バニラキッフェル試作その1
昨日バニラキッフェルの生地を仕込み、本日焼いてみました。
バニラキッフェルは代表的なオーストリアのお菓子です。東京・神奈川付近ではトシ・ヨロイヅカやヴァイツェンナガノ、リリエンベルグ、ナッシュカッツェ等にあったと思いますが、やっぱりオーストリア菓子のお店で多く見られますね。
私は初めて食べたバニラキッフェルは製菓学校で作った物かなぁ…?もしかしたらそれ以前にも食べていたのかもしれませんが、意識して食べたのは学生時代でした。学校では絞り出すタイプのものでスパイスがちょっと入っていてとてもおいしかったんです。バニラキッフェルではなくギプフェリーと呼んでいたかなぁ?
その後は修行していたお店でも作っていたのでよく食べてましたが、アーモンドの香りとさくさくっとした軽い歯ごたえ甘さ控えめのこのお菓子が大好きです。
今回も修業時代のレシピを参考に試作してみました。
ただ、仕込む量が全然違うし以前は機械で仕込んでいたので、いまいち勘がつかめない。
ある程度バターに空気を含ませるんですが、どの程度含ませるのか…。
やはり、お店で作るのと家庭でつくるのはかなり要領がちがうので、何度かトライしてみないといけないですね。
バニラキッフェルは、生地を棒状にして馬蹄形に整えますが今回はゆるいカーブで作ってみました。
このカーブ具合お店によって違いますよね〜。リリエンベルグはゆるいカーブだったような。次回はもうすこし急カーブでも作ってみたいと思います。
天板の上に敷いたのはクッキングペーパーとアルミホイル。クッキングペーパーは便利なものなんですが、滑りがよすぎて生地によっては伸びてしまうことがあります。
試して焼いてみたところやっぱりクッキングペーパーで焼いたものは若干焼き伸びして生地が薄くなってしまいました。アルミホイルの上で焼いた方がいいみたい。(もしくはシルパットとか、直接天板の上とか)
生地自体が甘さ控えめなので、たっぷり粉糖をかけても甘くないです。
このお菓子はアーモンドとあま〜いバニラの香りが魅力ですよね!
今回はバニラシュガーを少量入れています。バニラビーンズをいれたらもっと香るかしら…。
味はおいしかったけど、もうすこし軽くさくっとした食感にしたいので、次回は粉の一部をコーンスターチに変えて再度トライ予定です。
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