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2007年8月

バスクから帰ってきました。

Photo_6本日、フランスから帰国しました。
バスク6泊、パリ2泊の旅でしたが、アッという間に過ぎ去ったような気がします。

「バスクってどんなところ?」
と聞かれても一口では説明できないのですが、とてものんびりとのどかな地域でした。
海にも接しているし、山も多い土地なので、たくさんの自然そしておいしい食べ物に出会えました。

写真は、山バスクの羊たち。
この辺りでは、羊のチーズづくりが盛んです。
(これは個人的にはバスクの中でも大好きな風景。)

Photo_3それから、様々なガトーバスクにも出会えることができました!
見た目は似たり寄ったりですが、やっぱりお店によって微妙に違うんですよね〜。
バスクのパティスリーには必ずといっていいほど、当たり前にガトー・バスクを置いてあります。
そういう風景をみるだけでもとても心がワクワクしてしまいました。

これからバスク地方に行かれる方、行ってみたい方のため、そして自分の旅の整理として少しずつサイトに旅行記をアップしていく予定です!
すこしでもバスクの雰囲気を伝えられるよう、忘れないうちにまとめていきますね^^

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明日からバスク!

この夏遠方にでかけず東京近郊をうろうろしていただけの私ですが、なんと明日からフランスに行って来ます〜!

お菓子研究家大森由紀子さんのツアーに参加したんです。
このツアーはお菓子をメインにして文化や食、人とのふれあいを満喫できる内容です。
毎年、フランスの各地方を巡っています。
去年はブルターニュでしたね。その前はアルザス。(アルザス行きたかったなぁ!)

私は初めての参加なのですが、とても楽しみにしています。
今年の行き先は、バスク地方!

フランスとスペインの国境付近の地域です。
フランスバスクとスペインバスクと有りますが、今回はフランスバスク3県をじっくりと巡るそうです。

バスクといえば、バスク豚、エスプレット(唐辛子)、ガトー・バスク、チョコレート、チェリーなど目がハートになる様な食べ物が有名です!(食い意地はってるので、食べ物ばっかりね…。)

食べ物以外では、個人的にはリネンがとても気になっています。丈夫で使いやすいリネンが有名だそうです。
布好きの私にははずせません〜。

最後の日にはパリにも泊まります。
ただ、8月という時期なので、パティスリーもお休みのところが多いかも!?
なので、あまり欲張らずにゆっくりとたのしんでこようと思います^^

それでは〜。


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ガレット講習会 ガレット・デ・ロワ

Photo_4

ガレット講習会の最後の記事です。

この講習会では、フランスの伝統菓子を紹介していますが、必ず「ガレット・デ・ロワ」を毎回紹介することになっています。

いつもは、会長の島田シェフが担当するのですが、今回はお休みでしたので西野シェフが担当しました。

ガレット・デ・ロワは、エピファニー(公現祭の日)を祝ってフランス全土で食べられるお菓子です。


エピファニーはキリストの誕生を知った東方の三博士がキリストを訪れた事を祝う日です。
フランスでは年が明けると、ケーキ屋やパン屋には数多くのガレットが並び、人々は新年をガレット・デ・ロワを囲んでお祝いします。

私も、今年は友人達と数台のガレット・デ・ロワをいただきましたが、シンプルな構成なだけに、お店の個性がでるなぁと実感しました。

パイの仕込み方から、焼き加減、厚み、クレームダマンドの味わい等々、食べ比べてみるといろんな発見があって面白いですね。

そして何よりも、中に入っているフェーブを当てられるかどうか?がどきどきワクワクで、楽しいイベント性があるのも面白いです。

Photo_6

さて、西野シェフの作るガレット・デ・ロワは、しっかりと焼きこまれたクラシカルなタイプでした。パイは香ばしく、しっかりと中まで火が入っています。そしてダマンドとパイの間にほとんど空間がありません。

Photo_3

このお菓子は、結構作るのに手間がかかるのですが、やはり一つ一つの工程を丁寧に行うことで、仕上がりにかなり差が出てきます。

Photo_5

私は作ったことがないのですが、(やっぱりフィユタージュを自宅で仕込むにはいろいろと課題があるので)特に最後の模様を入れるのが、バランスや力加減が難しいんだろうなぁ。と思います。

それを、すっすっと、簡単に行っているシェフたちはやっぱりすごいな。といつも見とれています。

今回のガレット・デ・ロワの講習会は、藤森シェフや島田シェフがお休みだったので、ちょっとさびしいかな?と思いましたが、それでもとても楽しく充実した内容でした。

また来年にも参加したいです!

