですよ。

他のスイーツメニューではパウンドをカットしたものもあるのでもっと気軽に食べたい方はパウンド&コーヒーでもいいかもしれませんね。
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パティシエールの鈴木さん(左の女性、右が私です。)にいろいろとお話を伺いましたがとてもかわいらしくキュートな方!
んん〜、そんな素敵なところ私も見習いたいわ。

そして副館長の遠藤さんも(カフェの接客をしてくださいます。)とても明るくで素敵な女性。
箱根にはこんなに素敵な女性がいるのね!とビックリ。

実はこちらのカフェ初めての方にはちょっと分かりづらい場所にあるのです。
でも遠藤さんが頑張ってケーブルカーの線路沿いに看板を作るとおっしゃっていたのでそれに期待してます^^

看板を発見したら「看板見て来ました〜」と声をかけてみて下さいね☆
遠藤さん看板制作頑張ってくださいっ!

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箱根スイーツ 箱根ラリック美術館

またまた箱根スイーツレポです。

先日、箱根取材後個人的にラリック美術館併設のレストラン「リス」に食べにいってきました。
箱根ラリック美術館は、フランス人のルネ・ラリックの作品を展示しています。2005年に仙石原にできたばかりの美術館なので、とても美しくそして開放感のある空間です。

ラリックはフランスシャンパーニュ地方出身の宝飾細工、ガラス工芸に秀で、アール・ヌーヴォーからアール・デコ時代に活躍した代表的な芸術家です。

ここラリック美術館では、彼の作品が数多く展示されています。ひとつひとつ丁寧に作品の説明書きがあるのも嬉しいところ。
自然をモチーフにした物が多く、花、トンボ、鳥、果物など様々なモチーフがありました。
個人的には、花が好きなので、やっぱりダリアやスズランなど花ものの作品に目がいきましたね。

小さい作品の中にも精巧で美しい技術が込められていて、うっとりと見とれる優雅な時間を過ごせます。

そんな美術鑑賞を終えた後に向かったのがレストランリス。
ここは以前も訪れた事がありましたが、その時は大きなヘクセンハウスとマジパン細工が展示されていて思わず見入ってしまいましたね。その時食べたスイーツは、フォレノワールとモンブラン。冬らしいスイーツですね。

今はもう箱根にも春がやってきたと言うことで、春スイーツに入れ替わっています。
やはり、自分としては箱根スイーツコレクションをおさえとかなきゃね!ということで『春たわ和な「さくら」と「煎茶」スイーツ』をオーダーしました。
以前試食会でも食べましたが、小さなサイズだったので是非通常サイズも食べてみたいと思っていました。
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レストランらしく中央がぽこっと凹んだお皿には、ピンクとグリーンを基調にしたスイーツが。
見た目だけでも十分楽しめるスイーツですよね。和の春を表現しているのが細やかな飾り。桜の葉(裏に隠れています。)、花、枝の細工は食べるのがちょっともったいないくらい。(結局食べたけど^^)

そして、煎茶のギモーブ&桜のマカロン。ギモーブはふんわりした食感で甘さ控えめ。ういや煎茶味のギモーブを食べたのは初めてかも。桜のマカロンには自家製求肥をサンド。これも初体験!マカロンと求肥ってこんなに合うんだ〜!!と感動。マカロンの儚く崩れるもろい食感と求肥のもちっとした柔らかいけど弾力のある食感がマッチしていますっ。

主体になっているのは煎茶のムース。シェフが静岡まで実際足を運んで選んできたという煎茶を使用しているとか。上品で爽やかな香りの煎茶です。中央にはわりとさっぱりめの桜クリーム。ムースの土台は煎茶のスポンジ。そして底には明るいピンク色のソース(桜かな。ソースというか彩りのために塗られている感じです。)とライスパフが敷かれています。

ポーションはやや大きめですが、ふわっと軽いムースなのでぺろりと食べられます。
今回はカモミールティーと合わせましたが、これが結構合いました。コーヒーよりは淡い味わいのドリンクが合いそうな感じです。

レストランでは他に小さめのクグロフやアイスも出しているそうで、それも食べたかったのですがさすがにギャル曽根ちゃんみたいにたくさん食べられないので、今回は我慢っ!

