« ケーク大会 -ア・ポワン- | トップページ | 12月お菓子教室 フォレノワール »

バニラキッフェル4種

今年は、私にとってウィーン菓子がぐっと身近になった一年でした。
まずは今年行ったウィーン菓子試食会
試食会を開くにあたって、ウィーン菓子やオーストリアの歴史、特にハプスブルク家の歴史について調べました。そうすると今まで全く知らなかったことがわんさかでてきて、ものすごく新鮮&興味深い内容だったのです。

その後日本オーストリア食文化協会主催の菓子講習会やイベントなどに参加する事もありました。そこでは、日本ではなかなか出会う機会がないデザートを食べたり、シェフの修業時代のお話を伺ったり…。とこちらもとても貴重な体験でした。
*ノインシュプラーデン指旗シェフの講習会


そうやって、ある程度ウィーン菓子の歴史や特徴などが分かってきてからは、ウィーン菓子に対する興味や意識が強くなってきたような気がします。

…と前置きが長くなりましたが、最近ウィーン菓子を食べる機会も多くなりました。
そんなウィーン菓子の中で私が好きな焼き菓子バニラキッフェルがあります。
Photo

先月のお菓子教室でも作ったのですが、他にも3種類のバニラキッフェルが偶然にも同時期にそろったので一緒に撮影してみました。

同じ名前のお菓子でも、みんな形も大きさも色も違いますね〜。

★左上 コンディトライ ノイエス 小さくてヘーゼルナッツの皮がぽちぽちみえますね。色が付くまで焼いていて、ナッツの香ばしさが感じられます。

★右上 私作。この中で一番大きくてぽってり(というかぽっちゃり?)しています。
焼き色はひかえめで白っぽいです。もろく軽い食感

★左下 友人のjucyberryさん作。中央がふっくらして両端は鋭角な三日月型。サクッとした食感でもろくはない。甘さ控えめで優しい味。

★右下 バイツェン ナガノ くの字のような緩めのカーブ。ややしっかりめの食感。粉のおいしさがある。

こうやって比べてみると面白いですね。
バニラキッフェル他店のものもまた食べてみたいな〜。


|

« ケーク大会 -ア・ポワン- | トップページ | 12月お菓子教室 フォレノワール »

オーストリア菓子」カテゴリの記事

コメント

食べ比べてみると本当同じお菓子なのに全然別物ですよね!
面白い!!
お菓子の奥深さを知りました。

投稿: jucyberry | 2007年12月 3日 (月) 09時48分

jucyberryさん>
この間はどうもです!
こうやって並べてみると一層違いが感じられますね〜。
お菓子にもその人らしさが出ているのか?私の作ったのはふっくらしているわ…。

投稿: masa | 2007年12月 3日 (月) 20時30分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: バニラキッフェル4種:

« ケーク大会 -ア・ポワン- | トップページ | 12月お菓子教室 フォレノワール »