ウィーン菓子講習会4
今回紹介するのはタルトパンプル(グレープフルーツのタルト)です。
これはウィーン菓子というわけではなく、これからの季節に作ってみては?というお菓子です。
タルトレット型にシュクレを敷き、レモン果汁入りのフランジパーヌ(ダマンドとパティシエールを合わせたもの)を絞って焼きます。
その上に、クレームパティシエールを塗り、さっぱりとしたグレープフルーツのムース(つるんとした軽い食感)を重ねるので割とボリューム感のあるお菓子です。
タルトに絞ったフランジパーヌが、レモンの爽やかな香りがきいていて気に入りました!
レアチーズやレモンムースを上に重ねて作ってもおいしそう〜。
グレープフルーツのムースの中には、グレープフルーツのジュレを絞り込んでいるので、ムースを切り分けるととろ〜っとでてくる仕組みになっています。こういう構成は、食感と味に変化があって楽しいですよね。
仕上げには、グレープフルーツや赤いフルーツを飾ります。
華やかですがさっぱりとした印象。
ムースは、生クリームが入っていますが、それ以上にグレープフルーツの果汁の量が多いので、かなりあっさりとして、食感としてはつるんっとしたパンナコッタに近いかな?
甘さしっかりめのウィーン菓子の合間にこういうさっぱりスイーツがでてくるとちょっとホッとしますね。
| 固定リンク
「菓子講習会」カテゴリの記事
- ルーツ貿易主催「焼き菓子勉強会」レポート 講師はシャンドワゾー村山太一シェフ!(2016.08.23)
- 菅又シェフ講習会 cotta主催(2016.06.13)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント