ケーク大会 -スリジェ-
最近多くのコンテストで実力を発揮しているスリジェの和泉シェフ。
今年のモバックショウやサロンドショコラでもダイナミックな作品を拝見する機会がありました。
実は同じ製菓学校の卒業生なんです。和泉シェフは大大大先輩ですね〜。
スリジェは以前の原シェフの頃、すごく繊細なお菓子が並んでいた記憶がありますが、和泉シェフのお菓子は色気があってダイナミックな印象を受けます。
スリジェのケークは和泉シェフの個性が表れていました。
今回はケークルージュとガトーダルザスの2品。
最近では小さめのケークが流行っている中スリジェのケークは結構大きく迫力がありました。
見た目もかなりインパクトがあって、とくにケークルージュは赤みがかった濃い黒色をしていて、表面にはルージュのグラスがかかっています。
断面をみるともっとびっくりしますが、カシスの果汁感あるパートがねり混まれています。そしてマロンの刻んだものが入っています。カシスとマロンのマリアージュケークですね!
甘酸っぱくフルーティーなカシスをケークにするのは、なかなか難しいと思いますがきっと試行錯誤して作り上げたものなんでしょうね。
そしてガトーダルザスは、見て分かるようにドライフルーツとナッツをたっぷり使ったリッチなケークです。
プルーン、アプリコット、フィグ、オレンジを表面にも、そして生地にもたっぷりと使っています。
生地にはヘーゼルナッツが入っているので香ばしくコクがあります。
底にはバターたっぷりのサブレ生地を敷いてあり、これがサクサクっとしていてとてもおいしい!
ケーク+サブレって、実は結構好きです。
以前食べたミディ・アプレミディのリンツァートルテがそうでした。
ちょっと手が混みますが、食感や味わいの変化を楽しめますよね。
スリジェのケークは初めて食べたのですが、個性ある2品から和泉さんのエネルギーを感じたような気がします。久々に生菓子も食べたくなりました。
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