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粉引き小屋の粉でガトー・バスク

4フランスから帰国してちょうど1週間です。しばらく時差ボケと疲れの影響かしゃきっとしない日々が続きましたが、ようやく復活してきました。(やっぱ体力不足なのかしら…?まだ年のせいにはしたくないっ!)

バスクには、石臼で粉をひいている小屋がありす。
以前モバックショウで丸山シェフがガトーバスクのデモをされた際に、粉引き小屋の話や写真を見せて下さったので、行く前から「あ!あそこかな?」と想像していました。

実際訪れてみると、緑の中にかわいらしい建物が。まるで絵本や物語の中に出てきそうなほのぼのした雰囲気です。

ここでは、小麦粉とトウモロコシの粉を石臼で挽いています。そしてその粉を使ったパンやお菓子も販売しているのです。ここでたべたガトー・バスクは本当に素朴で香ばしい粉の味わいがおいしかったです!
私の中でのガトー・バスクNO.1でした!(これはそのうちサイトで紹介しますね。)

ここの粉が欲しいなぁ…。と思っていたら添乗員の方がお店の方に「粉も販売しているの?」聞いて下さいました。そうしたら「あります。」とのこと。いや〜聞いてみるもんですね。

1キロ単位での販売だったので、荷物が重くなるからちょっと迷いながら(最近スーツケースの重量制限が厳しいらしい。)せっかくだったので買ってきました!

その粉を使って、今日早速ガトー・バスクを焼いてみました。
ガトー・バスクを焼くのは、先月のお菓子教室以来。

今回は、バスクに住む日本人女性マテスク里佐さんの著書「甘い香りの幸せデザート」に紹介されていたレシピを参考にしました。
この本に紹介されているのは、カスタードクリームでもさくらんぼジャムでもなく、いちじくとくるみが入ったガトー・バスクです。
もともと、バスクでは旬のフルーツをつかってフィリングに利用していたようで、いちじくの季節にはいちじくのガトー・バスクを作ることもあるんだそうです。(ガトー・バスク博物館のシェフによると。)

2生地を仕込んで数時間ねかせ、2分割して生地を丸くのします。マンケ型に生地→フィリング→生地の順に重ねて焼成しました。
いつもは、けっこうきっちりとお菓子を作ってしまいがちの私ですが、やっぱり地方菓子なので豪快にというかざっくばらんに作ってみよう!とトライしてみました。(でも型にいれるお菓子なのでそれなりに仕上がってくれますね^^)

※下に敷いているのはリネンバスクとよばれるもの。いろんな色や素材の布があり、とても素敵でした!もっともっと買っておけばよかった…と今になって思いますーー。


Photo断面はこんな感じです。
食べてみると…。
外側がもう少しさっくりしていたらなぁとか、いちじくをワインで煮たらよかったなぁ…。などといろいろと思うところもあり、やっぱりガトー・バスクは1日にしてならず。と感じました。


お菓子教室で作ったガトー・バスクも大好きな配合ですが、こちらはリッチな味わい。
今度は、粉引き小屋で食べたガトー・バスクのように素朴な味わいのガトーバスクを目指して再度トライしてみたいと思います。

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コメント

ほんと、おとぎの国みたいなかわいい小屋ですね♪
no1ガトーバスクも、ma saさんが焼いたバスクも気になります~

投稿: | 2007年9月 4日 (火) 23時35分

ガトーバスクさっそく作ったんですね!
私は、さくらんぼのジャムはスタンバイしてるのに、まだ手をつけていません・・。
ホームページのバスクの旅行記も見ました。何かまた旅が始まったみたいな気分になって、わくわくしながら読んでしまいました(笑)。それにしても、写真とか地図とか、とても詳しく載せられていて、masaさんはすごいっ!と思いました。続きも楽しみにしてますね!

投稿: tokotoko | 2007年9月 5日 (水) 21時35分

?さん>
フランスの田舎は、ほんとにかわいらしい民家や町の風景が当たり前に存在しています。そこに自分がいるのがなんだか不思議な感じでした。
私が焼いたガトー・バスクは…。まだまだ改良の余地ありですっ。修行が必要です。。
でも、本来の地方菓子はそんなに気負って作る物じゃ無いんでしょうね。

tokotokoさん>
こんにちは!
バスクツアーの際はいろいろとお世話になりました^^

ツアーのいいところは、いろんな場所につれていってくれることですが、それに甘えてると自分が行った場所の位置関係がいまいち分からないので地図を作ってみました。帰国してからバスクの復習してる感じですね〜。
そうそう、帰国後「わたしとバスク」も購入し再度読んでいる最中ですよ。これ読むと、スペインバスクにも行ってみたくなりますね。

投稿: masa | 2007年9月 6日 (木) 00時14分

?さん=わしくまでしたっ。。
ごめんなさい、書き忘れましたー
バスク、行って見たいなあ。せっかくだからフランスから入ってスペインから抜ける、とかもしてみたいです。

投稿: わしくま | 2007年9月 6日 (木) 22時06分

わー♪バスク~☆知っているようで遠い国・・。
バスクリネン、素敵、素敵!!
私も昔パリで買ったことがありますけど、あれ以来出会えてないです★
レポのつづき、楽しみにしてますね~(^o^)

投稿: masako | 2007年9月 6日 (木) 22時59分

わしくまさん>
そうそう、ぜひスペイン側にもいきたいわぁ。
雰囲気もちょっと違うんだろうなー。
スペイン側は、ちょっと治安の問題がどうなんだろう…?とは心配ですが、聞くところによると都市部よりもぜんぜん平和らしいです。

masakoさん>
パリではどんなリネンがありましたか〜?
バスクのリネンって、もしや日本でもどっかで販売されているかも…?と思いましたが、ネット販売はあっても店舗販売しているお店はまだ見つからず。
意外に入手しづらい品物なのかしら。
いっぱい買っておけばよかったわ〜。

投稿: masa | 2007年9月 8日 (土) 02時17分

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