もし友人達数人と訪れたら、いろんなスイーツをみんなでオーダーして食べるのもいいですね。

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オーブン・ミトンのおやつなお菓子

しばらく箱根スイーツレポが続きましたが、ちょっと一休みして今回は東京スイーツに戻りますね。
でももうすこし箱根スイーツについてはブログで紹介していきたいと思っています。
実は昨日も取材で箱根に行ってました。でも取材はもうこれが最終(予定。)
いろんな方と出会えて、「箱根にはこんな方がいるんだ〜!」と嬉しい発見の連続でとても貴重な経験をさせてもらいました。
これで箱根取材も終わりかと思うとちょっと寂しい気もしますが、次回は個人でいろいろと訪れてみたいな。

明日の読売新聞朝刊の暮らしの欄で、箱根スイーツイベントについてのコメントをチョコッとさせて頂く予定です。
よっかたらご覧下さい。また詳細が分かり次第ブログで紹介しますね。
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先日マーブルトロンさんからとても素敵な本が出ました。
「オーブン・ミトンのおやつなお菓子」です。
2月末に発売になった小嶋ルミシェフのレシピ本です。テーマは家庭で気軽につくれる、でも味は本格的!なお菓子でしょうか。
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マーブルトロンさんは以前パティスリーのガイドブック「とびきりスイーツ見つけた!」の監修の際お世話になりましたので久しぶりに編集の方や社長さんにお会いできて良かったです。
※最近マーブルさんから出版された本では「まこという名の不思議顔の猫」が大ヒットなんですよね!

その本(オーブン・ミトンのおやつなお菓子)の出版を記念したパーティーに先日招待頂きました。
出版記念パーティーというとおおごとに聞こえますが、とても和やかな雰囲気でアットホームなパーティーでした。お楽しみなのは、ちょっとした食事と、この本に紹介されているいくつかのスイーツが登場するということ!
ドーナツやクランブル+フルーツ、そしてコーンブレッド等ミトンの素朴でおいしいお菓子が並び、食べるのに夢中〜。

コーンブレッドは以前も食べましたが、今回はちょっとアレンジしてコーンの粒を荒くつぶしたものが入っていて、また違ったおいしさ。やっぱり自分でも作ろう!と改めて思ったおいしさでした!

ちょうどホワイトデーの直前の時期にこのパーティーが開催されたので、忙しいパティシエの参加はなかったのですが、小嶋シェフと親交のある2人のシェフからコメントが(ビデオレターでした)。

その2人とは…。
デフェールの安食シェフとビゴの店の藤森シェフ。
お2人とも忙しいなか、素敵で面白いコメントを送って下さいました〜!
みんな、笑顔でその映像を見ていましたねぇ。

それから、なんと小嶋シェフによるオカリナのミニコンサートもあったんです。
お菓子の仕事も忙しいと思うのですが、その中でオカリナを勉強しているというシェフ!
今回オカリナの先生(写真左の方)と数曲演奏してくれました。

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オカリナの音色ってちょっと田舎を思い出すような素朴であたたかいですよね。まさに小嶋シェフの人柄にピッタリ合った楽器だなと思いました。

会が終わる頃には、美味しいお菓子や、素敵な演奏でほわ〜っと風呂上がりのようなテンションになりました^^

ほんとにこの本は、簡単、おいしい、でも味はしっかりとしたおいしさを感じるお菓子です。
個人的には、お母さんやお父さんがこういうお菓子を子供達に作ってあげる(もしくは一緒に作る)のが理想かなと思います。
手作りのおいしさやあたたかさって、ずっと大人になっても忘れられないものだと思うので。

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箱根スイーツ ガラスの森美術館

箱根スイーツレポもう少し続きます。

今月はもう何度も取材で箱根に足を運んでいます。
今までは1年に1度行くくらいだったので、もう何年分も通っているような気がします^^
でも、いろんな人やスイーツとの出会いがあってとても新鮮だったり、感心したりな日々です。