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ガレット講習会 ショー・モンテ

Photo_2

ガレット講習会で、今回唯一都内パティスリーのシェフだった西野シェフ。(でも昔関西に住んでいたことがあったそうです。)
焼き菓子がおいしいと定評のあるメゾン・ド・プティ・フールのオーナーシェフです。

シェフが作るのは、今回はショー・モンテとガレット・デ・ロワの2品です。
まずは、ショーモンテの紹介をしますね。

ショーモンテというお菓子は私自身、今まで聞いたこともありませんでした。
フランス地方菓子には、まだまだ知られていないお菓子があるんですね〜。

西野シェフは、最近フランスに行き、ピティヴィエやバスクをまわったそうです。
そのバスクで、「ショー・モンテ」というお菓子に出会い、感動を覚えて今回作ることにしたそうです。
(ビアリッツやなんとかという(聞き取れなかったです。。)ところで見かけたとのこと。)

Photo_2

このお菓子、とても地方菓子らしくしっかりと甘くてややヘヴィーなものです。
Photo ノワゼット入りのメレンゲで、バタークリームをサンドし周囲にはケーキクラムをまぶしたお菓子なんです。

Photo_3

断面はこんな感じです。西野シェフはバタークリームが軽やかになるようイタリアンメレンゲやオレンジのお酒を加えていました。更にメレンゲの中心までしっかり焼いているので、さくっとした香ばしい仕上がりになっていました。

メレンゲで生クリームをサンドしたムラング・シャンティーというお菓子がありますが、これのバタークリーム版を想像してもらえると、分かりやすいでしょうか?

バタークリームは常温に戻してたべるとおいしい場合が多いですが、このお菓子については冷えていた方が美味しいみたいです。

今回は、一度冷凍にかけたものを若干解凍して食べましたが、ひんやり冷たくてふわっとしたクリームがとてもおいしかっったですよ!

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2007夏 持ち寄り会

しばらく、暑い日が続きますね。
こんな日は、海や山にいくのもいいなぁ…と思う今日この頃です。

2暑い時期には食欲がなくなる人もいっぱいいると思いますが、『そんなの関係ない!』という食欲旺盛な?お友達数人と持ち寄り会を開きました。

この真夏に集まってもらうのもちょっと大変かと思いましたが、(更に買い出しに行くのはもっと大変ですよね…。)皆さん快く来て下さいました。

持ち寄り会は、みんな各自好きなお菓子・気になるお菓子をセレクトしても、皆で楽しくたべよう〜!という主旨の会です。

ついでに、ランチも一緒に食べるためにお昼から開始しました。
(たまに、スイーツだけでも生活できる人達もいたりしますが…。でも私は食事もちゃんととった方がいいかな。というタイプなので)

ランチには、パン、サラダ、チーズ、スープ、パテ等を頂きました^^

Photoパンは徳太朗のバゲットとルヴァン、あとドライフルーツの入ったパンを買ってきてもらいました。
私の近所にはこういうパン屋さんが全くないので、久々においしいパンを食べたわ〜。と感激。


Photo_4それから先日リリエンベルグで日向夏のクグロフ(イーストタイプ)を発見!日向夏とオレンジのピールが入っています。
リッチな甘さで、柑橘系の爽やかさがおいしいクグロフでしたよ。


Photo_2そのパンにチーズや、赤ピーマンのパテを塗り頂きました。(友人差し入れ)味をどう表現していいのか難しいですが、とてもおいしい!ワインにとってもあいそう〜。

Photo_3それから、こちらもお友達が差し入れてくれたフェルベールさんのグリオット。(コンフィチュールじゃないです)
これ、とても爽やかでおいしい!
爽やかな酸味と胡椒の辛みがすこし効いています。

アルザスのグリオット…。
フェルベールさんのコンフィチュールで一番好きなのがグリオットなんです。
いつかアルザスに行って食べてみたいな。

サラダは、夏らしいものを2種類作りました。

ひとつは、和風テイストなサラダで、キャベツ、青ジソ、ミョウガ、ささみ、カイワレをあわせたもの。

もうひとつは家でつくるのは初めてのニース風サラダ。じゃがいも、インゲン、きゅうり、トマト、卵、アンチョビを使いました。
これ、けっこうおいしい^^初めてつくったけどなんとなくニース風な気分になれます。
簡単なのでまた作ろう〜。

ランチ終了後、メインのスイーツタイムです。
今回はかなり個性的なスイーツ揃いで、とても楽しめた&刺激になりました。
.......................................

