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2008年1月

パリセヴェイユ講習会 南国風温かいスフレとココナツのアイスクリーム

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最後の一品はスフレとアイスです。(写真オレンジがかってすいません。)
温かいものと冷たいもの。これってデセールならではの組み合わせですよね。

今回は南国風ということでパッションのスフレを教えて頂きました。
パッションフルーツのクレームパティシエールを炊き、そこにメレンゲを加えココットに流してオーブンで焼きます。
スフレは作ったことがないのですが、これなら簡単に作れそう。
予めクリームだけつくっておけば、あとは出来上がり時間に合わせてメレンゲを作るだけでいいので、ホームパーティーとかにも向いているかもしれないですね。

パッションは酸味の強いフルーツですが、スフレにするととてもやさしい爽やかな風味になるので酸っぱい物が苦手な人でもOKだと思います。

そしてスフレに合わせるのはココナツのアイス。
これにはココナツだけじゃなく、バナナ、ライム等もはいるので、かなりトロピカル気分♪

ライムって日本の食卓にはあまり登場しないフルーツですが、小量で強いインパクトのある食材ですよね。
この間ブイエさんのボンボンのガナッシュにもライムが入っていてとても好みだったので、最近気になる食材の1つです。

金子シェフの作るアイスは風味がよくてさっぱりしているので、いくらでも食べられちゃいます。
私はついつい濃厚なアイスばかり作る傾向があるので、今度このアイスに挑戦してみたいです!
ただアイスクリームメーカーが全く違う性能なので出来上がりはちょっと違っちゃうんだろうな。でも家でこんなアイスが作れたらちょっと幸せ^^

というわけで今回の講習会は3品の素敵なデセールを教えて頂きました。
どれも素材の組み合わせが絶妙で、金子シェフらしさが表れているデセールですよね。

次回の予定は今のところ決まっていないようですが(これからバレンタインシーズンに向けてお忙しいし。)もし次回開催されるならまた是非参加したい講習会でした!

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パリセヴェイユ講習会 ラヴェンダー風味のクリームを詰めたラビオリ、杏のコンソメ入り

パリセヴェイユ講習会の2品目は、「ラヴェンダー風味のクリームを詰めたラビオリ、杏のコンソメ入り」。
名前を見る限りなかなか想像つかない複雑なデセールです。
でも、昨年軽井沢のイベントに行かれた方ならピン!とくるでしょうね。
軽井沢のイベントの際はフレッシュの杏を使用したとのことですが、今回は冷凍の杏を使って作ります。

まずは杏のコンフィを作りますが、ここでラベンダーの香りをつけるのがポイント。
このデセールの主役は杏、それにアクセントを加えているのがラベンダーの華やかな香りです。

それから、ラベンダー風味のクリーム(クレームパティシェールのようなもの)をラビオリに包み、湯で上げます。ラビオリの作り方はすごく面白くて意外だったのですがこの辺は内緒にしておこうかな^^

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その他にラベンダーのグラスとアプリコット風味のチュイールを作ります。チュイールは生地をパレットで塗る感じで形作りますが、これは均一じゃない方がいいんですって。その方が自然な流れができますものね。

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仕上げはこんな感じです。
杏の鮮やかな橙とラビオリから薄く透けたクリームの色合いがが素敵ですね。ちょっと遊ぶようにフランボワーズの赤を散らしているのが素敵です。

ぷりっと瑞々しいラビオリの食感や口の中で爽やかに溶けていくラヴェンダーのアイスがとても大人っぽいおいしさ。これは確かに軽井沢を彷彿させるデセールだ!と感じました。

こうやって素敵なお皿に盛ると更にデセールとしての完成度が高くなりますね。
私もこのお皿欲しくなってしまいました…^^

このお菓子ひとつひとつのパーツを作るのはそんなに難しくはないのですが、パーツが多いところがちょっと大変かな?でも1年に1回くらいはこんな手の混んだデセールを作ってみたいものですね。

今回は杏とラヴェンダーの組み合わせでしたが、他の味に応用するなら何がいいかなぁ?と考えて見ました。
マンゴーとライムとかココナツとフランボワーズとかオレンジとレモングラスとかとかどうでしょうか。
せっかく作り方を教わったのでこのデセール今年の夏にトライしてみたいです!

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デアゴスティーニ パティシエと作るケーキアンドデザート

テレビコマーシャルも開始したので、「お!」とお気づきの方もいらっしゃると思いますが、デアゴスティーニからスイーツのレシピが出ますね!「パティシエと作るケーキアンドデザート」というタイトルで週刊ものです。

国内外のパティシエによるスイーツのレシピ集となっており、予定では100号まで発行されるそうです。
レシピを提供して下さっているシェフ達はこちらに詳しく紹介されています。

今まで、パティシエによるレシピ本はちょっと複雑で家庭でつくるのが難しいものが多かったのですが、おそらく今回の企画では家庭でも素敵なスイーツが作れるということを前提にしていると思うので、その辺が楽しみですね。


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パリセヴェイユ講習会 リンゴの重ね焼きとお米のリゾット レモン風味

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ショコラ関連記事はちょっとお休みして、先日参加したパリセヴェイユの講習会の紹介をしますね。

パリセヴェイユでは土日限定で数種類のデセールを出していたり、百貨店やホテルのイベントでシェフがデセールを作ったりしていてその魅力にはまったお客さんも多いと思います。
レストラン経験もある金子シェフなので、やはりテイクアウトのみのパティスリーだけではなく瞬間のおいしさを味わえるアシェットデセールを食べてもらいたいという気持ちを強くお持ちのようです。
※前回のブログでも紹介した今月号の「タイトル」にも、金子シェフのデセールが何品か紹介されています。

今回の講習会では3品のメニューを教えて頂きました。

まずは「リンゴの重ね焼きとお米のリゾット レモン風味」。
リンゴの重ね焼きは、生のリンゴを薄くスライスしてお皿に並べカソナードをふりかけ焼いたもの。
渋谷東急のイベントの際にリンゴのピッツァとして提供されたものですね^^

なんとこのお菓子、一皿にリンゴ4〜5個分使うんですって!驚きですよね。
リンゴとカソナードだけを使ったお菓子ですが、じっくりと焼くことでリンゴの優しい甘みが出てきます。

それに添えるものとして、お米のリゾットを作りました。
これは牛乳やバニラ卵、お砂糖などで味付けした甘いタイプのリゾットです。
味はアングレーズっぽい感じでしょうか。

ここでのポイントはお米の粘りけを出さないこと。そのため、出来上がりはさらっとしてある程度お米の固さも残っています。少しレモンの皮を入れているので甘い中にも爽やかさがあります。

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仕上げにはリンゴと相性のよいシナモンをふって頂きます。
リンゴの重ね焼きは水分が飛んでいるためかなり薄いのですが、味がぎゅっと凝縮されているためインパクトがあります。お米のリゾットは穏やかでやさしい味わい。お米系スイーツが苦手な方に是非食べてもらいたいですね^^

このデセールはほとんど身近な素材で作れるものだし、高価な素材を必要としないので、気軽にトライできるメニューですね。リンゴの重ね焼きは、お店ではリンゴ型のテラコッタを用いて提供しています。店内に写真も飾ってあるので気になる方はチェックしてみて下さいね。


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サロン・デュ・ショコラ 浅見さんのセミナー

昨日は土曜日ということもあり、サロン・デュ・ショコラの会場はいつもに増してかなりの熱気むんむん〜。
熱いということもありマルコリーニのアイスやゴディバのフローズンドリンクのブースにも行列がっ!