さて、試食レポートでも紹介しているガラスの森美術館のレストランです。
こちらでは、春のフルーツ清見オレンジを使ったグラスデザート「Frutta di Primavera」(フルッタ・ディ・プリマベーラ)が登場します。
清見オレンジは温州みかんとオレンジを掛け合わせた柑橘です。
(取材数日後、無性に食べたくなって清見オレンジを生協で注文しちゃいましたっ)
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こちらは清見オレンジが主役のスイーツ。
清見オレンジのババロア、アイス、果肉、チップ、ピールとホワイトチョコのアイスを組み合わせています。

清見オレンジ独特の甘くてジューシーな味わいを存分に楽しめます。
オレンジそのものの甘さを活かしているので、すっきりとした後味なので食後のデザートにピッタリだなと思います。→詳しいレポートはこちらで!

笑顔の素敵な山崎シェフが、試行錯誤して作り上げたデセールです。
本当にエネルギッシュで笑顔が絶えないシェフでした。私の中ではシェフの理想像というイメージ。


話は変わりますが、レストランでは、時間毎にカンツォーネの生演奏があるのが特徴。
本場イタリアの方によるカンツォーネは明るくて元気になりますよ♪

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それから庭園には光輝くフラッシュツリーが。
小さなクリスタルが点々と木についているのですが、日光を反射してキラキラ美しく輝きます。
写真では、その美しさをなかなか表現できませんが、実際のものを見た時にはとても感激しました^^

とても美しい庭園なので、ゆっくりと散歩しながら美術館〜レストラン〜ミュージアムショップを巡るのもいいですよ。

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箱根スイーツ サロン・ド・テ ロザージュ

箱根スイーツコレクションで試食したスイーツの紹介はこれでラストです。

サロン・ド・テ ロザージュ
クレーム・ダンジュ

→箱根ナビでの紹介ページはこちら(施設とスイーツの詳細有り)
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サロン・ド・テロザージュといえば箱根スイーツの代表的な存在ですよね。
りんごのパイが有名ですが(通年提供)、今回のイベントで登場するのは春らしいお菓子「クレーム・ダンジュ」です。
こちらは、先日ロザージュの齊藤シェフに取材させていただきました。
詳しいレポートはこちらです。(私の引きつったような笑顔の写真が微妙なんですが…大目に見て下さい^^)

齊藤シェフは最初とても繊細そうな方だと思っていたのですが、お話していくと意外に気さくな方でした。
いろいろとお話を伺っていると、かなりの実力派で飴細工やジェラートなども得意分野なんですって!

やはりいつかは独立という目標があるとのことでしたので、楽しみにしています。

さて、そのクレーム・ダンジュですが、本来はこんな感じに皿盛りで提供されます。試食では細長いグラス仕立てでの提供でした。

ふんわりソフトなクリームとザクザクッとしたサブレの食感が楽しいスイーツです。
それからソースがポイント!酸味のあるグリオット&抹茶とグァバを組み合わせたソースを使っているんですよ!
....................

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話はとびますが、個人的にロザージュのサバランがオススメです!
春はたしか苺のサバランをはじめるとおっしゃってました。季節にあわせたサバランをここロザージュでは出しているんです。私は以前(冬に出ていた)ショコラのサバランを食べたのですが、すっきりした甘さとショコラのストレートなほろ苦さがとても気に入ってしまいました^^
....................

齊藤シェフの取材後、なんだかクレーム・ダンジュが気になる存在でした。
先日フレーバーさんの東京スイーツ図鑑でもパティシエ・シマのクレーム・アンジュを紹介したこともあり、今まであまり強く意識していなかったこのお菓子を作ってみたいなと思いました。

そこで、今月のお菓子教室でクレーム・ダンジュを作ることにしたんです!
教室では、フランボワーズのソースも作ってフルーツとデコレーションする予定です。
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教室の詳細はこちらです。
現在3/29の枠に空きがあります。3/30はあと1人の空きですので興味のある方はお早めにご連絡くださいませ。