詳細は次回へ続きます。
(その前にガレット講習会の最後のレポをアップします〜)


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紅茶グマさんのお菓子&パリ紀行

今日もとっても暑いですね!皆さんお疲れ様です。夏ばてに気をつけて下さいね(*゚ー゚)v

さて、しばらくガレット講習会のレポートが続きましたが、ちょっと休憩して今日は、私がいつもお世話になっている紅茶グマさんのご紹介をしたいと思います。

「紅茶グマ?」

初めて聞いた方は、何々?紅茶が好きなクマさん?
などと想像してしまうかもしれませんが、正しくは「紅茶グマ焼き菓子工房」です。

紅茶グマさんの店主みどりさんの存在を知ったのは、数年前カフェスイーツでお店の紹介を拝見したのがきっかけでした。その後、紅茶グマさんのサイトを拝見しました。そこには開業までのエピソードが紹介されていて、当時独立を考えていた私は食い入るように読み込んでました^^

そうしていくうちに、いつの間にかみどりさんのほんわかした雰囲気が大好きになってました。
その後みどりさんとお知り合いになり、たまに連絡のやり取りをしたり、お菓子を取り寄せたりしています。
お菓子のお取り寄せは季節のヴァリエテとして、期間限定で販売されています。
ちょうど今日から夏のヴァリエテが開始されました。

今回のヴァリエテはスパイシー・ショコラや塩味のフィナンシェなど、ちょっと珍しくそして食べてみたいなぁと思うお菓子が揃っています。
私も早速注文しました^^
届くのが楽しみです♪
ちょっと気になるな〜、という方は是非一度お取り寄せしてみて下さいね。

そんな紅茶グマの店主みどりさんは、以前旦那様とフランスに住んでいたことがあります。
その後も何度かフランスに旅行に行ってらっしゃるようですが、つい今年の1月にも旦那様とパリへ向かいました。

そのパリ旅行で旦那様とみどりさんお二人がパリについて感じたこと、自分たちの想いなどを記したコラムが完成しました。

その名も、「紅茶グマ的移動祝祭日」です。このコラムを読むと、移動祝祭日の意味が分かりますよ^^

そのコラムの中からちょっと写真を拝借して一部紹介しますね。
Mongeフランスにいくとしたらどこにいきたい?と聞かれれば必ず「マルシェ!」という選択肢は上がるでしょうね〜。色とりどりの野菜やフルーツ、そして色んな種類のチーズやパンが並んだマルシェは、食べることが好きな人なら絶対一度は行ってみたいですよね。
写真はモンジュ広場のマルシェです。

Chouxそのマルシェでであったちりめんキャベツをみどりさんがロールキャベツに!
この写真みて、おお!と止まってしまいました。
マルシェで買った食材を宿泊先で調理するのってとてもいいですね。その上、こんなおいしそうなロールキャベツ、そしてバゲットやサラダ、ワインがあれば、星付きレストランよりもこの上ないおいしさだろうな。
このちりめんキャベツ初めてみました。いま輸入食材はどんどん増えてきていますが、まだまだ見たことのない野菜やフルーツがフランスにはたくさん有るのでしょうね!


Bistrotそしてお二人が揃って好きなのがビストロ。特に華やかでもなく、凝った料理が出てくるわけでもないが、フランスの日常を感じられる空間がいいのだとか。
このあたり、お二人の考えがすごく似通っているのも読み比べてみると面白いですよ。(コラムはお二人それぞれがかいているのです。)

こんな風に、お二人で色んな角度からフランス、そしてパリへの想いを記しています。
パリに住んでいたお二人だからこそ、の想いがぎゅぎゅっと詰まったコラムです。
(きっと、若い頃にパリに住んでいた方には共感できる部分が多いんだろうな。)