平日でも十分混んでるわと思っていたのに、さすがに土日はすごいんですね〜。
あまりの人の多さに、素通りしてそのままセミナー会場にいってしまいました…。

今回はとても楽しみにしていた「キュブレー」の浅見さんのセミナーです。
実は、以前浅見さんのもとで働いていたという友人とワクワクしながらの参加なのでした。

「キュブレー」はフランスの北東部アルザス地方の都市ストラスブールにあるパティスリーです。オーナーはグラシエ(アイス)のM.O.F.をお持ちだとか。
友人によると、現代風のお菓子もあるけど、古典的なお菓子を守り続けているところがいいんですって。
確かに、新しいお菓子、今風のお菓子も素敵ですが、昔から伝えられているお菓子を守り続けることはとても大切ですね。

浅見さんはフランスに渡って7年目、そしてアルザスに移ってから5年たつそうですが、とてもアルザスを気に入っているよう。今では、アルザスが仕事も生活の場としても拠点になっていて、東京にくるとちょっと疲れちゃうそう…。確かに、東京の人の多さ!と時間の流れはアルザスのそれとは全く違うでしょうね。

そしてアルザスには品質のよい乳製品やフルーツが日本より安くで入手できて、美味しいんですって。
フルーツに至っては日本の1/10くらいの値段のものもあるそうで…。確かに日本のフルーツってちょっと高いので、(特にベリー系は)気軽には買えないんですよね。。

アルザスのフルーツが豊富なのは、同じくアルザスで活躍するフェルベールさんのコンフィチュールを見れば一目瞭然ですよね!

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今回のセミナーは、パック(復活祭)をモチーフにしたチョコのピエスモンテの実演を見ることができました。
この時期は、本当にたくさんのチョコレート菓子を作るそうで、卵やうさぎ、ニワトリなどを型どったチョコなどを店中に並べられるそうです。ノエル(クリスマス)のような忙しさなんですって。

アルザス便りにもパック時期の写真がありますが、パック用のお菓子が賑やかに並んでいます。

今回は誕生を意味する卵をモチーフにピエスモンテを作っていきます。
ピエスモンテをつくる流れとしては、まずS字のような流れのある土台を作り、そこにメインとなるものを配置し、その後バランスをみながら小物を配置していくとのこと。

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今回は彫刻刀で彫ったという枝状のショコラに、大きな白い卵、小さな黄色い卵、アクセントにイグアナ!(これもショコラ)を配置していきます。
それぞれのパーツをくっつけるのには、溶かしたチョコを使うのですが、そのチョコを固めるのに使うのはパソコンのキーボード等を掃除するためのスプレーを使っているんですって。
このスプレーを逆さにして使うと、かなりの冷却効果があるとか。(冷却スプレーよりも使い良いとか!)
その他にも薄いチョコをカットするのに医療用のメスを使っていたり、と面白い話を伺えました。

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セミナーでは毎回試食が出るのですが、もちろんこのピエスモンテをかじるわけにはいかないので、ボンボンショコラとマカロンが提供されました。ボンボンショコラは、キュブレーブースで販売していた4個入りボックスの中からパッションフルーツのボンボンを。当初はボンボン2種を用意する予定だったと思うのですが、前日にボンボンのセットが売り切れてしまったそうで、急遽浅見さん作のチョコマカロンが登場しました^^これは嬉しいですね〜!!

ぷくっと大きく膨れたマカロンはアーモンドの香りがこうばしいものでした。表面さくっと中は少しねっちり感がありましたが、多分2〜3日たつとまた食感が少しずつ変わっていくんでしょうね。

ついこの間発売された雑誌タイトル 3月号にも浅見さんをはじめオーナーやキュブレー店内の写真が掲載されていますので、興味のある方はご覧下さい!表紙はパリセヴェイユのスイーツですよ^^

この日は午前中ラヴィエイユフランス(シェフの木村さんはアルザスで修行経験あり、店内はアルザス風。)に行って、夕方はアルザスに住んでいた友人と浅見さんの話を聞き、ちょっとしたアルザス三昧な1日でした。
やっぱりアルザス一度は訪れたい!とメラメラ旅行欲が出てきました。


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サロン・デュ・ショコラ イルサンジェーのセミナー

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ショコラウィーク真っ最中です。今日はイルサンジェー氏のセミナーに参加してきました。
イルサンジェー氏はショコラテイィエのM.O.F.(フランス国家最高職人)の一人です。(フランスでショコラのM.O.F.を持つのは、ファブリス・ジロット氏、そしてジロットのスーシェフも昨年末めでたくM.O.F.を獲得したとのこと!それからパトリック・ロジェ氏)というわけで、今回のサロン・デュ・ショコラにはショコラティエのM.O.F.が3人も来日しているんですね。これは冷静に考えればすごい事ですね!

イルサンジェー氏は、代々続く菓子屋の4代目。曾祖父はアルザス地方出身でフェルベールさんのお店にほど近い場所で創業し、その後アルザスとドイツの戦争後現在のジェラ地方に移ったということです。

アルザスはフランスとドイツの国境付近にあるので、何度も領土を巡って戦いがあったとは聞いていましたが、こういう経緯で現在のイルサンジェー氏のお店があるんだなぁ…。と歴史を感じました。

現在のお店がある建物は400年もの歴史があるそうです。イルサンジェー家が移る以前からパティスリーとして使われていたそうです。その関係もあり昔の製菓器具が豊富にあるので、現在は地下をミュージアムとして製菓器具のを展示しているそう!
※これはテオブロマの土屋シェフの著書「ショコラを巡る旅」に写真付きで紹介されています。


ジュラ地方ってあまり聞かない地名ですが、フランスの中でもスイスとの国境付近にある地方です。(地図はこちらを参照)ここはワインの名産地ということもあり、今回のセミナーではジュラ地方のワイン「ヴァンジョンヌ」とショコラのマリアージュを提案して下さいました。

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このヴァンジョンヌというワインは、通常のワインと製法が異なります。
通常はワインを樽の中で熟成させていくと、蒸発し段々量が減っていきます。その際ワインが空気に触れると酸化が進見ます。それを防ぐために、ワインをつぎたして空気に触れないようにしていきます。

それに対しヴァンジョンヌは継ぎ足すこと(補酒)を行いません。このワインは熟成させていく段階で表面に酵母の膜が張るそうです。この膜が酸化を防ぐため捕酒の必要がないのです。熟成は6年間かけて行うのですが、この間にワインの30%は蒸発するとのことです!