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箱根スイーツ ホテルはつはな・ホテル小涌園

引き続き箱根スイーツコレクション2008の試食会で食べたスイーツレポです。

★ホテルはつはな
甘味セット

→箱根ナビでの紹介ページはこちら(施設とスイーツの詳細有り)
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女性に人気のホテルはつはな。よくロマンスカーにも広告があって、とても和風で大人の女性が好みそうなイメージです。今回の試食会の中で唯一の和菓子。やっぱり日本人なので和菓子を食べるとホッと一息つけますね〜。本来は和菓子2種類にお抹茶を付けた甘味セットが提供されます。
試食会ではミニ版の和菓子が2種類登場!
このくらい小さいとかわいいですね〜。おなかにたまらないサイズなのでこういう試食会の時には助かります。

抹茶の羊羹と桜の花びらをイメージした練りきりの2種です。抹茶の羊羹はとても瑞々しくてさっぱりした味わい、練切りは中にこしあんが入った上品な甘さでした。
これに渋めの抹茶をあわせると更においしいんでしょうね!


★ホテル小涌園 ラウンジ アゼリア
箱根山(はこねざん)

→箱根ナビでの紹介ページはこちら(施設とスイーツの詳細有り)
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今回唯一女性の菓子職人としてイベントに参加して下さったのが、小涌園の外崎さん。
とても小柄で華奢な方なのです。でも華奢ながらこうやって現場で活躍されているので、きっと芯の強いがんばり屋な方なんだろうなと思いました。最初は料理を担当していたようですが、その後希望の製菓担当へと移られたとのこと。
そんな外崎さんが作ったのは、そば粉と栗を組み合わせた和を感じるタルト。
箱根はそば屋さんも比較的多いのですが、水がきれいな土地だからかな。

そばというと、かなり風味に特徴があるのでお菓子に使うときもバランスが重要なのでしょうね。
外崎さんは、あまりそばが主張しすぎないよう自然にお菓子に合わせることを大切にしたそう。
だからか、想像していたよりもそばの風味が強くなく、ほのかに香るくらいでした。

それでもそば粉を使うことで、タルトがしみじみとした和風テイストになるから不思議。
栗の甘露煮と違和感なく合わさっていました。

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箱根スイーツ ラリック美術館・ザプリンス箱根

箱根スイーツ続きます。
そうそう、箱根といえば今日ロマンスカーのMSEが営業開始しますね。メタリックな青がちょっと近未来を感じるロマンスカーです。やっぱり一度は乗ってみたいですね^^

さてさて、箱根スイーツ試食会の続きです。

箱根ラリック・美術館 カフェ・レストラン リス
春たわ和な「さくら」と「煎茶」スイーツ

→箱根ナビでの紹介ページはこちら(施設とスイーツの詳細有り)
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ラリック・美術館はフランスの装飾美術工芸家のルネ・ラリックの作品を展示しています。そこに併設されているレストランではランチやスイーツを頂けるのですが、ゆったりとした空間でちょっとリッチな気分を味わえます。
今回箱根スイーツとして登場するのは、煎茶と桜を使ったスイーツです。鮮やかなグリーンと淡いピンクの色合いが春を感じさせてくれますね。

上品な香りの煎茶のムースはきめが細かくてとても口溶けがよくさっぱりと頂けます。中にはいっている桜のクリームも穏やかな味わいながらほどよいアクセントに。
飾りにも注目してほしいのですが、桜のマカロンは求肥(餅のようなもの)をサンドしていて面白い食感!煎茶のギモーブはまろやかな甘さとふわっとした食感が優しい。桜の花や枝の飾りにも凝っています。特に枝の部分はニッキの香りがナイス!

今回は一口サイズで試食したのですが、是非本物というか通常サイズを食べてみたいなァ〜っ!と思いました。
※3/17(月)日テレ ズームインスーパー(7:38〜7:50あたり)でこちらのスイーツや富士屋ホテルのスイーツが紹介されるそうです!

ザ・プリンス箱根 ラウンジやまぼうし
モン・フジ

→箱根ナビでの紹介ページはこちら(施設とスイーツの詳細有り)
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箱根といえば富士山ですね。モン・フジは白い雪が残る富士山をイメージして作られたスイーツ。
一瞬ホワイトチョコとベリーを組み合わせた定番の味かな?と思っていたのですが、見た目のシンプルさとは裏腹に複雑な味わいでした。

紅茶風味のホワイトチョコレートムースがメインで、その中にいちごとフランボワーズのジュレが入っています。これが、まろやかなムースに程良い甘酸っぱさが効いていてとても美味しかったです。
ムースの底の方にプラリネの層があって、このプラリネの香ばしさやこくが、想像以上にベリーにあっていたのが新鮮でした。

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箱根スイーツ 富士屋ホテル・箱根ハイランドホテル

昨日の箱根スイーツコレクション2008試食会で食べたスイーツを紹介していきますね!

