サロン・デュ・ショコラ 浅見さんのセミナー
昨日は土曜日ということもあり、サロン・デュ・ショコラの会場はいつもに増してかなりの熱気むんむん〜。
熱いということもありマルコリーニのアイスやゴディバのフローズンドリンクのブースにも行列がっ!
平日でも十分混んでるわと思っていたのに、さすがに土日はすごいんですね〜。
あまりの人の多さに、素通りしてそのままセミナー会場にいってしまいました…。
今回はとても楽しみにしていた「キュブレー」の浅見さんのセミナーです。
実は、以前浅見さんのもとで働いていたという友人とワクワクしながらの参加なのでした。
「キュブレー」はフランスの北東部アルザス地方の都市ストラスブールにあるパティスリーです。オーナーはグラシエ(アイス)のM.O.F.をお持ちだとか。
友人によると、現代風のお菓子もあるけど、古典的なお菓子を守り続けているところがいいんですって。
確かに、新しいお菓子、今風のお菓子も素敵ですが、昔から伝えられているお菓子を守り続けることはとても大切ですね。
浅見さんはフランスに渡って7年目、そしてアルザスに移ってから5年たつそうですが、とてもアルザスを気に入っているよう。今では、アルザスが仕事も生活の場としても拠点になっていて、東京にくるとちょっと疲れちゃうそう…。確かに、東京の人の多さ!と時間の流れはアルザスのそれとは全く違うでしょうね。
そしてアルザスには品質のよい乳製品やフルーツが日本より安くで入手できて、美味しいんですって。
フルーツに至っては日本の1/10くらいの値段のものもあるそうで…。確かに日本のフルーツってちょっと高いので、(特にベリー系は)気軽には買えないんですよね。。
アルザスのフルーツが豊富なのは、同じくアルザスで活躍するフェルベールさんのコンフィチュールを見れば一目瞭然ですよね!
今回のセミナーは、パック(復活祭)をモチーフにしたチョコのピエスモンテの実演を見ることができました。
この時期は、本当にたくさんのチョコレート菓子を作るそうで、卵やうさぎ、ニワトリなどを型どったチョコなどを店中に並べられるそうです。ノエル(クリスマス)のような忙しさなんですって。
アルザス便りにもパック時期の写真がありますが、パック用のお菓子が賑やかに並んでいます。
今回は誕生を意味する卵をモチーフにピエスモンテを作っていきます。
ピエスモンテをつくる流れとしては、まずS字のような流れのある土台を作り、そこにメインとなるものを配置し、その後バランスをみながら小物を配置していくとのこと。
今回は彫刻刀で彫ったという枝状のショコラに、大きな白い卵、小さな黄色い卵、アクセントにイグアナ!(これもショコラ)を配置していきます。
それぞれのパーツをくっつけるのには、溶かしたチョコを使うのですが、そのチョコを固めるのに使うのはパソコンのキーボード等を掃除するためのスプレーを使っているんですって。
このスプレーを逆さにして使うと、かなりの冷却効果があるとか。(冷却スプレーよりも使い良いとか!)
その他にも薄いチョコをカットするのに医療用のメスを使っていたり、と面白い話を伺えました。
セミナーでは毎回試食が出るのですが、もちろんこのピエスモンテをかじるわけにはいかないので、ボンボンショコラとマカロンが提供されました。ボンボンショコラは、キュブレーブースで販売していた4個入りボックスの中からパッションフルーツのボンボンを。当初はボンボン2種を用意する予定だったと思うのですが、前日にボンボンのセットが売り切れてしまったそうで、急遽浅見さん作のチョコマカロンが登場しました^^これは嬉しいですね〜!!
ぷくっと大きく膨れたマカロンはアーモンドの香りがこうばしいものでした。表面さくっと中は少しねっちり感がありましたが、多分2〜3日たつとまた食感が少しずつ変わっていくんでしょうね。
ついこの間発売された雑誌タイトル 3月号にも浅見さんをはじめオーナーやキュブレー店内の写真が掲載されていますので、興味のある方はご覧下さい!表紙はパリセヴェイユのスイーツですよ^^
この日は午前中ラヴィエイユフランス(シェフの木村さんはアルザスで修行経験あり、店内はアルザス風。)に行って、夕方はアルザスに住んでいた友人と浅見さんの話を聞き、ちょっとしたアルザス三昧な1日でした。
やっぱりアルザス一度は訪れたい!とメラメラ旅行欲が出てきました。
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コメント
私も土曜日少しだけ買物に行きました。
浅見さんは人懐こそうな雰囲気で、
和気藹々としたセミナーだったのではないかと思います。
私も1箱買いましたが(既に売り切れだとか)、
まだ食べていません(^^;
投稿: わび助 | 2008年1月27日 (日) 21時58分
わび助さん>
金土日でかなり売れたようですね。今回はボンボン4個入りのものが1種類だけでしたからね。もし来年もいらっしゃるなら種類が増えるかもしれませんね。
アルザスのショコラだから素朴な感じかな?とおもいきや、かなり洗練された味わいでした!
投稿: masa | 2008年1月27日 (日) 22時45分
土曜日はいろいろありがとうございました。
とても楽しく、刺激的な一日でした!!
お礼が遅くなってしまって申し訳ないです。
投稿: kima | 2008年1月29日 (火) 22時49分
kima さん>
こんにちは!
この間はお疲れ様でした。浅見さんすごくバイタリティーがある方ですね。
ぜひ今年はアルザス行きたい~!
ノエルの時期がいいなっ★
投稿: masa | 2008年1月30日 (水) 00時38分
名古屋では販売されていませんが、
おつかいしていただき食べました!
パッションフルーツのバランスよいですよね♪
全体的に自然というか、どなたにでも、
受け入れられる、食べやすい印象でした。
来年?、ほかの種類も期待したいところですね!
投稿: ショコライフ | 2008年1月31日 (木) 05時54分
ショコライフさん>
こんばんは!
さすがすでに食べてましたか。
どれも食べやすいやさしい味でしたね。
来年もきてくれるとうれしいですよね。
チョコ以外にもアルザスらしいお菓子も販売してくれるとうれしいな。
投稿: masa | 2008年2月 2日 (土) 01時12分