だからでしょうか、とても味が濃く力強い香りがします。
アルコール度数は13.5度とのことでそんなに高いと言うわけではないのですが、とてもインパクトのある味わいです。

今回頂いた資料には、香りのところに、ドライフルーツ、ビスキュイ、乳香、ベジタブル、エピス。と記載されています。シェフはカレーの香りがするともおっしゃっていました。
まだまだ私はお酒やショコラに対する味覚が発達していないのでこんなに具体的にこういう香り、と表現できないのですが、辛口の中にフルーティーな香りや凝縮された旨味を感じました。

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このヴァンジョヌに合わせて作ったという3種類のショコラを頂きました。
左から中身を紹介すると
・パートダマンド サフラン風味
・パートダマンド くるみ入り カレー風味
・ガナッシュ グリーンペッパー入り

どれも個性的で、それぞれの香りがしっかりと出ているボンボンです。
なサフランやカレーをショコラに合わせようという発想がすごいですね!でもこれが違和感なくすっとはいっていくんです。この辺りのバランス感覚がさすが!という感じ。

そしてもちろんこれらのボンボンはヴァンジョンヌと一緒に頂くと、お互いの味を引き立ててとてもおいしい!
ヴァンジョンヌおかわりしたくて、急いで飲んでみたんですがお代わりは頂けなくちょっぴり残念。(;^_^

イルサンジェー氏のブースでこのヴァンジョンヌも販売しています。
確か8,000円代でした。(いまユーロ高なので以前より高いみたいですね。)

今までイルサンジェー氏についてほとんど知らなかったのですが、今回セミナーに参加してほんの一部ですがお店の歴史やその地方のことについて知ることができとても良かったです!
やっぱりショコラだけでなくその作り手についても知ると、気持ちや味わい方が変わってきますよね。

そしてなかなか飲む機会のないヴァンジョンヌを頂けたのも良かった^^
多分日本のレストランにもおいてあるところがあるとのことですが、いいワインなのである程度高級なお店になるかも…。とのことでした。フレンチのお店で頂くと更にビックリ価格になるでしょうから、今回セミナーの場で味わえたのは嬉しいことです。


明日はアルザスのパティスリー「キュブレー」の浅見さんのセミナーに参加してきまっす。
在仏7年というベテランの浅見さん。でもまだ31歳とお若いんですよ!
いつかお店に伺ってみたいものです。

明日はどんなセミナーになるのか楽しみ。
はやく寝なきゃっ!


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サロン・デュ・ショコラ セレクションスペシャル

今日も大にぎわいのサロン・デュ・ショコラ。
あまりの人の多さに流されてしまいそう〜というのは大げさでもないです。
みんなどのショコラをねらっているのかなぁ。とぶらぶらしてみると、高額な商品でもすでに売り切れているものもあり(1万円以上でも。)ビックリです。

会場ではいつもお世話になっている友人から、久しぶりに会う知人まで、たくさんのスイーツファンが集まっていてなんだかスイーツ同窓会のような雰囲気。昔は皆それぞれ知らない人だったのに、何かをきっかけに知り合いになってこうやって楽しみを共有できることはとても嬉しいことです。

さてさて私が今回購入したのは、色んなブランドのショコラを1セットにした「セレクションスペシャル」、ショコラ鑑定家のクロエさんがセレクトした「クロエ・セレクションボックス」、そしてストラスブールのパティスリーキュブレーの「ショコラアソート」です。
その他にもたくさん食べたいショコラはあるのですが、今のところは一応控えめに…しているつもりです。

この中でまず食べたのはセレクションスペシャル。
12ブランドから各1個をセレクト。12個入りで4,200円。

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左から順にブランド名を記載します。
<上段>
アンリ・ルルー、カッセル、フランク・フレッソン、イルサンジェー
<中段>
アルノー・ラエール、セバスチャン・ブイエ、フランク・ケストナー、ラック・ショコラティエ
<下段>
ティエリー・ミュロップト、ジャン=シャルル・ロシュー、ダニエル・レーベル、メゾン・フェルベール

少しずつ食べようと思ったのですが、友人とシェアするために1/2にカットしたので風味がぬけないうちにと一気に12種類たべました^^
全部紹介すると長くなるのでこの中で特に好みだったものを抜粋して紹介しますね。

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【フレッソンのユズ】
柚子のパートドフリュイを使用したガナッシュをコーティングしたボンボンとの説明。食べてみるとパートドフリュイとしての固まりの存在は分からなかったです。パートドフリュイをガナッシュに溶かし混んでいるということかな?
今までは海外の方が作った和素材を使ったお菓子をたべると、??という事が多かったんです。
やっぱり日本人が昔から親しんできた素材の活かし方と感覚が違うような気がして。
でも、このボンボンはすごく柚子の香りがやさしく上品ですんなりと受け入れられおいしく頂きました。
柚子とノワール(スイートチョコ)ってあうのね。と感じました。

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【セバスチャン・ブイエのマラケシュ】
レモン、ライム、オレンジを使用したガナッシュ。今年のサロン・デュ・ショコラ限定の新作。
このセレクションボックスの中でも派手な色合いの転写シートで一番目立っていました。
あまりにも派手なので正直味は期待していなかったのですが、これが一番好みだったかも^^
はっとするような鮮やかな酸味が口の中に広がっていきます。オレンジとレモンだけじゃなくて、ライムを合わせたのがポイントなのかも。口溶けなめらかな食感も魅力

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【ラック・ショコラティエのプロヴァンス】
プロヴァンス産のアーモンドを使ったプラリネとプロバンス特産のフィグ(いちじく)とプルーンのコンポートを2層に。上段が香ばしいプラリネ。そこにドライフルーツのコンポートを合わせたのがとても新鮮!こういうボンボンは初めて食べました。フィグ独特のプチプチした食感、プルーンの深い味わいがプラリネに絡まっていきます。こういうタイプのボンボンってこれから増えていきそうな予感☆

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【ダニエル・レーベルのセイロン】
スリランカ産シナモンを使ったガナッシュ。
シナモンとミルクチョコを合わせた極めてベーシックなボンボンですが、本当においしい!
シナモンの甘くてスパイシーな香りがミルクチョコととても良くあっていて、こういうボンボンこそ時代や流行に左右されない永遠の定番と言えるものなのしょうね。


これらのショコラは、イベント会場内のショコラバーでも食べられるようですので(ショコラ3個とドリンクで1,050円なので割安です☆)興味のある方は是非召し上がってみてくださいね!