富士屋ホテル ラウンジオーキッド
「復刻マーブルケーキ 寄木細工風」

→箱根ナビでの紹介ページはこちら(施設とスイーツの詳細有り)
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箱根といえば、富士屋ホテルですよね。今年で130周年を迎える老舗中の老舗です。
昔は外国人専門のホテルだったんですって!
ヘレンケラーやチャップリン、ジョンレノンなども宿泊したということで有名ですよね。

私のお菓子教室の生徒さんがついこの間富士屋ホテルで結婚式を挙げたこともあり、ここ数ヶ月でぐぐっと身近に感じているホテルです。

とてもクラシカルな雰囲気が素敵なホテルですが、こちらで提供されるのはなんと60年前のレシピを再現したというケーキ。60年前って…。私の両親が生まれて間もない頃ですよ。戦後数年たった頃くらい。
映画オールウェイズの時代よりもうすこし前になるでしょうか。
多分冷蔵施設もあまり整わない状況で、ケーキはまだバタークリームが主体だったのではないでしょうか?

そんな時代のケーキってすごく興味があったので食べるのが楽しみでした!
このケーキ造りはシンプルですがかなり手が込んでます。
試食用は白×茶色のスポンジが交互になっていますが、本来はこちらにもあるように市松模様のような構成になっています。これは箱根の民芸品寄木細工をイメージしているんですって!

茶色い生地にはシナモン、ナツメグ、クローブが利いています。生地は現在のしっとりふんわりというものではなく、少しぼそっとした食感。ちょっと欲をいうなら、個人的にラムのシロップを多めにかけると更に大人っぽくて美味しそうと思いました。でもこれこそ60年前の味なんだな〜っと妙に感動☆

箱根ハイランドホテル ラウンジ
シェフ特製近隣地場産いちごのタルト

→箱根ナビでの紹介ページはこちら(施設とスイーツの詳細有り)
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箱根ハイランドホテル。実は数年前に宿泊したことがあります。
しかし!運悪く大型台風がやってきた日に宿泊したため、台風の思い出ばかりが強烈に残っています。
でもとても素敵なホテルなんですよ。ディナーが美味しかった記憶があります。

料理長の山上氏はトロワグロ等で修行されたこともあるそうです。
こちらのスイーツは春らしさを感じる苺のタルト!
近隣地場産ということでどんな苺を使っているのかなと思いましたが、「紅ほっぺ」を使っているということです。果肉がとても柔らかくジューシーな味わい。
土台のタルトとダマンドはソフトな食感だったので、全体的に優しい印象でした。

※試食会ではバニラアイスを添えて食べましたが、本来は苺のジェラートがつくと思います。

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箱根スイーツコレクション2008 試食会

今日は、3/15から始まる箱根スイーツコレクション2008の試食会が行われました。
3/15から4/30まで箱根のレストランやカフェ、ホテルなどで期間限定のスイーツが提供されます。その中から今日は7種類のスイーツを試食させてもらいました。

(試食会に参加して下さったモニターの皆さんどうも今日ははるばる箱根まで来て下さってありがとうございました!あまりゆっくりお話はできませんでしたが、お会いできて嬉しかったです。またよかったらご感想などお聞かせくださいませ。)

試食会場はなんと芦ノ湖の遊覧船!
船の中でのスイーツイベントって初めてでした。
箱根らしくていいですね。
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今回は各スイーツを作っているシェフもおこし下さいました。
きょう参加して下さった施設は
・箱根ハイランドホテル
・富士屋ホテル
・サロン・ド・テロザージュ
・ザ・プリンス箱根
・ラリック美術館
・ホテルはつはな
・箱根ホテル小涌園
以上の7施設です。

今日は試食用に小さくアレンジしたお菓子が並びました。
たくさんの種類を少しずつ食べられるので嬉しいですね^^

それぞれのスイーツの詳細は箱根ナビ内のページで紹介されていますのでご覧下さい!
明後日から小田急線のいくつかの駅(新宿を中心に)箱根スイーツコレクションの冊子もご用意します。
クレームダンジュ(白いレアチーズケーキ)の写真が表紙の小冊子です。
この冊子にはスイーツの紹介とともに各施設の情報やマップも掲載されていて、箱根スイーツ巡りにとっても便利なので、是非活用して下さいね!

