« ウィーン菓子講習会4 | トップページ | スペイン産のガスパッチョ。 »

ベレ・バスク試作

今日は、ガトーバスクに続き、ベレバスクの試作です。

ベレ・バスクはバスク地方のお菓子です。ガトーバスクが日本では比較的メジャーなお菓子なのに対して、ベレ・バスクはかなりマイナーなお菓子です。未だに日本で見たことはありません。

Oomori私が見たことがあるのは、お菓子研究家の大森先生の著書「私のフランス地方菓子」や関連雑誌とフランスに住んでいた友人kimaちゃんのレポートでのみ。

バスク地方では、ベレー帽をかぶる習慣があるようで、そのベレー帽を模したのがベレ・バスク。

初めて本で見たときは、わ〜キュートなお菓子だなぁ…!というのが印象。
お菓子の周りにチョコスプレーをまぶしつけているのが、他のフランス菓子ではなかなか見ないですよね〜!

Photo_20大森先生のレシピを参考にしつつ自分でいろいろとアレンジしてみました!

プレーンのジェノワーズを、アーモンドとココアをつかったビスキュイショコラザマンドにし、チョコカスタードをオレンジ風味のチョコカスタードにしました。(グランマルニエ、オレンジコンパウンド、オレンジピールを入れました。)

何しろ、本場でも日本でも食べたことがないお菓子なので、どういうのが正統派なのか分からないのですが(本場でもいろんなタイプがあるらしいです。チョコのムースをサンドしていたり…とか。)

バスクはチョコレートがフランスに入った玄関口であることから、クリームもスポンジにもチョコを使いました。(正確にはスポンジにはココア、クリームにはカカオマスを使用。)
そして比較的南方にある地域なので柑橘類も相性がいいだろうと思いチョコレートと相性のよいオレンジを使用しました。

Dscf0001_3冷やしてたべてみると…。
想像していた以上においしい!

アーモンドのこくとチョコレートのほろ苦さ、オレンジの爽やかさがマッチしてます^^
チョコスプレーは若干チープな味わいですが…それもご愛敬!という感じ。

写真撮影しましたが、黒いお菓子を撮影するのは難しいですね。(夜撮ったので光量も足りてないのでちょっとピンぼけですね。)
なかなかべっぴんさんにとれませんでしたが、雰囲気は伝わるかしら?

|

« ウィーン菓子講習会4 | トップページ | スペイン産のガスパッチョ。 »

地方菓子お菓子教室」カテゴリの記事

コメント

私もこのお菓子は食べたことないわ・・・
でも、初めて作るのに、自分でこんなにアレンジしちゃうなんて
さすがmasaさん(*^^*)♪
断面もご披露してほしかったな~

投稿: ユキちゃん | 2007年7月 8日 (日) 16時53分

ね、このお菓子なかなか見かけないですよねー。
かなりマイナーな部類の地方菓子かも。
断面は後ほどあっぷしますね!

投稿: masa | 2007年7月 9日 (月) 22時53分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ベレ・バスク試作:

« ウィーン菓子講習会4 | トップページ | スペイン産のガスパッチョ。 »