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パリセヴェイユ講習会

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本日は自由ヶ丘の人気パティスリー「パリセヴェイユ」の金子シェフによる講習会が開催されました。
第1回目の講習会とのことで、幸運にも参加できることになりました。
(パリセヴェイユのイベントは倍率が高いんですよねぇ…。)

メニューは予め伺っていましたが、文字で見るとかなり独特で大人っぽそうなメニューばかり…。
さすがレストランでの経験が長い金子シェフだわ。

今日教えて頂いたデセールは3品。
簡単に紹介すると
・杏とラベンダーをつかったもの
・りんごとお米をつかったもの
・パッションとココナツをつかったもの
の3品です。

今回教えて頂いたデセールはどれも完成品を見ると「わ〜すごい!!」と思う物ばかりですが、意外に家庭でも頑張ればつくれちゃうという範囲のものです。(もちろんシェフがそう考慮して下さったのですが。)

私が今まで学んできたお菓子作りとは根本的に違うお菓子ばかりなので、かなり興味津々。
「こうやってつくるんだ〜。」と新しい発見もあり、自分のお菓子教室へもいかせそう。

3時間程度の講習会のあとバレンタインに向けての新作やパッケージ制作のお話など聞けとても楽しかったです。忙しい中講習会をして下さったシェフとスタッフの方に感謝です!どうもありがとうございました。

写真たくさん撮ったのでもう少し整理したら詳細アップしまーす。

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お取り寄せチョコスイーツ

もうすぐバレンタイン。
いろんなデパートやパティスリーで魅惑的なショコラが並びますが、「買いに行く暇もない〜っ」とか「近所にはデパートもパティスリーもないよっ。」という方も少なくないと思います。

そんな方はもちろんそうでない方にも、見ていただきたいのがこちら。
今回エル・オンラインで、お取り寄せできるチョコスイーツを紹介させて頂きました。
チョコそのものというよりはチョコを使ったお菓子の中から様々な分野からセレクトしたので、差し上げる相手の好みに合わせて選んで下さい^^

普通のチョコと違ってインパクトあるかも!というのはテオブロマのショコラショーかな?
すぐ食べなきゃいけないと言う物でもないし、自宅で簡単に作れます。
好みでハーブやリキュールを合わせるアレンジもきくし。
缶のデザインもクラシカルで素敵です。

その他のチョコスイーツは東京ではあまりお見かけしないものが多いです。
※キャギドレーブは今ちょうど伊勢丹のサロンデュショコラに出店しているので気になる方は是非チェックしてみて下さいね!

ご当地チョコ色が強いのは、鹿児島のボンヴィヴォンの焼酎チョコかな?
このトリュフかなり焼酎がきいているのですが、驚くほどチョコと合っています。
焼酎がのめない私でも、美味しく頂けました。
焼酎好きな彼やお父さんにもいいかも。

ジョエルのチョコシフォンだと、家族全員でわけながら美味しく食べられるのも嬉しい。
生クリームと飾りのクッキーがセットになっているのでデコレーションする楽しさもあります!

こうみてみると、東京以外にも注目したいチョコスイーツはまだまだたくさんありますよねっ。
是非バレンタインの参考にして下さると嬉しいです!


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2008ガレット・デ・ロワ 特集

サロン・デュ・ショコラ真っ最中の今日ですが東京は雪ですね。風が強いので雪が降っているというか、舞い上がっては飛んでいるという感じですが、やっぱり雪が降るとワクワクします^^

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今年のガレット・デ・ロワについてまとめることができました。各お店のガレットとフェーブの写真、そして食べた感想を掲載しています。ガレット好きな方よかったらご覧下さいませ☆

改めて見ると、美味しそうなガレットの数々に見とれてしまう&また食べたくなってきちゃいました。
…がショコラシーズンに入ったということで昨日購入したショコラも風味が変わらないうちになるべく早く食べなくちゃっ。食べるのに忙しい!?今日この頃です。


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チョコのファッションショー

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今日は、新宿伊勢丹でサロン・デュ・ショコラのプレビューが開催されました。例年だと、ショコラティエの紹介と写真撮影で20〜30分時間を設けるようになっていますが、今年はプレビュー前にファッションショーが行われました。

フランスのサロン・デュ・ショコラでは、ショコラで作ったドレスなどのファッションショーがあるのを写真で見たことはありますが、ああいう感じかな?と思っていたのですが、ちょっと違っていました。

今回は世界的に活躍しているデザイナーとスリジェの和泉シェフのコラボレーションとなるファッションショーです。詳しい説明はなかったのですが、服のデザインはデザイナーが行っているので、ショコラ細工部分を和泉シェフが制作したのだと思います。

このチョコファッションすご〜くかわいくて、そして実用的な服もあったので、これからチョコ好きママとちびっ子の間に流行るかもしれません!
ファッションショーは、チョコレートの小物+チョコレートをモチーフにした服をコーディネートしたとてもお茶目でお洒落なものばかり。モデルの子達は6歳前後のとてもキュートな雰囲気の子ばかり!

この子は、スーツの模様がチョコの包み紙のようだし、眼鏡がマーブルチョコ!よく見るとネクタイにもマーブルチョコがくっついています。
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そして女の子はとてもラブリー!こういう服なら普段にも着られそうですね。チョコのデザイン入りのワンピース。髪飾りがチョコ製というのがインパクト大!
手にはハート型の大きなチョコをもって。

他にもたくさんの素敵で遊び心溢れるファッションが登場しました。
出てくるたびに、「かわいい〜!」とあちこちから歓声が飛び出していました。

これらの服はサロン・デュ・ショコラの会場にも展示してあるのでぜひ是非チェックしてみて下さい。
(伊勢丹でショコラモチーフの子供服を限定販売しているブランドもあるので実際変える服もあります。)

その後のプレビューはたくさんのお客さんで賑わっていました。ヨーロッパで活躍するショコラティエ達が一同に集まる事はそうそうないと思うのですが、さすがサロン・デュ・ショコラですね!

初来日のロジェさんもお元気そうでなにより!
ストラスブールで活躍する浅見さんもとても気さくで明るい方^^
いつか現地のお店に伺ってみたいものです。
エヴァンさんは、いつものようにクールで知的なまなざし。

今日は全体を見渡したという感じだったので、次回は個々をじっくりと見てまわりたいと思います。
これから1週間続くショコラの祭典。どんな楽しい発見があるのかワクワクです!


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ルルー夫妻の笑顔と新作ショコラ

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もうすぐサロンドショコラがやってきますね^^
今年もものすごいことになるのかなぁ〜?ドキドキです。

そして、たくさんのショコラティエがヨーロッパから来日するというのも大きな魅力!
そのショコラティエの中でとても日本人に愛されているのがルルー夫妻ですよね。

今日はそのルルー夫妻がいらっしゃるイベントに参加してきました。
ヨックモック主催のイベントで、ルルー夫妻からのお話を伺いながら立食形式でブルターニュ風の軽食やスイーツを頂けるというなんとも楽しいイベント。
このイベントへの参加は抽選によって決定したのですが、友人が応募して当選したものに私はくっついて(2人1組なので)行ってきたのです^^
どうもありがとう〜!

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ルルー夫妻は、いつもの通り優しい笑顔で参加者の方皆さんに丁寧に向き合って下さいました。
こんなに有名になっても、本当に気さくで優しくてサービス精神旺盛で…。頭が上がりません。
きっとキブロンからパリそして成田から東京と大移動して+時差ボケもありお疲れのはずなのにそれを感じさせないのはさすがです。

参加者の方からいくつかルルーさんに質問が出たのですが、どの質問に対してもとても丁寧にそして具体的に答えて下さるのです。
その上このご夫妻はファッションセンスも素敵なんですよね。お二人ともすごくシンプルな服装ですがとても品が良くて似合っていらっしゃる!
特にマダムは世界に1つしかないというオーダーメイドの「キャラメル専用バッグ」を肩からかけていましたよ。
これサロンドショコラの際もつけているかもしれないのでチェックしてみて下さいね〜。

このバッグにはキャラメルが入っているんです^^
たまに、「はいキャラメル!」なんて言ってあげるのかしら…?
その光景もみてみたいわ。

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今日は、有り難いことに新作のボンボンショコラを2種頂きました。
左は「キンロック」。アイラ島のスコッチウイスキーを使ったモルトのガナッシュを使用しています。
アルコールの強さよりも、このウイスキー独特のスモークのような香りが印象的。飾りには大麦をちょんとつけているのも新鮮!