そして、今日はとても嬉しいことが!
なんとラリック美術館のレストランのシェフパティシエが、専門学校時代の同期だったんです!
特に親しいというわけでもなかったのですが、同じ班だったこともありよく覚えていた人でした。
卒業以来初めて会ったのでもう8年ぶりくらいだと思いますが、彼が頑張っている姿を見てとても嬉しくなりました。

彼が作った作品はこちら。
煎茶のムースに桜のクリームが入っているとても春らしい一品。
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本来は大きなドーム状のムースの上にマカロンとギモーブを飾っていますが、今日は試食用に別々にしています。香りが上品な煎茶のムースはとても口溶けがよくて、中に入っている桜のクリームととてもよく合っています。
面白いのが桜のマカロン。これなんとぎゅうひをサンドしているんですよ!
もちっとした食感が面白い〜。

もちろん他のスイーツもとても美味しく頂きました!
そちらはまたおいおいアップしていきたいと思います。

※サロン・ド・テ・ロザージュのクレームダンジュは明日箱根ナビ内で詳しいレポートを公開予定ですので、よかったらご覧下さいね。

今春箱根に行く予定の方、行きたいナァと検討中の方、温泉+美術館+スイーツのプランを立ててみてはいかがでしょうか?私も個人的にいろいろと巡ってみたいなと思案中です!

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友人宅でパスタ&クレーム・ダンジュ

今日は、大学時代の友人宅に遊びに行きました。彼女とは18歳の時に知り合ったので、もう10年以上のおつき合いなんだなぁ〜っと改めてビックリ。
そんなにしょっちゅう会うわけではないけど、1年に2,3回あっては近況を報告したり思い出話したりという感じかな。

彼女は昨年出産したので、ベイビーの顔をみよう〜♪と楽しみにしていました。
ベイビーはとってもかわいくて、ニコっと愛想のよい男の子でした☆
抱っこさせてもらったけど、ほんわかあったかくて気持ちがいいですね^^

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育児に忙しい彼女ですが、今日ランチを作ってくれました!
ん〜素敵ですね!うちの食卓とは大違いかも…。

菜の花を使ったパスタ&前菜(サーモンやアボガド、ポーク)です。
パスタには菜の花以外にあさり、水菜、ネギなど入っていてとても春らしい1品。
私菜の花買ったことないんだけど、今度なにか作ってみようかなっと刺激を受けました。

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私はデザートを作っていきました。
今月のお菓子教室で作る予定の「クレーム・ダンジュ」です。
フロマージュ・ブランというさっぱりしたチーズに生クリーム、メレンゲを加えたふわふわのレアチーズケーキです。
もともとフランスのロワール地方アンジェで食べられる「クレメ・ダンジュ」という地方菓子です。
本来はフロマージュ・ブランを使っておらず、実は発酵しかけた生クリームにメレンゲを加えて作っていたお菓子なんだとか!

それをパティシエ・シマの島田シェフがアレンジして作ったものが、日本で広がっていることは有名ですね。

今回はオレンジの皮とオレンジのリキュールを加えてみました。
食べてみるとかなりあっさり!
もうすこし濃厚な方が個人的には好みかな。

クレームドゥーブルやクレームエペスを加えると味わいが深まりそうですが、ちょっと気軽には作りづらくなるので、とりあえずはフロマージュブランを予め水切りしたものを使って再チャレンジしてみたいと思います。

ソースはフランボワーズのソースです。
イル・プルで販売されているアプチュニオン社のフランボワーズピューレを使っているので味がしっかりとしていてとてもおいしい。苺に絡めたものだけでもすごく美味しかったです。

クレーム・ダンジュ自体は作るのはあっけないほど簡単です。
でも皿盛りするとおすまし顔のデセールになってくれるのが嬉しいところです。


今月の教室では、もう1品ロワール地方の焼き菓子「ガレット・ナンテ」を作ります。
ナントという都市の地方菓子ですが、ガレット・ブルトンヌの兄弟のようなサブレです。
サクサクと軽い歯ごたえで素直なおいしさを感じます。

お菓子教室の詳細はこちらです。興味のある方は御連絡下さい!