ずっと日本に住んでいる私には全てを共感しきれないのですが、国内であっても青春時代を過ごした土地や一緒に過ごした人たちはやっぱり「特別感」があります。全てがいいことばかりじゃなくても、「それでもいいじゃん」と思えるような愛着というのかな。。

それが、フランスで過ごしたということになると、その国の文化や食や民俗、学問、宗教等々…。日本とは大きく異なる価値観に出会いながら、感動や失望など大きな感情の揺れを伴ってより一層特別なものになるのかな。

「紅茶グマ的移動祝祭日」興味のある方は是非ご覧になって下さいね(^o^)

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ガレット講習会 ガレット・フラマンド

Photo_5林シェフは奈良県のパティスリー「ガトー・ド・ボワのオーナーシェフです。
いつもにこやかな表情の林シェフですが、この日はいつもに増して楽しそうな笑顔を浮かべてました^^

そんな林シェフは、ガレット・フラマンドというちょっと聞き慣れない名前の地方菓子を担当されました。フラマンドというのは、フランドル地方(ベルギー・オランダ・ルクセンブルグ・北フランスの一部)のことを指します。その地方でよく見られるお菓子なのですが、面白いことに南仏の地方菓子オレンジのガレットにそっくりです。…というかほとんど同じに近いかな?

きっとルーツは同じお菓子なんでしょうね。それが伝わって他の地でも好まれて定着したお菓子なのかもしれません。

このお菓子は、シュクレ生地を土台に、フルーツのジャムを絞ってその上にダックワーズのようなメレンゲ生地を絞って焼きあげます。とても素朴なお菓子なので、シェフならではのアレンジも有りました。

Photoまずシュクレ生地を丸く抜き、残りのシュクレ生地でそ堤防の様に縁取りをつけます。
そして、アプリコットとフランボワーズのジャムを絞りいれ、様々なドライフルーツを散らします。
その上に、メレンゲ生地を絞りしっかり粉糖をかけて焼きあげます。

Photo_3仕上げには、オレンジやチェリーを飾って、素朴でかわいらしいお菓子に仕上がります。

Photo_4このフルーツタイプをアレンジして、ヘーゼルナッツとチョコレート、キャラメルで仕上げたガレットも作って下さいました。
地方菓子はもともとバター、粉、砂糖がベースなので、いろんな風にアレンジしやすいですよね。
(元来の地方菓子のことを知った上でアレンジすることが大前提でしょうが)

味は、想像したとおりの味でしたよ。
シュクレとソフトなダックワーズを一緒に食べている感じかな。
そこに酸味のあるフルーツの味がアクセントになっています。

Photo_2個人的には、縁取りしたシュクレ生地を成形しているところが、「どうやって成形してるのかなぁ?」ととても気になりました。これは近くで見なくてはわからないわ。と思い、かなり作業台の近くに移動して見て来ました。
「う〜ん。なるほど。こうやって作っているのね。」となんとなく分かったような…。
でも実際自分で作ろうとすると「あれ?こんなんだっけ?」となることは間違えないんだろうなぁ。


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ガレット講習会 サヴァラン

クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワの会長は島田シェフですが、副会長は?といえばオ・グルニエ・ドールの西原シェフです。

Photo西原シェフはいつも穏やかな表情で、お菓子作りのポイントを丁寧に教えて下さいます。

お菓子作りのなぜ?に対してご自身が研究熱心なのだと思います。だから、他の人に教える時にも「どうしてこういう作業をするのか?」「この器具をつかう理由は…」など、事細かに説明して下さいます。

そんな西原シェフが担当したのはサヴァランです。
サヴァランといえば昔から日本でも親しまれているお菓子の1つですがアルコールが効いているために敬遠されやすいお菓子でもありますよね。
私自身もおそらく子供の頃だったら嫌いなお菓子の部類に入っていたかもしれません。いまは大人になって程良くアルコールがきいたお菓子も好きになりました。
最近ではいろんなタイプのサヴァランがあるので、かなり気に留めて見かけたときには食べてみることにしてます。(今日はヴィロンのサヴァランを食べました^^)

サヴァランはもともと「ババ」というお菓子が発展したものです。
フランスロレーヌ地方のスタニオラニス・レクチンスキー公がぱさついたクグロフにお酒をふりかけて食べたらとてもおいしかったことから誕生したのがババです。