右は「ピナコラーダ」。パイナップルのパートドフリュイの上にホワイトラム風味のココナツのガナッシュを重ねています。このボンボンはゆっくりとなめ溶かしていくことでパイナップルとココナツの風味が一緒に絡み合って香りが広がります!とても南国を感じる素敵なボンボンで、是非これはまた食べたい!


明日(今日)はサロンドショコラのプレビューに行ってきます!
またルルー夫妻にお会いできるかと思うととても嬉しいです。

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JOEL 文旦スイーツ

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何度か紹介したことがあるのですが、やっぱりおいしいなぁ…っと思うので今回も紹介しちゃいます。
高知県の洋菓子店
ジョエル
のシフォンケーキです。

シフォン専門店ではなく、いろんなケーキや焼き菓子もあるのですが、やっぱりシフォンは人気絶大のようです。特に人気はチョコシフォンですが(私もチョコシフォンは一押しです!)、季節限定ででるシフォンも魅力。

特に今の時期は土佐文旦という柑橘を使ったシフォンがオススメなんです!
※購入したい方はこちら参照
今年は無農薬の文旦が手に入ったようです。
その皮をお砂糖で炊いた文旦ピールと果汁が入ったシフォンなのですが、オレンジとは違うおいしさ。ちょっとえぐみのような苦みとすがすがしい爽やかさがとてもおいしいんです。
香りは強く主張しているのではなく、あくまでもささやかに控えめな感じで日本人なら大抵の方が好む味ではないでしょうか?
食感もジョエルのシフォンを食べたことがある方なら分かると思いますが、食べた瞬間にしゅわっと泡がはじけるような独特な食感。普通のシフォンのしっとりふんわりとは一線を画すなぁ。といつも思います。

そのまま食べてもおいしいですが、生クリームをつけて食べると更に文旦の味が引き立つような気がします。

あっさりさっぱりしておいしいので一人で半分くらいはぺろっと食べられてしまうのですが、それは食べ過ぎかも…。4〜8名で分けるのが多分普通だと思います^^

右にあるのは文旦パウンド。きめ細かく口溶けの良い生地に文旦果汁がしみこんでいます。
さっぱりさっぱりと食べられるパウンドで紅茶によくあいました〜。

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W.Bolero ガレット・デ・ロワ

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新年に食べられる代表的なお菓子ガレット・デ・ロワ。
正式には1/6がお祝いの日ですが、1月中旬や末まで販売しているお店もありますよね。

1/6にはたくさんのガレットを頂いてもうしばらくガレットはいいかな〜。と思ってましたが、1週間もたつとまた食べたくなるものですね^^
だって季節限定のお菓子だから、今食べなきゃ!という気持ちも強くてね…。

そこで、今回食べたのが滋賀県のパティスリーW.Bolero(ドゥブルべ・ボレロ)さんのガレットです。
サイトで見つけて、あ!おいしそう。と一目惚れでした。
それにボレロさんのお菓子やコンフィチュールを以前頂いてとてもおいしかったのと、渡辺シェフがクラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワの会員さんということもあって、迷うことなくお取り寄せしちゃいました。

ボレロさんを初めて知ったのは、昨年のモバックショウのクラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワの講習会でした。その後都内の百貨店に催事で出店されたときに数種類お菓子を頂いてファンになりました。
個人的には、コンフィチュール一押しです。果実感が強く、そしてほのかに隠し味を利かせたところが大人っぽい味わい。生菓子ではモンテリマールが(はちみつのお菓子)がとても好きです。

以前とんねるずの食わず嫌い王でアイアシェッケというチーズケーキが紹介されて有名なんですが、他にもおいしいお菓子があるのでそちらにも注目してもらいたいところ。
その後カフェスイーツやスイーツ王国などのスイーツ専門雑誌にも登場しているのでご存知の方も多いかと思います。

本題のガレットは、約6号サイズ(8〜10人分くらい)です。香ばしい焼き色とくっきりした模様が印象的。模様は上面はもちろん、周りにも小さな小さな模様が入れられているのにビックリです。

それから厚みがあまりないのが嬉しい。
本来はガレットは薄くて、それに対しピティビエは厚みがある(どちらもパイでダマンドをはさんだお菓子)なんですが、以外に厚みのあるガレットも多いです。個人的には薄めのガレットが好きなので嬉しい。

まずはそのまま食べてみると、パイがおいしい!上火も下火もちょうどよい加減で火が入っているのでざくざくっとした食感で、表面のキャラメリゼした部分の甘さがきいています。
ダマンドはカスタードをいれたフランジパーヌで、しっとりとして濃厚な味わい。

フランジパーヌがパイのぎりぎりはしっこまで入っているので、最後までおいしく食べられるというのもポイント高い!

私達はお菓子を食べて単純に「おいしい!」と思いますが、そのおいしさを生みだすには、本当に様々な工夫がなされているんだな。と至る所から感じます。

焼きたてはもっとおいしかったんだろうな。と思いその味に近づけようとオーブンで軽く焼くと、更に風味がアップしておいしかったです。それプラス表面の艶がよみがえるようにピカピカ☆

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お楽しみのフェーブは象のババール!
ババールのフェーブは見たことがあったのですが、ゲットしたのは初めてで、嬉しいっ。

またおいしいガレットに出会うことができて幸せでした。
たくさんの友人にもおわけしたかったのですが、取り寄せた日が平日でその後風邪をひいてしまい。。
かろうじてお菓子教室へ参加して下さった方におすそわけできました。)さすがに一人で1台は食べ過ぎになっちゃいますよね^^)

来年はもしかしたらアレンジ系もだされるかも!?とのことなので是非来年もお取り寄せしたいと思います。

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お菓子教室〜クグロフ〜

御無沙汰ブログです。
ちょいと風邪っぴきでした。ようやく治ったみたいです^^
でもここ数日寒いし明日は雪かも!?とのことなのでまたひかないように気をつけます。
皆さんも気をつけて、来週は元気にサロンドショコラへ繰り出しましょう〜(笑)
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今月のお菓子教室のテーマはクグロフです。1回目は今日開催しました。
今回はバニラとチョコレート生地のマーブルの定番を作りました。

※次回は1/27開催です。詳細はこちらで紹介しています。
もしご興味のある方はご連絡ください。

オーストリアのお菓子ですが、フランスでも日本でも定番の焼き菓子ですよね。フランスだとイーストタイプの方がメジャーでしょうか?イーストタイプも大好きです。日本だと八王子のア・ポワンのクグロフが秀逸です!