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イル・プル ボンボンショコラ詰め合わせ

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先月のイル・プルの頒布会はボンボンショコラでした。
去年は簡易なサービス箱に無造作に入れられていたのですが、今年はかなりレベルアップしてボンボンショコラ専用の箱に入っていてビックリ&嬉しい。

全部で15個入りです。
若干大きめサイズかな?
最近のボンボンは小さめが主流なので、気持ち大きく感じました。

それぞれいろんな味があるのですが、友人と切り分けながら頂きました。
内容はスタンダードなものが多く、コーヒーや紅茶、抹茶、フランボワーズ、くるみ、蜂蜜、ナッツ系など。
変わり種がキャラメルポワール。この組み合わせ定番ですがあまりボンボンでは見かけないですよね。

友人と1/3ずつ食べたので本当に味見という感じ。
一粒食べるとまた印象が変わるんだろうなぁ。
個人的にはかなり定番ですが紅茶が一番好みでした〜。

イル・プルの頒布会も今月末で1年が終わります。
ちょっと寂しいなぁ〜。
今年もすごく美味しぃ〜っと感動を頂いた頒布会でした。

今月末のお菓子はフランボワーズとチョコレートのタルトゥです。
2007年の弓田さんの新作ということで、楽しみにしています!


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連絡事項.・箱根スイーツイベント

以前、3/13開催の箱根スイーツコレクションの試食会ご案内を告知しました。
ご応募下さった皆さんどうもありがとうございます!

抽選の結果は今週土曜日までにはご連絡いたします。
ご連絡が遅くなり申し訳ございませんがもう少々お待ち下さいませ。

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吉祥寺

吉祥寺はちょっと若い人の街というイメージがあるけど、個人店のカフェや食堂、マニアックなお店なんかもあってきっと知れば知るほど面白い街なんだろうなぁ。
パティスリーだと、昔はスイス菓子のゴッツェやウィーン菓子のマリアテレジアもあったんですよね。
今はアテスウェイ、レピキュリアン、サロンドテゴセキ、AKラボ、オ・グルマン・カプリシューをはじめいろんなお店があって、ちょっと羨ましいな。

吉祥寺にアクセスしやすいところに住んでいるのですが、月に1回行くか行かないか…な感じです。
井の頭公園もあるので、たま〜に散歩しにいってマイナスイオン浴びることがあったり、よく行くのは駅に直結している「ユザワヤ」。ここは手芸用品の大型店で、大抵のものは見つかります!布好きなのでここには何時間でもいれてしまいます。

この間は南仏のファブリックで人気のソレイアードの布を購入しました。手作りエコバッグを作ろうと思っているのですが、いつ出来上がることやら…。

あと、最近気になるのは今人気の『猫カフェ』
あれ、吉祥寺が発祥なのかな?いま色んなところにできたみたいですが、よくテレビに出てくるのは吉祥寺の猫カフェですね。
ものすごい猫好きと言うわけではないのですが、やっぱり見ているだけでも心和みますよね〜。


この間雑誌hanakoの特集は吉祥寺でしたね。
Hanako
この本の中に気になるお店が。
ジェノバで修行したという若い女性が開いたというイタリア菓子のお店です。
いつの間に、こんなお店が〜!と驚いたのですが、こういうのって好きです^^
去年の春オープンしたんですね。知らなかったです。

小さなお店のようですが、気取らないイタリア菓子をお手軽価格で提供しているとのこと。
お店の名前は「ステファノアンナ」です。

この前の週末吉祥寺に用があったので行きたかったんですが、時間がなくて断念ーー。
今度是非いきたいなぁ!