ババという名前はスタニオラニス・レクチンスキー公がお気に入りの「千夜一夜物語」の主人公アリババからとったものだとか。

その後ストーレーで修行していた職人がババをヒントにサヴァランを作り出したとのことです。ちなみにサヴァランも人名からとった名前です。(ブリア・サヴァランという美食家)

フランス菓子って結構人の名前に由来するものが多いですよね。タルト・タタンとかマドレーヌとか。
そういった由来を知るのもお菓子を知ることの楽しみですね^^

前置きが長くなりましたが、西原シェフの作るサヴァランは夏向けのタイプ。
ベーシックなサヴァランはラム酒を使いますが、西原シェフは夏にさっぱりと食べてもらいたいイメージでオレンジのお酒を使っていました。

Photo_2まずは、ブリオッシュ生地を仕込みエンゼル型に絞り込んで発酵させます。
その後しっかりと焼きます。(焼いた生地を最後にさわらせてもらえる機会がありましたが、かなり固い!!)

そしてシロップに漬け込む。とおもいきや、漬け込むというよりは「軽く煮立てる」感覚でシロップを吸わせます。
かなりの弱火で(大体90度くらいを保つ。)30分間煮ます。
沸騰させると生地が崩れてしまうので、ここの火加減は大切です。

その後お酒をふりかけ(今回はソミュールというオレンジのトリプルセックを使用。)ナパージュを塗ります。
飾りは生クリームやオレンジピールなどで仕上げます。

Photo_3「これはしっかり冷えていた方がおいしいよ」とのことで、試食がでた際にはすぐ食べました。
サヴァラン生地はかなりきめが細かいスポンジの様な生地で、しっかりとシロップを吸っていました。
シロップは糖度が低いのか?かなりさっぱり目に感じました。


Photo_4オレンジのお酒がとても爽やかで、後味がさっぱりしています。
「なるほど、たしかに夏のサヴァランだわ。」と誰もが思ったでしょうね!

確か、以前カフェスイーツでも西原シェフのサヴァランレシピが紹介されていましたがそれと同じかな?
今度確認してみよう〜。

講習会終了後、西原シェフは色んな方から声をかけれていました。
多くの方に慕われているシェフですが、誰に対しても本当に丁寧に対応していらっしゃいます。その人柄がお菓子にも優しく表れているのでしょうね!

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ガレット講習会 ガレット・ペルジェンヌ

ガレット・ペルジェンヌの担当は、ラ・ピエール・ブランシュの白岩シェフです。
白岩シェフというとどうしてもショコラのイメージが強いですが、伝統菓子にもとてもお詳しいようです。

白岩シェフは15年程前、フィリップさんというフランス人の方と一緒にお店をやっていたそうです。(初耳でした。)その当時の日本では、まだまだショコラの存在が薄かったためにお店が暇な時もあったそうです。

そんな時間をつかって、2人でフランスの郷土菓子を色々と作っていたとのこと。
今回のガレット・ペルジェンヌもそのお菓子の1つだそうです。(トゥルト・フロマージェも作ったらしいです。)

意外なエピソードでしたが、実際フランス菓子に慣れ親しんだフランスの方と作る郷土菓子っていいですね。
そのお菓子がもつエピソードやフランスでの思い出などを語りながらお二人で作っていたのかな。と思います。

このお菓子はガレットという言葉がつく通り、丸くて平たいお菓子です。
大森先生の解説では、「Perouges (ペルージュ)」はリヨンから車で40分ほど離れた丘の上にある街の地名で
現在も中世の趣をそのまま感じられる雰囲気だそうです。(三銃士の舞台としても有名な場所です。)
そこでは、大きな大きなガレットをおばさん達が売っているとのこと。
(その光景を想像しただけでもかわいいなぁ…と思えてしまいます。)

Photo生地は、ブリオッシュのようなたっぷりのバターとお砂糖が入ったリッチなタイプです。
この生地を大きくまるくのばして(直径30センチくらい)成形します。
型がなくてもできるところが、いいですよね。


Photo_2
成形したら、たっぷりのグラニュー糖とバター(角切り状)を振りかけてオーブンにいれます。
(左は、林シェフ。右が白岩シェフです。)


Photo_3見た目は「お砂糖のピザ!」

かなり薄めの生地にしっかりとバターと砂糖のおいしさが馴染んでいます。
生地に入っているレモンの皮がやさしい爽やかさを後押ししてくれて、これがまたおいしい。

Photo_4これにクレーム・エペスと季節のフルーツ(今回はアメリカンチェリー)を添えて頂きました。

このクレーム・エペスは高梨乳業さんで販売されている商品を使っていましたが、とても気に入りました!