お菓子教室に向けて試作をする前には、正直そんなに大変じゃないだろう〜。と思っていたのですが、そんなことは全然なくて何度も試作することになりました。
…というのも、それなりにおいしいものができても、日が経つと固くなってもそもそしたりすることが多かったんです。いろんなレシピを参考に試作したのですが、イメージと違う・・。というのを何度も繰り返し結局落ちついたのは、以前オーストリア食文化協会主催の講習会で教わったクグロフのレシピを参考にさせて頂いてちょっとアレンジして、やっとのこさレシピが完成しました〜。

今回は「ラムとバニラが香る暖かなクグロフ」をイメージして作りました。
それプラス日が経ってもしっとりした食感を保てること。でしょうか。
蜂蜜や生クリーム、アーモンドプードルを加えてしっとりこくのある生地にしました。

写真は試作段階のものです。表面が香ばしく焼けています。
ですが、教室会場のオーブンとはやっぱり具合が違うらしく今日教室でやいたものはビックリするくらい焼き色が白く蒸しパンみたいなテクスチャーでした。。温度設定をもう少し高くした方が良かったみたい。
参加者の皆さんには温度を10度上げて焼いてもらいました。そうしたら香ばしい焼き色がついたのでホッと一安心。それでも焼き色が少し物足りないので次回焼く場合は余熱温度も上げようかと思案中です。
オーブンの癖って焼いてみないと分からないのが難しいところですね。


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そしてもう1品デモンストレーションで作ったのは、ショコラのサブレにキャラメルクリームをサンドした小菓子。バレンタインにもちょっとしたプレゼントになります。アクセントで、キャラメルクリームと表面にゲランド塩のフルールドセル(塩の花)を使いました。
塩・キャラメル・ショコラの組み合わせは今やもう定番ですよね。私も大好きな組み合わせです。
甘さ控えめなので男性にもお勧めなお菓子だと思います。

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オクシタニアル ケーキ

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オクシタニアルは初めて訪れるお店だったので、どのケーキを選ぼうかかなり真剣に悩みました!
午前中にいったので、まだ売り切れている商品がないのは嬉しいのですがその分商品が揃っているので悩みますね〜。

ぱっと見て、気になるのはショコラ系。
グラサージュがとてもつややかで美しい。きっと状態的にも安定したグラサージュなんだろうなと思います。
プライスカードに商品についての簡単な説明書きもあるのでいろいろと味を想像しつつ今日は6種のケーキを購入しました。

後列左から
・タヒチ(750円)…南国フルーツとラムを使ったムース。爽やか軽めかとおもいきや、割としっかり濃厚な味。2004年MOF獲得作品。
バナナやパインの果実や濃厚なマンゴーのクリームをムースで覆っています。

・タルトフロマージュブラン(570円)…レモン風味のタルト生地にライムクリーム、ラズベリージャム、そしてライム入りフロマージュブランのムースを。しっかりと酸味がきいていて爽やか。フロマージュブラン独特の風味も味わえる。

・ルビー(780円)…チョコのダックワーズ生地にミルクチョコレート、アーモンド、フランボワーズの組み合わせ。2002年チャンピオンモンドフランス代表の作品。
濃厚な味わい。


前列左から
・レリジューズ(620円)…フランス菓子定番のルリジューズ。黄色のショコラを使ってポップな雰囲気。上のシューにはチョコレートクリーム、下のシューにはバナナクリーム。バナナクリームの中にはチョコレートパフが点在していてそれがさくさくっとはじける感じ。食感がとても楽しい!今回一番のヒット☆

・トワショコラ(650円)…名前のとおり3種のチョコを使ったムース。ホワイト、ミルク、スイートのチョコムースが3段に重なっている。チョコレートのおいしさを素直に感じる味。子供でもOKかな。

・モンブラン(600円)…他のケーキにくらべポーションはやや小さめ。
まろやかなマロンクリームの中には生クリームとベリーが。ベリーはブルーベリーの様なカシスのような。
マロンの穏やかな甘さとベリーのインパクトある酸味がとても相性よかったです。底はかなり香ばしく焼いたダックワーズ生地。

ケーキの値段はちょっと高めで500〜600円代が多いかな。中には800円近いケーキもあります。
それに比べるとショコラやマカロンはそんなに高くないかな。という感じでした。

気軽に何個も食べられないのですが、他にも食べたいケーキがあるのでまた再訪したいです!
やっぱりショコラ系がおいしそうで、ショコラとフランボワーズ、ショコラとオレンジ等、フルーツとショコラを組み合わせたケーキがお得意なのかな?という印象。

それからミルフィーユやエクレアもおいしそうでした。
エクレアは見た目はそんなに変わっていないのですが、中身がちょっと珍しくて確かプラリネとパッションだったかな?ちょっと食べてみたくなる組み合わせですよね。

※これから出かけてみようという方、日祝日はお休みなので気をつけて下さいね。
あとイートインスペースはありません。


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新店 オクシタニアル

今月9日に新しいパティスリー「オクシタニアル」がオープンしたので本日訪問しました。
神谷町の駅から徒歩4〜5分くらいのところにありますが、オープンしたてということもありお祝いのお花がたくさん飾られているのですぐ分かると思います。

店内は、明るく、でも派手すぎない色調の南仏風。ショコラ、マカロン、ケークなどの焼き菓子と、生菓子が20数種類揃っています。
ショコラやマカロンはばら売りがないので、ちょっと気軽には買えなさそうですが贈り物にとてもよさそうです。

生菓子は南仏風かといえばそうでもなく、どちらかというとパリの華やかさがある雰囲気でしょうか。
(ただ、南仏のお菓子トロペジェンヌはありました!)
シェフはMOFを取得されているステファン・トリアンさん。(監修とのこと)

店内には数台のチョコや飴細工のピエスモンテが飾られています。きっと今までのコンクールで数多くの作品を作ってこられたのでしょうね。コンクールに興味のある方は、参考になると思います!

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それから大きな3つのマカロンタワーが窓際にあるんです!
これも迫力ある作りで、とてもインパクトが大きい。でもお菓子に目を奪われていると見過ごしがちかも。
思い出したら見てみて下さいっ。

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お菓子の箱や袋などのパッケージも南仏風。
袋はとても素敵で丈夫なので、簡単には捨てられない代物。
南仏のファブリックを扱う店舗にありそうなデザインだなぁ〜っと思いました。
グリーンベースで、これはオリーブがモチーフなのかな?

オクシタニアルという店名ちょっと聞き慣れないですが、南仏のオクシタニアという地名からとったそうですよ。


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料理通信 2月号 ショコラ特集

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今月発売の料理通信2月号は、ショコラの特集ですね!
来月バレンタインを控えていることで、パティスリーや百貨店は準備を整えている時期でしょうね。
関係者の皆様お疲れ様です!

そして、バレンタインにちなんだイベントもあちこちで開催されるので、この時期はショコラ一色になる方も多いのでは?特に今月末には新宿伊勢丹でサロンドショコラが開催されますし、2月かな?には高島屋でアムールドショコラが開催されますよね。
この料理通信では、そのイベントの予習にもなる内容ですよ!
それらのイベントで販売される予定のショコラがいろいろと紹介されているんです。

いまのうちに、どれを買おうか目星をつけておくことができて便利です。

個人的にはフランスパリのショコラティエのパトリック・ロジェはとても気になりますが、日本に入るとお値段が…何倍になっているのかなぁ?大体2.5〜3倍くらいになっているのかな?なんて感覚なんですが、ビックリするくらいのお値段です。
でもパリに行く交通費の事を考えると、まあしょうがないかなぁ〜なんて自分に言い訳しつつ買ったりするんですよね(笑)

あとは、王道ですが、日本にも支店があるラ・メゾン・デュ・ショコラのチョコはやっぱり好きです。
今年の本命チョコはここかな〜。


と雑誌の話から脱線しましたが、料理通信では国内外のトップレベルのショコラブランドを紹介しているので今年のバレンタイン迷っている方は、とても参考になります!