それで、わりと行きやすかったAKラボに行ったところ、なんと生菓子焼き菓子ともにほとんどの商品が売り切れ〜!!
このhanakoの影響もあるんだろうなぁ…。
んん〜素朴な焼き菓子買いたかったのにぃ..。と残念。

結局てくてく歩いて、久しぶりにカレルチャペックスウィーツへ。
ここは、カレルチャペックの紅茶と、素朴な焼き菓子を味わえる(一応生菓子も数種ある。)かわいいかわいいカフェです。

こちらで、スコーンセットを頂きました。
うさぎ好きの私は、いつもここにくると、このお皿とカップが欲しくなりますっ。
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スコーンセットは、スコーンにクロテッドクリーム、イチゴジャム、あと好きなドリンクを選べます。
もうすぐ春がくるということもあり私はウェルカムティーを頼みました。これ毎年今頃の季節に出る桜風味の紅茶です。ホッと安心するおいしさ。

吉祥寺、ほんとに行きたいところがわんさかです。
まぁ、せっかく近いところに住んでいるのでこれからはもうちょっと通っていろんなお店を開拓したいです!

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W.Bolero ボンボンショコラ&焼き菓子

日本橋高島屋で明日まで開催されている大近江展ですが、週末に行ってきました。
土曜の昼ごろ行ったので、お食事ゾーンはちょっと混んでいて(うなぎとか、おいしそうでした…)食欲をそそりました。

近江ということで、立派な近江牛の売場もあり思わず買わないのにじ〜っと見つめてしまいました。

でも目当てはスイーツ。
ドゥブルベ・ボレロさんが出店ということでこちらに向かいました。

今回は生菓子ではプティガトーはアイアシェッケの1種。あと大きなサイズの生菓子が4〜5種だったかな?
その他ボンボンショコラやケーク各種、ガレットブルトンヌ3種、コンフィチュールは結構いろんバリエーションを揃えていました。

今回は、初めてたべるボンボンショコラ6個セットとケーク3種類、ガレット(香辛料入りのタイプ)を購入しました。
Photo
ショコラは、かなりいろんな種類があり大人っぽい味をたのしめそう〜! 
私の好きな百花蜜やコーヒーやコニャック、カシス等。
見た目もぐぐっとシックな感じですね。
各ボンボンについての名称と味の説明書きもついていて、親切!
これからいただきます^^

きっと本店にはもっとたくさんの種類が並ぶんだろうな。

Photo_2

ケークは3種。
プリュノー(プルーン)、キャラメルアナナ、ケークショコラフリュイ。
この中で一番好みは、キャラメルアナナ!
キャラメル風味の生地にパイナップルが入っています。
これが黒胡椒でソテーされていて、ピリッとスパイシーなのがなんともいえない!!
好き嫌いが分かれる味かもしれませんが、はまる味です。

ガレット・ブルトンヌは香辛料入りとくるみ入り、プレーンとあったので、香辛料入りに。
ざくっとした歯ごたえで、たしかに香辛料の香りが〜。
ジンジャーの味がとても印象的でした。

本当は生菓子も買いたかった…。けどやっぱり大きなサイズを一人では無理そうなので断念。。
次回へのお楽しみってことにしておきます。

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日本橋高島屋 大近江展&小嶋ルミさんの新刊

日本橋高島屋の催事で大近江展が2/28からスタートしています。(〜3/4まで)
こちらで注目したいのが、滋賀のドゥブルベ ボレロさん。

人気のチーズケーキアイアシェッケやボンボンショコラ、焼き菓子がそろうようです。

ボンボンショコラはまだ食べたことないので、楽しみ〜☆
是非この週末にいってきたいと思います。

.....................

今日は金柑のコンポートを作りました。
完熟金柑をつかったからか、ちょっと苦みが足りない感じがしますが、明日味見してよさそうなら金柑のタルトを作りたいなぁ〜って思ってます。もちろん小嶋ルミさんのレシピで。

小嶋ルミさんといえば、待望の新刊「オーブン・ミトンのおやつなお菓子」が出たばっかり!
家庭で気軽に作れるレシピ本です。
Photo
表紙のふっくらホットケーキの断面にノックアウトされそう☆
絶対これ作ろう〜♪


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