サワークリームの部類に近いかもしれませんが、発酵食品なのでほのかな酸味があります。でもサワークリームほど強い酸味がなくやさしく爽やかな酸味です。
乳脂肪が30%なので程良くこくがあります。
そのまま朝食にフロマージュブランのようにして食べるのもよし、お料理のソースに使うのもよさそうです。

クレーム・エペスを添えたガレット・ペルジェンヌはとてもおいしくて、伝統菓子の素朴さをしみじみ感じられるお菓子でした。

今回の講習会の中では、いちばん手をつけやすい(型も入らないし、材料もシンプル。)お菓子だと思います。
手の込んだ美しいフランス菓子も魅力的ですが、こういった素朴な伝統菓子の良さを改めて感じたお菓子でした。

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ガレット講習会 トゥルト・フロマージェ

Photo_8まずは、当日最初にデモに取りかかったのは、アベニュー・ド・ラペの河島シェフです。
作るお菓子はトゥルト・フロマージェです。

ポワトゥー=シャラント地方でつくられているチーズケーキです。
チーズケーキといえば日本ではとても馴染みの深い定番ケーキの1つですよね。

大森先生によると、日本へチーズケーキを伝えたのはフランスでもアメリカでもなく、ドイツだそうです。
ドイツではクワルクというフレッシュチーズを使ったケーゼトルテというお菓子があります。
それが、日本へ伝わり浸透していったそうです。

フランスでのチーズは、お菓子に加工するというよりはワインと一緒に楽しむ素材という位置づけなのであまりチーズケーキは見られないようですが、一部の地方ではチーズを使ったお菓子が有るそうです。

そんなお菓子の1つがトゥルト・フロマージェです。
ポワトゥー=シャラント地方で飼育されている山羊のチーズ(シェーブルチーズ)を使うのが従来のやり方です。しかし戦後山羊の飼育が難しくなってきたため現在ではフロマージュブランを使うこともあるとか。

そして、このお菓子はパティスリーではなくチーズ専門店で販売されているそうです。フランスのチーズ屋さんにいったらチェックしてみて下さいね〜。

(日本では、神奈川県のパティスリー・パーク、愛知県のカルチェ・ラタンで販売されています。
どちらのお店も山羊のチーズを使っています。)

このお菓子は、ブリゼ生地にスフレ状のアパレイユを流して高温で焼くのがポイントです。
まずは、ブリゼ生地を仕込み、休ませてから型に敷き混みます。

アパレイユですが、今回配布されたレシピとは異なるもっとシンプルなレシピに急遽変更して仕込まれていました(理由はわかりません〜)

Photo_7仕込み方は、チーズをロボクープである程度なめらかにして、砂糖、卵黄を加えます。
ここにメレンゲを加えるだけ。
かなりシンプルな工程ですよね。

この時永井シェフがアシスタントをしていてメレンゲに砂糖を入れていましたが、河島シェフ的には今回はお砂糖を入れたくなかったらしく(軽く仕上げたいので)、2人で「入れるな〜」「いや、入れる!」と漫才のような押し問答になって、会場には笑いが。。

結局永井シェフの押しの強さでお砂糖をいれたメレンゲを使うことになりました^^

そうしてオーブンに入れようとすると、今度はオーブンの温度が下がっているというハプニングが!!

Photo_5やっぱり講習会では色んなハプニングが付き物ですね。
それでも、臨機応変に対応して立派に黒く焼き上がりました!


Photo_6全体的には、軽い食感のお菓子です。スフレチーズと言うよりはチーズスポンジに近い味わいかな…?
やはり表面の真っ黒焦げのほのかな苦みとシェーブル独特の香りが特徴的ですね。

頑張れば、家庭でもつくれそうですね。(250度で焼成するのでオーブンの力次第かな。)

とても元気で楽しく仕込みをして下さった河島シェフでした。
助手の女性を「ピーチ!」と呼んでいたのが印象的でした^^
(多分、名字に桃がつくから。)

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