それから興味深かったのが、ショコラコラムニストの小椋さんとファッションコラムニストの中村さんの対談。
テイスティングの仕方やショコラを贈る際のポイントなどが分かりやすく紹介されていて、ショコラ初心者から上級者まで楽しく読める内容だと思います。


その他アルコールとショコラのマリアージュの提案等も大人なショコラファンには必見の内容。

私はまだまだショコラ初心者なので、毎年この時期はいろんなショコラを少しずつ食べてまずは「味を知る」という段階かな。そのためにも、こういう書籍や雑誌はショコラをセレクトするのに多いに参考になりますね。

料理通信さんどうもありがとう〜^^


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ル・カ「栗のめぐみ」

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先日、九州旅行から戻った友人からこんな素敵なお菓子を分けて頂きました。
福岡のパティスリール・カの焼き菓子です。
私はまだ行ったことが無いのですが16区のすぐ近くと言うことで福岡にいったらはしごはマストですね!

ラヴィエイユフランスの木村シェフがプロデュースしたということでも有名ですよね。

九州出身の私ですが鹿児島と福岡は離れていて、子供の頃福岡(特に博多は)は憧れの土地でもありましたね〜。大人になった今では、「おいしいものがいっぱいの土地」という印象が強いのです(食い意地はってるから?)

このお菓子ですが、年末年始限定のお菓子で「栗のめぐみ」という名のパウンドケーキ。大きな栗がごろごろっと入っていてほんと名前の通りのお菓子だわっ!

なんと熊本産、イタリア産、日本の黄栗の3種類を使っているんです。
これはお正月の縁起物「かちぐり」にかけているんだそう。
表面だけではなく、中にも栗がごろごろと入っていて、いかにもお正月らしい華やかなお菓子です。

こんな贅沢なお菓子を頂けてとても幸せ〜。
そしてやっぱり実際にル・カにも行きたいなあっ!

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はちみつ 

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昨年末、お菓子教室へ参加して下さった方からフランス土産に頂いたお菓子です。
その方はクリスマス前のイタリア〜フランスを満喫してきたようで、寒かったけど楽しかったとのことでした。

確かに、クリスマス前ともなるとその時期ならではのお菓子が登場してきますし、素敵なディスプレイも楽しめますよね〜。
私もいつかアルザスのノエルを体験したいという夢があります!


お土産に頂いたのは、ラ・メゾン・ドゥ・ミエルというはちみつやさんのゴーフル。
私実ははちみつ好きなんです!!なのでとても嬉しい〜。

ざくっとした固めのゴーフルにねっちりと蜂蜜がサンドされています。
蜂蜜の華やかな甘さがゴーフルにも移っていて、思わずくんくんと嗅いでしまいます^^

※ラ・メゾン・ドゥ・ミエルについてはこちらのサイトで詳しく紹介されています。

最近旅行先で蜂蜜を買おうと決めてるんです。
バスクでも出会ったのですが重量制限との天秤にかけ、買うのを断念してしまったのですがほんとそれは後悔してるんです…。チーズ農家にちょこんといかにも手作りっぽいラベルを貼ってある蜂蜜があったんです。きっと自然あふれるバスクですからおいしい蜂蜜だったんだろうなぁ。

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なので昨年末訪れたタイでは迷わず蜂蜜をゲット!
タイ語はさすがに分からないので、英語表記をたよりにしつつタイ産のオーガニックの蜂蜜を買いました!
ちょっとキュートなラベルですよね。かわいい^^
ちょっぴり味見したところ、思った以上に華やかで豊かな味わいでしたっ。嬉しいな。

またどこかに旅行するときには蜂蜜をチェックしようと思っています。


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クグロフorガトーショコラナンシー

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今月のお菓子教室のメニューを考え中です。
日程は1/19と1/27に開催予定です。

現在クグロフ(マーブルの)とガトーショコラナンシーで迷い中です。
どちらにしてもチョコレートを使ったお菓子にする予定です。

クグロフはこの間試作しました。
(断面ちょっとチョコ生地が多すぎですね…。全体の量では白い生地の方が多いです。)
オレンジの香りをほのかにきかせています。
ショコラの生地部分はしっかりとショコラの味をきかせてみました。
ただ食感がしっかりしすぎたので、もうすこしソフトでもいいかなぁ…と。

ガトーショコラナンシーはナンシー地方のガトーショコラです。
アーモンドプードルがはいったリッチなガトーショコラ。
私はアミティエのガトーショコラナンシーが好き。
リッチだけどふんわり軽い食感でしつこすぎない。
どうやったらああなるのかなぁ…?と考えつつもこれは試作を繰り返さないとわかりませんね^^

とりあえずどちらかのお菓子にしますので、参加を検討中の方はよろしくお願いします!


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フェーブ集合!

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ガレットの中に入っていたフェーブ達が集合!
ダマンドの中に埋もれているために発見当初はちょっと油っぽいのですが、きれいに洗って。

なんとなくですが今年はこれ何?というフェーブが多かったような気がします。。気のせいかな?

ラヴィエイユフランス…台車に袋がのってる?
アルカイク…篭に鳥をいれてもっている人
ラ・パンセ…カラフルな指輪
イル・プルー…猫
ル・ポミエ…鶏
マリアージュドゥファリーヌ…ハーブの本
エーグルドゥース…お皿に盛りつけてあるお菓子
ミラベル…パイナップルとお酒の瓶
アカシエ…リンゴのタルト
パリセヴェイユ…貴婦人と鳥

私はポミエの鶏くんをゲット!
昨年も今年も1個あたった〜。地道にコレクションが増えそうです。
今年はあと2〜3台くらいは食べたいななんて思っているんですがさすがに一人で1台はきついのでだれかと分けあってたべられたらなぁ〜と思っています。

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ガレットデロワはカロリーが高いお菓子なので食べ過ぎに注意ですね。
最近おなかのお肉が更に増えてきてヤバイ☆
皆さんも気をつけてください♪

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2008 ガレット・デ・ロワ会 

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昨日はエピファニーを祝うガレット・デ・ロワを囲む会を開きました!
昨日中にブログをアップしたかったのですが、ちょいと力尽きてしまい(ガレット会で燃え尽きた…)今日になってしまいました。

スイーツ博士な友人達と相談して、上の写真10台のガレットを決定しました。
まずはテーブルに並べて写真撮影大会でした。食べる前のこの瞬間って「うわ〜おいしそうっ」とか「どんな味がするんだろう?」といちばんワクワクするときですよね。


今年のラインナップは、こんな感じです^^

これから召し上がる方もいるでしょうから参考のために価格とサイズを掲載しますね。
ただ期間限定のお菓子で要予約のものもあるので、購入予定の方は事前にお店に電話で問い合わせて予約することをオススメします。

★印はプレーンタイプ
☆印はオリジナルタイプ

★ラ・ヴィエイユ・フランス(プレーン) 約21cm 4,400円
★アルカイク(プレーン) 2,500円
ラ・パンセ(プレーン) 21cm 3,500円 ※取り寄せなので、これに宅配代+手数料1,000円が加わります。
マリアージュ ドゥ ファリーヌ(プレーン) 28cm  4,200円
★アカシエ(プレーン) 18cm  2700円
パリセヴェイユ(プレーン) 18cm2500円
イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ(杏とピスタチオ) 18cm 2,310円
ル・ポミエ(抹茶) 18cm  3,150円.・・・1週間前までに要予約
☆エーグル・ドゥース(ショコラ) 2800円
☆ミラベル (南仏タイプのブリオッシュ生地) 約16〜18cm 1,500円
詳細は後日
Sweet Cafe
に掲載しますが、個人的にかなり好みだったのが
京都のラ・パンセ、パリセヴェイユ、エーグルドゥース。

ラ・パンセは京都のお菓子教室ですが、こちらの主宰者のかたはガレット・デ・ロワのコンテストで2回も優勝した(スーチアン部門)という素晴らしい実績をお持ちの方です。
サクサクとした薄いパイの中に軽やかでアーモンドの風味豊かなダマンドが。う〜んおいしいっ!これは毎年食べたい味だわ。表面の模様も繊細で美しい!

パリセヴェイユのガレットは周囲の友人達も皆おいしいという人気のガレット。
パイの層や表面の模様などはパリセヴェイユらしい端正な形。
中のダマンドが瑞々しくふわ〜っとしているのが特徴。フィユタージュに塩気がきいていて全体のバランスがとてもよく感じられました。

エーグル・ドゥースは昨年オレンジタイプを頂きましたが今年はショコラタイプがでるということで楽しみにしてました。ショコラタイプって作っているところが結構少ないんですよね。
ほろ苦くはらはらと崩れるショコラのフィユタージュに蒸しショコラのようなしっとりしたダマンドショコラが。こちらもビター感が強く、クールな男性の様なガレットです。

ガレット・デ・ロワは、参加者の中で最年少の子が切り分けて配るのが昔からの習わしだそう。
切り分けるのは私が担当しましたが、ガレットをどうやって配分するかは参加した友人の息子さん(小学生)にお願いしました。教材の付録についていたというルーレットを持ってきてくれて、それで上手い具合に食べる順序を決めてくれました。(どうもありがとう〜!!)

ガレットといえば中に入っているフェーブ。
フェーブについては次回のレポで・・・続く。

.............

最近あたまの中は「のだめ」な感じ。
皆さんもよくご存知ののだめカンタービレです。すんごく楽しいクラシック漫画で実はうちには全巻そろってマス。たまにエルメのマカロンとかスイーツなものも登場したりしてますよ。
ひさしぶりにはまった漫画で実は音楽CDも持ってたりしますっ。

正月スペシャル面白かったですね^^
1/2の再放送を一部しか見れなかったのが残念…誰が録画してないですか?

そしてのだめのゲームソフトがwii からでるようですが、う〜ん。これはどうなんだろう?
面白いのかナァ…?ちょっと気になりました。

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1/6はエピファニー

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今日は1/6。
フランスでは1/6を「エピファニー」といい、キリストの誕生を知った東方の三博士がキリストを訪れた事を祝うおめでたい日です。
そしてお祝い事にはやっぱりお菓子が欠かせないのがさすがフランスですよね。

エピファニーの日に家族や友人と集まって食べるお菓子が「ガレット・デ・ロワ」です。
フィユタージュ(パイ生地)を大きなガレット状(円形)にのばし、間にクレームダマンド(アーモンドクリーム)をサンドしたものです。

とてもシンプルですが、バター、アーモンドをたっぷりつかっているので味わいはリッチ&カロリーも高い…お菓子です。

そして、やっぱり気になるのはこのお菓子に入っている陶器製のフェーブ!
フェーブがあたるとやっぱり幸せな気持ちになります。


昨年は友人10人と11台のガレットデロワを頂きました。

その際にはどうにかかろうじてフェーブ1個を当てました〜。

このお菓子を食べるときは、食べる楽しさはもちろん、フェーブが入ってるかなぁ?とドキドキするのも1つの楽しみですよね☆

今年も友人と集まり10台を頂く予定なので、是非フェーブを当てたいっ!!

写真は、サイドカーにパンをつんだかっこいいお兄さんのフェーブです。
素敵ですよね。やっぱりフェーブは魅力的!

本日行う予定ののガレット会レポは今夜〜明日アップしますっ。

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パレドオールのボンボンショコラ

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明けましておめでとうございます!
アッという間に年が明け2008年ですね。ということは平成20年で、平成元年生まれの子達はもう成人を迎えるんですね〜っ。昭和生まれの私にはちょっとビックリですよっ。
そのうち平成生まれの子達とスイーツを囲む機会もでてくるんだろうなぁ…。

そんな前置きはさておき、今年スイーツはじめは、東京の新丸ビルで年末に購入したパレドオールのボンボンショコラでした!
スイートとミルク系をバランスよくセレクトしたつもりですが、やっぱり自分好みのキャラメルサレ、蜂蜜、キルシュ、キャフェ等の味を選んじゃいます。

最近年末あたりからかな?ミルク系のチョコのおいしさに目覚めました。
今まではどちらかというとスイート派で、ビター感の強いショコラが好きだったんですが、ミルクの優しくてまろやかな甘さもおいしい!と感じる様になりました。
それはちょっと自分でも嬉しい変化です。

食べ物の嗜好って年齢や今までの経験等で変わってきますが、自分が好きな味が増えることで楽しみも増えていきますものね〜。

パレドオールのショコラですが、全てガナッシュタイプで見た目よりも一粒一粒食べ応えがありました。ガナッシュはしっかりと乳化したなめらかな状態で周囲は薄めのコーティング。
わりとどの味も強すぎずショコラ初心者でもすんなり入っていけるような印象を受けました。
この中で個人的に好きなのは懐かしい甘さを感じたキャラメルショコラでした。

もうすぐバレンタイン(世間一般ではまだまだという感はあると思いますが。。)なので、いつも以上にショコラに注目している今日この頃です。1月後半には毎年大盛況のサロンドショコラ(新宿伊勢丹で開催)も控えていますしね!きっと今年も素敵なショコラティエ達が来日してくださるかと思うととても楽しみです。

とは言ったものの、今年は国内のショコラに重点をおいて味わってみたいと思っています。
ここ数年で国内のショコラ専門店はかなり増えてきましたし、いろんなタイプのショコラ(素材としての)も使われるようになり多種多様なショコラが登場してきていますよね。

私のお菓子への重視ポイントは「鮮度」がかなり大きなウェイトを占めているんです。ショコラ(特にガナッシュ系等は)も鮮度によって味が左右されやすいお菓子の1つです。そういう意味では海外より国内のショコラの方が鮮度がいいですよね。(まぁ、国内でも鮮度の悪いショコラはあるんでしょうが…。)

でも鮮度を大切にして作っている職人さん達も多いハズ!
そんなお店のショコラを今年は探し求めたいなと思っています。


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